印鑑は記入前に押しておくのがおすすめ

捺印は「仕上げに押すもの」というイメージがありますが、履歴書への記入を始める前に印鑑を押しておくのがおすすめです。理由は、捺印のミスによって書き上げた履歴書を一から作り直すリスクを防ぐためです。
印鑑はずれ・にじみ・かすれ・欠けといった失敗が起きやすく、完成直前に失敗すると大きなタイムロスになります。記入前に複数枚の履歴書に捺印しておけば、失敗したものを事前に除いておくことができ、仕上がりの良いものだけを使えます。また、押した後に十分乾燥させる時間も確保できるため、ファイルなどに入れる際のこすれ汚れも防げます。
社会人になると印鑑を押す場面は増えていくため、きれいに押す練習をしておくこと自体は大切です。ただし就職活動中は失敗のリスクを最小限に抑えるため、この方法を活用しましょう。
賞罰欄の書き方

「賞」に記載する内容
賞罰欄の「賞」には、国・都道府県レベルの表彰や、公的な大会・コンペティションでの受賞・優勝歴を記載します。具体的には国民栄誉賞・文化勲章・国体での優勝などが該当します。社内表彰や学校内の表彰は記載不要です。
「罰」に記載する内容
「罰」に記載するのは、刑事上の罰のうち禁錮1年以上・懲役1年以上の実刑判決を受けた場合が基本的な目安です。不起訴処分となったもの、執行猶予中のもの、スピード違反などの行政罰(反則金)は記載不要です。
該当するものがなければ「なし」と記載します。欄が空白のままだと見落としと受け取られることがあるため、必ず何か書いておきましょう。
健康状態欄の書き方

業務に支障がなければ「良好」の一言で問題ありません。欄が広めに設けられていることもありますが、空白が目立っても問題のない欄です。気になる場合は得意科目欄のない別フォーマットへの変更を検討しましょう。
過去に入院や手術の経験があっても、現在完治していて業務に支障がなければ記載不要です。持病や定期通院など、業務の遂行に影響が出る可能性がある場合のみ、具体的な状況を簡潔に記載してください。
長所・短所欄の書き方
長所・短所欄は自分の性格を記載する欄ですが、性格の特徴を述べるだけでなく、それを裏付けるエピソードや仕事への応用を補足することが重要です。
長所の書き方
採用担当者に好印象を与えやすい長所の例として「明るい」「意欲的」「協調性がある」「粘り強い」「ストレス耐性がある」などがあります。ただし複数の長所を羅列するより、一つに絞って具体的なエピソードとともに書くほうが印象に残ります。
短所の書き方
短所はネガティブな表現で終わらせないのがポイントです。「自覚している短所に対してどう向き合っているか」「どのように改善しようとしているか」をセットで記載し、前向きな締めくくりにしましょう。
例:「心配性な面がありますが、事前の準備や確認を徹底することで対処しています。」
自己PRとの違いや詳しい書き方については、以下の関連記事も参考にしてください。
扶養家族欄の書き方

扶養家族欄には、本人が扶養義務を負っている家族の人数を記載します。税金や各種手当の算定に使われる重要な項目です。
- 配偶者あり・共働きの場合:収入が高いほうが子供の扶養者となります。自分の収入が上であれば、子供の人数を記載します。
- 独身の場合:該当する扶養家族がいなければ「0人」と記載します。
- 配偶者欄が別にある場合:配偶者は扶養家族の人数に含めないのが一般的です。配偶者欄に別途記載します。
判断に迷う場合は、税務署や社会保険の基準を確認してから記載しましょう。
👨👩👧 扶養家族数をかんたん確認
あなたの状況を選ぶと、履歴書の扶養家族欄に記載する人数の目安を確認できます。
通勤時間欄の書き方

通勤にかかる実際の所要時間を記載します。交通手段を決め、乗り換え時間も含めて事前に調べた上で正確な時間を記入しましょう。
通勤時間が長い場合、「採用後も続けられるか」という懸念を持たれることがありますが、正直に記載するのが原則です。遠距離通勤の場合は、本人希望欄に「入社後の転居を検討しています」など一言添えると印象が和らぎます。希望する勤務地がある場合も、本人希望欄に記載しましょう。
本人希望欄の書き方

勤務地・職種・勤務時間など、就業に関する希望を記載する欄です。ただし希望を出しすぎると「融通が利かない」という印象を与えるため、記載は最低限にとどめましょう。
- 特に希望がない場合:「貴社の規定に従います」と記載します。
- 希望がある場合:「できれば〇〇を希望しますが、貴社の規定に従います」のように、柔軟な姿勢も示した書き方にします。
- 絶対条件がある場合(介護・育児など):事情を簡潔に添えた上で記載します。採用後の交渉より、事前に伝えておくほうが双方にとって誠実です。
保護者欄の書き方

保護者欄は未成年者が応募する際に必要な欄で、緊急連絡先としての保護者の住所・電話番号などを記載します。
- 中学生・高校生:保護者(親)に記入してもらうのが望ましいです。
- 大学生(18歳以上):成人しているため、自分で記入しても問題ありません。
- 記入者について:採用元から指定がない限り、本人・保護者どちらが書いても構いません。
なお、この欄は未成年者向けのフォーマットに設けられることが多いため、社会人として転職する場合は保護者欄のない履歴書フォーマットを使用するのが一般的です。






















