履歴書の健康状態の欄に、ぜひ書いておくべきこと
アルバイト応募の履歴書では健康状態欄に「良好」とだけ書く人が多くいます。短時間のアルバイトやパートであれば「良好」の一言で十分な場合もありますが、正社員としての就職活動では、それだけでは採用担当者への情報として不十分です。
健康状態欄は、単に「問題がない」ことを示すだけでなく、自分の強みや配慮事項を伝える貴重なスペースです。自分の状況に合わせた書き方を知っておきましょう。
非常に元気で、病気も滅多にしない場合の健康状態
体力や健康が強みという方にとって、「良好」の一言で終わらせるのはアピールチャンスを逃すことになります。「良好」のあとに括弧でくくり、具体的なエピソードを添えて印象に残る書き方をしましょう。

非常に元気で健康であることが強みの方の記入例
良好
(風邪も滅多に引きません。免疫力の強さには自信があります。)
良好
(大学在学中、全ての講義に無遅刻無欠席でした。健康であること、毎日快眠できることが自慢です。)
良好
(風邪気味でも1日で元気になります。回復力の速さと体力がアピールポイントでもあります。)
普通に元気で、とくに病気がちでもない場合の健康状態
大きな病気もなく普通に健康な方も、「良好」の一言のみでは採用担当者の印象に残りません。「良好」のあとに括弧で控えめなアピールを加えることで、前向きで誠実な印象を与えられます。

普通に元気な方の記入例
良好
(風邪やインフルエンザなどの流行病以外に、大きな病気をした経験はありません。)
良好
(けがと歯科以外で病院にかかったことはありません。)
良好
(毎日、快眠・快食ができています。基本的に体を動かすことが好きです。)
持病がある場合の健康状態
喘息・花粉症・アレルギーなどの持病がある場合は、健康状態欄に記載しておくことで入社後のトラブルを防げます。大切なのは「業務には支障が出ない」ことをセットで伝えることです。

「仕事に差しさわりがある」という印象を与えてしまうと、採用担当者が「勤務が続くか不安」と感じ、選考に影響する可能性があります。持病があっても日常業務に影響がないこと、または配慮が必要な点があれば具体的な内容とともに前向きに伝えましょう。
持病がある方の記入例
良好
(業務には全く差しさわりもなく、学生時代も全ての講義に参加できました。月に一度、喘息のため半日通院していますので、ご配慮いただけますと幸いです。)
良好
(業務には全く差しさわりはありませんが、ブタクサ花粉症のため、該当季節はマスクを着用しています。)
良好
(アレルギー性鼻炎がありますが、季節が変わると症状はなくなります。業務への支障はありません。)
既往症(過去の病気・けが)がある場合の健康状態
過去に病気やけががあっても、現在は完治していて通院の必要がなく後遺症もない場合は、あえて記載する必要はありません。「現在は健康である」という事実が最も重要です。

ただし、次のようなケースでは入社前に伝えておく方が双方にとってスムーズです。
- 定期健診のために平日に通院が必要な場合
- 後遺症により重いものが持てないなど、業務に一部制限がある場合
既往症がある方の記入例
良好
(業務には全く差しさわりがありませんが、学生時代にヘルニアになり、現在も3カ月に一度定期健診を受けています。平日に受診しますので、その際はお休みをいただく場合があります。)
良好
(業務には全く差しさわりがありませんが、大学在学中に部活動で腰を痛めた経緯があり、重量物の運搬が難しい状況です。ご了承いただけますと幸いです。)
自分の状況を選ぶと、健康状態欄の書き方のポイントが確認できます。
履歴書の健康状態欄を上手に書いて仕事への熱意を示そう
健康状態欄は「問題ない」ことを示す欄ではなく、自分の状態を正直かつ前向きに伝える欄です。状況別のポイントをまとめると次のとおりです。
- 非常に元気な場合:「良好」+具体的なエピソードで積極的にアピール
- 普通に健康な場合:「良好」+一言添えるだけで印象が変わる
- 持病・アレルギーがある場合:業務への支障がないことと、必要な配慮事項を具体的に伝える
- 既往症がある場合:完治・支障なしなら記載不要。業務に制限がある場合のみ具体的に明記する
健康状態欄に運動習慣や睡眠管理など、日常的な健康管理の取り組みを加えることも可能です。採用担当者に「自己管理ができる人」という印象を与えることができます。自分の状況を正確に、かつ前向きな言葉で表現することが、この欄を活かすコツです。




















