履歴書の短所の書き方 採用担当者に好印象を与える構成と例文10選

履歴書の短所欄に何を書けばいいかわからない方へ。採用担当者に好印象を与えるためのポイントと、優柔不断・せっかち・心配性・完璧主義など10タイプの例文を掲載。自分の短所タイプを確認できる簡易ガイドも活用できます。

履歴書の短所の書き方 採用担当者に好印象を与える構成と例文10選

履歴書の短所の書き方 採用担当者に好印象を与える構成と例文10選

履歴書の短所欄は「マイナスのことを書く必要があるのに、どう書けばいいの?」と多くの方が悩む項目です。しかし書き方次第で、短所は自己改善意欲や誠実さをアピールできる欄に変わります。

この記事では、短所の選び方・書き方の3ステップ構成・NG例・すぐ使える例文10選を解説します。

履歴書に書く短所が見つからない場合は周りの人に聞いてみる

自分の短所がよくわからない、または多すぎて何を書けばいいか迷う場合は、家族・友人・信頼できる先輩など身近な人に聞いてみるのが効果的です。

短所と長所は表裏一体です。自分では短所だと思っていることが周りには長所に映る場合もあれば、長所だと思っていたことが短所に見えていることもあります。自分の認識と他者の認識をすり合わせることで、より深い自己分析につながります。

採用担当者が短所欄を通して知りたいのは「自分の弱みを客観的に把握できているか」「それに向き合う姿勢があるか」の2点です。まずは正直に自分と向き合うことから始めましょう。

面接で長所を聞かれたときの答え方 構成と例文 NGパターン一覧 構成チェッカーつき

履歴書の短所はネガティブになりすぎず、改善への姿勢とセットで書く

短所欄に悪い面だけを書き連ねたり、失敗談だけを羅列したりするのはNGです。マイナス面の羅列は「問題を認識しているが何もしていない」と受け取られ、逆効果になります。

短所を書く際に意識すべきポイントは以下の2つです。

  • 努力で改善できる短所を選ぶ:「字が下手」「運動が苦手」など、仕事と無関係で改善が難しい短所は避ける。業務に関係する行動・性格の傾向を選ぶのが適切
  • 克服・改善の行動とセットで書く:「工夫して克服した」「改善のために取り組んでいる」と書くことで、前向きな姿勢を示せる

また、採用担当者に見抜かれやすいNGパターンも押さえておきましょう。

NGパターン 理由
「特にありません」と書く 自己分析ができていない・謙虚さがないと判断される
長所と区別がつかない短所を書く 「完璧主義です」など長所に見せかけた短所は使い古された表現として見られやすい
仕事に致命的な短所を書く 「遅刻が多い」「ミスが多い」など業務に直結する重大な欠点は避ける
改善策を何も書かない 短所を認識しているだけで行動が伴っていないと評価される
面接で短所を聞かれたときの答え方 構成と例文 NGパターン一覧 セルフチェックつき

履歴書の短所欄の書き方:3ステップ構成

短所を効果的に伝えるには、以下の3ステップの構成が基本です。

  1. 短所を端的に述べる:「私の短所は○○なところです」と最初に明確に伝える
  2. 具体的なエピソードや背景を添える:短所に気づいたきっかけや、それによって経験した失敗・反省を簡潔に書く
  3. 改善への取り組みを伝える:克服したエピソードや、現在努力していることを書いてポジティブに締める

履歴書の短所欄は記入スペースが限られている場合も多いため、スペースが少ないときは①と③だけでもすっきりまとまります。200字前後を目安に、簡潔に書くことを意識しましょう。

履歴書の短所 例文10選

自分の性格に近いものを参考に、具体的なエピソードを加えてアレンジしてください。

① 優柔不断・決断が遅い

私の短所は優柔不断なところです。物事を決める際に様々な選択肢に迷ってしまい、決断に時間がかかることがあります。重要なポイントを自分なりに整理して素早く判断できるよう、日頃から意識的に小さな決断を積み重ねて改善に取り組んでいます。

② 緊張しやすい・あがり症

人前に出た時に緊張しやすく、本来の力が発揮できないことがあります。克服するために話し方教室に通い、グループの前でのスピーチ練習を重ねることで、伝えたいことを落ち着いて話せるようになってきました。

③ マイペース

私はマイペースなところがあり、自分のペースを優先するあまり周囲への配慮が不足することがありました。現在はチームでの業務を意識して積極的にコミュニケーションを取り、状況に応じてペースを合わせるよう努力しています。

④ せっかち・衝動的に行動してしまう

やりたいことが浮かんだ際にすぐ行動に移したくなる性格で、よく考えずに動いた結果、後悔することもありました。行動に移す前に一度立ち止まって影響を整理するよう習慣化し、失敗を減らすよう取り組んでいます。

⑤ おせっかいを焼きすぎる

私の短所はおせっかいを焼きすぎてしまうことです。後輩が困っている際についつい手を出してしまい、相手が自分で解決する機会を奪ってしまうことがありました。相手の状況をよく見極め、本当に必要なサポートを見定めて行動するよう意識しています。

⑥ 自己主張が強い

自分の意見に自信を持ちすぎるあまり、周囲の意見を十分に聞かずに突き進んでしまうことがありました。チームワークを大切にするために、相手の意見を最後まで聞いてから自分の考えを伝えるよう意識的に取り組んでいます。

⑦ 人見知り

初対面の人とはうまく話せないことがあります。社会人として円滑なコミュニケーションは欠かせないと考え、自分からまず挨拶をすることや、事前に話す内容を整理してから会話に臨むことを実践し、克服に取り組んでいます。

⑧ 心配性・不安が強い

先のことを考えすぎてなかなか行動に移せないことがあります。大きな失敗は少ない反面、好機を逃してしまうこともありました。不安を行動への準備に変えるよう意識し、必要な知識やスキルを事前に習得することで自信を持って動けるよう努力しています。

⑨ 不器用・時間がかかる

物事をやり遂げるのに他の人より時間がかかることがあります。ただ、一つのことにじっくり向き合うのは得意で、時間をかけた分だけ正確に仕上げる強みもあります。効率化のため作業手順を事前に整理し、時間管理を意識しながら取り組んでいます。

⑩ 完璧主義・こだわりが強い

細部にこだわりすぎてしまい、作業に時間がかかることがあります。品質への意識は高い反面、スピードが求められる場面では優先度を見誤ることもありました。「完成度80%で出して改善する」という考え方を意識的に取り入れ、スピードと品質のバランスを取るよう努力しています。

履歴書の性格欄の書き方 自己分析から長所・短所の例文まで解説

自分の短所がどのタイプに近いか迷っている方は、以下の簡易診断で確認してみましょう。当てはまる項目を選ぶと、対応する例文番号のヒントが表示されます。

🔍 自分の短所タイプ かんたん確認ガイド

自分に当てはまると思う項目を選んでください。参考にしやすい例文タイプを表示します。

履歴書の短所欄は「改善への行動」を書くのがポイント

短所欄は採用担当者に「自分の弱みを正直に把握し、それに向き合っている人」であることを示せる貴重な場所です。大切なのは短所そのものではなく、それに気づいてどう行動しているかです。

ただし、実態と大きく離れた内容や、面接で掘り下げられた際に説明できない内容を書くのは逆効果です。実体験に基づいた自分らしい短所と改善への取り組みを、簡潔かつ正直に書きましょう。