履歴書の通勤時間と交通機関の書き方 正しい記入方法と計算のコツを解説
履歴書の通勤時間・交通機関欄は見落としがちですが、採用担当者が必ず確認する重要な項目です。片道の所要時間を5分単位で記入し、使用する交通機関も併記するのが基本ルールです。
この記事では、通勤時間の正しい書き方・計算方法・交通機関の選び方・面接で通勤時間について聞かれた際の答え方まで、実践的なポイントを解説します。
採用担当者が交通機関と通勤時間を確認する理由
採用担当者が通勤時間・交通機関を確認する目的は主に2つあります。
- 交通費の計算:採用した際の月額交通費を算出するため。企業側の人件費コストに直結します
- 継続して勤務できるかの判断:通勤時間が極端に長い場合、睡眠不足による遅刻・体調不良・早期退職のリスクが懸念されるため
一般的に、公共交通機関を使った通勤の目安は片道90分とされています。これを大幅に超える場合は、面接で通勤への対策を聞かれることが多くなります。ただし、通勤時間が長いことだけで不採用になるとは限りません。面接で誠実に対策を伝えれば採用担当者を納得させることは十分可能です。
通勤時間が長い場合に面接でプラスに変える答え方
通勤時間や交通機関について面接で質問された場合、以下のような回答でマイナスイメージをプラスに転換できます。
| 回答パターン | 具体的な例文 |
|---|---|
| 実績で答える | 「以前の職場でも同様の通勤時間でしたが、業務に支障をきたしたことはありません」 |
| 通勤時間の活用を伝える | 「通勤時間を資格取得の学習に充てており、業務に活かせるスキルアップに役立てています」 |
| 転居の意思を伝える | 「採用いただけた際は勤務地近くへの転居を検討しています」 |
いずれの回答も「問題なく通勤・継続勤務できる」という意思を具体的に示すことがポイントです。
交通機関の書き方 公共交通機関を優先して記入する
通勤時間欄には交通機関も必ず併記します。書き方の基本は以下の通りです。
- 徒歩で通勤できる距離 → 「徒歩通勤」または「徒歩 約○分」
- バスを使う → 「バス通勤」または「バス・徒歩で約○分」
- 電車を使う → 「電車通勤」または「電車・徒歩で約○分」
- 電車とバスを組み合わせる → 「電車・バスで約○分」
路線名や乗り換え詳細は書く必要はありません。採用担当者が知りたいのは「会社に通うためにかかるおおよその時間」です。詳細は面接時に聞かれたタイミングで答えれば十分です。
また、自転車・原付・自家用車などの記載はなるべく避けるのが無難です。これらは事故リスクがあることから採用担当者に懸念される場合があり、公共交通機関の使用を義務づけている企業も存在します。どうしても自家用車や自転車通勤が必要な場合は、面接の場で直接説明するほうが印象はよくなります。
通勤時間の書き方 片道の所要時間を5分単位で記入する
通勤時間欄には片道にかかる所要時間を5分単位で記入します。細かい端数(「53分」「34分」など)は切り上げて5分単位にまとめましょう。採用担当者はおおよその時間を把握できれば十分であり、細かすぎる数字は読みにくい印象を与えます。
通勤時間に含める要素は以下の通りです。
- 自宅から最寄り駅・バス停までの徒歩時間
- 電車・バスの待ち時間
- 乗車時間(乗り換え時間を含む)
- 最寄り駅・バス停から会社までの徒歩時間
計算例:
合計:44分 → 5分単位に切り上げて「45分」と記入
各区間の所要時間を入力すると、履歴書に書く通勤時間(5分単位)を自動で計算できます。
通勤時間の調べ方 ルート検索を活用して正確に計算する
実際に通勤してみる方法が最も正確ですが、応募段階では以下の無料ツールで手軽に調べられます。
- Googleマップ:車・電車・バス・徒歩・自転車など複数の交通手段のルートを地図から直感的に検索できます。乗り換えや徒歩時間も含めたトータルの所要時間を確認できます
- Yahoo!乗換案内:公共交通機関に特化した詳細なルート検索ができます。時刻表や乗り換え回数も確認でき、平日・休日・時間帯による差も調べやすいのが特徴です
- NAVITIME:電車・バス・徒歩の組み合わせルート検索に強く、交通費も同時に確認できます
いずれのサービスも無料で使えます。自分が使いやすいツールで調べた最短ルートの所要時間を5分単位に切り上げて履歴書に記入しましょう。
履歴書には交通機関と通勤時間を忘れずに正しく記入しよう
通勤時間・交通機関欄を空白のまま提出するのはマナー違反です。採用担当者は「記入漏れがある」「丁寧さが足りない」と判断します。ルート検索を使えば誰でも簡単に調べられる項目だからこそ、手を抜かずに正確に書くことが好印象につながります。
まとめると、片道・最短・5分単位で切り上げ・交通機関の種類を併記するのが基本ルールです。通勤時間が長い場合は面接での回答を準備しておき、誠実に対応することで採用担当者の不安を取り除きましょう。





















