面接で泣いたら結果は不採用確定?経験者が語る体験談15

面接で泣いたことがある就活生は多いものですが、もし面接で泣いてしまった場合、採用結果は不採用となってしまうのでしょうか。面接で泣いた経験のある方から、その理由と面接結果、今後就活や転職活動を行う方に向けてのアドバイスを調査しました。

面接で泣いたら結果は不採用確定?経験者が語る体験談15

「面接で泣いたら不採用」とは限らない?

最近では圧迫面接をしてくる企業が増えてきており、面接官から冷たい言葉を浴びせられた就活生が面接中に泣いてしまう…というケースも少なくありません。

圧迫面接に限らず、面接で泣いてしまう理由には様々なことが挙げられますが、もし面接で泣いた場合、その面接の結果はやはり不合格となってしまうのでしょうか。今回は、面接で泣いたことがあるという15名から聞いた体験談を参考に、泣いてしまう理由やそのときの採用結果についてまとめました。

就活生が面接で泣く理由は?

面接で泣いたことのある方からその理由を聞くと、以下のような回答が寄せられました。

圧迫面接する面接官の鋭い眼差し

面接で泣いてしまう理由

  • 圧迫面接された
  • 過去の辛い記憶を思い出した
  • 緊張し過ぎた
  • 意気込みや熱い思いが強すぎた
  • 就職活動への不安から
  • 面接官から優しい言葉をかけて気持ちが緩んだ

就活生が面接で泣いてしまう主な理由として挙げられるのが圧迫面接です。その面接で圧迫面接をされたことで泣いてしまうケースと、過去に圧迫面接をされたトラウマにより別の企業での面接で泣いてしまったというケースがあるようです。

また、面接で過去の辛かったことについて質問してくる会社も少なくありませんが、圧迫面接に限らず、自分の人生において辛かった経験を聞かれた際に、当時の辛い記憶を思い出して感情を抑え切れずに泣いてしまうという方もいます。本番で涙をこらえて答えられるよう、回答を整理しておくことが大切です。

泣いてしまった面接の結果は?

今回の調査では、「泣いてしまったにもかかわらず面接に通過した」という方が7名、「不採用となった」または「自分から選考を辞退した」という方が8名という結果となりました。
「圧迫面接を受けて泣いてしまったにもかかわらず何故か受かった」というケースも少なくありませんが、この場合は「入社しても続かないだろう」との理由で就活生側から辞退する方が多い傾向にあります。

応募者が泣いてしまう理由や会社との相性にも左右されますが、このことからも「面接で泣く=不採用決定」というわけではないということがわかります。

面接で泣かないためにできること

ポジティブな考え方

完璧主義者であったり真面目な人は、自分が面接で失敗することを恐れてしまいがちです。反省点を見つけて次につなげることは重要なことですが、あまりに自分を追い詰めすぎるのは、切り替えが重要な就職活動において大きなネックとなります。結果として、その精神的負担が面接に現れ、つい泣いてしまった…といったケースも少なくありません。

面接には適度な緊張感と、「失敗しても大丈夫」「これがだめでも次がある」という心のゆとりを持って挑むことが大切です。

もし面接中に泣いてしまったらどう対処すべき?

万が一、面接中に涙が出てしまった場合、何も言わずに泣き続けるのは失礼だと受け取られる可能性があります。まずは「涙が出てしまいました、申し訳ありません」「申し訳ありません。落ち着くまで少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」と一言伝えるのがベストです。

面接官によっては「少し休みましょうか」「一度、お手洗いへどうぞ」などと声をかけてくれるでしょう。

面接で泣いてしまったときのエピソードを教えて!

就職活動での面接中に泣いてしまったことがあるという方から、当時の詳しい状況を伺いました。

面接で泣いたが無事選考を通過した方

目頭に手を当てる就活女性

最初で最後の圧迫面接

MaY(21歳 学生)


当時第一志望に掲げていた某銀行の面接のことです。既に回数をこなしていたため、面接自体は全く不安を感じていませんでした。

しかし、女性面接官に名前を呼ばれ、いざ面接が始まるとひどい圧迫面接の嵐。「なに言ってんの?」「あなたほんとうにこの大学の学生?頭悪すぎ」などとののしられ、逆質問の時も「なんでそれ聞くの?別に私に聞かなくて良くない?」と質問に質問で返される次第です。私は耐えきれなくなり、泣きながら立ち上がって「失礼します」と頭を下げて途中退出しました。

投げ出してしまった面接は何故か通過しましたが、面接官にがっかりして選考を辞退しました。

世の中には色々な社員がいます。全てが優しい人ではないのだと実感しました。私はこの件に関して何一つ悔いはありません。皆さんも悔いの残らないよう自分らしく楽しく就職活動ができればと思います。

部活での失敗談を話して涙

はな(25歳 営業職)


就活での質問で、人生で一番の失敗で、後悔していることを教えてほしいと言われました。私は部活での大きな失敗と周りに迷惑をかけたことについて話しました。その際に、その当時の状況や気持ちが鮮明に蘇ってきて、感極まって泣いてしまいました。

少し涙ぐむくらいなら良かったのかもしれませんが、泣いていることに焦って混乱していまい、涙が止まらなくなってしまいました。面接官の方も焦っていて、スムーズな面接とはいきませんでした。

その面接自体は通してもらえましたが、次の面接でダメでした。自分の予期しない事態になることも就活中はあるかと思いますので、エピソードを語る練習をしっかりしておいた方がいいと思います。

就職試験の面接で泣いてしまったエピソード

りぐみ(40歳 フリーランス)


私は就職活動の面接中に泣いてしまったことがあります。理由は初めて最終面接に進んだのもあり、極度に緊張して自己アピールを上手く言えなかったためです。

最終面接に向けいろいろと文章を考えて練習してきたのですが、いざ本番では台詞が完璧に飛んでしまいました。最終面接で泣いてしまいましたが、結果内定をいただきました。

面接に不安を感じている就活生は、最終面接までいくと緊張してしまうことも多々あると思います。上手く自分をアピールできないときもあるかもしれませんが、その会社に入りたいという熱意を冷静に熱く伝えることが大切だと思います。

意気込みが強すぎて涙が出た

感動隊(25歳)


就活をしていて、自分の考えている企業になかなか巡り会えませんでした。しかし、その中でも求人を探し続け、やっと自分がやりたい仕事の会社が見付かったのです。そして、その会社での面接時に、どうしても合格したくて面接官の質問に一つ一つ丁寧に答えていっていたところ、なぜか答えている最中に泣いてしまったのです。

余程その会社に入りたかったのだと思います。その面接の結果は合格でした。現在もその会社で勤務をしています。

面接に不安を感じている方は、まず肩の力を抜いて面接に挑んで下さい。面接はお見合いみたいなものなので相性があります。本当の自分を見てもらってください。合格できればその会社との相性が良かったのだと思います。

不安な気持ちが大きくて泣いてしまった

いき(22歳 事務)


反省する就活女性

私は学生時代、就活をしていたのですがなかなか決まらず、そんな中で周りの友達が内定を決めていることがすごく焦りになっていました。

そんな中で1つの会社に面接に行ったのですが、面接自体が怖いというか、不安な気持ちや大丈夫かなという気持ちで涙があふれ出てしまいました。その時はまさか面接で落ちまくっていてとは言えないので、別な内容で誤魔化したのですが、変な空気になってしまいました。

しかし、面接の結果は合格。本当にまさかでした。泣く・泣かないではなく、しっかりと誠意が伝われば合格するんだなということが分かりました。てっきり泣いてしまったがために不合格だと思っていたので、非常に安心しました。私も面接は不安でしたが一回一回全力で取り組むことできっと効果はついてくると思います。

理不尽な質問ばかりで泣いてしまいました

まる(28歳 事務職)


私が就活中の面接で泣いてしまった理由は、面接官の1人であるその会社の専務の質問が、あまりにも会社の仕事とは関係ないと思ったので、とても理不尽な思いをして泣いてしまいました。

その内容は「なぜ、そのスーツを選んだのですか?」「なぜ、そのストッキングにしたのですか?」「なぜ、その靴にしたのですか?」と、事務用品を製造・販売する会社なのに、質問は服装に関することばかりで、「特に特徴のあるものを使っていたわけではないのになぜだろう?」と悲しくなって泣いてしまいました。

その面接の結果は、合格でした。面接に不安を感じている就活生は多いと思います。自分の希望する会社に先輩がいれば、面接の時に聞かれやすい質問をリサーチしたり、面接官になりそうな人の性格などを聞いておくと良いと思います。

心の奥底を見破られて思わず涙

えふぁちゃん(24歳 営業)


私は就活を始める前にインターンシップ型の学生バイトをしていました。就活時の経験談としてそのことを当然のように話したところ、ある人材会社の採用担当から思いがけない言葉をもらいました。それは「あなたはその会社に入らないと後悔すると思う」というもの。

インターン先で多くのことを学び、どこか心の中で「もっとこの企業で頑張ってみたい」と思っていることを見透かされているようでした。泣いてしまったにもかかわらず、その時の面接は無事に通過しました。インターンシップの経験を事細かに話せたことが良かったのだと思います。

就活では自分のやりたいことが見えなくなることがありますが、企業の人事担当から進路に関する良いアドバイスをもらえることもあります。面接官だって人間ですし、悪い人たちではありません。素直に面接を受けてみてください。

面接で泣いたら不採用になった・その場で辞退した方

面接を辞退して唇をかみしめる就活女性

自分の勘を信じて正解なときもあります

いずみ(33歳 経理)


面接中に泣いてしまった理由は面接官の態度がすごく威圧的だったのと、明らかに最初から相手にされていない感じを出されたことです。質問も嫌な感じの質問をされ、気がついたら涙が出ていました。

面接官は上司になるかもしれない人でこんな人とは一緒には働けないと直感で思ったのでその場で辞退しました。しばらくは同じ求人が求人雑誌にずっと出ていたので、同じ様に嫌な思いをした人は私以外にもいたのでしょう。

もし、面接中に何となくでも嫌だなぁと感じたらその場で辞退する事をオススメします。例え受かって働きはじめても最初に感じた雰囲気のままの事が多いからです。

辛いエピソードを思い出してしまって…

ちゅーりっぷ(30歳)


私は就活の面接で泣いてしまったことがあります。それは何故かというと、自分の体験を発表するときに自分の過去のことを思い出しながら涙があふれてしまったのです。今思えば馬鹿だったのですが、その面接では結局不採用になりました。

私のように面接が得意ではない方は、どうかそこの会社に行きたいと思ったら話すことをきちんと頭の中で整理しておいてください。

私のように場慣れしていないと何が起こるかわかりません。失敗しないように、面接官に言いたいことをしっかりと考えておいて、心にぶれの内容にしてください。

自信をもって面接に!

あか(34歳 主婦)


人材系の会社のグループ面接の際に、つい泣いてしまいました。その面接の前日に、一番入りたかった会社の最終面接があり、その会社の役員の1人に自分のアピールポイントを否定されたような言葉を言われました。

人材系の会社のグループ面接の途中に、その役員の面接官の言葉を思い出してしまい、自己PRをしていて急に自信がなくなり、不安になり涙がでてきました。結局その面接は不合格でした。

就職活動の面接では、様々な会社や面接官に出会いますが、一社一社きちんと頭を切り替え、自分を信じて自信をもって面接に臨んでもらいたいと思います。

熱意を伝えたくて泣いてしまった面接

かなで(26歳カウンター営業)


目と閉じて胸に手を当てる就活女性

私が泣いてしまった面接は、第一志望だった企業の面接です。ちょうど三次面接の時で、それに合格すればあとは社長面接を残すだけという状況でした。

一次や二次の時よりも詳しく志望動機を聞かれた私は、緊張とプレッシャー、そしてどうしてもその企業に入りたいという熱い気持ちがあふれてしまい、思わず泣いてしまい、最終的には言葉が出なくなってしまいました。

面接官の方には、落ち着いてゆっくり話してくださいねと優しく接していただいたので、たとえ泣いたからといって落とされないだろうと思っていました。しかし結果は不合格。私はやはり泣いてしまう程の心の弱さが面接ではいけなかったのではないかと反省しました。

これから面接を受ける就活生には、第一志望の企業だからといってあまり気負いせず、冷静に落ち着いて面接を受けてほしいです。熱がありすぎても面接は良い結果になりません。泣いてしまった面接で受かった人は聞いたことがないので、泣いてしまうほど感情的にならないように気をつけてほしいです。

圧迫すぎる圧迫面接

ひまわり(26歳 事務職)


面接官の質問が圧迫すぎて泣いてしまいました。答えても答えても、その答えに対する質問を根掘り葉掘りされてしまい、答えられず泣いてしまいました。もちろん不採用です。

圧迫面接をするような会社は、働いてからも大変な会社だと思います。圧迫面接に勝てるような子であれば働けると思いますが、面接から圧迫であるところは、実際にお客さんに怒られることが多かったり、社内もピリピリしているような会社なのかなと感じました。

不採用になってしまっても、自分には最初からその会社は合わなかったんだと思うことが大切だと思います。前向きに頑張ってください。

ひどい目に遭いました

ケント(35歳 ライター)


私は一度だけ就活中の面接で泣いてしまったことがあります。とある中小企業の面接を受けたのですが、それは社長との面接で起こりました。

最初からこの社長は人を見下す態度をとっていたのですが、途中から態度だけでなく発言もひどくなり、最後はこちらが何を言っても上げ足を取り、何も言わないと無理やり質問をして何か発言させるということを繰り返され、最後は泣いてしまいました。こちらが泣くと満足したようでそこで面接が終わりました。

面接は不合格でした。あとで、電話を掛けてきた人事の方が面接について謝罪してくれたのですが、どうしてこうなったのかというと、単に社長の気分が良くなかっただけで理由はないとのことでした。今はその会社は倒産したようです。

泣かすほどの圧迫面接をする会社はろくでもないので気にするだけ時間の無駄です。「変な会社に引っ掛からなくてよかった!」と気持ちを切り替えることが大切です。

私の心を解いた面接官

向日葵(32歳 営業事務)


会社の倒産、社長のパワハラ、リストラ、業務過多など、様々な理由で職を転々としてきた私に、転職サイトを通じてスカウトメールが届き、藁にもすがる思いで面接に行きました。職種はブランド洋品店の店長候補でした。

ファッションに関心があっても、体型は芸人さん並みにぽっちゃりしている私には務めることは難しいと思っていました。調べてみたところ、20号サイズまでも取り揃う海外ブランドで、私にもできるかもしれないと思わせてくれました。面接場所は青山。一万円もしないリクルートスーツを着て会社を目指しました。

事務所はわかりにくいとは聞いていましたが、全く検討もつかずに探し回り、電話で確認してたどり着いたものの面接予定時間を過ぎていました。面接官は私を追い返すこともせず、きちんと面接して下さいました。しかも、私の職歴を1つずつ確認し、「大変だったね」と声をかけて下さいました。そこで涙が溢れて止まらなくなりました。

結果、面接は不合格。しかし、その面接官に会えて就活へ俄然やる気がわき、その後は無事に別の企業から内定をもらえました。

面接官も人間で、怖い人ばかりではありません。自分の経歴や見た目に臆することなく、堂々とした態度で面接に臨んで欲しいです。

自分の考えが整理されていなかった

Eriko(28歳 事務職)


元々、人々のためになりたいという思いから、人の命に直結する製薬会社を目指していた私は、執念に準備をし、自己分析やOB訪問などをしていました。

OB訪問で言われた「製薬会社では生命がビジネスって感じだから、それを割り切れるようでないとやっていけない」という言葉がずっと頭から離れなくなってしまい、それ以来、ビジネスや経済の成長ばかり望むこと自体に疑問を抱いてしまいました。

そこで面接中に「あなたは人生で何がしたくて、どうしてわが社で働きたいのか」という質問の際に、頭の中でOB訪問中に言われた言葉が駆け巡り、人を助けたいけれどもそれがお金になるようにというわけではないのではないかという自問自答で言葉が詰まってしまい、泣いてしまいました。面接の結果はもちろん受かりませんでした。

私のようなケースは稀ですが、その面接がだめだったらだめで他の道もあるということを頭の片隅に置けば、少しは気が楽になると思います。

面接で泣いたとしても最後まで諦めずに

面接で泣いてしまうと大半の方が「もうダメだ…」と思ってしまうでしょう。しかし、泣いてしまったからといって不採用になってしまうとは限らないものです。
あまりにひどい圧迫面接を受けた場合はその場で辞退することも選択肢のひとつですが、「絶対にこの企業から内定をもらいたい!」という強い気持ちがあるのならば、最後まで諦めずに選考を受け続けることをおすすめします。

面接で「辛かったこと」を質問する企業の意図と回答例4つ