派遣の履歴書の書き方 志望動機・職歴の記載方法と登録前の準備を解説

派遣登録時の履歴書の書き方を解説。提出先・志望動機の例文・派遣職歴のまとめ方・書ききれない場合の対処法まで、よくある疑問をQ&A形式で網羅。登録会前のチェックリストも掲載しています。

派遣の履歴書の書き方 志望動機・職歴の記載方法と登録前の準備を解説

派遣に応募する際の履歴書の書き方は?

「派遣会社に履歴書を提出する必要はあるの?」「志望動機や職歴はどう書けばいい?」派遣で働くのが初めての方はこうした疑問を持ちやすいものです。

結論から言うと、多くの派遣会社では登録時に履歴書が必要で、志望動機よりもスキル・職歴のアピールが重視されます。ここでは、派遣登録から就業までの流れ・履歴書の提出先・志望動機の書き方・派遣職歴のまとめ方まで、よくある疑問をまとめて解説します。

派遣会社に登録してから仕事をするまでの流れ

派遣で働くのが初めての方に向けて、まず大まかな流れを確認しておきましょう。大手派遣会社の場合、以下の手順で仕事が決まります。

  1. ネットで事前登録する
  2. 登録会に参加してスキルチェックや面談を受ける
  3. 仕事の紹介を受ける
  4. 派遣先での打ち合わせ
  5. 就業契約を結ぶ

ネットで仮登録すると登録会の案内が届きます。登録会では派遣会社の説明・応募書類への記入・面談を行い、現在募集中の求人を紹介してもらえることが多いです。紹介された仕事を受ける場合は、派遣先との打ち合わせ・契約を経て勤務先が決まります。

派遣で働く場合の履歴書に関するQ&A

派遣の履歴書は正社員の就職活動とは異なる点があります。よくある疑問をQ&A形式でまとめました。

派遣と正社員の違いとは?7つの比較ポイントと働き方診断で自分に合う雇用形態がわかる

📋 派遣登録前 履歴書チェックリスト

登録会前に確認しておきたい項目です。チェックをつけて準備状況を確認しましょう。

準備状況を確認する

派遣登録する際に履歴書は必要?

派遣会社によって異なります。事前に履歴書の持参を指定されることもあれば、登録会の当日にその場で記入するケースもあります。

いずれの場合も、事前に自分の経歴・スキルをまとめておくことを強くおすすめします。転職回数が多い方や過去に派遣で複数社に勤めた方は、その場で思い出しながら書くのは困難です。あらかじめ記入済みの履歴書または経歴メモを持参しておくと、登録会をスムーズに進めることができます。

派遣の履歴書はどこに提出するの?

履歴書は登録する派遣会社に提出します。派遣先の会社には提出する必要はありません。また履歴書は個人情報のため、派遣会社が無断で派遣先に渡すことはありません。

書き方の指定がない場合は、市販の履歴書に学歴・職歴を記入し、証明写真を貼って提出すれば問題ありません。提出の際はクリアファイルに挟んでから封筒に入れると、折れ曲がりや汚れを防げます。

派遣で働く際の志望動機ってどう書いたらいいの?

正社員の場合は志望企業の研究をもとに書きますが、派遣の場合は「どんな会社に派遣されるか未定」のため、志望動機の書き方に迷う方が多いです。派遣の志望動機は以下の2パターンのどちらかで書くのが一般的です。

例文1 派遣先として希望する職種を選んだ理由を書く

事務として3年間正社員として勤務した経験があり、正確なデータ入力や書類管理に取り組んでまいりました。事務職は自分の適性に合っていると感じており、派遣先でも事務関係の仕事を希望しています。これまでの経験とPCスキルを活かして即戦力として貢献できると考えています。

例文2 この派遣会社に登録しようと思った理由を書く

貴社の豊富な求人実績と手厚いサポート体制に魅力を感じ登録しました。長年販売員としてお客様のニーズに合わせた接客を心がけてきたため、その経験を活かせる職場で長期的に働きたいと考えています。

実際には「志望動機を空欄で提出した」という方も少なくありません。派遣会社は経験・スキル・適性を最重視するため、志望動機に悩む時間より、自分のスキルをいかに具体的にアピールするかに力を入れる方が効果的です。

履歴書の志望動機の書き方パターンと職種別例文を解説

派遣で働いた職歴を書く場合は?

派遣の職歴は「入社・退職」を繰り返す書き方にすると、何度も転職したように見えてしまいます。「派遣社員として勤務」と明記した上で、派遣会社ごとにまとめて書くのが正しい書き方です。

派遣職歴の記入例は以下のとおりです。

年月 記載内容
20○○年○月 人材派遣会社2社に登録し、以下の3社に派遣社員として勤務
20○○年○月 A株式会社 総務部にて経理事務担当
20○○年○月 B商社 商品管理部門にて雑貨の商品管理を担当
20○○年○月 株式会社Cにてテレマーケティングを担当
20○○年○月 契約期間満了により退職

同時期に複数の派遣会社に登録していた場合は、派遣会社名を省略してまとめても構いません。

勤務した経験がある派遣先企業が多すぎる場合は?

職歴が多く履歴書に書ききれない場合は、別途「職務経歴書」を作成して詳細を記載するのがおすすめです。複数の職種を経験している場合は、職種ごとにまとめる「キャリア式(機能別)」の書き方が適しています。どのようなことができる人なのか一目でわかるため、派遣会社のコーディネーターが仕事を紹介しやすくなります。

履歴書の職歴欄の書き方 退職理由やブランク期間の正しい記載方法

派遣の履歴書作成時は職歴やスキルなどを事前にまとめておこう

派遣登録の履歴書で最も重要なのは、自分のスキル・職歴を具体的に整理して伝えることです。志望動機は簡潔でよく、むしろ「どんな業務ができるか」「どんな職種・職場環境を希望しているか」を明確にすることがコーディネーターからの紹介精度を上げます。

以下のポイントを押さえて履歴書を準備しましょう。

  • 職歴は派遣・正社員・アルバイトを区別して記載する:雇用形態を明示することで採用担当者が状況を正確に把握できる
  • スキル・資格は具体的に書く:「PC操作可」ではなく「Excel(関数・ピボットテーブル)、Word日常業務レベル」など詳細に記載する
  • 勤務条件・希望職種を明確にしておく:登録会での面談でスムーズに希望を伝えられるよう整理しておく
  • 事前にメモを用意して持参する:登録会でその場で書く場合でも、手元に経歴メモがあると正確・スムーズに記入できる

派遣会社は紹介できる仕事の幅を広げるためにも、登録者のスキルと希望をできる限り詳しく把握したいと考えています。丁寧に整理した履歴書は、自分に合った仕事を紹介してもらう可能性を高めます。