履歴書の送り方チェックポイントとマナー
履歴書・職務経歴書・カバーレターを仕上げたら、いよいよ郵送です。しかし、この最後のステップでも気は抜けません。送り方一つで採用担当者に与える第一印象が大きく変わるからです。郵送方法の選び方から封筒の書き方まで、正しいマナーを確認しておきましょう。
1.履歴書の郵送方法は基本的に普通郵便でOK(ただし日数に注意)
原則として、履歴書は普通郵便で送って問題ありません。ただし、2021年10月以降、普通郵便は土曜・日曜・祝日の配達が廃止され、同一都道府県内でも翌々日配達が基本となっています。さらに2024年10月の配達体制の見直しにより、以前よりも配達に日数がかかるケースが増えています。余裕をもって早めに発送することが重要です。

企業によっては、速達や簡易書留での送付を指定している場合があります。その場合は必ず指示に従いましょう。一方、指定がない場合には書留・簡易書留は使わないのが無難です。受取人が押印・対面受領する必要があるため、不在時に再配達となり、かえって時間がかかることがあるためです。採用担当者に余計な手間をかけることにもなります。
締切が迫っているときは速達を選びましょう。速達は土日祝日も配達が行われるため、週末の発送でも配達が止まらないメリットがあります。同一都道府県内・都道府県外ともに翌日中に届くことが多く、長距離でも普通郵便より大幅に速いです。
また、何社にも応募していて送料の見当がついている場合でも、必ず郵便窓口から発送してください。書類の枚数や紙の厚みによって1g単位で重さが変わり、料金が変わることがあります。送料不足で書類が返送されてしまうと、締切に間に合わなくなるリスクがあります。場合によっては差出人不明のまま受取人(企業側)に不足分が請求されることもあり、印象を大きく損ないます。
1.郵送方法に指定があるかをチェックする
2.指定が無いときは普通郵便で。締切が3日以内なら速達で送る
3.必ず郵便窓口から発送する(料金不足を防ぐため)
2.同封書類は企業の指示を必ず確認する
同封する書類の基本セットは次のとおりです。
- 添え状(カバーレター)
- 履歴書
- 職務経歴書(社会人経験がある場合)
ただし、カバーレターの要不要は企業によって異なります。応募者が集中する大企業では「添え状不要」と明記されていることもあります。必ず募集要項や企業のWebサイトで指示を確認してから書類を準備しましょう。

書類の重ね順は「添え状が一番上」が基本です。その下に履歴書、職務経歴書の順で重ねます。まとめた書類はクリアファイルに挟んでから封筒に入れるのがマナーです。雨や汗で書類が濡れることを防ぎ、折れ曲がりも防いでくれます。書類が3枚以上になる場合は、片側にとじ具が付いたクリアファイルを使うと書類がバラけにくくなります。
1.カバーレターについての指定があるかをチェックする
2.添え状→履歴書→職務経歴書(ある場合のみ)の順に重ねる
3.クリアファイルに挟んでから封筒に入れる
3.封筒のサイズ・書き方・記載内容
封筒はA4書類(クリアファイルに挟んだ状態)が折らずにそのまま入るサイズを選びます。「角形2号(角2)」または「A4サイズ対応」と表記されているものが適切です。色は白でも茶でも構いませんが、奇抜な色は避けましょう。

【封筒(表面)の書き方】
- 縦書きで、右端から「郵便番号→住所→企業名→部署名・担当者名」の順に記入
- 担当者個人宛の場合は「○○様」、部署宛の場合は「採用担当者様」または「御中」を使う
- 住所の番地は「-(ハイフン)」を使わず、「番地」「号」と丁寧に書く
- 封筒の左端(縦書きの場合)に赤字で「履歴書在中」と明記し、四角で囲む
- 文字の大きさは企業名・担当者名を最も大きく、住所をやや小さく書くとバランスが良い
【封筒(裏面)の書き方】
- 左下に自分の郵便番号・住所・氏名を記入する
- 封をした後、封じ目に「〆」と書く
字がうまくなくても丁寧に書けば問題ありません。採用担当者は字の上手さより、読みやすさと誠実さを見ています。不安な場合は下書きをしてから清書するのも良い方法です。
1.封筒に指定があるかをチェックする
2.指定が無いときは角2封筒(白または茶)を使う
3.赤字で「履歴書在中」と明記し、文字は丁寧に書く
アルバイト・パートの応募でも送り方のマナーは同じ
アルバイトやパートタイムの求人に応募するときも、履歴書の郵送マナーは正社員応募と基本的に変わりません。
- 企業から指定された郵送方法に従う
- 書類はクリアファイルに挟み、折らずに封筒に入れる
- 封筒の宛名・差出人は丁寧な文字で書く
- 郵便窓口から発送し、料金不足が出ないよう重さを確認する
「アルバイト応募だから」と手を抜くのは禁物です。書類の送り方は面接前から始まる選考の一部です。丁寧な対応が、応募者の誠実さや意欲として伝わります。


















