履歴書郵送のマナー 封筒の選び方から宛名・添え状・切手まで5つのポイントで解説

就活で履歴書を郵送するとき「封筒はどれを選ぶ?」「宛名の書き方は?」「添え状は必要?」という疑問をすべて解決。封筒表面・裏面の書き方、添え状の構成例、クリアファイルの使い方、2024年10月改定後の切手料金まで網羅しています。

履歴書郵送のマナー 封筒の選び方から宛名・添え状・切手まで5つのポイントで解説

履歴書郵送のマナーを5つのポイントで紹介

履歴書の郵送は、就活における企業への第一印象を決める重要なステップです。封筒の選び方・宛名の書き方・同封書類の準備など、慣れない作業が多く戸惑う就活生も少なくありません。このページでは、履歴書を郵送する際に押さえておきたいマナーを5つのポイントに整理して紹介します。

1.履歴書を郵送する封筒はA4サイズ・白色を選ぶ

履歴書やエントリーシート(ES)のサイズは通常A4なので、A4が折らずに入るサイズの封筒を選びましょう。「角形2号(A4用)」が一般的です。色は白が最適です。茶封筒でも問題ないとされることもありますが、ダイレクトメールなど他の郵便物に紛れて見落とされるリスクがあるため、白封筒がベストです。

忘れないようにメモを取る女性

市販の履歴書を購入すると「履歴書在中」と印刷された長形封筒が付属している場合があります。しかしこの封筒はアルバイト用途向けです。就職活動では使用せず、A4サイズが入る白封筒を別途用意してください。

2.封筒の宛名は黒のサインペンで丁寧に書く

封筒への宛名書きには黒のサインペン(中字程度)を使いましょう。ボールペンは線が細く読みにくく、油性マジックは裏移りする可能性があります。サインペンが最もバランスよく読みやすい文字が書けます。

ボールペンで添え状を書く

宛名書きの他に用意しておくと便利なのが赤のボールペンと定規(または「履歴書在中」スタンプ)です。封筒左下に赤字で「履歴書在中」と書き、定規を使って四角く囲むために使います。

封筒の表面の書き方

  1. 郵便番号欄がある封筒はそこに記入。欄がない場合は右上に書きます。
  2. 宛先住所は封筒の右側に、都道府県名からビル名・階数まで縦書きで省略せず記入します。
  3. 会社名は封筒中央やや右寄りに縦書きで。「㈱」などの略称は使わず「株式会社」と正式表記で書きましょう。
  4. 担当部署・担当者名は会社名の下に、会社名より少し大きめの文字で書きます。担当者名がわかっている場合は「△△部 ○○様」、部署のみの場合は「△△部 御中」または「△△部 採用ご担当者様」とします。
  5. 封筒の左下に赤のボールペンで「履歴書在中」と書き、定規で四角く囲みます。スタンプがあればそれでも構いません。

封筒の裏面の書き方

  1. 左下に自分の郵便番号・住所・氏名を縦書きで記入します。都道府県から建物名まで省略しないことが基本です。
  2. 住所の上(または左上)に投函日の日付を縦書きで記入します。書類の到着が遅れた場合でも、早めに発送したことが採用担当者に伝わります。
  3. 書類を封入したらのりで封をし、とじ目に「〆」マークを書きます。セロハンテープは剥がれやすいため使用しないでください。
履歴書を送る封筒の書き方と入れ方のマナー完全ガイド

3.履歴書を郵送する時は必ず添え状(送付状)を同封する

添え状(送付状)とは、履歴書やESを郵送する際に一緒に同封する挨拶状です。「誰が・何の目的で・何を送ったか」を伝えるもので、ビジネス文書では基本中の基本のマナーです。難しく考える必要はなく、定型の書き方を一度覚えれば簡単に作れます。

履歴書の送付状・添え状の例文・見本・書き方

海外から来た手紙の山

添え状で伝えること:

  • 誰から誰宛へ送るのか
  • 何を何枚同封したか
  • 補足説明があれば記載する(説明会への参加のお礼など)

添え状の書き方

A4用紙に横書きで、次の順に記載します。

  1. 右上に日付(郵送する日)
  2. 左上に宛先:会社名・部署名・担当者名の順に記載。担当者名には「様」を忘れずに。部署名までしかわからない場合は「△△部 採用ご担当者様」とします。
  3. 右側(日付の下あたり)に差出人の住所・氏名・電話番号・メールアドレス
  4. タイトル(例:「応募書類の送付について」)を中央に記載
  5. 「拝啓」から始まり、時候の挨拶を続ける
  6. 主文(例:「先日は企業説明会にご参加の機会を頂き、誠にありがとうございました。応募書類一式を同封いたしました。ご査収のうえ、面談の機会を頂けますと幸いです。」)
  7. 「敬具」で締める
  8. 「記」として同封書類の一覧(例:「履歴書 1枚」「エントリーシート 1枚」)
  9. 最後に「以上」

WordやGoogleドキュメントには挨拶文テンプレートが用意されています。一度作成しておけば、企業ごとに宛先・日付・志望動機部分を書き換えるだけで再利用できます。

封筒を投函する前に、以下のチェックリストで確認漏れがないか確認しましょう。

履歴書郵送前チェックリスト
項目をタップして確認済みにしましょう

4.履歴書はクリアファイルに入れてから封筒に入れる

添え状・履歴書・ESは折らずに入れるのが基本です。クリアファイルに重ねて挟んでから封筒に入れましょう。こうすることで郵送中の雨濡れや書類のしわを防ぐことができます。

封入する書類の順番は次のとおりです。

  1. 添え状(送付状)…最前面
  2. 履歴書
  3. エントリーシート(同封する場合)
  4. その他、企業から求められた書類
履歴書の送付状・添え状の例文・見本・書き方

5.切手の料金は必ず郵便局の窓口で確認する

A4サイズの封筒は定形外郵便(規格内)扱いになります。2024年10月1日の郵便料金改定以降、規格内50g以内は140円が基本料金です(改定前は120円)。ただし、クリアファイルに複数の書類を重ねると50gを超えることもあります。料金不足の場合、封筒が差出人に返送されてしまうため、必ず郵便局の窓口で重さを量ってから切手を貼ることをおすすめします。

田舎にある赤い郵便ポスト

なお、郵便料金は今後も改定される可能性があります。投函前に日本郵便の公式サイトで最新料金を確認する習慣をつけておきましょう。

履歴書を送る封筒の切手代はいくら?正しい貼り方と料金不足を防ぐ方法

履歴書の郵送マナーは就活の初めの一歩

履歴書の郵送は、企業が応募者を最初に目にする機会です。書類の内容だけでなく、封筒の見た目・宛名の丁寧さ・添え状の有無なども、マナー意識として伝わります。

5つのポイントを改めてまとめます。

  • 封筒はA4が入る白色を用意し、長形封筒の使い回しはしない
  • 宛名は黒サインペンで縦書きし、会社名は正式名称で書く
  • 添え状を必ず同封し、「誰が・何を・なぜ送ったか」を明示する
  • 書類はクリアファイルに入れて折り曲げず、添え状を最前面にして封入する
  • 切手は郵便局の窓口で実際に重さを量って正確な金額を確認する

一つひとつは小さな気配りですが、採用担当者への第一印象を左右する大切なポイントです。余裕を持ってチェックし、自信を持って投函しましょう。