面接の失敗から学ぶ内定をとるための8つの心得

面接の失敗は誰にでもある事です。面接でよくある失敗例を挙げ、どうしたらそういった失敗をせずに済むのかという対策法についてご紹介します。また、面接で失敗してしまった後に企業に送るメールや、面接におけるこれまでの自分の失敗談についての話し方についても解説します。

面接の失敗から学ぶ内定をとるための8つの心得

面接でどんな失敗をした経験がある?

何度受けても慣れないのが面接です。一社一社、それぞれ違う会場で違う雰囲気の中で臨むのですから慣れないのは当然です。そんな緊張状態の中で、たくさんの質問をぶつけられたら思わず失言してしまう事だって珍しくはありません。今回は、面接での失敗についてご紹介します。

面接で失敗してしまった例

新卒採用試験を受け持つ面接官

面接で失敗してしまう、というのは誰にでもある事です。自分はしっかり準備してきたから大丈夫と思っていても、いざ本番となると焦ってしまうというのが現実です。人には言いたくない恥ずかしい失敗という事もあるでしょう。

自分の話を自分でまとめる事が出来なくなり、頭が回らなくなってしまうという事もあります。すると、その混乱を引きずり、その後の質問にも身が入らなくなるという良くない流れになってしまいます。

また、何か質問された時にとっさに「わかります」と答えたものの、「では詳しくお願いします」と突っ込まれた時に何も答えられなかった、という事もあります。反射的に知らないとは言えないと思ってしまった例です。ここでは、そんな面接での失敗例をいくつか挙げていきます。

入退室のマナーに失敗

入退出のマナーができていなかったというのも、見直しておかなければいけない事のひとつです。礼をしながらドアを開け閉めしてしまったり、どうぞと言われる前に勝手に着席してしまったりと、緊張から来る失礼な行動は多々あります。

面接の入室と退室のマナーと流れ

遅刻で失敗

マナー違反として最も重罪なのが、遅刻です。遅刻はもちろん厳禁です。

しかし、電車の遅延などであれば、もしかしたら取りあってくれるかもしれません。まずは連絡をしてみましょう。とにかく無断での遅刻は絶対にいけません。

前日に友人の家でお酒を飲んでいて、そのまま面接会場に直行……などといった愚行を犯さないように気を付けてください。

謙遜しすぎて失敗

質問をされた時に、謙遜をし過ぎるのも考えものです。かと言って、あまりにも自分に自信たっぷりな回答をするのも、あまり好印象を与えるとは言えません。

特に転職の際に言える事なのですが、前職の話をする時に、自分はそこまでできる人間ではない、そこまでできる事ではない、と謙遜をしすぎてしまうことがあります。そうすると、この人はスキルがないのだと受け取られてしまいます。

過度な自信と謙遜は損です。適度に謙遜し、適度な自信を持つ事を心がけましょう。

気持ちが伝わらずに失敗

公務員採用試験の場合、その自治体で働きたいという理由が面接官に伝わらなかったり、民間企業ではなく、公務員を選んだ理由が明確ではなかったりなどという、志望動機に関する失敗が目立ちます。

面接官は志望動機を重要視しています。なぜ、ここで働きたいのかをしっかりと説明できるように準備をしてください。

逆質問できずに失敗

最近の面接の肝である逆質問にも、失敗の落とし穴が隠されています。何も思い浮かばずに焦ってしまい、聞かなくてもいいような事を聞いてしまうというパターンや、聞かないよりはマシだろうと適当な事を聞いてしまうパターンです。

企業の基本的な情報を答えられないというのも大失敗です。基本情報として社長の名前を聞かれるという事は多々あります。これが答えられないと、その企業で働きたいという気持ちの強さが見えないと思われてしまいます。

面接で「失敗した!」と思っても企業にメールを送る事で挽回可能

面接の失敗を挽回するためのメール対応

「面接で失敗した!」と思っても、まだ挽回するチャンスはあります。それは「お礼状」です。「お礼状」は、本来手書きでポストに投函するものですが、最終面接後などは時間がないためにメールで送りましょう。

最終面接から内定決定までには、時間がそれほど残されていません。採用に繋がる事は全てやっておくべきであるため、お礼メールもその一環として捉えると良いでしょう。面接で失敗した後、企業へメールを送る際のポイントを見てみましょう。

面接当日中にお礼メールを送信する

メールを送るのは、必ず面接を受けた当日にしましょう。「お礼状」は大きな影響を持っているため、なるべく送った方が評価は良くなります。ビジネスルールがしっかりできているというアピールにも繋がります。

お礼メールは面接官宛に送信する

面接官の連絡先が分かる場合は、直接送ってください。連絡先がわからない場合は、宛名を「株式会社○○ 人事採用ご担当者様」にして送りましょう。

面接では、面接を担当してくれた人の名前をしっかり覚えておくのが礼儀です。もし不採用だったとしても、今後の人生でまったく繋がりがない人とは言い切れません。その時のためにも、面接官の名前は忘れないようにしましょう。

お礼メールの内容は簡潔にまとめる

相手が忙しいという事を念頭に置いて、メールの内容はなるべく簡潔にまとめましょう。こちらへの返信が不要である旨を末尾に記載しておくと、忙しさへの配慮になります。あくまでもお礼メールの目的は、志望度のアピールである事を忘れないでください。

お礼メールには面接のやり取りを盛り込む

面接を受けさせてもらった事へのお礼、感想、面接後に更に入社への意欲が高まった事を記しましょう。この時に、面接の中でのやり取りを盛り込む事で、面接後に作成したメールである事が相手に伝わります。気持ちを込めて書いてください。

面接後に送るお礼メールの書き方と例文

面接で失敗しない8つの心得

企業の集団面接に臨む就活生

面接で失敗をしないためにはどうすれば良いのでしょうか。ここで、成功を勝ち取るために心得ておきたい8つことをご紹介します。

1.面接官の目を見て話す

面接官と目を合わせて話をしないのは、態度が悪いと見なされてしまいます。普段から人と目を合わせて話すのが苦手な人も、面接の間だけはきちんと目を見て話すよう意識しましょう。

また、仏頂面も相手を不快にさせてしまいます。できるだけ笑顔で接する事を心がけ、好印象をもってもらいましょう。

2.答えは結論から話す

話し方にも工夫が必要です。長々と話しすぎず、質問には結論から簡潔に話すように心がけてください。自分にも相手にも要点がわかるように、まとめる事を意識しましょう。

語尾が弱腰にならないよう、はっきりと面接官に聞こえるように、自信を持って自分の意見を言ってください。

3.自分の言葉に置き換えて話す

言葉に気をつけるという意味では、ハウツー本やネットに載っているフレーズをそのまま自分のものとして引用する事は避けましょう。きちんと自分の言葉に置き換えて、面接官に伝えてください。

また、転職の場合は、前職の悪口やネガティブな退職理由は話さないように気を付けましょう。面接官に悪印象を与えてしまいます。

4.企業の基本情報は事前に頭に入れておく

企業の基本情報は、事前に必ず押さえておきたいところです。OB訪問などをして、会社の雰囲気を掴んでおきましょう。

企業は社風にあった人材を獲得したいと考えています。どれほど優れた人間であっても、社風にあっていなければ残念ながら採用する事はしないでしょう。

理想の就職を叶える業界研究の方法

5.第一志望です!と熱意を見せる

面接を受けている企業が、第一志望であるという熱意をみせる事が大切です。志望動機を具体的に述べられるようにしておく事で、他社には目移りしていない事をアピールしましょう。一次、二次、最終、どの段階の面接においても「なぜ当社でなくてはならないのか」という質問を通して、企業側は受験者の熱意を確かめています。

6.嘘をつかない

見え透いた嘘はすぐに見抜かれてしまうので、言わないようにしましょう。転職の場合であれば、前職で実績を上げた経験を大げさに話す事などです。

小さな嘘だから大丈夫と思っても、面接中にぼろが出始めると話の辻褄が合わなくなってくる危険性があります。入社できた後も、「どうも面接の時と話が違う」と思われてしまう事があり得るため、嘘をつくのはやめてください。

7.逆質問はあらかじめ準備しておく

逆質問の準備も事前にしておく事が、面接での失敗を防ぐ方法の1つと言えます。その場で逆質問を考えようとしても、なかなか気の利いた質問は思いつきません。どの企業にも応用できるものを常にストックしておき、それに加えて企業それぞれに適した質問を準備すると良いでしょう。

その際、給与に関する質問や、離職率、転勤のペースなど、自分の都合に焦点を当てた質問をしないように気を付けてください。

就活の質問・逆質問で面接官に熱意を伝える自己アピール方法

8.勤めたい理由を具体的に述べる

公務員試験の場合は、公務員という仕事について充分に研究しておき、勤めたい理由を具体的に考え、どんな角度から質問が来ても対応できるようにしておく事が大切です。自分が志望する市町村、都道府県、特定の自治体である必要性を具体的に述べられるようにしておきましょう。

面接に失敗したと思っていたら受かっていたというケースもある

見事内定をゲットした大学生達

今日の面接は失敗した、絶対に落ちた……と思っていたのに、「内定をもらって驚いた」という経験があった人もいるのではないでしょうか。ここでは、そんなケースについてご紹介します。

圧迫面接だったけれど、内定をもらった

圧迫面接で自分を否定されたような気になって、落ち込む人もいるでしょう。ところが、実は合格しているというパターンが多い場合もあります。

採用したいという気持ちが強い学生だからこそ、企業側はたくさん質問をしてしまいます。その結果として質問が多くなり、圧迫面接のようになってしまうというわけです。

圧迫面接の対処法は企業の意図を知ること!圧迫面接突破マニュアル

面接の時間が短かったけど、内定をもらった

面接の時間が短い場合も、「何か失敗しただろうか」と不安になってしまうものです。しかし、企業側がすでにその学生を採用する事を決めている時は、面接を早めに切り上げるケースも少なくありません。

自己PRなど、内容がしっかりできていれば、引き延ばす必要はないからです。結果は内定が出るまでわかりません。焦らずに、心を落ち着けて待ちましょう。

面接時間が短いのは落ちたから?採用に繋がりやすい答え方

面接で失敗のないように事前準備をしよう

どれだけ気をつけていても、失敗してしまうことは誰にでもあります。面接という特に緊張する場面では、頭が真っ白になる人もいるかもしれません。今回紹介した事を参考に、面接で失敗しないよう事前準備をしっかりするようにしましょう。

もしかしたら面接で自分がとんでもないミスをしてしまった思った事が、人事には大ウケしている可能性もあります。そのため、失敗したからと言って、落ち込みずぎないことも大切です。何が失敗だとは一概には言えません。失敗したかもしれないことを延々と気に病むよりも、次の面接に向けての事前準備をしっかり進めましょう。