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ドラッグストアのバイトは意外と重労働!体験談14選

ドラッグストアのバイト経験者に、当時のエピソードや仕事内容、働いてみて感じたやりがいや大変さを聞きました。ドラッグストアバイトは体力勝負のハードな仕事ですが、社割制度や化粧品サンプルがもらえる等のメリットも。学生や主婦、フリーターなどアルバイト・パートとして働く層も幅広いです。

ドラッグストアでのバイトってどんな仕事?

アルバイトの中でも募集数が多いのが、ドラッグストア・薬局のバイトです。大学生から主婦まで初心者の方でも比較的始めやすい仕事で、社割があったり化粧品や生活必需品のサンプルがもらえたりと嬉しいポイントもあります。

実際にドラッグストアでパート・アルバイトとして働いたことのある14名の方から体験談を伺い、主な仕事内容やそのやりがい、苦労についてリサーチしました。ドラッグストアでのアルバイトを検討している方は事前にチェックして、仕事への理解を深めておきましょう。

ドラッグストアでのバイトの主な仕事内容

職場により異なりますが、ドラッグストアの店員が行う主な仕事としては以下のような業務内容が挙げられます。

レジ打ちや品出しなど基本的な業務のほか、ある程度業務を覚えてくると、売り場づくりや商品発注などの作業を任されることもあります。

ドラッグストアのバイトで大変なことは?

ドラッグストアでバイトとして働いた方の声を見てみると、基本的に立ち仕事であるということや大きくて重い商品の品出しなど、意外に重労働なことがわかります。体力勝負であることを踏まえた上で応募する必要があるでしょう。

最近のドラッグストアでは食品を扱っている店舗も増えており、商品数が多いことからそれらを覚えるのに苦労する方も少なくありません。お客様に商品の場所を聞かれることもあるため、売り場の位置をしっかり把握しておくことも大切です。

なお、ドラッグストアのアルバイトでは、「ネイルやピアス、派手な髪色は禁止」「男性は短髪、ロングヘアの女性は結ぶ」などとルールが決められているケースがほとんどです。身だしなみに厳しい職場であることを念頭に置いた上で、応募を検討するのがベストです。

ドラッグストアのバイトのやりがいや魅力は?

ドラッグストアの立地はアクセスに便利なところが比較的多く、駅付近にあるお店であったり、商店街内にあったりと、通勤しやすいというのが魅力です。

日常的に薬品や日用品に携わることから、自分が体調を崩したときに使えるものなど、自然と生活に役立つ知識が身につきやすいのも魅力のひとつです。ここから医薬品の登録販売者の資格取得を目指す方も多いため、学びながら働ける環境下にあります。

また、社割制度化粧品などのサンプルがもらえるというメリットもあります。さらにお店の特売品の情報をいち早くチェックできる点も、節約したいフリーターや主婦層、学生にとっては非常にありがたいところでしょう。

ドラッグストアのバイトの男女比

「ドラッグストアのスタッフ」と聞くと、女性が多い印象を持つ方がほとんどでしょう。
しかし、重い荷物を運ぶなど重労働を課されることも多く、また、お店によっては24時までの営業などで夜間シフトを任されることもあるため、男性スタッフを歓迎する職場も少なくありません。
男性の方も「男だから採用に不利なのでは?」と諦めずに、気になる方はぜひ求人に応募してみてください。

ドラッグストアでのバイト体験談14選

品出しとレジを担当していました

はるか(34歳 事務)


2年間ほどドラッグストアで働いていました。働きやすい立地で、仕事内容が難しくないかなと思って選びました。週4日6時間ほどで、休みはシフト制だったのでその時によって変わります。

品出しとレジ業務を担当していましたが、袋詰めを店員が行うシステムだったため商品の入れ方などでクレームが発生することがあり大変でした。食品も扱われていますが、洗剤や虫よけなど、人によっては一緒に入れたくないものなどが多いためです。

また、薬を置いていることもあり、風邪を引いている人の来店が多いので、健康管理には常に気を遣っていました。

務めていて良かったことは、大手チェーン店だったため有給の申請が容易だったことと、各種手当がしっかり出たことです。

割引券をたくさん発行していました

やまみ(28歳 サービス業)


大学に進学してからすぐに始めたドラッグストアでのバイトは卒業するまで約4年間続けました。きっかけは高校の帰りによく寄っていた店舗ということと、店員さんの感じが良かったからです。また、化粧品が大好きなので従業員割引で購入することができることも魅力的でした。

勤務は週に3日で平日は大学から帰ったあとの4時間、土日は1日7時間くらいです。

仕事内容はレジと品出し、化粧品カウンターの人がいないときは化粧品カウンターで鍵付きの化粧品をお客様に頼まれたときに出したりラッピングをしたりという仕事でした。

とにかく割引券の発行をたくさんする店舗だったのでレジのときに割引ミスをしないようにするのが最初はとても大変でした。ミスがあるとお客様もとても怒らせてしまいますし、他のパートさんとの人間関係は気をとても遣いました。

メインはレジ打ちでした

うた(31歳 事務職)


高校3年生で進路が決まってから大学入学までの半年ぐらいの間ドラックストアでバイトをしました。勤務は平日2日と土日のどちらか。何曜日に入るかはその都度みんなで調節するので変わりました。時間は17~22時の固定です。

主な仕事は店内の商品の品出しで、日用雑貨や食料品の取り扱いもあり数は多かったです。それから店内の清掃、メインのレジ打ち。

慣れない時は特に品物を打ちながら袋詰めをするのがとても大変でした。量を見誤って入り切らなくなり、大きい袋に入れ替えたり。21時を過ぎると客足は落ち着くのですが、17~20時半ぐらいまではとにかく忙しく、レジがメインの日は気づくと行列で焦りました。品出しがメインの時は作業をしようと思うと応援に呼ばれるので、自分の作業が進みません。

また、お客様に商品の場所を聞かれた時も一苦労です。場所を覚える様にしていましたがそれでもわからないものもあり、その場で待ってもらっていて探しに走る、といったこともありました。

でも、動き回るのは性に合っていたのか、大変だけど楽しんで取り組める仕事でした。あと試供品の小さなサンプル袋をもらえることも良かったです。

立ちっぱなしだったので大変でした

マロニー(25歳 研究開発)


私は大学3年生から4年生の間の約2年間、ドラッグストアでアルバイトをしました。

始めたきっかけは、そのドラッグストアのアルバイト募集の張り紙を見たからです。ちょうど大学の授業も少なく、アルバイトを探していた時期だったので良いタイミングだと思い応募しました。勤務時間は、平日なら夕方5時から10時まで、休日なら朝9時から夜10時の間で都合のつく時に5時間程度働きました。シフト制だったので好きな時に休みを取れました。

仕事の内容は主にレジ対応と品出しです。このアルバイトで大変だったのは、ずっと立ちっぱなしで作業するので足腰がとても疲れることです。

しかしこのアルバイトを通して、風邪薬や頭痛薬、栄養ドリンクなど自分が体調を崩した時に役立つ商品の知識を得られました。

お客様に聞かれて知らない時は困りました

とんとん(25歳)


ドラッグストアでのアルバイトは高校生の頃1年間ほどしていました。たまたまスタッフ募集していたのもあるのですが、自分の中で薬を扱っているドラッグストアで働くのはかっこいいと思っていたのでやり始めました。学生だったので、土日限定でしたが朝から夕方までみっちり働いていました。

仕事は品出しとレジ打ちです。ドラッグストアでもいろんなものを取り扱っているので、客に捜し物を聞かれたときに知らないものだと探すのに苦労しました。薬の効能など、聞かれても分からないのに聞かれて戸惑ったこともあります。

ドラッグストアでアルバイトしていて良かったことは、化粧品を社割で安く買えたことです。アルバイトして貯めたお金でほしい化粧品を買うのが楽しかったです。

商品の発注やポップの切り分けをしました

りな(26歳 事務職)


大学時代、お小遣い稼ぎにバイトを始めようと思いましたが特に興味を持てる職業がなく、薬剤師である姉に相談したところ、「近くのドラッグストアでバイト募集してたよ!」と言われたのがキッカケで近所のドラッグストアでアルバイトを始めました。時給が1,000円と高かったのも決め手のひとつです。

勤務時間は学校が終わってからだったので17時から21時(閉店)までが多かったです。学校が休みの日は16時から21時までのシフトで働いていました。私の働いていた店舗は年中無休だったので年末年始も開店していました。元旦は時給が100円アップだったと思います。

仕事内容はレジがメインで、レジ以外は商品の補充や前だし、自分が担当している部門の商品の発注やポップの切り分けなどでした。

ドラッグストアで働くことの魅力はもちろん薬の知識がつくことです。資格がないとお客様には薬の接客はできませんが、有資格者の人に色々聞いて知識をつけることはできます。

大変なことは品出しです。重い荷物を沢山運ぶので腰痛に要注意です。私は就職までの1年半働きました。

レジ業務をしていました

たまにゃん(23歳 鉄道運転士)


私は大学生の頃、ドラッグストアのアルバイトを半年間継続しました。そのキッカケとしましては、やはり楽そうだったことと、薬の知識が欲しかったことです。

勤務時間は基本的に1日3時間から8時間でした。休日に関してもアルバイトでしたので、週2~5日など非常に自由に取りやすかったです。

ドラッグストアのアルバイト内容は、基本的にはレジ業務となります。本当に一般的なコンビニエンスストア等のレジ打ちと相違はありませんでしたが、医薬品の類を販売する時、場合によっては登録販売者の方を呼んで説明をする必要があります。他には、店舗清掃や製品補充業務です。棚卸しは外部に受注していましたからありませんでした。

大変なことは、実は医薬品関係ではなく、「トイレットペーパー24ロール」等が納品された時に、棚に並べるような作業です。案外力仕事で1番大変でした。

しかし、登録販売者や薬剤師の方から薬の知識を教えてもらいながら働けたので、勉強できるアルバイトとしてオススメです。

店内やトイレの掃除も仕事です

そら(31歳 主婦)


ドラッグストアで半年程アルバイトをしていました。薬をはじめ日用品や食品などいろいろな物が揃っているので、そこで仕事をすると買い物をする際にも便利だと思い働き始めました。平日と土日のどちらかを含む週3日、17時から22時まで働いていました。

主な仕事内容はレジと品出しで、勤務時間のおよそ半分ずつ作業に当たりました。お客様が来なくてレジが暇な時には、商品のポップを書いたり、ラッピングをしたりと細かい作業をしていました。また、品出しの合間に店内やトイレの掃除も行います。

仕事をしていて大変だったことは、商品の種類が豊富なため、どこに何があるか覚えるのに時間が掛かったことです。品出しをしたり、お客様に場所を聞かれたりするので、場所が分からないと時間を無駄にしてしまいます。

また、いろいろな種類のクーポンが発行されていたので、値引き対象外の商品や対象金額等の違いに混乱してしまい、仕事に慣れるまでレジでの値引き対応に苦戦しました。

ドラッグストアでアルバイトをしていて良かったことは、薬が必要になった時に薬剤師さんに相談しやすいことです。一緒に働いていることで気軽に相談ができ、いろいろアドバイスももらえました。 

中国人への対応が大変でした

なまらー(43歳 販売員)


3ヶ月の期間限定でしたが、近所のドラッグストアでバイトしたことがあります。

スタッフが産休に入ったらしく、代わりの従業員が来るまでのつなぎということで、スタッフの知り合いの紹介という形で入りました。週2回で15:00~21:00、主に陳列とレジ打ちを担当しました。

ちょうど中国人が紙おむつを買い占めるようになった時期で、うちにも3人組が来てありったけの紙おむつを買って行こうとして、その対応が1番大変です。店長に相談して「お一人様1個限り」を中国語に訳したものを棚に貼ったのですが、そんなの全然無視って感じで、力ずくで持っていこうとするのをスタッフ全員で体を張って阻止したりして身の危険を感じたこともありましたが、店長が率先して体を張ってくれる人だったのでありがたかったです。

でもほとんどのお客さんはいい人で、それまであまり会話を交わすことのなかった近所の人とも気軽に会話するようになれたのは良かったです。

商品を段ボールから取り出すのは大変な仕事でした

おきく(32歳 専業主婦)


私は大学生の頃、長期休みで実家に帰省するため、1ヶ月ほどドラッグストアでアルバイトをしていました。家から近く通いやすかったのでそこに決めました。シフトは早番でだいたい朝8時半から3時まで、休みは週2日です。

仕事内容は短期バイトだったのもあり、主に品だしと商品陳列です。最初は軽い小物から品だししていたので結構楽だったのですが、ドラッグストアにはオムツ、トイレットペーパーなど、大きい商品がたくさんあるのです。1つ1つ出すことができれば楽なのですが、まず倉庫から大きいにもつが入っている巨大段ボールを見つけ、それを数ある段ボールの中から取り出して開けなければならないので、これが本当に大変な作業でした。

仕事をしていくうちに作業には慣れました。体はボロボロでしたが、仕事を通して体力はついたと思います。私はもともとドラッグストアの化粧品や新商品を見るのが好きだったので、商品陳列も苦ではなかったです。短い期間ではありましたが、楽しく働けました。

レジにたくさんの人が並ぶと焦ります

さくらん(27歳 介護職)


ドラッグストアで1年ぐらいアルバイトをしていました。始めたきっかけは時給の良さと時間帯が私にはあっていたからです。

勤務時間は学校がある場合は19時から24時までその他はお店との相談で決まっていました。休みも専門で実習があったのでその期間はお休みでしたが基本的には週休2~3日ほどです。

仕事内容はレジ打ち袋詰め・商品整理・商品補充が主な仕事でした。商品整理や商品補充はお客さんのいない時に手早くやっていました。

仕事をしていて大変だったのはレジ作業です。基本的に一人体制でのレジだったので並んでしまうと焦ってしまうことが多く、お客さんによっては文句を言われることも多々ありました。

しかし、次第に仕事に慣れてくると、始めは文句を言っていたお客さんが「慣れてきたね。あなたの笑顔が見たくて来ちゃうのよ」と言ってもらえることが多くなり、それがやりがいにつながりました。

商品の種類や名前を覚えるのが大変でした

こはる(24歳 専業主婦)


ドラッグストアで1年間パートをしていました。きっかけは接客業をしたかったのと扶養内パート時間でちょうど良かったからです。勤務時間は8時~12時までです。お休みは平日1日と日曜日の週休2日でした。

仕事内容は朝の開店時間前は朝礼、外や中の掃除、品出しなどをしました。開店してからはレジを主にしていました。1ヶ月を過ぎた頃には、お薬の種類などを上司に教えてもらいながら接客したりもしました。

大変だったことは、たくさんある商品の種類や名前を覚えたりすることです。でも、お客さんに「ありがとう」と言われたり、「体調が良くなったよ」と声をかけてもらえたりしたときは凄く嬉しかったです。毎日違うお客さんとお話できるのも楽しかったです。

商品知識を身につけるのが大変でした

だりあ(36歳 主婦)


結婚してから子供を授かるまでの約1年間、ドラッグストアでアルバイトをしました。月15日以内までしか働けませんでしたが、パート社員とは異なり自分の希望する日のみを勤務することができました。

開店前からの始業でしたので、日配品の品出しと開店後はレジを担当しました。

薬に関しては会計時に自社製品をおすすめしなければならなかったので、その製品の知識を身に着ける必要があったところは大変でした。

また、詳しい説明を求められると薬剤師や社員・登録販売者に依頼しなければならず、レジが混み、お客様に嫌な顔をされることも度々ありました。

しかし、特売品を簡単にチェックでき、就業後に買い物することで節約ができる点については、ドラッグストアのバイトをしていてよかったと感じました。

重たい商品を運ぶのが大変でした

まかろに(35歳 会社員)


学生の時に冬休みの期間に登録していた派遣会社からの仕事の紹介でバイトしました。

勤務時間は午前中のみでしたが、朝は7時からの勤務になり、勤務時間は5時間程度でした。休日は勤務期間が短いということもあって休みはありませんでしたが、年末年始はドラッグストア自体が休みだったので、正月はゆっくりすることができました。

基本的に商品をバーコードで登録した後に陳列棚に置いていくのが仕事内容です。

ドラッグストアで働く際に大変だったのは、医薬品以外にも日用品も取り扱っていたので、重量がある商品を運ぶことです。しかし、基本的には単純作業をこなす仕事だったので、そこまでストレスを感じることがなかったのが良かったです。また、時給が良かったのも魅力でした。

ドラッグストアのバイトは大変だけど様々なメリットもある

ドラッグストアのバイトは、知識はもちろん体力のいる仕事でもあるので、様々な面で大きく成長できる職場です。お得な情報をいち早く知ることができたり、社割がきいたりと社員ならではの恩恵も少なくありませんので、節約しつつ稼げるアルバイトでもあります。未経験者歓迎の職場も多いので、気になる店舗やよく利用する店舗で求人があれば挑戦してみるとよいでしょう。