転職活動での応募数は何社くらい受けた?15人にリサーチ

転職活動での応募数・エントリー数はどれくらいにすべきか悩む社会人は多いもの。あまり絞り込まずにたくさん応募すると、面接選考でのスケジュール調整や応募書類の作成にも苦労します。転職活動経験者に応募数や当時のエピソードを聞いてみましたので、何社受けるか悩んでいる方は参考にしてください。

転職活動での応募数は何社くらい受けた?15人にリサーチ

転職活動での応募数はどれくらいにするべき?

いざ転職を決意し、企業の絞り込みをしていくとなると、悩んでしまうのは何社受けるべきかということ。多すぎると応募書類の作成やスケジュール調整が追いつきませんし、かといって少なすぎるのもなんだか不安になります。

転職活動での応募数はどれくらいが一般的なのか、転職経験者15名に調査しました。

転職活動での応募数と内定数

転職活動中に応募した社数と、そのうち内定が出た企業について聞いてみました。

  • 23社応募し、内定を頂けたのは3社
  • 3社面接を受けて3社とも内定
  • 履歴書等を送ったのが4社で2社から内定
  • 5社ほどに履歴書を送り内定は1社のみ
  • 10社に申し込み内定は6社
  • 最初の会社で採用面接をしてもらったその日に内定
  • 合計4社のオフィス用品の会社を受け、内定が出たのは今の会社1社のみ
  • 8社中1社のみ内定
  • 3社エントリーしそのうち2社から内定
  • 全部で5社受けてそのうち4社から内定
  • 約110社程度受けて、その中で内定をもらえたのは現在働いている1社のみ
  • 条件に合う会社を4社に絞り応募し、面接・筆記試験を受け、3社内定
  • 10社中1社のみ内定
  • 受けた3社全て内定
  • 面接は7社受け、実際に内定したのは3社

転職活動中の応募数を示したグラフ

転職活動中に応募数やエントリーした数は人によって異なりますが、転職活動での応募数について最も多かったのは「10社以内に絞り込んだ」という回答です。

最も多い方ではなんと110社という回答もあり、かと思えば「1社目で採用が出て、そこで働いている」という方もいたりと様々ですが、今回の調査では、転職活動を行った期間は最大でも半年間、最短では1ヶ月という結果となっています。少なくとも半年以内に転職先を決めるとなると、スケジュール等を考慮すれば10社以内というのは妥当な数字と言えるでしょう。

転職活動での応募数が多すぎるのは危険

転職活動中の応募数については、あまりに多すぎるのは考えものです。

「金銭的な不安を抱えての転職活動は避けたいから」と、働きながら転職活動を進める方が多いですが、この場合、現職をこなしながら転職先を探すとなるとスケジュールの調整も大変です。ただでさえ時間がない中あんまりたくさんの企業の選考に応募してしまうと、選考のアポひとつ取るのも一苦労となります。

また、受ける企業の数だけ応募書類の作成や企業研究などの手間暇も多くかかります。

転職活動の応募数で決まるメリットとデメリットについて説明

働きながら転職活動するなら知るべきメリットとデメリット

転職活動期間にもよりますが、頑張り過ぎて本業に支障が出ることのないよう、企業研究や自己分析を入念に行い、応募数は最低限に絞り込むことをおすすめします。

転職活動での応募数・獲得した内定の数を教えて!

15人の転職経験者に、当時の応募数や結果について詳しいエピソードを聞いてみました。

転職活動での応募数が1~10社の方

思ったよりも順調に進んだ転職活動

りり(35歳 看護師)


前職場の退職を2016年12月に決め、2017年1月に現在の職場である転職先の求人を発見しました。採用面接は2月でしたので、転職活動は実質1~2か月です。

看護師の世界から離れてみようかと考え、当初はMRやCRCの求人に絞って探していました。しかし、やはりこれまでの経験を生かすべきと考え、手術室看護師に絞って検索し直しました。応募したのは1件、採用面接をしてもらったその日に採用内定をもらえました。

前職場に在職中に転職活動を行っていたので、なかなかスケジュール的に余裕もありませんでしたので、応募先はよく吟味し1つだけにしようと考えていました。

他に受けるにしても時間も労力もかかりますし、それほどの心身の余裕はなかったので実際それで十分だったと思います。

年収は大幅に下がりましたが、総合的にみて環境もよく、心身の健康を保てているのでこの転職は成功です。

より自分らしく働ける営業に転職しました

さいー(34歳 営業)


2016年5月から8月まで転職活動を行いました。元々は広告の営業をしていたのですが、残業も多く結婚するタイミングだったのもあり、これからも長くずっと行っていけるような仕事に転職したと思い転職することを決めました。

できれば同じ営業をこれからもしたかったので、業界は経験した広告業以外にも広く考え、あまり残業がない営業職を探しました。3社エントリーしそのうち2社から内定をいただきました。

仕事をしながらの転職活動だったため、なかなか時間がなくたくさん応募もできませんでした。

しかし、その分内容に納得している企業にエントリーできたので結果としては効率的な転職活動ができました。

電話応対をしている女性社員

30歳を目前に転職活動

マイ(30歳)


私は、業種は絞らずに事務職に限定して転職活動をしました。期間は29歳の冬から春にかけて、4ヶ月ほどです。

全部で5社受けて、そのうち4社から内定をもらい、一番希望していた会社に採用してもらうことになりました。

周囲からは「新卒の時みたいに、もっとバンバン受けないと!」と言われたりもしましたが、私は5社で十分だったと思います。その理由は、前職が自分に合わずに苦労した経験から、じっくり自分に合った会社を探したいと思ったからです。

1社1社をネットやSNSなどで時間をかけて調べ、面接の時も面接官だけでなくオフィスの雰囲気なども注視しました。そのおかげか、新しい会社ではとても快適に働けていて、少ない数でもよかったと思っています。

転職活動について

ゆきき(32歳 販売業)


転職活動は退職する2ヶ月前から転職サイトや情報誌を見始め、そこから有休を活用しながら約2ヶ月間活動をしました。

業種は土日祝休みや、残業がほぼないデスクワークに挑戦してみたいと思いましたが、前職が販売業だったことと、事務経験がなく年齢的に不採用になる確率が高いと判断しました。

前職の経験から即戦力になれれば採用される確率が上がりますし、生活もかかっていたので、販売業種に絞り込み求人情報をチェックしていました。

そこから私の条件に合う会社を4社に絞り応募しました。面接、筆記試験を受け、3社内定をいただきました。

受けた会社の数は新しい職種の転職であればもっと受けるつもりでしたが、前職と同じ業種の場合は4社で十分だったと感じます。

転職活動が軌道に乗るまで長かった

のー(30歳)


前職を辞めて3ヶ月ほど経ち、やっと転職に成功しました。

私の場合、仕事を辞めてから転職活動を本格的に開始したのですが、10社ほど履歴書を送り、最初の1ヶ月は書類で全て落ちました。大手の事務を狙っていたためだったと思うのですが、そこからはもう会社の規模や知名度は無視して活動しました。

10社応募して面接までたどり着いたのは2社、内定をもらったのは小さなIT企業1社のみです。

退職金も底をつき、さすがに貯金も心配だったため入社を決めました。やはり、転職といえども学歴などもあるかもしれませんが大手の企業には全く届きませんでした。

会社の規模を無視した活動に方向転換したのは、ハローワークで事務職の倍率がかなり高いといわれ、もう選んでいられないと思ったためです。

確かに選ばなければ仕事はあり、希望していた土日休みの残業少な目という条件はクリアしていますが、給料が安いです。もう一社くらい受けていればと思いますが、金銭的な余裕もなく焦って決めました。

転職年齢の厳しさを痛感

あやと(52歳 専門職)


退職してから3か月間の転職活動でした。なかなか年齢に該当する求人がなかったので、業界というよりは今までに経験していた事務職や営業職を中心に絞り込みました。

一度にたくさんの履歴書を作るのが大変だったので、初めに応募したのは3社でしたが、全て不採用通知が帰ってきました。条件を緩和しながら5社の書類を送付したところ、やっと1社のみ面接の案内が届きました。

ただ、その職種は一番自信がなかった専門職で、受からないだろうと思いながら面接したのを覚えています。その開き直った対応がよかったのか、専門職というある程度以上の社会経験があったからなのか、内定通知をいただくことができました。

たくさん受けたから採用されるものではないですが、どんなことに必要とされているかわからないので、今回受けた会社の数は妥当だと思いました。

私が今の会社に就職するまで

バサコ(26歳 営業職)


私は転職活動を2017年8月から2017年9月までの1ヶ月間行っていました。以前働いていた会社に在籍しているときから転職を考え始め、次の仕事はオフィス用品の営業にしようと決めて、それだけに絞って転職活動を行いました。

今の会社が決まるまでには合計4社のオフィス用品の会社を受けましたが、この中で内定が出たのは今の会社1社のみでした。

今回の転職活動は、インターネット上にホームページが存在していて、かつ検索した際にヒットした近隣の会社のみを受けたため、検索のしかたによってはもしかしたら他にもオフィス用品の会社はいくつもあったのではないかと感じています。そのため、考え直してみるともっと受けていてもよかったように思います。

ステップアップのための転職

ともみ(30歳 アパレル業)


転職活動を始めたのは昨年の春でした。1ヶ月という短い期間でしたが、アパレル業界に絞り集中して活動を行いました。ブランドショップを中心に3社エントリーしました。

しっかりと企業研究をし、職務経歴書を作っていたので、3社全てから内定をいただくことができました。

3社ともブランドの歴史が長い企業でしたので、本やインターネットで調べるだけでなく、ブランドに関わる映画を観たり、過去の業績を調べたりとかなり深い部分まで企業研究を行ったことが功を奏しました。

複数の企業研究を並行して行うことはとても労力のいることでしたので、3社に絞って受けてよかったです。これ以上たくさんの企業を受けていたら、中途半端な活動になっていたと思います。

アパレルショップで働く女性

たくさんの会社を見比べましょう。

ken(25歳 営業職)


転職活動は新卒2年目の冬から新卒3年目の夏まで、およそ半年間行いました。前職も営業職だったため、特定の業界に絞らず色々な業界の営業職を受けていました。

第二新卒としての転職活動だったため、新卒での就活よりもかなり不安が大きく、転職サイトに登録してから実際に応募するまでかなり悩みました。実際に面接を受け始めたのは新卒3年目の春辺りです。

面接は7社受け、実際に内定をいただいたのは3社でした。残りも選考途中でこちらから辞退させていただいた会社もあり、進み具合としてはかなりよかったです。

もっと早くから色々動いてみてもよかったのではないかと少し後悔しています。結果的にご縁のある会社に入社しましたが、もっとたくさんの会社を受けてみて、色々と吟味した方がより後悔は少なかったのではないかと今では思います。

私の転職経験

ねね(43歳 SE)


私は2015年に東京から地方に移住したため、仕事を変える必要がありました。東京にいるうちに仕事を探すのではなく、地方に移住してから仕事を探しました。転職期間は2015年の6月から9月までの3ヶ月です。

地方の仕事の状況がいまひとつ分からなかったので、職種は広く、特に絞り込むことなく探しましたが、私が東京に住んでいた時に身に着けたスキルを活かせる職場を探しました。

仕事探しは主にハローワークで行いましたが、仕事の量は東京に比べて少なく、おおむね1週間に1社求人申込をしていました。全部で10社に申し込み、8社と面接を行い、内定をいただいたのは6社です。

正直、就職活動で受けた会社の数としては十分ではないと思います。もっと受けてもよかったと感じています。

自分でやりたいことを選択する転職

みんみー(26歳 事務)


転職前に務めていた会社が資金不足に陥り、2015年9月~10月くらいの1ヶ月間に集中して転職活動を行いました。

前職が税理士事務所だったので、転職先は同業の会計・税理士事務所または会社の経理業務に絞って探しました。

知り合いの紹介という形で3社面接をし、3社とも内定をいただけました。その中でも、会社の経理部分の業務だけではなく税務・申告にも関われる会計事務所への転職を決断しました。

前職の税理士事務所でやっていたことよりも勉強することがとても多く大変ですが、より知識を掘り下げ深めていけていると自分でも思うことができます。

期間が短かったこともあり、あまりたくさんの会社の面接を受けることができませんでしたが、結局は自分がやりたい仕事があるかどうかで選択したと思うので特に悔いはないです。

短期集中型の転職活動でした。

みるみくす(24歳)


転職活動に本腰を入れたのは昨年の1月の1か月間です。それまでは仕事をしながら情報収集をしたり、休みの日にハローワークにいって求人情報を見たりしていました。

業界、職種は限定しなかったのですが、働く場所を絞って企業や求人を探していました。業界・職種で絞り込んだとすれば、企画や営業に興味があったので、総務的なお仕事ができるものを選んでいました。

その中でも、履歴書等をお送りしたのが4社で、直接面接や試験に伺ったのが2社です。その2社から内定をいただきました。

受けた会社の数は、転職活動期間も短かったこと、働きながらの活動だったことを考慮すると、丁度よかったかと思います。

転職ということで、仕事をする上で譲れないことや、聞いておかなければならないことなど、会社を選ぶ基準や方法が身に付いた状態での就職活動なので、受ける会社数は自ずと少なくなるかと思います。

絶対に譲れない条件は一つだけ

すずこ(30歳 事務職)


今から1年前ほどに家庭の都合で引っ越すことになり、引っ越しがタイミングで転職活動を始めました。仕事を探す上で、自分に何ができるのかをしっかりと考えました。

その際に高校時代に取得した資格を生かしたかったことと、長く続けられる仕事ということで業界にはこだわりはなかったので事務職として働ける業界を探しました。

しかし事務職は求人数に対して応募者が多く、5社ほどに履歴書を送りましたが内定はなかなか出ず、結果は1社からのみの合格通知だけでした。絶対に年間休日は120日以上ある職場がよかったため、そこを基準として給料や仕事内容などを見ながら応募していきました。

どうしても譲れないものがたくさんあるのならもっといろいろな会社に応募してもいいかなと感じましたが、私自身そこまでこだわりがあったわけでもなかったので、5社という中で縁のあった会社が見つかってよかったと感じました。

転職活動での応募数が20社以上の方

転職活動について

たそたそ(29歳)


業務の多さと見合わない待遇面に不満を持ち、転職を決意致しました。

転職活動は2015年7月から2015年11月の約4か月間行っており、期間としては長くなった方かと思います。

転職を行った際、ストレスが掛かるのは目に見えて分かっていたので、なるべく自分に掛かる負担を軽減できる様に現在持っているスキルを活かせる事務職関係の仕事に絞り込み活動を行っていました。23社応募させていただき内定を頂けたのは3社でした。

同じ様な失敗はしたくなかったため、内定を頂いた中で待遇面や面接を行って下さった方の対応が一番よかった企業を選び入社させていただきました。

本当に転職してもいいのかと自問自答を繰り返す日々を過ごしながらの4ヶ月間でしたが転職してよかったと心から言える結果を得られております。

就職活動は考え方を修正していく作業です

コウ(27歳 介護職)


私は去年の8月から今年の1月まで、半年間転職活動を行っていました。

初めはパソコンのスキルを持っていたので事務を希望していましたが、事務は狭き門と言われる程に求人数が少なく、かなり苦戦を強いられました。パソコンのスキルはあっても経験がなかったことが大きな要因となったのです。

職種や業種を絞らずに会社のHPや評判などを調べて、自分に合うかを慎重に選んで活動を再開しました。

全体を通し、受けた社数としては約110社程度。その中で内定を貰えたのは、現在働いている1社のみでした。

受けた数に比べて内定があまりにも少ないと思いますが、私にとっては満足の行く結果だと思っています。受けた会社によって違う印象や雰囲気などを学びながら活動ができたことが要因です。

様々な人に出会って話すことにより、入社したいかどうかがはっきりと分かるので、どんどんと考え方が変わっていくことを感じました。

就職活動は何社受けて内定を貰えたかではなく、自分の納得のいく結果を出せるかだと思うので、私はこの結果に満足しています。

転職活動での応募数は自分が納得できるくらいが◎

転職活動中、「周囲と比べて私の応募数・エントリー数ってもしかして少ない?」と不安に感じる方も多いですが、自分なりに転職先の絞り込みをしっかり行ったのであれば心配する必要はありません。最終的に自分が納得できる企業に就職できれば、基本的には問題ないと心得ましょう。

就活では何社受ける?エントリー数や選考を受けた数を調査