インターンの交通費は出る?出ない?賢い節約方法6つ

インターン先での交通費が出るのか出ないのかは、就活生にとってインターンの参加不参加の決め手ともなるポイントの1つです。インターン経験者の交通費に関する体験談を紹介している他、交通費が支給されやすいインターンや交通費が支給されない時の節約法を挙げているので、ぜひ参考にしてください。

インターンの交通費は出る?出ない?賢い節約方法6つ

インターン先での交通費は出る?それとも出ない?

就活中はスーツ代や靴代、お昼ご飯代など色々と出費がかさみます。その中でも費用が一番かかるのは交通費です。就活の一環としてインターンに参加を検討する場合も、交通費が痛い出費と悩む学生も多く、交通費が出るのか出ないのかをインターンに参加するかどうかの判断材料の1つにする場合があります。

会社のビルの前に止めた自転車

そんな就活生の悩みも、インターン先の企業で交通費を支給してくれたら、すっきり解決するかもしれません。インターン生に交通費を支給するかどうかを決めるのは企業で、支給額も企業によって異なります。

今回、インターン参加経験者に交通費について聞いてみたところ、交通費が出た派と出なかった派で半々に分かれました。このうち「交通費が出た」と回答した人に支給された金額は、次の通りです。

  • 1,200円(1日の往復上限額)
  • 1,400円(原則的に全額支給:片道約700円)
  • 10,000円(500円×20日間:1ヶ月分の金額)

インターンを行った企業の交通費に関する規定を教えて!

新幹線

今回、体験談を寄せてくれた皆さんが通ったインターン先では、支給してもしなくても交通費に関する規定があるところもあれば、ないところもありました。

インターンに参加したいけど交通費が支給されるか不安な人は、交通費の規定について事前確認しておきましょう。体験談の中にあった交通費の規定を挙げてみます。

  • 新幹線や飛行機を利用し遠方から来る学生には交通費が支給される
  • 1日の往復上限1,200円の交通費が支給される
  • 電車代やバス代が最大片道1,500円支給される
  • 500円×出社日数分が交通費として支給される

交通費支給の基準は様々ですが、体験談にもあった「自分は家が近かったので交通費が支給されなかったけど、遠方からの学生には支給されていた」というケースが比較的多く、それを交通費支給の規定に盛り込んでいる企業が少なくありません。

今回の体験談では「遠方からの学生だけに交通費が出ていたことには納得していた」、「家が近かったので、交通費が出なくても不満は感じなかった」「交通費は出ていたけれど、全然足りなかった」、「出社日数ではなく、会社までの距離に応じて交通費を出してほしかった」など、色んな意見が聞かれました。

インターン先での交通費は公共交通機関利用時に支給されることが多い

市電

インターン先での交通費の支給については、電車やバスなど公共の交通機関を利用した時にその費用を負担してくれる企業もあります。

ただ、今回の体験談では公共の交通機関を利用してインターン通いをしていた5名のうち、3名が交通費を支給されておらず、1名は車通勤でしたが交通費が支給されたとのことです。公共の交通機関と使った時に支給する企業が多いとはいえ、もちろんそのケースに当てはまらない場合があることも知っておきましょう。

交通費が支給されやすいインターンもある!

インターンに応募するなら、交通費を支給してくれるところのほうが助かります。ここで、交通費が支給されやすいインターンがあるのかどうかを見てみましょう。

短期より長期インターンのほうが交通費の支給確率は高い

一般的に1日限りの1dayインターンや夏休み期間中に行われるサマーインターンなど短期のインターンは、交通費が出ないことが多いです。各企業の考えによるところが大きいため、「こういう企業でのインターンなら交通費が出る」と一概には言えませんが、短期に比べて長期インターンだと交通費が支給されやすいと言われています。さらに長期インターンの場合、交通費以外に給料も支払われることが多いです。

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人材不足の職種は交通費を出してでもインターン生を受け入れたい

介護職など慢性的な人材不足に悩まされている職種では、交通費を出してでもインターン生を受け入れて、人材確保に少しでもつなげたいと考える場合も少なくありません。「就活に色々費用がかかるので、交通費が支給されるインターン求人を」と思っている人は、人材不足に悩んでいそうな職種を狙ってインターンに応募してみるのも良いでしょう。

インターンで交通費が出ない時の節約法

当たり前ですがインターン先で交通費が出ない時は、自費で行くことになります。交通費を少しでも節約して移動できる方法を考えましょう。

1.家から会社まで近ければ歩くと交通費はかからない

交差点の歩く青光

インターンを行う会社が家から近ければ、歩いて行くようにしましょう。歩くことが、交通費を節約するために一番効果的な方法です。

また、インターン先まで歩いて通うことで交通費の節約ができるだけでなく、運動もできて一石二鳥になります。会社までの距離が近くても、車があるとつい使いたくなってしまいますが、ガソリン代もかかりますからできるだけ歩くことを心がけましょう。

2.学生ならではの特権で学割を利用する

飛行機

新幹線や飛行機などを利用してインターンに行く場合、学割を上手に使うのも交通費の節約に役立ちます。新幹線の場合は学割を使うと、中学・高校・大学・専門学校などJRが指定する学校の生徒・学生を対象に、運賃が2割引になります。ただし乗車する区間の距離によって、学割が使える場合と使えない場合があるので、事前に確認しておきましょう。

航空券についても、各航空会社では学割を実施しています。航空会社によっては、学生を対象にした学割だけでなく、対象年齢の幅を広げて若者向けの様々な割引サービスを行っています。割引サービスの併用で航空券が最大半額になることもあるので、事前に確認したうえで賢く使いましょう。

3.長期インターンには定期券の購入がお得

インターン通いや就活のために、定期券を購入する人もいます。期間別に1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の3種類の定期券があります。使える期間が決まっているので、期限切れには気をつけましょう。

長期インターンなどは、通勤定期券を購入すると良いかもしれません。頻繁に通うのであれば、その都度切符を購入するよりも交通費が安く済みます。証明書などの書類を提示する必要がなく、駅の自動券売機で購入可能です。

この他、インターン用として通学定期券を使うこともできます。通学定期券の割引率が通勤定期券よりも高いことなどから、通学定期券の購入にあたっては通学証明書の提示が必要です。

4.月に数回のインターン通いには回数券が便利

それほど頻繁ではないけれど月に2~3回インターン通いでJRなどを利用する時は、回数券を購入したほうが交通費の節約につながる場合があります。

乗車券が複数枚綴りになっている回数券を使うことで、交通費が節約できるだけでなく、いちいち切符を購入する手間も省けます。定期券同様、回数券も駅の自動券売機で購入できます。回数券にも使用期限があり、原則として3ヶ月になっています。

5.金券ショップなら新幹線や飛行機の切符が安い

インターンに行くために必要な新幹線や飛行機などの切符は駅だけでなく、金券ショップでも購入することができます。ゴールデンウィークやお盆休みなどの観光シーズンを除き、金券ショップでは公共交通機関の切符が定価よりも安く売られています。

インターンに行くための交通費を節約したいなら、金券ショップも見てみましょう。店頭の他、インターネットで購入することもできるので、忙しい就活生には便利です。

6.1dayインターンには夜行バスを使う手もあり

夜行バス亭

家から遠い会社で行われる1dayインターンにどうしても行きたい!そんな時は、夜行バスを使う方法もあります。1dayインターンに参加するなら1日眠さに耐えればいいので、早割や間近割などのサービスも有効利用することでより安く乗れる夜行バスでの移動を検討してみましょう。

よく夜行バスの利用は体力がないと厳しいと言われますが、それは目的地到着までに要する時間やバス内の設備がどれだけ充実しているかなどにも左右されます。夜行バスには『狭い』『疲れる』という印象もありますが、近年は女性専用車があったり、個室タイプの座席を選べたりするなど車内で快適に過ごすための様々な設備・サービスが充実しています。

快適度の高い夜行バスを選んでも、新幹線や飛行機などでの移動よりも安くなる場合が多いです。夜行バスの利用で浮いた交通費は、別の1dayインターンに行くための費用にまわすこともできます。1dayインターンの種類によっては数時間で終わるものもあるため、就活生の中にはうまく時間調整をして1日に数社のインターンシップに参加する人もいます。

1dayインターンって?特徴や参加するメリットを知ろう!

インターンの交通費はいくら?体験談

インターン経験者の交通費に関する体験談を紹介します。交通費が出る・出ない、金額はいくらかなどは企業によって違いますし、インターン先での交通費規定に対する満足度にも個人差があります。

首都圏からの学生に交通費支給は無し

あやか(30歳)


卸売業に就き、勤続年数6年になります。

外資系金融機関のインターンに行き、期間は事前説明会1日を含め、計4日間でした。初日は業務説明を受けて、各部署のオフィス見学をしました。その後は社内向け業務のうち、書類とシステムの内容照合業務や総務の方のお手伝いをしました。

インターン先の会社には電車で通っていましたが、交通費の支給はありませんでした。首都圏大学の学生は交通費無しでしたが、遠方から飛行機や新幹線を利用して来る学生には交通費が出ていました。

交通費について満足はしていないものの、納得感はありました。首都圏大学の学生であれば1日数百円の負担であるため、軽い負担と感じていました。同じ学生の中でもインター先から交通費が支給される人と支給されない人がいるのは不公平かと思いますが、やはり遠方から学生は交通費の他にも何かとお金がかかると思うので、通勤距離で区別されることに不満はありませんでした。

求人広告会社でのインターンは交通費が出なかった

くまねこ(27歳)


建築系会社の総務部で、5年2ヶ月働いています。

私が大学生のときにインターンシップを行ったのは、求人広告の会社でした。インターンシップの期間は3日間と短く、グループごとに課題に取り組みました。

内容としては、求人広告を出したいお客様の意見を聞いて、自分たちで求人広告を作るというシミュレーションをするというものでした。最後にプレゼンをして良いところ、悪いところをアドバイスいただいた他、就職活動に関して相談する時間もありました。

インターンシップに通う為、電車を利用しましたが、交通費の支給はありませんでした。交通費に関する規定はなく、私の場合は家からそこまで遠くはなかったのと、仕事というものはどんなものなのかを学びたくてインターンシップに参加したので、特に交通費を出して欲しいなどとは思いませんでした。

交通費は出たけれど、全然足りなかった

クラウド(30歳)

遠くから見たバス

インターンを行った営業会社で5年半働きました。

その会社では、スポーツ用品を大手商業施設などに置いてもらう仕事をしました。インターン期間は1週間程度で、商業施設に行き責任者の方などに自社製品の商品説明をしたり、実際に使い心地などを試してもらい、サンプルも置かせてもらったりしながら契約を取る流れでした。

バスと電車を乗り継いで、インターン先に通っていました。私がインターンを行った企業では、1日の交通費支給の上限が往復1200円と決められていました。しかし、実際にかかっていた交通費は2850円程だったため、全然足りていませんでした。交通費の支給額については不満を感じていて、我慢の毎日を過ごしていた記憶があります。

交通費補助はなかったが、不満はなかった

maincarcrz(25歳)


私は仕事で自動車の製造をしており、今年で5年目の25歳男性です。

専門学生の時にインターンに行きました。業種は自動車の部品製造工場で、期間は2週間でした。インターンでの仕事内容は部品製造ラインでの実務体験と、製造部品の強度試験の実施、そのまとめと考察でした。

インターンに通うのに公共交通機関での移動を義務づけられていた為、私は電車で移動をしていました。交通費は片道470円で、インターン先からの補助はありませんでした。

幸い、通っていた専門学校の数駅手前の駅の近くに会社があったので、学校に通っていると考えれば別途交通費はかかりませんでした。もし、その他のルートでインターンに通うとなっていたら、確実に満足できていなかったと思います。

交通費は全額支給されていた

Laplace(34歳)

バス待ちの人の後ろ姿

私は8年目の非IT系エンジニアです。

大学生時代に、単位取得と社会人経験のためインターンをしたことがあります。インターンは、大手IT企業に2週間夏休み期間のみ行っておりました。その企業では大学OBが多く勤務しており、仕事はそのOBが行っている仕事のデータ整理や補助でした。

私はエクセルを使用してグラフ・表計算・誤差の計算など行わせてもらっていました。内容は詳しく知ってはならない業務だったので、実際何の計算をしていたのかはインターンにはわからないようになっていました。

インターン先へは電車で通っており、交通費は全額(片道約700円)支給されていました。規定としては、電車以外にバス代も支給され、最大片道1500円と言われていました。交通費に関しては、原則全額支給なので満足しておりました。

インターン時代の交通費支給

けんてぃ(24歳)


IT関連の会社に、インターンとして1年半ほど勤めていました。

月曜から金曜までほぼ毎日をインターンに費やし、主にリスティング広告の運用やSNS広告の運用、Googleアナリティクスの解析等の補助を行っていました。

会社には車で通っていて、出社した日にち×500円で交通費が支給されていました。でも、私の家は会社から20キロ以上離れていたので、その分交通費も多くかかり、実際のところ支給額ではとても足りず、交通費の金額に関しては不満でした。距離に応じた交通費を支給してほしかったです。