インターンシップの選び方で押さえるべき4つのポイント

インターンシップの選び方を正しく知らないと、あっという間に就活本番を迎えることになってしまいます。効率的で就活成功につながるインターンシップ選びのためのポイントをまとめました。インターンシップへ参加すべきか悩んでいる方、どんなインターンシップを選ぼうかお悩みの就活生はぜひ参考に!

インターンシップの選び方で押さえるべき4つのポイント

インターンシップが多すぎて選べない問題

昨今の就活に関する情勢からは、インターンシップに参加することが就活では大事になりつつあり、インターンの参加によって得られる採用枠があったり、実質的には選考となっている企業も存在しています。

大事なインターンですが、社会経験のない学生の目から見ると、あまりにもその種類や数が多く、また限られた情報から何を見て選べばいいのかわからなくなりがちです。

業界が同じでも企業数は多く、また同じ企業でも複数のプログラムが準備されていることがあります。そのため、ある程度志望の業界や企業が決まっているとしても、しっかりとインターンシップを選ぶ基準があれば役立ちます。
インターンシップが多すぎる中で正しく選ぶためのポイントを整理してみましょう。

インターンシップの仕組みと実施目的

インターンシップとは職業体験

インターンシップは、学生が企業の中に入って実際に職場や業務に触れるという、いわば職業体験です。同様のものにエクスターンシップがありますが、これは学校などのカリキュラムの一環として行われるものとなっており、採用や就職を目的とするインターンとは趣向が異なります。

エクスターンシップとは?インターンシップとの違いって?

学生がインターンに参加する主な目的は、自分に合った業界・職業を探すことや社会に触れることで社会人としての感覚を養うことにあります。インターンに参加した学生の多くが社会と学校は違うということを感じ、その後の就活準備の参考になったと答えていますが、まさにそういった効果を期待してのものです。

企業側から見ると徒労と感じる方も少なくありませんが、実際には企業活動のPRにもなりますし、また、せっかく求人を出して採用活動をしても、その後に現場に出てみて「やはり合わない」と辞める人も多くなっています。そのため、最初からミスマッチを取り除き、効果的な雇用につながるものとしてインターンシップの実施に取り組んでいます。

学生側と企業側の双方にとってメリットがある機会になるため、実施する企業も増えている状況です。

インターンシップの選び方4つのポイント

学生がインターンシップに参加する際、最終的な目的は就職です。その就職に結びつくインターンシップ選びのポイントを整理してみましょう。

1 業界研究や自己分析をしてから探す

自己分析する人

インターンシップの数は非常に多く、闇雲に探しても自分に合ったものはなかなか見つかりません。自分のことを良く知るように適職診断や業界研究をしてみたり、自己分析の本を一冊買って十分に自己分析をしてみましょう。

興味のある「モノ」「コト」「働き方」など、多くの要素から自分に合った仕事について考えることができます。この時点では資格や能力は関係なく、純粋に自分の好きなものや希望を中心にして適職について考えてみてください。自分の希望する業界や職業、職種などが見えてくるだけでも、探すべきインターンの種類がかなり狭まってくるでしょう。

2 目的を明確にしてから選ぶ

自分の目標を考える就活学生

自分がインターンに参加する目的を明確に持つことが大事です。選考を意識して、第一希望の会社のことをより知りたいという目的で参加する場合もありますし、また社会勉強のために参加したい、業界研究として参加したいなど様々です。

対象の企業が決まっている場合はその企業のインターンに参加して企業研究を充実させると良いですし、業界研究ということであれば、業界の全体を見渡しているであろうトップ企業を中心に応募申し込みをするとよいでしょう。

社会勉強のためということであれば、基本的にはどんな企業でも構いませんが、プログラムを吟味してより自分に欠けている分野を学びましょう。選考ではありませんので、自分の能力を発揮できるプログラムをあえて選ぶ必要性は薄いです。目的が定まると選ぶべき企業や取るべきアクションも自然と決まってきます。

3 プログラムから選ぶ

パソコンの操作を学ぶ就活学生

就職活動は様々なプログラムで行われ、インターンも同様に様々なものが行われています。座学やディスカッション、グループワーク、現場体験や業務のシミュレーション(ロールプレイング)など企業によって違いがあり、中には本選考でも行われているプログラムが実施されることがあります。参加することで得られる知識やスキルは後々の武器になります。

先々のことを見越して、自分が体験しておきたいプログラムの内容から選ぶのもひとつの方法です。参加する場合、その企業がプログラムにおいて何を重視しているのかを知ることができれば、より就職活動に活かすことができるでしょう。

4 スケジュールから選ぶ

スケジュールを書いたメモ帳

昨今の就職活動は非常にスケジュールがタイトです。インターンシップが面接試験などの就職活動と重なってしまうと志望する企業が受けられなくなることがあります。その他にも学校の授業や試験などと重なってしまうなど、インターンを受けたくても受けられない企業もありますので、スケジュールを最重要項目とすることもひとつの選び方です。

海外ではインターンと言うと数か月の長期のもので、給料が支給されることが多いのですが、日本では数日から1か月程度のものが多くなっています。その間の給与は出ることも出ないこともありますが、数日程度であれば出ないことがほとんどです。最近は一日限りのインターンのイベントもありますので、忙しいけどインターンには参加してみたいという人に最適です。

実施期間によってもインターンの傾向は異なる

長期のインターンでは、業界・企業を深く知ることができるのはもちろん、給料がもらえる有給インターンも少なくありません。社会人としての感覚や言葉遣い、ビジネスマナーが身に着くというメリットがあります。

短期のインターンの場合、大学の授業との両立や時間効率のよい情報収集・スキル修得が期待できるというメリットがあります。

インターンシップはどうやって探すのが良い?

参加するインターンシップを選ぶ際には、探すルートも整理しておくと便利です。それぞれを並行して活用していくとよいでしょう。

大学のキャリアセンター

ファイリングされた企業情報を調べる女子大学生

大学のキャリアセンターには様々な就活の情報が集まるようになっており、また学校側が毎年の内容を確認していることも多く、信頼のおける企業からのインターン情報が集まります。職員も協力してくれますし、就活やインターン未経験のない学生にとって一番安心してインターンを探すことができる場です。

就職・インターン情報サイト

就職情報サイトは就活にとって心強いものですが、就活だけでなくインターンを取り扱っているものやインターン情報専門のサイトもあります。非常に多くの情報があり、かつ検索機能やその他の機能も多く便利になっています。

家族・先輩や友人の紹介

一般的には情報公開がされていない場合でも、知人を通してインターンの情報が入ってくる場合もあります。知人がいることから安心して参加することができ、また具体的な情報も事前に入手することが可能です。ただし、そういった知人がいるかどうかは運次第となります。

イベントで情報収集をする

インターンに関する合同説明会やセミナー、イベントが学校や就活情報サイトを通して開催されることがありますが、イベントに参加することで多くの企業のインターンに関する情報を得ることができます。企業に関するパンフレットなども配布されますし、多くの情報を一度に得ることができるますので、時間はそれなりに取られますが、効率のよい情報収集をすることが可能になります。

インターンシップ選びで失敗するケース

インターンシップ選びでは失敗はあまりありませんが、あるとしたら「希望に合わない」ものや「時間を無駄にした」というケースです。

結局は興味のある業界ではないことが確認できたなら就活につながりますので、それもひとつの成功ではありますが、何となく参加して希望に合わないという印象だけを抱いて戻ってきたり、参加したけど特別なプログラムもなくインターネットで探せる範囲の情報を担当者が説明し、「時間の無駄」と感じるようなことは確かにあります。

こうした失敗は、選び方の問題も多少はありますが、主には参加意識から出てくる失敗です。インターンの目的は主に「就職活動に向けての準備」ですから、就活生として参加したなら何かを必ず持ち帰ってくるという姿勢を大切にしましょう。

インターン選びでは入念な企業研究が大事

インターンシップはその実施企業もプログラムの種類もスケジュールも様々です。そのため、選ぶための視点がしっかり整理されていないと、逐一情報に目を通して悩んでしまうことになります。

最初の段階ではどの企業も魅力的に見えることが多く、なかなか選ぶのは簡単なことではありません。そのために情報収集や処理に膨大な時間を取られるようになるでしょう。インターンシップの選び方のポイントをしっかり整理して、就職活動につながるインターンシップを多く経験しましょう。