就活

OB訪問の場所はこんなところを選ぶと好印象

OB訪問の場所を決める時に重視したいことは、まずOBが話しやすいかどうかということです。OB訪問が成功するかは、場所選びにもかかっています。どんな場所で行えばOBから良い話を引き出せるのか、考えていきましょう。

OB訪問は適切な場所で行おう

OB訪問はどこで行ってもいいというわけではありません。OB訪問を引き受けてくれるというOBの方に対して、失礼に当たらないようにするためにも、適切な場所を知っておくべきでしょう。OBの方にも、OB訪問に提案された場所があまりにも見当違いなところだと、この人は社会で生きていく上でのマナーができていないのかなと思われてしまいます。相手が社会人であるということをしっかりと意識して、OB訪問に適した場所を選びましょう。

OB訪問でOBと会う場所の決め方は?

OB訪問で、OBやOGと会う場合には、場所を決める前に、学生側から場所の提案をするべきなのか、OB側からの場所の指定を待つべきなのかという問題があります。この2パターンは場合によって使い分けるべきだと言えるでしょう。

最初はOB側の場所の提案を待つべきである

アポをとる際や、具体的にOB訪問の話が進んだ際に、どこで会うかという話になった場合は、まずOB側からの提案を待ちましょう。先に学生側から提案するのは少し早急なイメージを与えてしまいます。OB側としても、どこで会おうかというプランを立てている場合も考えられますから、こちらとしても勝手に話を進めようとするのはあまり良い考えであるとは言えません。あくまでもOB側からの連絡を待ちましょう。

もしOB側から、そちらで決めてほしいと言われた場合に限って、学生側から提案をさせてもらうべきです。あまり差し出がましい行動をしないようにすることを意識してください。あくまでも主導権はOBにあると考えるのが自然です。

OB側からの「ここで」と場所の提案を受けたらそれに従う

OBからOB訪問の場所を指定されるという場合には、できるだけそれに従いましょう。OBは忙しい中時間を作ってOB訪問に応じてくれているわけですから、彼らにとって一番都合の良い場所で話をしてもらうのは当然だと考えるべきです。

OBが会議や食事などの合間を縫って会いに来てくれることも少なくはないため、OB側からの提案はこちらから絶対に断らなければならない理由がない限りは呑むのがベストです。

学生側から場所を提案する場合はいくつか候補をあげる

学生側から場所を提案する場合は、いくつか候補を挙げるのが良いでしょう。ひとつだけに絞ってしまうと、そこには行けないと断られてしまう可能性や、無理をして合わせてもらうという気遣いをさせてしまうことになりかねません。

その上、提案した場所がその日のOBの行動にそぐわないものである可能性も考えられます。ずっとオフィスで仕事をしているOBもいれば、外回りから帰ってきてそのままOB訪問に応じてくれるというOBもいるでしょう。また、時間帯によっては、フレックスタイム制などで出社時間がずれているためにオフィスとは別の場所にいるOBもいる可能性もあります。

そういったありとあらゆる可能性を全てカバーすることは、なかなか簡単なことではありません。ですから、OBが選びやすいようにできるだけ多くの選択肢を用意しておくべきだと言えるのです。

OB訪問で先輩と会う場所はどこが良い?

OB訪問をどこでするかということを決めておいてほしいと言われた場合、OBが話しやすいと感じることができる条件を満たしておかなければなりません。せっかくOB訪問で話をしてくれているのに、自分が聞き取れなかったり、相手に声が届かなかったりすることが重なっては台無しです。相手を不快にさせない場所を選びましょう。

カフェで話すのは定番中の定番である

OB訪問でよく使われるのが、カフェです。カフェは落ち着いた雰囲気で話すことができますし、それほど周囲が騒がしすぎるということもありません。また、テーブルが大きすぎてお互いの距離が遠く、声が届きにくいといったことも起こりにくいでしょう。

また、OB訪問で緊張している、といった人も、カフェの落ち着いた雰囲気で一息つくことに期待ができます。

ただし問題なのが、カフェによっては店内にいることができる時間に限りがあったり、勉強や仕事などを禁止しているといった所があるという場合があることです。

入店するまでの時間にも気をつけておきたいところです。人気店には長蛇の列ができてしまい、ランチタイムやティータイムなどにはなかなかお店に入れない、といったことも起こり得ます。

ですから、そのような思いがけないアクシデントに見舞われないためにも、OB訪問の場所の候補として挙げる前に入念な下調べをしておくべきだと言えるでしょう。せっかくOBが選んでくれたとしても、話を途中で切り上げることになったり、そもそも入店することさえできずに終わってしまったりしては、OB訪問の意味がなくなってしまいます。

ファミレスは意外と重宝される

ファミレスでOB訪問のようなかしこまったことをしていいのか、と思う人も少なくはないでしょうが、実はファミレスは意外と重宝される場所なのです。

ファミレスではそれほどたくさんの料理を頼んだり、格式ばったテーブルマナーを要求されることもありません。また、テーブルの大きさから考えても、あまり声が届かずに聞き返されることもなく、かつ、相手の声が聞こえずに聞き返すようなこともあまりないでしょう。

ファミレスの良いところはまだあります。それは飲み物を安価で注文して、長く店内にいることができることです。たいていのファミレスにはドリンクバーがついていますから、それを注文すれば多少長居をしても問題はないでしょう。

カフェでは飲み物を飲み終えてしまうと店内に留まりにくい、と考える人には、ファミレスの方がおすすめです。

ただし、ファミレスは時間帯によっては混雑や度を越した喧騒を免れません。混雑のピーク時にぶつかってしまったあまりに、入店まで何分か待たされてしまったり、店内がやかましすぎて全くOBとの話に集中できないという可能性も考えられます。

よって、そのお店が普段その時間帯にどういった雰囲気であり、混雑具合であるのかを前もってリサーチしておきましょう。もちろん時間は多少前後することになるでしょうから、なるべく早めに行って、遅くまで下調べをしておく必要があります。

居酒屋でのOB訪問も行われることがある

居酒屋もOB訪問が行われる場所のひとつとして挙げられます。ですが、居酒屋は就活生側からは誘わないようにしましょう。あくまでもOBから誘われた時にだけ、了承して赴くようにしてください。

意外に思う人も多いでしょうが、居酒屋はOB訪問の場所に選ばれることも少なくはありません。ランチタイムメニューが用意されている居酒屋も多くありますし、個室があることから話しやすいと考え、好んで利用する人も多いのです。

また、夜になると夕ご飯や飲みの席を兼ねて居酒屋でOB訪問をしよう、という誘い方をされることもあります。その時は、自分がどの程度お酒を飲めるのかということを正直に言っておくことが大事です。

あくまでもOB訪問はOBから就活に関する話を聞くことが第一の目的です。ですから、それができないほどに酔っぱらってしまったり、お酒を飲めないのに断ることができずに無理して飲んでしまって、具合が悪くなり、介抱されてしまうようなことがあっては元も子もありません。

確かに楽しく食べたり飲んだりして、OBと人脈を作るのも大切なことです。ですが、まずするべきことは自分が考えてきた質問をすることなのです。目的が何であるのかを十分に理解して、節度を守って食事や飲酒を楽しみましょう。

OBとの会話が筒抜けになるような静かすぎる場所は選ばないようにする

OB訪問の場所として選んではいけないのが、静かすぎる場所です。あまりにも静かすぎる場所だと、かえって話をしにくいというのが人間の心理です。

それに、OBは仕事について大事な話、もしくはあまり大きな声で言えないような、いわゆる「ここだけの話」というものを教えてくれる可能性があります。そういった話を、静かすぎる場所でしてしまうと、周りの目が気になって話に集中できない恐れがあります。

OBが気持ちよく話すことができるようにするのが、OB訪問の場所を選ぶ就活生の務めですから、そういった場所は徹底して避けるべきでしょう。

ですから、静かに話せた方がOBも話しやすいだろう、と気を利かせたつもりでも、それが度を越していると逆に迷惑になってしまうのだということを覚えておくべきです。

料理の一品一品が高価な店は選ばないようにする

大抵の場合、OB訪問では、OBがおごってくれるのが通例となっています。もちろんこちらも財布を取り出し、お代を支払う姿勢を見せなければいけません。おごってもらって当たり前、といった態度は失礼に当たりますが、おごるよ、と言われたのにそれを拒否するのも失礼にあたるので、きちんと感謝しておごってもらいましょう。

そのため、一品一品が高い、いわば高級料理店をOB訪問の場所として指定するのはやめておくべきです。この就活生はおごってもらうのが目的でOB訪問を依頼してきたのではないか、と思われてしまったり、それほどお金に余裕がないというOBにとって、金銭的に迷惑をかけることになってしまったりすることも考えられます。

目上の人におごってもらうことがわかっているという状況で、高価な料理が出される料理店を選択肢に入れるのは失礼に当たります。ましてや、OB訪問は料理を楽しむための席ではありません。

ですから、料理を頼む時も必ずOBよりも値段の安いものを頼むようにしましょう。ここで自分が食べたいものを好き勝手に頼んでしまうと、常識がない人だと思われてしまい、話してあげようと思っていたことも話したくなってしまうと、OB訪問に対するモチベーションが下がってしまうというOBも少なからずいることでしょう。

オフィスでのOB訪問は自分からは提案しないようにする

オフィスでのOB訪問を場所として就活生の方から提案するのは、やめておくべきです。確かに就活をしていると、実際にオフィスがどういった雰囲気なのか、どのような人たちが働いているのかといったことは気になるものです。

ですが、オフィスに部外者を招き入れるということはそう簡単なことではありません。手続きをしなければなりませんし、部外秘の資料など、外に漏らしてはいけないものも山のようにあります。そのOBの一存でオフィスに招き入れられない、という場合もあるでしょう。

しかし、OB側からオフィスをOB訪問の場所に指定されたら絶好のチャンスです。是非喜んで受けましょう。オフィスの中を実際に歩き、肌で空気を感じることができるのはなかなか得ることのできない機会です。

オフィスでのOB訪問の場合は、多くがロビーや休憩室などで行われることになるでしょう。そういった時には、自分の質問が全て終わり、OBがまだ時間に余裕があるから何か質問はあるか、といったように聞いてくれた場合に限っては、オフィスについて質問してみるのも良いでしょう。

ただし、あまり長々と引きとめるようなことがないように気をつけましょう。オフィスについて聞きたいことがあるのは就活生であれば誰しもが同じことでしょうが、OBにとってはあくまでも業務時間の合間を縫ってきてくれているので、長居をさせてしまってはいけません。

オフィスでOB訪問をする時に気をつけたいのはオフィスの人たちへの挨拶

オフィスでOB訪問をしてくれるという時には、エレベーターや廊下などですれ違ったオフィスの人には必ず元気良く挨拶とお辞儀をしましょう。やりすぎるくらいでちょうど良いと思ってください。この人は就活生なんだな、と相手もわかるでしょうし、元気な挨拶はすれ違う人に好印象を持たれるので、のちのちどこかで自分にとって役に立つ可能性もあります。

就活中はどこで誰が見ているかわかりません。ましてや場所はOB訪問先のオフィスですから、しっかりと気を引き締めて行きましょう。

OB訪問をする場所はOBと会う上でとても重要な要素のひとつである

OB訪問はどこで行っても結果は同じ、と考えていた人も少なくはないでしょうが、それはとんでもない間違いなのです。どこで会うかということは、実際のビジネスにおいても重要な要因です。OBと会う時にふさわしい場所、というのはある程度決まっているものです。定番とされる場所の中から、その時自分と相手にマッチする場所を上手く擦り合わせて選び取らなければいけません。それは簡単なことではないということがお分かりいただけたのではないでしょうか。OB訪問を成功させるためにも、最も適した場所選びをしてください。