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客観的な自己分析に基づく履歴書の「自己PR」の書き方

自己PRは志望動機と並んで、履歴書で重視される項目のひとつと言われています。志望動機が自分の能力やスキル、実績などから売り込む項目であるならば、自己PRは自分の性格や個性、人となりから売り込む項目であります。単なる自己紹介だけで終わってしまったり、根拠が明確でないアピールをしたりしてしまっては、相手を納得させられずもったいない結果となってしまいます。

客観的な自己分析に基づく履歴書の「自己PR」の書き方

自己PRの書き方

自己PRは自分の素質がどのように相手の会社に寄与できるのかをうったえる項目です。文章の構成としては、まず、自分がどのような人間であるか、を示し、次にその性格を現す具体的なエピソードを述べます。そして、その経験から何を学んだのかを書いて、学んだことを社会で生かせる、ということをアピールするとよいです。

気をつけるべきポイントは、客観性と具体性です。これがなければ独り善がりな文章に見えてしまいます。そして、売り込むポイントはひとつに限定することも重要です。あれもこれもと書いても、全体として薄味の内容で終わってしまいます。そして出来れば、他の人が書かないような良い個性を発揮できればよいと思います。大勢の中で自分と言う存在に目を向けさせ、「この人にぜひ会いたい」と採用担当者に思わせることができれば、自己ピーアールの効果は十分と言えるでしょう。

ここでは、自己PRを書くための手順をご紹介していきます。

STEP1 自己分析

まずは自己分析です。自分のことを知らなければ、自分がどういう人間かということを相手に伝えることはできません。履歴書を書く上で、必ずいろいろな場面で出てくる自己分析ですが、ここではとりわけ、「自分はどのような性格・考えを持っているのか」という所を重点的に探っていきたいと思います。

自己分析に悩む女性

そこでまず行なうのが、自分の性格や長所を10個以上書き出すという方法です。「明るい」や「慎重」などの一般的な言葉で構いません。書き出したものから絞って行きますので、できるだけ多くあげることが大事です。もうこれ以上無い、と思った数でも、そこからさらに数個はあげられるはず、というくらいの気持ちで書きましょう。性格はポジティブで前向きととれる面を書きます。ここは今後の工程の下地となる部分ですので、ネガティブで後ろ向きなものだと、文章全体もそのようになってしまいます。家族や友人に意見を求めるのもよいと思います。

どうしても短所にしか目がいかない、という方でも、その短所を裏返してみてください。「細かくて神経質」と思っても「周りに気配りができる」と言い換えられたり「大雑把」と思っても「大胆で積極的」と言えたりなど、長所に変えることが出来るかもしれません。

自己分析で大切なことは、自分自身に素直に、正直に、開放的になることです。この時点では誰に見せるわけでもありません。謙虚になったり恥ずかしがったりする必要はありません。自分に誇りをもって「自分のここが素晴らしい」と褒めてあげましょう。

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履歴書の趣味の項目を自己PRにする書き方

性格診断テストで息抜き

気分を変えてリラックスしている女性

自己分析にはリラックスも必要です。自分の長所に詰まってしまったときは、心理テストやインターネットの性格診断テストなどはいかがでしょうか。楽しんでできる半面、中には、根拠のない結果をほぼランダムに表示するものや、誰にでも当てはまるような表現、いわゆる「バーナム効果」を使ったものもあり、信憑性には疑わしい面もありますが、息抜きとして楽しんでみるのもよいのではないでしょうか。

STEP2 エピソード探し

長所や性格を列挙してきましたが、単に「私は○○な性格です。」で終わらせるわけにはいきません。読む人に納得させなければいけません。

同僚と話し込む男性

加えて、自分なりの個性を出す必要もあります。書き出す長所は一般的な表現となりますので、ここで他の人とは違うあなた独自の個性がでてくることになります。

リストした長所を見て、今度はその性格を示す自分の経験、つまり「エピソード」をあげていきます。エピソードは「状況」「行動」「結果」の3つから構成したものです。あなたがなぜそれを自分の長所と思っているのか、と考えると、最低でも長所の数だけ、あるいはそれ以上の数のエピソードがでてくるはずです。それが、あなたの性格を伝える根拠となるのです。

それぞれリストアップした長所とエピソードとを並べて、次は二つを「ひもづけ」していきます。ひとつのエピソードが複数の長所を示す場合や、その逆もあるでしょう。たくさん生まれた「性格-エピソード」のペアの中から、自己PRに最適と思われるベストペアを選びましょう。

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就活の成功は自己PR!長所を見つけてアピールする方法

STEP3 経験から学んだこと

最後に文章の結論に結びつける必要があります。そのエピソードから自分は何を学んだのか、何を確信したのか、そして、それが社会に役立つのか、ということを考えます。ここで具体性や主張の一貫性を失ってはいけません。あくまで客観的に見て、根拠がある一連の文章となっているか、ここを見極めなければなりません。多数の候補を上げた中の「性格-エピソード」ベストペアだと判断した理由のなかに、この答えが含まれているはずです。

様々な経験を積んだ男性

どう考えてもここに結びつかない、ということであれば、もしかするとベストペアではなかったのかもしれません。思い切って、ベストペアを選びなおしてみるのもよいでしょう。

例文・文章構成

さて、ここまでは自己分析によって文章の素材をあげていきましたが、これらの素材をひとつの文章として組み立てなければいけません。どのようにすればよいのでしょうか。次のステップ、自己PRの書き方(例文)を参考にしてください。

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履歴書の自己PRの具体例と効果的な文章構成
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