エントリーシートを封筒で送る方法とマナー 書き方から郵便料金まで解説

「角2封筒に白・応募書類在中・〆マーク…」ESの郵送マナーを一覧で確認。添え状の文例・クリアファイルの使い方・2024年改定後の郵便料金も掲載しています。

エントリーシートを封筒で送る方法とマナー 書き方から郵便料金まで解説

エントリーシートを封筒で送る方法と守るべきマナーを完全解説

エントリーシートの郵送は、採用担当者に書類を読まれる前から評価が始まっています。封筒の種類・宛名の書き方・同封書類の準備・郵便料金まで、ひとつのミスが書類を開封される前に悪印象を与えかねない重要なポイントです。

この記事では、エントリーシートを封筒で送る際のマナーを、書類の準備から投函まで順を追って解説します。

エントリーシート本体の記入ルール

封筒の準備をする前に、エントリーシート本体の仕上がりを確認しましょう。

  • 使用するペン:消えないボールペンまたは万年筆を使用する。鉛筆・シャープペンシルは下書き専用で、清書には使わない
  • 消せるボールペン(フリクション等)は使用禁止:熱や摩擦で消えるインクはマナー違反。書類が消えるリスクもある
  • 修正液・修正テープも原則NG:訂正箇所が多い場合や修正液を使った箇所がある場合は、新しく書き直す
  • 文字は丁寧・読みやすく:上手さより丁寧さが評価される。提出前に誤字脱字・下書きの消し忘れ・汚れを必ず確認する
  • 証明写真:清潔感があり明るい印象のものを選ぶ。スマートフォンアプリによる過度な加工は避ける

添え状(送付状)も同封してビジネスマナーをアピールする

エントリーシートと一緒に添え状(送付状・カバーレター)を同封すると、ビジネスマナーのある人物として好印象を与えられます。必須ではありませんが、企業から「不要」と指示されていない限りは同封するのが無難です。

添え状に記載する内容は以下のとおりです。

  • 作成日付
  • 送付先企業名・部署名・担当者名(宛先)
  • 差出人(自分の氏名・住所・連絡先)
  • タイトル(「エントリーシート送付のご案内」など)
  • 時候の挨拶・本文(応募の趣旨と同封書類の説明)
  • 結語(「敬具」など)
  • 記書き(同封書類の一覧)
  • 「以上」で締める

添え状はA4サイズで作成し、エントリーシートの一番上に重ねて封入するのが一般的です。本文は長くなりすぎず、「何を送るか・なぜ送るか」を簡潔に伝えることを意識しましょう。

添え状の本文例

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびは貴社の求人情報を拝見し、応募の機会をいただきたく、下記の書類をお送りいたします。
ご査収のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具


・エントリーシート 1部
・履歴書 1部
以上

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クリアファイルでエントリーシートを保護してから封入する

エントリーシートは封筒に入れる前にクリアファイルに挟んで保護しましょう。郵送中の水濡れ・折れ・汚れを防ぐだけでなく、「相手への配慮ができる」という印象も与えられます。

クリアファイルはA4対応のシンプルなもの(透明または白)を選び、書類の順番を整えてから封入してください。添え状→エントリーシート→その他書類の順に重ねて入れるのが一般的です。

A4が折らずに入る「角形2号」封筒を選ぶ

エントリーシートは折りたたまずに送るのがマナーです。A4サイズが折らずに入る「角形2号(角2)」封筒(240mm×332mm)を用意してください。折り目がついた書類は読みにくく、管理もしにくいため、折って送ることは避けましょう。

封筒の色は白が基本です。茶封筒でもルール違反ではありませんが、採用関連書類には白封筒のほうが清潔感があり好印象です。文房具店や100円ショップで「角形2号」または「A4対応」と記載された封筒を購入してください。

封筒の表面・裏面の書き方マナー

封筒の宛名・差出人の書き方にもルールがあります。消えないボールペンを使用し、以下のマナーに従って丁寧に記載してください。

【表面(宛先)の書き方】

  • 右上に郵便番号を記入する
  • 住所は略さず都道府県から記載。数字は漢数字を使用する
  • 企業名・部署名・担当者名を縦書きで丁寧に記載する
  • 企業名には「御中」、担当者名には「様」を付ける(「御中」と「様」は同時に使わない)
  • 封筒の左下に赤字で「応募書類在中」と記入し、定規で四角く囲む(スタンプ使用可)

【裏面(差出人)の書き方】

  • 封筒の継ぎ目(センター)に沿って、自分の郵便番号・住所・氏名を記載する
  • 大学名・学部名も記載するとより丁寧な印象になる
  • 住所は省略せず、数字は漢数字を使用する
  • 投函日を左上に記載する場合もある

差出人の住所を書いておくと、万一未着・宛先不明の際に自分のもとへ返送されるため、ミスの早期発見にもつながります。

投函前に以下のチェックリストで準備漏れがないか確認しましょう。

📬
投函前チェックリスト
全項目にチェックが入ると完了メッセージが表示されます

封筒の封じ方:のりで封をして「〆」を書く

封筒の口はのりでしっかりと封をしてください。セロハンテープ・両面テープ・ホッチキスは郵送書類の封緘には不適切です。

封をした後は、封じ目の中央に黒ボールペンで「〆」の一文字を記入します。これは「確かに封をした」という確認の証であり、ビジネスマナーのひとつです。「×(バツ)」と混同しないよう注意してください。

郵便局の窓口で重さを量り、正確な切手を貼って送る

エントリーシートをA4対応の角形2号封筒(定形外郵便・規格内)で送る場合、郵便料金は重量によって異なります。2024年10月の料金改定後の現行料金は以下のとおりです。

重量料金(定形外・規格内)
50g以内140円
100g以内180円
150g以内270円
250g以内320円

一般的に、角形2号封筒(約15〜20g)にクリアファイル(約25g)とA4用紙数枚を入れた場合、合計は50〜100g程度になることが多く、140〜180円の切手が目安です。ただし同封書類の枚数・重さによって異なるため、必ず郵便局の窓口で重さを量り、正確な切手額で発送してください。料金不足で返送されると締め切りに間に合わなくなるリスクがあります。

重要書類のため「特定記録(+160円)」や「簡易書留(+350円)」オプションで追跡・補償をつけることも選択肢のひとつです。締め切りが近い場合は特に、窓口での手続きをおすすめします。

封筒マナーを守って採用担当者に好印象を与えよう

エントリーシートの封筒マナーは、一度覚えれば難しいものではありません。「正しい封筒の選択・正確な宛名書き・クリアファイルでの保護・のりでの封緘・窓口での正確な料金での発送」この5点を守るだけで、採用担当者に丁寧さと配慮を示すことができます。

封筒を開ける前の第一印象が、書類選考の心証に影響することもあります。手を抜かず、最後まで丁寧に仕上げることが就職活動を有利に進める基本姿勢です。