面接での名刺マナー・転職活動中の注意ポイント

面接で名刺交換すべきか迷っていませんか?働いていた方からすれば名刺は渡すものですが、転職活動中は名刺を渡さなくても失礼にはあたりません。むしろ前職や現職の名刺を渡すことの方がマナー違反となってしまうこともあります。そんな転職活動中の不思議な名刺のマナーについてまとめてみました。

面接での名刺マナー・転職活動中の注意ポイント

転職活動での名刺のマナー

名刺は自らの身分を表し、ビジネスマンにとってなくてはならない道具の1つです。ビジネスの場面ではマナーが必然であり、そのときの行動如何によっては渡す名刺の信用や価値も大きく変わってくるものです。

転職中の名刺というモノは扱いに困るもので、これから付き合っていく可能性のある相手だとうことで出した方が良いのか、それとも新卒生と同様に出さずに口答で事情を説明しておくだけでいいのか迷います。今回は名刺のマナー、とりわけ転職中の名刺の扱い方をご紹介します。転職中の方はこちらを、就活中の方は別記事があるので合わせてご覧ください。

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名刺を受け取るポイント

名刺を差し出す面接官

転職中には名刺を受け取る機会が幾度と訪れるでしょうが、その場でマナーを守って相手に好印象を与えるにはどのようなことに気をつけなければいけないのでしょうか。今回は緊張して失敗しやすい、面接中の名刺の受け取り方について紹介します。下記の4つの注意点をメモや付箋にでも書いて手帳に忍ばせておいてください。

両手で受け取る

よくドラマやアニメではペコペコとお辞儀を繰り返しながら名刺交換するシーンを観ますが、それは印象が悪くなるので止めましょう。転職中の名刺の受け取りは必ず両手で受け取ります。相手側から名刺は差し出されるので、両手で受け取り「ありがとうございます。頂戴いたします」など、お礼の言葉を言います。この後少し雑談をすることがありますが、席に着くまでは名刺を両手で持って、胸の前で固定して話を聞きましょう。

名刺はテーブルの右端か名刺入れに

面接で受け取った名刺の持ち帰り方を説明するビジネスマンのイラスト

ビジネスマナーでは、受け取った名刺は名刺入れの上に乗せて、テーブルの右端に置きます。ビジネスマナーだからテーブルの上に置くのではなく、面接官が複数人いた場合は机の上に名刺を並べることで今自分が誰と話しているのかが分かり、会話の中で自然と呼びかけが出来ます。

しかし、テーブルの上に置いていると増えるのが置き忘れです。名刺は退出する際に名刺入れにしまい、カバンに収納しましょう。持ち帰るのを忘れるのは失礼になりますので、注意してください。名刺入れを使わずにそのままポケット等に入れるのもマナー違反です。

テーブルがない場合は、名刺入れにしまった後にカバンの中へしまいましょう。名刺をそのままどこかに置いたりしまったりするのはマナー違反ですので気をつけましょう。

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使ってはいけない名刺

転職活動をしている人は「既に辞職している」「在職したまま求人に応募している」という、どちらかの状態でしょう。このとき面接官に手渡す名刺は前職あるいは現職の名刺を渡してはいけません。なぜなら、転職活動は会社を代表して行っているわけではなく、一個人が行っているものだからです。ですので、名刺交換はしなくてもマナー違反にはならないので安心してください。

どうしても不安な方や一方的に受け取るだけなのは慣れないという方は、名前、住所、連絡先のみが書かれたシンプルな名刺を渡しましょう。その他の情報は記載しなくて大丈夫です。シンプルな名刺は面接でなくとも転職期間中に使う場面が多いので、準備しておくことをおススメします。

また面接官から名刺を要求されることがありますが、前職または現職の名刺しか持っていない場合は以下のように一言断れば失礼になりません。

名刺を持っていない場合

  • 申し訳ございません。名刺を持ち合わせておりません。
  • 申し訳ございません。本日は個人として面接に伺っているので、現職の名刺は持参しておりません。

受け取るまでは一瞬

転職先の面接で名刺を受け取る社会人

名刺を受け取るには、状況を見る力というのが必要です。なぜなら転職活動中の面接試験では、志望者側から名刺を出さない場合は相手の挙動をしっかり見て、名刺を差し出しそうな雰囲気の場合は注意点を脳内でおさらいしておきましょう。

多くの場合では、応募者が先に部屋へ通され面接官が来るのをじっと待ちます。このときにウロウロしたり挙動不審な真似はせず、じっとして心を落ち着かせましょう。面接官はノックをして面接室に入ってきます。ノックされたら「はい」と言って立ち上がりましょう。このときに勢いよく立ち上がるのではなく、いくらかゆっくりと立ちものを落としたりしないように気を配る必要があります。面接官も入ってすぐにものを落とされたら「えっ?なに?」と緊張感を台無しにされてしまうので注意してください。

面接官が入室してもすぐに名刺を渡される訳ではなく、手にノートや必要書類、筆記用具などを持っていますので、荷物を置いてからとなります。相手が名刺入れを出す素振りを見せたら、自分から受け取りに歩み寄りましょう。名刺入れを出そうとしているのか、それとも汗を拭こうとハンカチを出そうとしたのか…相手の状況を見て自分の次の行動を考える力が必要です。

いま所持している名刺は差し出すべきか

前の会社の名刺を持つビジネスマン

先ほども述べましたが、現職や前職の名刺は使ってはいけないことになっています。それは転職自体があなた個人でやっていることですので会社の名前を使うことが禁じられているためです。そのため転職用の個人名刺というモノを作っておく方が良いでしょう。

なかには前職・現職の会社の名刺を見せてくれと頼む面接官もいますが、本来渡す必要がありませんので断って結構です。しかし、面接に来ている手前、ハッキリと断るのは苦しいという方は、次のような返答をすると相手も大人しく引き下がります。会社によっては、むしろ断ることができるかを判断するためにわざと名刺を求めることもあります。

断る場合

  • 「申し訳ございません、ただいま名刺を切らしていましてお渡しできません」
  • 「申し訳ないのですが、私用で会社の名刺を使うことは禁じられていますのでお渡しできません」
  • 「申し訳ありません。今回は個人として面接に来ておりますので現職の名刺はございません」

「申し訳ございません」という謝罪の一言が重要です。あくまで個人として参加しているというのはもちろん、相手の時間を割いてもらって面接を行ってもらっている立場なので、非礼を詫びつつ名刺を渡せない理由を述べましょう。

転職用の個人名刺

個人用の名刺を差し出す女性

現職や前職の名刺を、転職活動中に使うことはまずありません。しかし、転職活動中でも相手側から名刺を求められたり、こちらとしても渡したいと思ったりするのであれば、個人名刺の用意をしておきましょう。

個人名刺の内容

  • 名前
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

上記のように、非常にシンプルな内容の名刺を作りましょう。ここには会社名や役職名を書かないのがマナーです。白地に黒文字で見やすいレイアウトを心掛けましょう。

コンサルタントには名刺は渡すべきか

結論から言うと、転職活動中に現職や前職の名刺は使いません。転職エージェントなどの転職のコンサルタント会社に面接に行くと相手から名刺を差し出されますが、こちらはただの利用者なのであって、コネクションや商談のために来ているわけではありません。あくまで個人的な用事でそのコンサルタントに訪れているため、名刺は渡さなくて構いません。

転職での名刺は必要ない

名刺というのは自分の身分を表す一つの道具であり、信用の証でもあります。しかし、転職活動中は名刺を出さない方がいいでしょう。転職活動での面接試験における名刺マナーをしっかりと守ってあなたの価値を上げましょう。

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