履歴書の特技欄に書くことがない人向け 使える記入例と選び方のコツ

履歴書の特技欄をどう書けばいいか迷っている方へ。インパクト重視の変わり種特技から無難な趣味まで、そのまま使える記入例を豊富に掲載。面接での話題の広げ方や、特技欄を空欄にしてはいけない理由も解説しています。

履歴書の特技欄に書くことがない人向け 使える記入例と選び方のコツ

履歴書の特技欄は自信を持って書こう

「履歴書に書く特技がない」と悩む人は少なくありません。いざ書こうとすると意外と思い浮かばないものです。就活や転職活動で最も重要なのは仕事への適性や能力ですが、特技・趣味欄を上手に活用することで面接官に好印象を与えることができます。

面接官も人間です。趣味や特技からいい印象を受ければ評価が上がり、反対に悪い印象を受ければマイナスになることもあります。また、空欄のままにしておくと「自己アピールができない人」と見られてしまうため、何かしら記入しておくことが大切です。

「自慢できる特技なんてない」と感じている人にも、必ず人に好感を与えられる趣味や特技があるはずです。以下では、履歴書の特技欄に使える記入例を「インパクト重視」と「無難・安定」の2パターンに分けて紹介します。自分に合うものを探してみてください。

どんな特技を書けばいいか迷ったら、まず以下の早見表で方向性を確認してみましょう。

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特技の方向性かんたん診断
あなたの状況に近いものを選んでください
応募する職種・雰囲気はどちらに近いですか?

人に自慢できるちょっと変わった趣味・特技の記入例

面接では、話が盛り上がることも面接官の印象に残ることも大切なポイントです。「え、そんなことできるの?」と面接官が思わず身を乗り出すようなちょっと変わった趣味は、かなりポイントが高いといえます。

特技1.学生時代のアルバイトで身に付けたこと

学生時代のアルバイト経験で身に付けたニッチな特技を面接で披露するのはかなり有効です。具体的であればあるほど、面白がってもらえます。

履歴書の趣味・特技欄の記入例

・コンビニのチキンが揚げたてかどうか見分けられる
・エアコンや洗濯機などの電化製品の設置ができる
・お札を早く数えられる
・買い物の袋詰めが早い

誰にでもできることではない立派な特技です。面接でも胸を張って堂々と「私の特技です!」と言ってしまいましょう。アルバイトで培ったという背景も、勤勉さや実務経験のアピールにつながります。

特技2.利き酒などの「利き○○」

「飲んだだけでビールの銘柄を当てることができます!」と言われたら、面接官も思わず反応してしまいます。このように思わず触れずにはいられない特技を書くことは、面接の話題として面接官の目に留まることにつながります。

お酒以外にも、「マヨネーズのメーカーを当てられる」「ハンバーガーでお店が分かる」など、身近な食べ物でも面白い特技になります。ただし、食品メーカーへの応募なら仕事に直結しますが、それ以外の業界では単なる「面白いキャラ」で終わる可能性があるため、職種との相性を考えて使いましょう。

特技3.どこでも寝られる

一見「それが特技?」と思われそうですが、周りの環境に動じない「たくましさ」「図太さ」をアピールできるという意外な一面を持った特技です。特に体育会系の職場や営業職ではかなりの好印象につながるため、書いて損はありません。自己紹介のつかみとしても機能します。

特技4.外国語を聞いただけで何語か当てられる

内容は分からなくても外国語の響きで何語か当てられるという特技は、確実に場を和ませることができます。マイナーな言語まで当てられるとなお効果的です。英語圏の違い(イギリス・アメリカ・オーストラリアなど)が分かる、というバリエーションも話題になりやすいでしょう。語学への関心の高さもさりげなく伝えられます。

無難だけど書かないよりはマシな趣味・特技の記入例

「変な人と思われたくない」「とにかく無難に選考を通過したい」という人は、奇をてらわずに平凡な趣味を書いておきましょう。ただし、面接で具体的な質問をされた際に話を膨らませられるよう、一言コメントを添えておくことが重要です。

特技5.スポーツ

スポーツをしている人は「さわやか」「体力がある」「根性がある」などのイメージがあり、就活・転職の履歴書に書く特技としてはイチオシです。実際にそのスポーツを本格的にやっていなくても、以下のように書けばOKです。

履歴書の趣味・特技欄の記入例

・ランニング:「自分のペースで走っているので、タイムはあまり速くありません」
・ウォーキング:「散策を兼ねて、休日に家の近所をよく歩いています」
・筋トレ:「時間があるときに、家で少しずつ鍛えています」

「本格的にやっていないと書けない」と思う必要はありません。継続して取り組んでいることや健康への意識の高さを伝えることが目的です。

特技6.料理

男女ともにモテる趣味として定番の料理は、必ずしも料理上手でなくても書けるのがポイントです。「簡単に作るのが得意」「節約レシピを考えるのが好き」など、取り組み方を具体的に書くと話が膨らみます。

履歴書の趣味・特技欄の記入例

・余った食材で美味しい料理を作るのが得意です。
・漫画・アニメに出てきた料理を再現するのが好きです。
・いかにお金をかけず安い料理を作ることができるかを目標にしています。
・突然友人が訪ねてきたときのために、簡単にできるおつまみレシピを常に考えています。
・コンビニ飯に手を加えて美味しくアレンジしています。

特技7.写真撮影

写真撮影は無難かつ安定感のある趣味ですが、具体性がないと全く印象に残りません。被写体にしているものや撮り方など、面接官が食いついてくるようなエピソードを一言添えましょう。

履歴書の趣味・特技欄の記入例

・窓からの同じ景色を毎日、定点観測撮影しています。
・ペットの猫の写真を撮るのが好きです。
・日常の景色をいかに綺麗に撮れるかに挑戦しています。
・主な被写体は空です。

スマホのカメラしか持っていなくても、現在は高性能なカメラアプリや写真加工ツールが充実しているため、立派な趣味といえます。もし「ぼくも写真が趣味でね」という面接官がいたらチャンス到来。共通の話題として印象に残る工夫をしてみましょう。

履歴書の趣味・特技・得意科目の書き方と面接で使えるアピールのコツ

履歴書には面接で好印象を与える特技を書こう

履歴書の特技欄は、自分自身の人柄や個性を伝える貴重なスペースです。記入する際に押さえておきたいポイントをまとめます。

  • 目的を明確にする:その特技が志望職種にどう活きるかを意識して選ぶ。英語力や語学スキルなどは具体的なスコアや経験を添えると説得力が増す。
  • 具体性を持たせる:「料理が得意」より「余り食材でコスパの高い料理を作るのが得意」のように、一言具体的な説明を添えると印象が大きく変わる。
  • 面接での話題を想定する:特技欄に書いた内容は、面接でほぼ確実に質問される。書いた後に「この特技についてどう話すか」まで準備しておくのが基本。
  • 嘘は絶対に書かない:事実と異なる内容を書いた場合、面接ですぐに見破られ信用を失う。自分が実際に持っているスキルや経験を正直に書くことが、好印象を与えるための大前提。

「大した特技がない」と感じていても、日常のちょっとした経験や習慣の中に、面接官の目を引く特技が隠れているものです。このページの記入例を参考に、自分らしい特技を見つけて自信を持って書いてみてください。