履歴書の特技欄の書き方おすすめ記入例7選

履歴書を書く際に、意外と悩むのが趣味・特技欄です。人に自慢するほどの特技はないし、やってもいない趣味を書くわけにいかない。そんな履歴書の趣味・特技欄にお悩み中に方におすすめの特技と記入例をご紹介します。面接官に好印象を与える特技を記載すれば、面接での話題にもつながります。

履歴書の特技欄の書き方おすすめ記入例7選

履歴書の特技欄は自信を持って書こう

「履歴書に書く特技がない!」とはいえ、いくら何でも1つや2つはあるだろ?と思う人はいるかもしれません。ところが、いざ履歴書に書くとなると、特技というのは意外と思い浮かばないものです。もちろん、就活や転職活動で最も大切なのは、仕事への適性や能力があるかどうかであって、あなたがどのような特技を持っているかどうかは関係ないはずなのですが・・・。

でも、自分をより魅力的な人間に見せたいなら、履歴書に書く趣味や特技にも気を配ってみることをおすすめします。面接官も人間なので、趣味や特技からいい印象を受ければその人に対する評価も上がります。反対に、悪い印象を受ければマイナスの評価が下されることも。さらに、趣味・特技欄が空欄になっていたら、「人に自慢できる特技もないつまらない人間」と思われてしまいます。

就活で履歴書から企業側にいい印象を与えるためには、できるだけ好印象を与える特技が1つくらいあるのが望ましいといえます。もしも自慢できる特技がないのなら、悪い印象を与えることのない無難なものでも構いません。「自分にはそんな趣味も特技なんてない!」と謙遜する人にも、必ず人に好感度を与える趣味や特技があるはず。それをどんな風に履歴書に書くといいのか、趣味・特技の記入例をご紹介します。

人に自慢できるちょっと変わった趣味・特技

面接では、話が盛り上がることも面接官の印象に残ることも大切なポイント。「え、そんなことできるの?」と面接官が思わず身を乗り出すようなちょっと変わった面白い趣味は、かなりポイントが高いといえます。

ドヤ顔で同僚に自慢する男性

特技1.学生時代にバイトなどで身に付けたこと

大抵の人は、学生時代にアルバイト経験があるはず。そこで身に付けたちょっぴりニッチな特技を面接で披露するのもかなり有効です。以下のような具体的な特技であればあるほど、面白がってもらえること間違いありません。

履歴書の趣味・特技欄の記入例

・コンビニのチキンが揚げたてかどうか見分けられる
・エアコンや洗濯機などの電化製品の設置ができる
・お札を早く数えられる
・買い物の袋詰めが早い

こんな特技で大丈夫?と思われるかもしれませんが、誰にでもできることではない立派な特技です。面接でも胸を張って堂々と「私の特技です!」と言ってしまいましょう。

特技2.利き酒などの利き○○

面接とはいえ、「飲んだだけでビールの銘柄を当てることができます!」なんて言われたら、「じゃあ、今度飲みに行こうか」と面接官が言いたくなるかもしれません。このような、思わず触れずにはいられない特技を書くことは、面接の話題として面接官の目に留まることにつながります。

お酒以外にも、「マヨネーズのメーカーを当てられる」「ハンバーガーでお店が分かる」など、身近な食べ物でも面白くなる特技だといえます。ただし、食品メーカーなら仕事に直結しますが、それ以外の業界なら特技を活用する機会がないので、単なる「おもしろいヤツ」で終わる可能性があるので注意しましょう。

特技3.どこでも寝られる

どこでも寝られる特技を持つ男性

「なんだよそれ(笑)」と思わず突っ込みたくなってしまう特技ですが、実はそれとは別に、周りの環境に動じない「たくましさ」「」図太さ」をアピールすることができるという、意外な一面を持った特技でもあるのです。特に、体育会系の職場や営業職ではかなりの好印象につながるので、書いて損はない特技だといえます。

特技4.外国語を聞いただけで何語か当てられる

内容は分からないけど、外国語を聞いて響きだけで何語か当てられるという特技。「内容わからないのかよ!」と突っ込まれる可能性もありますが、確実に場を和ませることができます。英語のように誰にでも分かる言葉なら、「イギリス・アメリカ・オーストラリアの違いが分かる」など、ちょっと変わった特技でなければ珍しがられることはないでしょう。また、あまり知られていないマイナー言語を当てられるのがベストですが、実際にそれを披露する機会はないので、決して自慢できる特技とはいえません。

無難だけど書かないよりはマシな趣味・特技

「変な人と思われたくない」「とにかく無難に選考を通過したい!」という人は、奇をてらわずに平凡な趣味を書いておきましょう。ただし、面接で具体的な質問をされた際に、話を膨らませられるよう事前の準備が必要です。

微妙な顔で覗き込む男性

特技5.スポーツ

スポーツをしている人は、「さわやか」「体力がある」「根性がある」等のいいイメージがあるため、就活や転職の履歴書に書く特技としてはイチオシです。もし何もスポーツをしていないという人は、実際にそのスポーツをやっていないとしても、種目によってはなんとか履歴書に書けるものがあります。以下の記入例を参考に、自分に当てはめてみてください。

履歴書の趣味・特技欄の記入例

・ランニング:「自分のペースで走っているので、タイムはあまり速くありません」
・ウォーキング:「散策を兼ねて、休日に家の近所をよく歩いています」
・筋トレ:「時間があるときに、家で少しずつ鍛えています」

特技6.料理

男女ともに、モテる趣味ナンバー1と言っても過言ではないのが料理です。この趣味のいいところは、必ずしも料理上手でなくてもOKだというところです。「簡単に作るのが得意」「味が良ければ見た目はどうでもいい」など、料理への取り組み方は人それぞれ。履歴書には、何をアピールしたいかを具体的に書くと良いでしょう。工夫次第で、話題はいかようにでも膨らませることができます。

醤油味の美味しそうなから揚げ

履歴書の趣味・特技欄の記入例

・余った食材で美味しい料理を作るのが得意です。
・漫画・アニメに出てきた料理を再現するのが好きです。
・いかにお金をかけず安い料理を作ることができるかを目標にしています。
・突然友人が訪ねてきたときのために、簡単にできるおつまみレシピを常に考えています。
・コンビニ飯に手を加えて美味しくアレンジしています。

特技7.写真撮影

こちらも無難かつ安定感のある趣味です。しかし、具体性がないと全く印象に残らないので注意が必要です。被写体にしているものや撮り方など、面接官が食いついてくるようなユニークなエピソードを考えておきましょう。

履歴書の趣味・特技欄の記入例

・窓からの同じ景色を毎日、定点観測撮影しています。
・ペットの猫の写真を撮るのが好きです。
・日常の景色をいかに綺麗に撮れるかに挑戦しています。
・主な被写体は空です。

たとえスマホのカメラしか持っていないとしても、今は画質や写真加工アプリが色々あるので立派な趣味といっていいでしょう。もし「ぼくも写真が趣味でね」という面接官がいたらチャンス到来。「そろそろ新しいカメラが欲しくなってきたので、おすすめのカメラをご紹介いただければ…」とアドバイスを求めるなどして、印象に残る工夫をしてみましょう。

履歴書に書くべき特技や趣味や得意科目とNGなもの

履歴書には面接で好印象を与える特技を書こう

履歴書は、自分自身をアピールするための重要なツールの1つであり、面接官に自分の強みや特技をアピールするために書くことが必要です。特に、特技欄に自分が持っている特技を明確に書くことは、面接で好印象を与えるために非常に重要です。

特技を書く際には、自分自身の目的を明確にし、特技がどのような職種や業務に役立つのかを考えることが大切です。例えば、英語力が高い場合は、海外とのやり取りやグローバルなビジネス展開に必要とされることが多く、それに合わせて英語力をアピールすることが有効です。

また、特技を書く際には、具体的な事例を交えることで、自分のスキルや経験をアピールすることができます。例えば、語学力の場合は、TOEICのスコアや海外留学経験などを具体的に記載することができます。これにより、自分自身が持っている特技を具体的に説明し、面接官に自分自身の実力を訴えることができます。

ただし、履歴書の特技欄には、虚偽の内容を書かないように注意する必要があります。特技欄に書いた内容が事実と異なっている場合、面接官によってすぐに見破られ、信用を失う可能性があります。自分自身が持っている特技やスキルを正直に書くことが、面接で好印象を与えるための基本的な姿勢であると言えます。