会社選び

ヘッドハンティングされたらどうする?体験談9

ヘッドハンティングされた時の対応についてご紹介しています。ヘッドハンティングはある日突然やってきます。思わぬヘッドハンティングに舞い上がってしまわぬよう、ヘッドハンティングを受けた事・断ったことを後悔しないよう、ヘッドハンティングされた時の対応を確認しておきましょう。

ヘッドハンティングされたら確認したいこと

「あなたの才能が欲しいです」「あなたの力をうちの会社で試してみませんか」と言葉巧みにヘッドハンティングされたら、誰だって心が揺らぎます。まずは落ち着いて、ヘッドハンティングの意図を確認するようにしましょう。

自分を評価してくれたポイントを聞く

ヘッドハンティングされたら必ず確認したいことは、なぜ自分がヘッドハンティングの対象になったのかという事です。ヘッドハンティングに至った経緯、自分のどんなところが評価されたのかをはっきりと聞くようにしてください。そもそものスタート地点が曖昧だと、ヘッドハンティング自体が怪しい話に思えてきます。自分のいいところは自分で気が付いていない事も多いです。思わぬ好評価を真に受けて自分はすごいと思ってしまわないよう、客観的な視点で聞くようにしましょう。

これからどんな仕事をするのか聞く

ヘッドハンティングされたことに、ただ有頂天になってはいけません。怪しい話が横行しているのも事実ですから、まず、転職先でどんな仕事をするのか、具体的な業務内容を確認してください。自分が実際に携わる業務内容が確認できたら、それが自分にできる仕事なのかを考えましょう。その業務が「自分がやりたいこと」なのかどうかは、ヘッドハンティングを受ける上で一番重要視しなければならないところです。細かいところまでじっくりと聞いてください。

自分に求められていることを聞く

自分が就く業務内容が分かったら、自分が何を求められているのかを確認します。ここは、自分が携わる実業務内容と同様、ヘッドハンティングされたら一番確認しておきたいポイントです。あなたが欲しいと言っている会社は何を望んでいるのか、どんな結果を出してほしいと思っているのか、ちゃんと確認しておかないと、後で「話が違う」ことになりかねません。ヘッドハンティングを受けたら、結果が強く求められることは想定の範囲内ですから、求められていることに自分が答えられるのかどうかを、しっかりと考えるようにしましょう。

給料や待遇を聞く

転職をすると、もらえる給料や待遇が変わります。生活と密着することですから、曖昧なままにせずちゃんと確認するようにしてください。仕事のやりがいやチャレンジすることの意味を最優先に考えたい人ならいいのですが、給料が減り、生活のレベルが落ちることを歓迎しない人なら、自分がやりたいこともかすんで見えてしまうかも知れません。反対に、ヘッドハンティングを受けることで給料アップを狙っているなら、可能な限り有利な条件を引き出せるよう交渉すべきです。ヘッドハンティングされている側なので、遠慮せずに確認するようにしましょう。

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後悔しないヘッドハンティングを考えよう

体験談では、自分がヘッドハンティングされたら…なんて考えもしていなかった人が多くいました。やはり、ヘッドハンティングはある日突然やってくるものなのです。確認しておくべきことをしっかり聞いたら、あとは決断するだけです。

ヘッドハンティングを受けるかどうかの決断に正解も不正解もないですから、できるだけ後悔しないように、じっくりと考え、自問自答を繰り返して下さい。

転職先の仕事は自分がやりたいことなのか、やってみたいことにチャレンジする勇気はあるか、失敗してもよしと考えられるか、ヘッドハンティングを受けることで自分が成長できるのか、今の仕事に未練はないか、今の生活を捨てても問題はないか、考えましょう。

ヘッドハンティングされた体験談

ここからは、寄せられたヘッドハンティングされた体験談を見ていきます。ヘッドハンティングされて転職しようかどうか迷っている人は、参考にしてください。

正解かどうかまだわかりません

ハマゾウ(46歳 会社員)


ある会社に転職を決め、退職に向けた準備をしているときにヘッドハンティングを受けました。もちろん、既に転職先があることを説明したのですが(先方も既にそれは知っていたとのことです)、そのような状況でも声をかけてもらったのはすごくうれしかったです。

色々と熱意のこもったお話をいただきました。待遇は転職先より少し落ちましたが、すごく評価をいただけていることは理解でき、気持ちは揺れました。

結局、当初からの転職先に進みました。待遇の差で選んだというより、既に決めていたから、というのが理由です。転職後、思った仕事はさせていただいていますが、それが正解だったかまだわかりません。きっと簡単に答えは出ないと思います。

やりたい方を選ぶべき

ぼたもち(21歳 販売員)


私は百貨店のアパレル店員として働いていました。はっきり言って残業は多いし扱いは雑だし、洋服は好きだけど仕事は嫌いになりかけていたころに、同じフロアの化粧品店の店長さんからヘッドハンティングを受けました。

正直化粧品なんて関わったことがなかったのでビックリしましたが、接客を見ていていいと思ったといってくださり、すごく嬉しくなりました。洋服が好きだったのですごく迷いましたが、それ以上に接客が好きなので、お化粧品の販売でも接客は出来ると思い転職を決めました。

働き始めて、すごく楽しいし、化粧品ももちろん好きなので後悔はありません。自分のしたいことなら転職をしても絶対楽しいので、自分が本当にやりたいことを選ぶべきだと思います

先のことも見据える

いるか(30歳 事務職)


建設業で経理をしていますが、途中1年間程大型現場内で専属の総合事務を担当していました。その時に現場監督をやっていた方が実家の建設業を継ぐことになって退職したのですが、その時に「自分は現場のことしかできんから金勘定とかできるやつがほしいんだけど協力してくれんか」とヘッドハンティングを受けました。

数年前に1年仕事を一緒にしただけなのに、自分の会社のお金関係を任せてくれるということに感激しましたし、今より責任のある仕事もできそうということで悩みました。ただ、今の会社は一部上場企業で安定しており、決して社内の評価も低くないと感じているので、そこから自営業の規模が小さくなるところへ転職するのは正直不安のほうが大きく、最終的には断ってしまいました。

今のところ先輩の会社は上手くいっているようですし、そこまで自分を評価してくれた方の誘いを断ったことと、それがきっかけで疎遠になってしまったことは後悔しています。

ただ、数年後、数十年後を考えたときに今の会社のほうが生き残る可能性があると思っていますので、転職を考えている方は今の条件だけでなく、先のことも見据えて答えをだしてもらいたいです。

どこが評価されているのかを考える

中年親父(54歳)


私が入社したときの上司だった方に独立する際に誘ってもらったのですが、その時は将来のことを考え断ったのですが、10年後再度その上司だった方から誘いがありました。

その時は、10年も経っているのに自分のことを覚えてくれていた喜びと、「持っている技術で、今以上に活躍して見ないか」と私のスキルを高く評価してくれたことで心を動かされました。

転職する際の条件で気になったのが給与のことで、その時勤めていた会社は上場企業で将来はほぼ安定していましたので、それを捨てて新設10年目の会社に転職するからには、給与が今よりも上でないと将来が心配だと思いました。

結局給与は前の会社よりほんの少し上がっただけでしたが、転職に踏み切りました。その理由は、転職後はその会社の稼ぎ頭である部門を任せたいと言ってくれたからです。今もその部門のトップとしてやりやいのある仕事をしています。

ヘッドハンティングされる方は、どこが評価されてハンティングされているのかを確認して、自分に自身が持てるならば、積極的に転職してみる事をお勧めします。給与も大切ですが、それ以上に自分の力を出せる会社なら迷う事はないと思います。

まずは話を聞く

エグゼクティブ(43歳 事務職)


外資系企業で経理の管理職をしていました。経理財務と言えば、どの会社でも必要な機能だから、潰しがきくと言われていました。しかし、最近は、コストのかからない外国にアウトソースすることが多くなり、10年後にはなくなるのではないかと言われている職業の一つに挙げられています。

外資系企業だと、特にその危機感を感じていましたから、見知らぬ電話番号からのヘッドハンターからの電話に応答しました。

内容は、経理の経験を活かせる、新規に作られる会社の事業分析のポジションでした。待遇は今よりも上がる上に、仕事の内容が、より高い付加価値を提供できるやりがいのあるものだったので、面接に進み、すんなりと内定を得ました。

年齢を重ねると新しいことに挑戦するのは難しいと思いましたが、入って見ると、学ぶことが新鮮で仕事が楽しいです。ヘッドハンティングは、ちょっと怪しいところがありますが、それだけで無視してしまうのは、もったいないと思います。話を聞いてみて、それから判断することをおすすめします。

利益として還元することを強く求められると思った

こたろう(49歳 事務職)


当時私はメーカーにて購買の管理職として仕事をしておりました。ある時、別会社へのオファーの連絡が届きました。その時は自分を評価してもらっているという嬉しさもあったのですが、自身のどの部分を評価して頂いたのかが凄く気になったことを覚えています。

具体的なポストや収入の条件等提示される中で一番重視したポイントは、その会社の社風・文化が自分に合うかどうかでした。当時、転職経験が一度も無かったので特にそのことが気になりました。

色々検討した結果、その件はお断りしたのですが、そのことに後悔は全くありません。ヘッドハンティングされることは、自身を評価してもらっている証に違いありませんが、ある意味自身に「投資」してもらっているとい言えます。

投資ですから、後に「利益」として還元することが強く求められると思います。そのことを常に念頭に置き検討する必要があると思います。

選択は自己責任

きさらぎ(41歳 ライター)


ヘッドハンティングしてくれた方と知り合ったのは、セミナーに参加しているうちに色々なやり取りをすることが増え、その流れからお話を頂きました。まさか私が…と驚いたことと、期待に沿えるだろうかという不安ももちろんありました。

その当時の仕事も重要なセクションを任せられていたのですが、その時のヘッドハンティングの条件で一番の決め手となったのは、報酬面と、自分が伸ばしたい仕事の分野のど真ん中だったからです。

結果、ヘッドハンティングを受けて転職したのですが、正解だったと思っています。報酬面は正直、思ったより安定はしていないのですが、何よりやりたかった仕事そのものに付けていますし、さらにそれを中心として仕事の幅も広がっています。

ヘッドハンティングをされた時には、条件面を失礼にならない程度にはっきりさせておいた方が良いとは思います。選択はすべて自己責任なので、あとは、期待に沿えるよう全力で当たれる内容かどうかも重要かと思います。

一生懸命勉強した

しゅう(41歳 自営業)


飲食店経営が夢だった20年前、私は居酒屋の店長でした。お客様商売は、人の気持ちを瞬時に読み取れば簡単だと思っていた時、ある居酒屋チェーン店の社長にヘッドハンティングをかけられました。

その時の職場は自分が活かせる場所ではないと思っていたので、自分よりも上があるのかが興味深い話でした。その3ヶ月後、その会社に就職することにした私は、会社の営業部長として招かれました。

若干24歳の私を従業員50人の管理職として任せた社長は、飲食店経験がなく、ある大手自動車メーカーのトップセールスマン経験者でした。この人なら私が知らない何かを必ず知っていると感じ全て勉強しました。

死にものぐるいで仕事した結果、前年比165%の売り上げを計上できました。今の自分を活かせる職場で、自分に足りない事を引き出してくれる人にしがみつき踏み越える事が、先の結果に繋がって行くと確信しています。

満足している

ゆうと(26歳 営業職)


ヘッドハンティングを受けたときは正直嬉しかったです。自分にこういう話が来ることは誰かが評価をしてくれていたんだと思いました。転職する気はこれっぽっちもなく、情報収集の観点で後日お会いすることにしました。

しかし、話を聞いているうちにだんだん興味が湧き、実際に転職するか悩みました。現職より社会貢献ができる環境であったので、実際に転職することを決意しました。入社後は聞いていたこと、イメージしていたことと違うこともありましたが、とても満足しております。

ヘッドハンティングされて悩まれている方がいれば、自分は何をしたいのか、どういう人生を歩みたいのか、そのために仕事は何をしたほうがいいのかをよく考えて結論を出すことをおすすめ致します。

ヘッドハンティングに対する返事は慎重にしよう

ヘッドハンティングされたからと言って、浮足立たないようにしましょう。自分がなぜヘッドハンティングの対象になったのか、給与や仕事内容、職場の雰囲気などを細かく聞いて総合的に判断することが大切です。一時的な感情に流されてはいけません。

ヘッドハンティングされて転職を迷っている人は、ここで紹介したヘッドハンティングされた人の体験談を参考にしながら、慎重に決断しましょう。