就職祈願へ行こう!内定にご利益のある全国各地の神社お寺

就職祈願で「最後は神頼み!」と参拝し内定を願う学生は少なくありません。せっかくお願いするのであれば、霊験あらたかな本当にご利益のある神社やお寺を訪れたいところです。就活経験者から聞いた、東京・京都をはじめとする全国各地の就職祈願で評判のスポットをリサーチしました。

就職祈願へ行こう!内定にご利益のある全国各地の神社お寺

就活も最後は神頼み!就職祈願はどこの神社がおすすめ?

最終面接などを控え、最後は神頼みということで就職祈願へ行く学生や転職活動中の社会人は多いですが、やはり足を運ぶのであれば、ご利益がありそうな場所で参拝したいところです。
内定にご利益のあるおすすめの神社やお寺など、人気の就職祈願スポットをまとめましたので、これから内定祈願予定の方はぜひチェックしてみてください。

就活生が就職祈願へ行くタイミングは?

祈願と書かれた絵馬

就職祈願といっても、お目当ての神社をいつ訪れるかというのは人それぞれです。新卒での就職活動中はもちろん、転職活動で内定祈願をしたという方もいます。

  • なかなか内定をもらえず就職活動が上手くいっていない時期
  • 本格的に就活が指導する前のタイミング
  • 本命の企業の最終面接前
  • 転職活動中のタイミング

中でも最も多かったのが「就職活動がうまくいかずにふさぎ込んでいたタイミング」という回答です。立て続けに試験に落とされ続けると、自分そのものを否定されたような気になるもの。就職祈願はそんなネガティブな時期にはちょうど良い気分転換となるのでしょう。

就職祈願のスポットを選ぶ上での決め手は?

就職祈願で訪れるスポットについては、友人など知り合いからの口コミで決めたという方、第一志望の企業の業界にちなんだスポットであるという点など、重視する点はそれぞれ異なりますが、「普段通っているところだったから」「近所だったから」という方が多数派でした。
近所のスポットであれば馴染み深いですし、距離的にもお礼参りなどで訪れやすいというメリットもあります。

就職祈願にはどこへ参拝した?15名の体験談!

京都府内と東京都内のスポットを中心に、就職祈願のおすすめ神社やお寺について15名の社会人に調査しました。

京都府内の就職祈願スポット

気持ちに余裕を作ることができました

すー(29歳 会社員)


卒業まであと一年を切った頃に京都にある伏見稲荷大社にお詣りに行きました。

友人から伏見稲荷大社にある「口入り稲荷」という所に行くと就職にご利益があると聞いたことがあり、ちょうど京都で就職活動を行っていたので、まだ内定がもらえていない状況だったので行ってみることにしました。お詣りしかしませんでしたが、その後に試験や面接を受けた企業から内定をもらうことができました。

もちろん、全ての企業から内定をもらうことができたわけではありませんが、お詣りすることにより気持ちに余裕ができ、面接もしっかり言いたいことを言うことができたような気がします。

お詣りしたことによって内定をもらえたのかはわかりませんが、自分の気持ちを引き締める上でもお詣りしてよかったと思います。

伏見稲荷大社の鳥居

神頼みも大事!

かしわ(23歳)


周りの内定が出だした5月中旬頃、就活活動が全く上手くいかず、試験も落ち面接もお祈りをくらい続けていました。

精神的に病んでしまい藁にもすがる思いで神頼みをしようと思い、就活にご利益のある京都の平安神宮にいきました。そして、良縁のお守りを買いました。

正直あまり期待はしてなく、少しでも心を軽くするつもりでしたが、そのお守りを買った後はびっくりするくらい就職活動がうまくいきました。また、結果的に自分希望する就職先から内定をいただき、本当にご利益がありました。

就職活動で悩んでいて精神的におかしくなりそうであれば、少しでも心が和らぐと思いますので、就職活動にご利益のある神社で神頼みをするというのも手だと思います。

地元の神社で内定祈願

もも(24歳 営業事務)


私は京都府に住んでいる24の社会人です。2013年の大学3年生の時に就活をするにあたり、彼女と内定祈願のために神社に行くことにしました。

私が行ったのは、地元京都の月読神社という神社です。何故その神社に行ったのかと言いますと、その神社は昔から初詣の時によく行っており、就活の時だけ他所に行くのも良くないからいつもの神社にしようと彼女との話し合いで決めたからでした。

内定祈願に行った時に、おみくじが100円で売っていたので買ってみると、見事に凶でした。これは私の努力が足りないと神様に言われているのだなと感じ、それ以降、企業研究などはそれまでよりしっかりと勉強しました。結果、就職祈願のおかげか翌年の4月までに財閥系の重工業メーカーに就職することができました。

北野天満宮に就職祈願へ

blackbrain(23歳)


就職の際に神様の力を借りようと京都の北野天満宮に参拝しました。北野天満宮は受験生がたくさん訪れる学問の神様を祀る神社として有名ですが、それと同時に就活生にも有名な神社です。家から近かったこともあり迷わず北野天満宮にお参りに行きました。

少し気が早かったかも知れませんが就職活動が始まる前の11月に参拝しました。自分だけかと思いきや同年代くらいの就活生の人もちらほら見受けられました。

まだ具体的な目標が決まっていなかったので、また後ほど参拝する予定で絵馬やお守りは買いませんでした。結局その後訪れることはありませんでしたが、無事第一志望の企業から内定を頂きました。

神頼りをしておきながらいうのもおかしいですが、お賽銭だけでも十分にご利益を得られたと思います。

北野天満宮と狛犬

転職には縁切りも大切

ギルちゃん(32歳 会社員)


私が転職祈願で行ったのは京都府の有名な縁切り神社、安井金比羅宮です。

縁切りや縁結びというと恋愛ばかりについ目が行ってしまいがちですが、社内の人間関係や会社選びにも「縁」はつきものです。

私はその頃、上司と馬が合わず転職するかどうか迷っていました。ここで縁切りをお願いしたら、上司との悪縁が切れるかなって思ったんです。そこで、仕事関係の悪縁切りと両縁結びをお願いしました。

訪れた時間が遅く、お守り等は買えなかったのですが、置いてあったお札に願いを書いて縁切りと縁結びの石に貼ってきました。それが今年の9月上旬なのですが、その数週間後、色々あって私は仕事を辞めることにしました。

あとから思えば悪縁は上司ではなく会社そのものだったのかなぁと感じました。そして、自分を必要としてくれる会社と巡り会いました。その会社とはトントン拍子に内定まで話しが進んで、11月に入社する予定です。

正直、こんなにも転職がスムーズに行くなんて思いもしませんでした。この神社のご利益はすごいと思います。

八坂神社総本山で転職祈願

すみ(33歳 ディレクター)


体調を崩し以前働いていた企業を退職し、暫く休養していた私ですが求人が増えると言われている秋からまた就活することに。

遊べる時間もなくなるからと思い、大好きな京都をぶらり旅行し、京都市街の本願寺(東西)や伏見稲荷などあちこち巡って願掛けしまくってきました。

その中でもわくわくしたのが日本有数のパワースポットともいえる八坂神社参りでした。修学旅行や友達との旅行ではなかなか行く機会がなく、今回ついに立ち寄ることができました。

鳥居に続く仲見世のような商店街は、夜は21時ぐらいまでやっていてお土産屋巡りを楽しめました。右手に曲がると有名な料亭が立ち並ぶシックな街並み。八坂神社には複数の神様が祀られていて、何だかんだで30分ぐらい広い敷地内を巡りました。開運祈願のお守りを買い御朱印帳を記帳してもらい、「就活頑張るぞ!」と心機一転いい気持ちの切り替えになりました。

幸い最初に応募した数社がスルスル面接が進み、内定を頂けてどこを選ぶかという状況に至りました。お守りのお陰で度胸がついて、キビキビ答えられたのが勝因かな?と思います。信心深い訳ではありませんが、参詣で意識が変わるものだなと思いました。

就職祈願に行ったら内定が出た話

さやさや(28歳 サービス業)


就職活動に疲れた4年生の8月に、たまたま就活で京都を訪れました。その際に京都の街中にある六角堂というところで内定祈願をしました。

おみくじが小鳥の置物の形をしており、前から気になっていたので訪れました。お祈りをして、おみくじを買うと口コミ通りかわいい小鳥がおみくじを運んでくるような形をしたおみくじが売っていました。引いて、細い筒状にくるまれた紙を広げたところ大吉!すごくいい予感がしながら地元へ帰りました。

そのあと受けた会社書類で落ちることもなく、1ヶ月後には内定が出て他の会社の選考を辞退することになりました。このお参りで内定が出たと思い、後日もう一度訪れてお礼を言いました。まさかとは思いましたが、六角堂をお参りしたあと、とんとん拍子で進んだので非常に驚きました。

東京都内の就職祈願スポット

私の内定祈願について

ころも(24歳 顧客対応)


内定祈願のため東京大神宮へ行きました。

就職はお見合いだとかご縁だとか言われることが多いので、それにちなんで縁結びのご利益を享受できる東京大神宮を選びました。共に就職活動を乗り切る友人たちとともに、就職活動が本格的に始まったころに内定祈願に行きました。皆絵馬を購入し、志望企業を書いてきました。

それからは必死に就職活動に明け暮れ、内定祈願に行った全員が第一志望の企業に入社することができました。

もちろん内定祈願をしたご利益だと思いますが、内定祈願をすることによって、改めて自分の目標が明確になり、それに向かって頑張ろうと身を引き締めることができたのも内定をもらえた要因だと思っています。ただ他力本願な内定祈願ではなく、自分を律することもできたのでよかったなと思いました。

お世話になった神社へ

りさ(26歳 サービス業)


私が内定祈願で訪れた神社は東京都にある湯島天神です。

湯島天神へは高校受験の際にも合格祈願のために訪れていたため、内定祈願でも湯島天神を訪れることにしました。合格や学業の祈願のイメージのある神社ですが、私にとってはやはり頼みのある神社な気がしたのです。

私は2年制の専門学校だったので1年生の時の年明けに祈願をしに行き、その際に就業守りを買いました。就職活動は多少苦労はしましたが、無事に2年生の夏に内定をいただくことができ大変安心したのを今でも覚えています。

就業守りは就職活動の際の鞄に必ず入れていました。無事に内定を取ることができたのも周りの支えや内定祈願、御守りのおかげもあったと信じています。

内定祈願からちょうど1年経った頃に就業守りを奉納しに行きました。内定を頂き入社した会社で切磋琢磨できる同期と楽しく仕事をさせていただいています。

人でにぎわっている湯島天神

就職祈願のご利益がありました

マカロニ(25歳 営業)


私は就活をしている時に、内定祈願として東京都の代々木八幡駅近くにある「代々木八幡宮」に行きました。そこを選んだ理由としては、もともと実家の近くであり、幼少期より節目ごとに訪れていた縁のある神社だったためです。

何社か受けていたうちの、本命の会社の最終面接前に行きました。あらゆる策は尽くしてきたので最後は神頼みと思い、祈願に行くことにしました。その時はおまもりなども何も買わず、ただお参りだけをしました。

もし落ちてしまったら縁起が悪くなってしまうと思ったので何もしなかったのですが、結果は内定をもらえたので、今思うと何かやっておいたら記念になったかもしれません。普段あまり祈願に行くことはありませんが、内定を無事もらえたので後日報告のお礼参りにも行きました。

天神様にお任せ

ゆう(34歳 事務職員)


東京都の湯島天満宮(湯島天神)にお参りに行きました。もともと高校受験の合格祈願から毎年初詣に通い続けていましたが、就職希望先も学習塾だったので、学問の神様ならきっと味方をしてくださるだろうと思って参拝しました。

大学3年生の時の初詣の時に内定祈願で祈祷を受けましたので、必然的に絵馬を書くことになりました(プランに含まれています)。その時にいただいたペンは今でも持っています。お守りも毎年学業成就の新しいものを購入し、古いものはきちんとお返ししています。

必死の祈りが今回も道真公に通じたのか、無事に第一志望の学習塾に内定をいただくことができました。

ターニングポイントでのお参りはいつも叶えてくださる気がします。内定が出たあと,お礼参りの絵馬を奉納しました。

その他就職祈願スポット

神頼りをした採用経験

ウエハウス(34歳)


私が転職の際、内定祈願をした神社は、大阪府泉北郡忠岡町にある忠岡神社です。その神社を選んだ理由は、出身地の神社のほうが家から近く便利であったためです。

内定祈願を行った時期は5月頃で、お守りやおみくじなどは特に購入しませんでしたが、5円のお賽銭だけを行い、一生懸命に祈った記憶があります。私の祈りが通じたのかはわかりませんが、ご利益はありました。無事その1週間後に内定通知書が届き、忠岡神社に行って良かったと感謝しました。

これまで、このような内定祈願を行った経験は1回のみですが、今後もし転職するような機会があれば、もう1度同じ忠岡神社に行って、5円のお賽銭のみで祈願したいです。

実際にご利益がありました

塩こうじ(35歳 営業職)


福岡県にある大宰府天満宮に行きました。たまたま近くに家族の用事で行くことがあり、太宰府天満宮は学問の神様を祀っているので、なかなか決まらない転職先にも効果があると思って行くことにしました。

行った時期は2012年の7月ごろになります。お参りだけでなく、お守りとおみくじを購入しましたが、おみくじでは大吉が出ており、仕事に関しても非常に良いことが書かれていたので、これから良いことがあるとは思い、気持ちの面でも前向きになることができました。

それから3か月後に内定をもらえ、ご利益を実感することができました。そして、ご利益があった場合にはお礼参りが必要だと家族に言われたこともあり、お礼参りを翌年の正月に行きました。

大宰府天満宮と祈願の絵馬

舞台の神様にあいさつ

パル(24歳 技術職)


私が就職祈願に行ったのは香川県にある金比羅宮です。

私は舞台関係の仕事に就くことを希望していました。しかし、中々内定をもらうことができず最後に受けた会社の内定をもらえるようにと願掛けに行きました。年も越しておりこれがラストチャンスでした。

そこで、日本最古の芝居小屋である旧金毘羅大芝居(金丸座)を訪れればご利益があるのではないかと思い、この神社に行くことを決めました。

金毘羅宮に行くためには石段を1368段登らなければいけません。とてもハードですが、この時は願掛けということもあり2回登りました。神社では幸福の黄色いお守りとミニこんぴら狗のセットを買いました。

この内定祈願のおかげで無事に舞台関係の会社に内定をもらうことができました。

行き詰った時は就職祈願で気持ち新たに就活をスタートしよう

もちろん、就職祈願によるご利益を信じる・信じないはその人次第ですが、就職活動中という余裕のない時期だからこそ、こうした息抜きでふと心が軽くなることもあります。精神的に余裕が生まれることで事態が好転することも十分考えられます。就活や転職活動に行き詰ったときにはぜひ就職祈願を検討してみてはいかがでしょうか。