履歴書の留学経験の書き方で人事を引き付けるポイント

履歴書に留学経験を書く際にどのような書き方をしたら良いかを説明しています。履歴書の留学経験の書き方の注意点は5つのポイントがあります。人事担当者の目に留まるように留学することで如何に自分が成長できたのか、留学経験を活かしどんなことをしたいのかを上手くアピールしてください。

履歴書の留学経験の書き方で人事を引き付けるポイント

履歴書への留学経験の書き方を覚えよう

きちんと履歴書を書くことが出来なければ面接という次のステップにも進めないため、転職や就活の際はきちんとした履歴書の書き方を覚える必要があります。入りたい企業の担当者に留学経験を効果的にアピールして、採用を勝ち取りましょう。

履歴書に書く留学経験でアピールできる5つのこと

アピールポイントを話している女性

留学経験でアピールできることはたくさんあります。留学経験の何をどのように履歴書に書くといいのか、企業の人事担当者にアピールしたい5つのポイントを見ていきます。

1.留学先で培った語学力

留学経験で最もアピールできるものと言えばやはり語学力です。語学力の場合、留学期間が長ければ長いほどアピールすることができ、さらに習得した言語がビジネスに役立つ英語や中国語、その他の言語の場合は非常に強力なアピールをすることが出来ます。

企業が知りたいのは、どのくらい外国語を話せるのかという事です。履歴書に語学力を書く場合は、日常会話は問題なし、ビジネス会話は意思の疎通ができる、学んだ言語を用いてビジネス交渉ができるなど、どのくらい学んだ語学を活かせるのか具体的に書いてください。

2.語学の資格

語学力をアピールする際に留学経験と合わせて必要なのがTOEICやTOEFL、英検、中国語検定などの語学資格です。留学期間だけでは語学力を判定することは困難なので、数字として具体的に提示できる資格があると最も効果的なアピールをすることが出来ます。

取得する資格では、外資系の企業ならTOEFL、日本の企業ならTOEICを重視する企業が多いです。TOEFLはスピーキングがテストに含まれるため会話力をアピールすることができます。逆に日本の企業ではTOEICの点数を昇進の条件とする企業も多いので、取っておいて損はありません。履歴書には具体的に数字を書くようにしてください。

3.成長意欲

留学経験は語学力をアップすることができ非常に良い経験ですが、留学経験をするためにはそれなりの費用や期間が必要です。自分を成長させるために、わざわざそれだけのコストを費やして留学経験をしに行ったという成長意欲は高く評価してもらうことが出来ます。履歴書には自分を留学でより高めたいと思った気持ちを書いて、自身をアピールするといいでしょう。

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4.留学した行動力そのもの

男性ビジネスマンと話をするキャリア女性

留学するにはかなりの思い切った行動力が必要です。そのため、長期間でレベルの高い経験をすればするほど行動力といった点で評価してもらうことが出来ます。留学した行動そのものももちろんですが、留学中にアルバイトをした、ボランティアに参加したなど、留学中に自ら起こした行動も忘れずに履歴書に書いてください。

5.語学力を活かした仕事がしたいという志望動機の強化

自己PRや志望動機といった点で留学経験をアピールする場合、なぜ留学をしようと思ったのかという点をうまく言うことが出来れば、説得力のあるアピールが出来ます。語学力を重視する業界に行きたい人なら、留学経験や語学留学経験をすることで志望動機をさらに説得力あるものにできるという効果があります。

例えば、商社に入社したいと思っていても語学力が無ければあまり志望動機に説得力がありません。そこで留学経験をしておくことで、「商社で語学力を使った仕事がしたいと思っていたため、実際に留学経験をすることで語学力を上げました。この語学力をこんな仕事で活かしていきたいと思っています。」と履歴書に書くと、志望動機の強化をすることができます。

履歴書に留学経験を書くのは学歴欄?自由記入欄?

メモを持って書くことを考えている女性

履歴書にいざ留学経験を書こうと思ったとき、迷ってしまうのが「学歴欄と自由記入欄どちらの欄に書いたらいいのか?」ということです。答えは簡単です。このように期間によって分けて書けば問題ありません。

  • 留学経験が1年未満の場合、自由記入欄
  • 留学経験が1年以上の場合、学歴欄

「履歴書の学歴欄」留学経験の書き方

履歴書の学歴欄に留学経験を書く場合、特に注意したいのは留学していた期間や国、学校名をきちんと明記することです。その辺もしっかりと書くことで、留学経験の信ぴょう性が増します。

書き方の例としては、
〇〇年 △月 カリフォルニア大学 入学(語学留学)
〇〇年 △月 カリフォルニア大学 卒業(語学留学)

このように分けて書いても良いですし、〇〇年△月~〇〇年△月カリフォルニア大学へ留学というように履歴書に記入してもどちらでも問題はありません。履歴書で指定されているフォーマットがあれば、そのフォーマットに従って書くのがいいでしょう。

留学期間が1年未満の場合は履歴書の学歴欄には書けない?

留学先での仲間と撮影し集合写真

一般的には、留学経験が1年未満の場合は自由記入欄へ、留学経験が1年以上の場合は学歴欄に記入するべきですが、決してその限りではありません。語学力や国際経験を重視する企業であれば正式に書くべきですが、自分の経験としてきちんとした大学に短期間といえども留学し、学んだことをアピールしたいと思っているなら、履歴書の学歴欄に記入してしまってもかまわないでしょう。中には学歴欄や基本的な情報のみチェックし、自由記入欄はあまり見ないという企業もあるため、書ける留学経験がある場合は書いておいた方が無難と言えます。

「履歴書の自己PR欄」留学経験の書き方

学歴欄であれば一行で留学期間や国、留学先の学校を書けば良いためそれほど悩むこともありませんが、問題は自由記入欄に書く時です。履歴書の自由記入欄は最も経験をアピールでき、人間性がわかる部分であるため、企業の人事担当者に伝わりやすく効果的にアピールできるように、少し工夫しながら書く必要があります。

留学の動機は明らかにする

人間性を見るために、「なぜその行動をしようと思ったのか」という部分を知りたがる企業は多いです。自分が何を思って留学経験をしたのかということを、履歴書を書く前にしっかりと明らかにしておき、説得力のある動機を書けるようにしておきましょう。

基本的にこうした理由部分を書く際におすすめなのが、なぜ?と自分自身に問い続けることです。例えば、留学経験をしたのはなぜか→商社に入りたかったから(それはなぜか)→こんな仕事をしたいと思ったから(なぜか)→自分にこんな経験があったから、こんな風に何度もなぜかと問い続けることで深い所まで理由を探ることができ、納得いく動機を完成させることが出来ます。

この手法は、動機だけではなく志望動機や自己PRなど、就職におけるアピールで非常に効果的な手法です。自分でも無意識に考えていた所まで気付くことが出来るため、履歴書で説得力ある文章を書くためには必須です。

留学前後で自分にどんな変化があったのかのアピールは本当に大事

本を読みながらものおもいにふける女性

結果的に留学をしたことで自分にどんな変化があったのかということを履歴書の自己PR欄に書くことで、自分の成長をアピールすることが出来ます。動機部分で書いた目的部分に対し、どれくらい目的を達成できたのかという観点でも書くことが出来るとより良いアピールになります。

例えば、「自分には語学力はもちろん、初対面の人とコミュニケーションを取ることに苦手だという弱みがあった。そのため、留学して異文化に触れることで語学力を強化するとともに、自分の弱みを克服したいと思い留学したいと思った。」

という動機で述べた目的に対して、「留学中はなかなか自分から話しかけることが出来なかったが、勇気を出して初めて自分からコミュニケーションを取った経験から、人と話をするのが怖くなくなり、結果的にコミュニケーションが得意になった。」など、いかに目標を達成できたかという点と、いかに自分が成長できたか、という点を意識して書くとうまく履歴書に書けます。

留学経験の成果・結果は必ず明記する

自分の成長アピールと似ていますが、ここで履歴書に書くべきことはより具体的な成果です。例えば、留学経験によって当初600点だったTOEICスコアを900点まで伸ばすことができた、といったように数字で示すことが出来る成果を書けると良いです。数字は客観的に見てわかりやすい指標となるため、数字に出来るものは出来るだけ数字で示した方が説得力ある文章になります。

語学学校は留学と言えるのか?

海外の大学ですわりこんで話しをする女性二人

留学先が大学などの場合、履歴書に記入する際に迷うことはありませんが、問題なのは現地の語学学校に通っていた場合です。海外で語学学校に通い、一定のプログラムを履修すると「ディプロマ」と呼ばれる資格が付与される場合があります。ディプロマはいわゆる学位のようなものですので、自分が努力した証として履歴書に記入しアピールすることが出来ます。このような語学学校に通っていた場合、胸を張って留学としてアピールしても全く問題はありません。

一方で、注意するべきことはあります。日本の会社でディプロマを取得したことをアピールする場合、「TOEICで換算するとどのくらいの点数なのか?」といった観点で見られることが多いです。そのため、自身の英語力がどれくらいなのかということをしっかりと把握しておく必要があります。

TOEICやTOEFL、英検などを取得していればある程度の点数換算が可能なため、日本の企業に就職を希望しているなら、出来ればTOEIC、無理ならTOEFLか英検も取得しておいた方がいいでしょう。

履歴書に書く留学経験は大きなアピールになる

費用や期間など、少しハードルが高く思える留学ですが、経験することで遥かに経験前と比べ自分自身を成長させることが出来ます。これから就職するのに履歴書でアピールできるポイントがない、と思っている人や、もっと自分を成長させたいと思っている人は、留学に挑戦してみてはいかがでしょうか。うまく履歴書に書くことが出来れば、入りたい企業に大きなアピールになります。