就活の内定時期はいつ?スケジュールの実態を把握しよう
「内定はいつ頃もらえるの?」「内定をもらったらどうお礼を伝えればいい?」就活を始めた学生から多く寄せられる疑問です。内定が出る時期は企業の種類やルートによって大きく異なり、把握しておかないと情報収集に出遅れるリスクがあります。
この記事では、内定が出るおおよその時期・連絡方法・内定後のお礼の仕方と例文を、就活の流れに沿って解説します。
就活開始から内定の時期、お礼の仕方にまつわる疑問にお答えします
就活の内定はいつ頃出る?パターン別に確認しよう
内定が出る時期は、企業の採用スケジュールによって異なります。大きく3パターンに分けられます。
| 企業タイプ | 説明会・ES提出 | 内定時期の目安 |
|---|---|---|
| 大手・日系一般企業 | 大学3年3月〜 | 6月以降(大学4年) |
| 外資系・コンサル・IT系 | 大学3年秋〜冬 | 大学3年12月〜翌4月頃 |
| 中小企業・ベンチャー | 通年または早期 | 大学3年冬〜大学4年春以降 |
近年はインターンシップを通じた早期選考が広がっており、大学3年の夏・秋インターン参加者に対して冬から春にかけて内定を出す企業も増えています。志望する企業がどのパターンに当てはまるか、早めに確認しておくことが重要です。
下のシミュレーターで、自分が狙う企業タイプを選ぶと、おおよその内定時期と準備開始の目安が確認できます。
内定の連絡はどんな方法で来る?
最終面接からおおよそ1週間前後に、電話・メール・郵便などで連絡が届きます。採用の場合は電話、不採用の場合はメールや書面での連絡が多い傾向があります。
電話は非通知番号からかかってくることもあるため、就活期間中は非通知着信を拒否しない設定にしておきましょう。また、授業や移動中で電話に出られなかった場合は、折り返しの電話を忘れずにかけてください。
【連絡方法別】就活の内定のお礼の仕方と例文
内定通知を受け取ったら、受諾するかどうかを検討した上で、2〜3日以内にお礼の連絡をするのが基本マナーです。返事が遅くなると企業側の採用計画に影響するため、考える時間が必要な場合でも「検討の上、〇日までにご連絡します」と一言伝えておきましょう。
内定を受ける場合の一般的な流れは、電話・メール・手紙でのお礼連絡→内定誓約書の提出→10月頃の内定式への出席です。その後、入社前懇親会や事前研修が行われることもあります。
電話でお礼を伝える場合
感謝の気持ちと入社への意欲を簡潔に伝えましょう。相手が忙しい時間帯(始業直後・昼休み・終業前後)は避け、午前10時〜11時半、または午後2時〜4時頃が連絡しやすい時間帯です。
電話での話し方の例
「先日は内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。謹んでお受けしたいと思います。入社に向けてしっかりと準備を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
メールでお礼を伝える場合
件名は「内定のお礼(氏名)」のように、内定のお礼とわかる件名にしてください。迷惑メールフォルダに振り分けられないよう、件名を工夫することが大切です。送信後に届いているか確認できれば安心です。
メールの例文
件名:内定のお礼(〇〇大学 氏名)
○○株式会社
人事部 △△様
お世話になっております。
先日内定のご連絡をいただきました、〇〇大学〇〇学部の○○と申します。
このたびは内定をいただき、誠にありがとうございます。謹んでお受けいたします。
入社までの期間を大切にし、貴社の一員として早期に貢献できるよう準備を進めてまいります。
まずはメールにてお礼申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
——————————————
氏名
大学名・学部名
電話番号
メールアドレス
——————————————
手紙でお礼を伝える場合
内定通知が書面で届いた場合や、内定承諾書など返送書類がある場合は、お礼の手紙を添えて送りましょう。手書きにすることで誠意と感謝の気持ちが伝わりやすくなります。縦書き・横書きどちらでもかまいませんが、縦書きの方が改まった印象を与えます。
本文の内容はメールと同様ですが、「拝啓・敬具」と時候の挨拶を加えるのがマナーです。時候の挨拶は季節に合わせたものを選びますが、年中使える「時下」も便利です。
横書きの構成例
- 右寄せで日付
- 左寄せで宛名(「○○株式会社 人事部 △△様」など)
- 右寄せで大学名・氏名
- 「拝啓」または「謹啓」
- 時候の挨拶(例:「時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます」)
- 本文
- 「敬具」
縦書きの構成例
- 「拝啓」または「謹啓」
- 時候の挨拶
- 本文
- 「敬具」または「敬白」
- 上寄せで日付
- 下寄せで大学名・氏名
- 上寄せで宛名
内定を考えるときは現在の就活状況についてチェックしよう
採用スケジュールは企業によって異なる
就活スケジュールは企業によって大きく異なります。政府主導の指針(広報活動3月解禁・選考活動6月解禁)に沿った採用を行う企業がある一方、外資系・コンサル・IT企業や人材確保を急ぐ中小企業では、これより早いスケジュールで採用を進めるケースも多くあります。
「大手に落ちたら中小も受けよう」と後回しにしていると、希望する中小企業の募集がすでに終了しているという事態にもなりかねません。志望する企業の採用スケジュールを早期に把握し、複数の選択肢を並行して検討することが重要です。
意識の高い就活生ほど早く動いている
近年の就活では、大学3年の夏から動き出す学生が増えています。夏・秋のインターンシップへの参加が早期選考の入口になるケースが広がっており、夏インターンに参加した学生が秋冬の段階で内々定を得ることも珍しくありません。
「年明けから考えよう」と思っていると、希望する企業の説明会やインターン募集がすでに締め切られているケースもあります。大学3年の夏から情報収集とインターン参加を始めることが、内定への近道です。
就活で内定をもらったらお礼の連絡で好印象を与えよう
内定のお礼連絡は、就職後の関係の第一歩です。選考に時間を割いてもらったことへの感謝を、2〜3日以内に誠実に伝えましょう。電話・メール・手紙いずれの方法でも、丁寧な言葉遣いと簡潔な内容を心がければ十分です。内定後の手続き(誓約書の提出・内定式など)も抜け漏れなく対応し、入社前からよい印象を積み重ねていきましょう。



















