企業が求める人物像を意識したエントリーシートの書き方

エントリーシート(ES)はその性格から、一般的な就職活動に比べて競争率が高いことが予想されます。その中で面接、あるいは二次選考へと進みたいということであれば、さらなるマッシュアップが必要となることが想像できるでしょう。

企業が求める人物像を意識したエントリーシートの書き方

エントリーシートについて

エントリーシートを作る男性

大・中堅企業が作成する履歴書とは別の独自の応募シート、それがエントリーシートです。エントリーシートの特徴としましては、二次試験や面接の前の段階、書類選考として用いられることが殆どで、つまり「絞込み」に使われることが多いのです。とはいえ、考え方は企業により様々で、大手の企業であれば非常に多くの求人がある為、ある程度、見込みをつけてから面接等を持ちたいと思う企業もあるでしょうし、反対に、webでの応募などを用いて求人数や人材の幅を持たせて、そこから絞っていくほうが良い人材を発見できると考えESを採用している企業もあるのではないでしょうか。いづれにしても、求人倍率が高くなることが想定されます。

エントリーシートが採用される理由

エントリーシート攻略の為に、まず企業がなぜエントリーシートを採用しているのかを知っておくのもよいでしょう。確かに、エントリーシートも履歴書も、職務経歴書にしても、嘘偽り無くありのままの自分を書かなければいけませんが、だからといって、単に盲進してしまっては、貴重なチャンスを逃しかねません。ポイントを押えて、アピールする、その力が重要なのです。

統一されたフォーマット

整列されたあひる達

履歴書とエントリーシートの違いで忘れてはいけないのが、フォーマットが統一されているということです。求人の志望動機、自己PRの様式を同じにすることで、履歴書のようにまちまちな雛形のものと比べて、それぞれの比較がしやすくなります。

前述の通り、エントリーシートは求人倍率の高い企業で採用されています。大部分の企業ではフォーマットの決定と同時に、「選考基準」も決定していることが多く、同時ではなくとも選考時点では、エントリーシートを審査する担当者の間で基準を統一して行なうことがほとんどです。決められた基準で見ていきますので、1枚のシートに使用される時間は数分から数十秒、1分以内ということが多くなります。

独自の項目

独自の文章の書類

エントリーシートでは、企業が独自に設定した項目について記載することがあります。履歴書で記載する項目というのは「一般的に企業が求人に聞きたいこと」であるのに対し、ESでは「その企業が志望者に聞きたいこと」が項目となっている点を考えると、企業の「求める人物像」を読み解く力も重要となることでしょう。

エントリーシートの例

エントリーシートは各企業により設定される項目が違いますが、一般的な例として以下のようなものがあげられます。

例をみせる男性

  • 当社に志望する動機は何ですか。
  • あなたのアピールポイントを教えてください。
  • 最近、一番関心を持った出来事は何ですか。
  • 入社して10年後の自分について、どのようになっているか書いてください。
  • 好きな本、小説、映画等はありますか。その理由は何ですか。
  • あなたのキャッチコピーを書いてください。
  • あなたのセールスポイントを書いてください。

バラエティに富んだ質問や、企業によっては非常にユニークな項目などもあります。実はこれらの項目で聞き出したいことというのは、多くの場合、志望動機か自己PRかのどちらかになります。一見ユニークな質問でも、その裏側を考えると、企業の求める人物像、あるいは社会的常識などを問われていることに気づくでしょう。あなたの志望する意欲が試されています。間違っても、「ありますか。」という質問に「ありません。」と応えてはいけませんよ。

エントリーシートのポイント

エントリーシートで問われている部分というものは大きく4つが挙げられます。

  • 文章力
  • 社会的常識
  • 志望動機
  • 自己PR

これらを書くにあたっては、企業研究を欠かすことはできません。特にエントリーシートでは、企業の「求める人材」を見つけることが重要です。就職活動にあたって、自分の「エピソード」を多く用意したことかと思います。しかし単にそのエピソードを相手に投げただけでは暴投です。企業の「求める人材」というゾーンに向かって投げる、するとエピソードが「アピール」へと変わるわけです。ボールはあります。あとは方向を見定めるだけです。以下のページも参考ください。

150225_writing-your-motives-thumb
履歴書の志望動機の書き方のコツは自己分析と企業研究
150226_writing-self-pr-thumb
客観的な自己分析に基づく履歴書の「自己PR」の書き方
150226_good-self-pr-example-thumb
履歴書の自己PRの具体例と効果的な文章構成

文章力

文章をうつタイプライター

企業にもよるでしょうがエントリーシートの選考は1シートにつき非常に短時間で行なわれることになります。そういった性格から、「文章の第一印象」という事も重要になってきます。どんなに良い人、どんなに良い内容でも、ぱっと見たときの第一印象を失敗してしまうと、かなり不利に立たされてしまうでしょう。
ポイントは、結論を最初に、簡潔に述べること。改行を工夫し、読みやすく、バランスの良い文章にすること。充実した密度であることです。もちろん読み進めていく上で、分かりやすく、根拠が示されていて、矛盾の無い文章の流れであることが望ましいです。

社会的常識

海岸でパソコンを使う非常識な男性

文章力も社会人としての基礎能力のひとつですが、その他、ニュースや新聞を見て社会情勢をチェックしているか、あるいは、志望するにあたってきちんと業界研究、企業研究をしているのかどうかといった部分も見られるでしょう。決められた期日までに、決められた文字数の文章を書いて来られるのかどうかを試しているという方もいます。

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