社会人が勉強をし続けるための7つのコツ

勉強する時間が欲しくても社会人になると日々の業務に追われ時間が作れない、始めてみたけど続かない、などそれぞれ悩みはあるでしょう。そんな方に参考になる働きながら効率的に勉強するコツを解説します。通勤や休憩の空いた時間を有効利用すると短時間で集中して勉強ができます。

社会人が勉強をし続けるための7つのコツ

社会人だって勉強したい!働きながら勉強をし続けるには?

学生時代は勉強することが中心にあり、それ以外の時間は言わば「自由」だったかと思います。友達と遊ぶもよし、アルバイトをするもよし。しかし、社会人となるとそうはいきません。なぜなら、中心にあるのは「仕事」です。仕事を中心に「自由」な時間があるからです。仕事をせずに他のことはできません。

社会人になって「勉強したいなぁ」と考えても「時間無いなぁ」「忙しいからまた落ち着いたらにしよう」などと考え、後回しになっていつまでたっても始められないなんてことになっていませんか?そんなあなたに、これから社会人が勉強を続けるためのコツを7つご紹介します。

1.社会人はスキマ時間を利用して勉強する

社会人の場合、いざ勉強しようと意気込めば意気込むほど途中で挫折する可能性が高くなります。学生時代は勉強が本業なので、ここからここまでの時間は勉強しよう!ということが出来たのですが、仕事が本業となるとなかなか続けて行うことが難しくなります。そうなると勉強する時間を確保するには、スキマの時間を利用することが重要になります。

空いた時間を狙って勉強する男性

スキマ時間と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「通勤時間」や「休憩時間」だと思います。通勤時間は案外することもなく音楽を聴いたり、スマホを何気なくいじっていたりと時間を持て余している人が多いでしょう。満員電車でも勉強できるようにノートにまとめる、スマートフォンに勉強する内容を詰め込むなどの工夫をすると通勤時間を有効的に使うことができます。限られた時間しかない社会人は、勉強するにもアイディアが必要になります。

「休憩時間」は、ランチを注文して運ばれてくるまでの間や、食べ終わった後の時間を活用し勉強します。そんな少ない時間でいいの?と思われるかもしれませんが、短い時間で集中して勉強を行うほうが頭に入ります。人の集中力の限界は15分と言われています。お昼の休憩時間を活用するには丁度良い時間と言えるでしょう。

長時間勉強するのは、自由な時間が限られている社会人にとって難しいことです。このように働いているスキマの時間を上手く利用することで、効率的に勉強することができます。

2.試験を受けるなどの目標を立ててそれに向けて勉強する

人間誰しも目標がないと、物事を続けることが難しくなります。何かを買いたいから貯金するという様に、目標を立てるとそれに向かって進めるので勉強のモチベーションアップになります。一番分かりやすいのは、試験を受け資格を取得するという目標です。

自分の目標を立てている男性

もちろん資格の取得だけではなく、自分で目標を作れば同じ効果が得られます。例えば、英語を勉強する場合は資格もありますが、自分なりの目標を立てるなら海外旅行にいくまでにある程度話せるようになっておく、洋画を字幕なしで理解できるようにするなど目標は何でも良いでしょう。それに向かっていくモチベーションが大事なのです。

3.勉強を日常生活の中に組み込むことを習慣にする

最初に紹介した「勉強時間はスキマを利用する」ということに付随するのですが、勉強をするということを習慣づけることで無理なく続けることができます。仕事の通勤や休憩を勉強時間に充てること、出勤前に勉強する時間を設けるなど短い時間でも習慣にしてしまえば苦にならず続けられます。

勉強が癖になった男性

「何時から何時までは勉強する時間」というように、勉強時間を特別に設ける人もいるかもしれませんが、社会人の場合は「また今日も勉強時間を作れなかった」となりがちです。そのため、通勤時間を勉強時間に充てるなど日常生活のなかでの『ながら勉強』がおすすめなのです。

日常生活の中で勉強することが癖になってしまい、その時間に勉強できないと落ち着かなくなる所まで習慣づけられたら大成功と言えます。そこまでは難しいかもしれませんが、まずは短い時間でも続けていくということを体に覚えさせましょう。

4.長期的な学習計画は立てないようにする

目標を立てるのが、勉強を続けていく上で大切ということは先程も伝えたとおりです。しかし、その目標に向かうために、長期的な学習計画を立てるのはあまりおすすめしません。その理由は社会人の場合、働きながら勉強するため、もし長期的なスケジュールを立てても、本業の忙しさ次第で勉強のスケジュールが破綻してしまう場合があります。

長期的な計画を立ててしまい悩む男性

勉強のスケジュールが崩れるとモチベーション維持が困難になり、勉強することを止める可能性が高くなります。そうならないためには、長期の学習計画を立てるのではなく、短時間でも勉強することを習慣づけるようにしましょう。

5.自分のやりやすい勉強方法を見つける

勉強の方法は、人それぞれ異なります。過去問題をとにかく解いていく方法や参考書をたくさん読んで知識を詰めていく方法などがあります。どの勉強方法も一長一短なので、どちらが良いということはありません。自分がやりやすい勉強方法を見つけることが大切です。

勉強法を考えている男性

学生時代と同じ方法も良いですが、社会人になり考え方など柔軟に変化したことから、学生の頃とは違った勉強方法がしっくりくる可能性もあります。社会人の方はいくつかの勉強法を試して、自分に合った方法を探りましょう。自分に合う勉強法を見つけることも、勉強を続けていくためのモチベーションアップにつながります。

6.夜ではなく、朝に勉強する

社会人となると仕事終わりにご飯に誘われたり、接待が入ったりと急な予定が入ったりします。そんな日に、帰ってから勉強することは難しいでしょう。朝であれば夜と違って急な予定が入ることが少ないため、勉強するにはおすすめです。電話や訪問者も来ない朝の時間帯なら集中して勉強することができます。朝が弱い人にとっては大変かもしれませんが、夜にやるより集中力・理解力共に高まるので実践してみましょう。

早起きする朝型の男性

7.勉強する場所はカフェや図書館がおすすめ

勉強する場所は家でも良いですが、平日ならおすすめは職場の近くのカフェです。朝のカフェはテイクアウトの人が多く、あまり店内でゆっくりする方はいません。そのため集中して勉強することでき、同時に朝食も済ませられるのでカフェは社会人が勉強する環境として最適な場所だと言えます。

休日に少しまとまった勉強時間が取れる場合、家で勉強するには色々と気が散るという人は近所の図書館に行きましょう。静かな図書館は、勉強場所にうってつけです。

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社会人が勉強をし続けるコツは、短時間で集中すること

時間が空いていると言って、徹夜で何時間も続けて勉強するのは止めましょう。長い時間の勉強は集中力が続かず、内容も頭に入りません。

今回、社会人の皆さんが勉強を続けるコツを紹介しましたが、どれを実践する時にも短時間でどうやったら集中して勉強できるかということを考えなければいけません。社会人が勉強を続けていくための最大のコツは、短時間でできるだけ集中力を高めて勉強することだと言えます。そのための方法として、紹介した7つのコツを掴んで勉強に励みましょう。