転勤族の妻の仕事探しは楽じゃない!転妻が語る体験談9選

転勤族の妻が仕事を続けるのはなかなか難しいものですが、資格取得などで手に職をつけたり、転勤先でも需要のある仕事を経験することで仕事が見つかる確率はアップします。転勤族の妻の仕事探しについて、体験談をもとに詳しくまとめていきます。転妻の方はぜひ参考にしてみてください。

転勤族の妻の仕事探しは楽じゃない!転妻が語る体験談9選

転勤族の妻の仕事について調査!

転勤族の妻にとって仕事探しというのは大きな悩みのタネ。急な引っ越しに慣れない土地、さらに今後も夫の転勤で同じ仕事を長くは続けられない可能性があるとなると、企業に採用してもらえる可能性も低くなってしまいがちです。

転勤族の妻の仕事について、どんな仕事なら続けやすいのかや、転勤先でも求人を見つけやすいおすすめの資格などを、寄せられた体験談をもとに詳しくご紹介していきます。「専業主婦だけどやっぱり仕事がしたい!」という転妻の方はぜひチェックしてみてください。

転妻の仕事はフルタイム?パート?

メッセージボードを正面に掲げる会社員の女性とスーパーの店員

新しい土地で仕事を探す上で、フルタイムで働くかパートで働くかという点も転妻にとっては悩みどころのひとつでしょう。

今回の調査ではフルタイムとパート勤務が五分五分といった結果となりました。子供がいない・子供が大きい場合はフルタイム、子供がまだ小さい場合はパート勤務で働きに出るというケースが多い傾向にあります。

転妻でも続けやすい仕事とは?

今回の調査で特に多かったのが医療事務の仕事をしているという回答です。全国各地に求人があることから、一度経験しておけば転勤後も働きやすいというメリットがあります。さらに女性が多い職場で、かつ資格不問で働けるところも多く、年齢を問わずチャレンジしやすいのも魅力です。

一方で、資格ありきの仕事はどんな土地でも需要があるため求人も多い傾向にあります。看護師や理学療法士、歯科衛生士といった医療系の資格管理栄養士といった資格を持つ女性の場合、転職先でも変わらず自分のスキルを活かして活躍することができます。

また、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)や日商簿記など、事務系の資格を取得して新たに事務職を始めたという方も少なくありません。

女性の再就職を応援するサービスも

電話応対をする人材バンクの女性社員

近年では、新天地での再就職を目指す転妻を応援するサービスの輪が広がっています。その中でも大きな実績を上げている例として挙げられるのが、全国の地方銀行64行が連携し創設された「地銀人材バンク」です。

2015年にスタートし、銀行同士の横のつながりを強固としている地銀人材バンクは、企業側にとっては即戦力となる銀行勤務経験者を採用できるというメリットが、求職者側にとっては経験者としてのスキルを証明できることから経験者として採用されやすいというメリットがあります。今後は地銀に限らず、様々な分野においてこういった再雇用の支援サービスが推進されることで、転妻の方々にとってより働きやすい社会になることが望まれます。

転勤族の妻に質問!転勤先での仕事はどうしてる?

転勤族の妻をしている9名の女性から、転居先での仕事について詳しいお話を伺いました。

20代転妻の方

女性でも続けられる仕事があります

nae(24歳 事務職)


私の旦那は自衛隊で転勤族なので3年に一度は転勤をしています。私は結婚してから今まで転勤してもフルタイムで勤務を続けています。私がしている仕事は医療事務なのですが、一度資格を取得し経験があるのであれば、転勤した先でもしっかりと仕事に就くことができます。

私も転勤した際には不安なこともたくさんあったのですが、医療事務であれば専用のソフトも基本的には同じものを使用しているところが多いので、転勤した先でも早く仕事内容を覚えやすいのではないかと思います。

また、医療事務であれば女性が多い職場なので家庭面をしっかりと考えてくれます。転勤族でも溶け込みやすいですし、お子さんのことなども一番に考えてくれるのでおすすめです。

転勤族の私が働いている職場について

AU88(28歳 事務職)


私の旦那は証券会社に勤めており、基本3年に1度転勤指令がおります。転勤に友納私も転勤先で毎回お仕事探しをしていますが、私達の間に子供がいないのでフルタイムのお仕事を探しています。旦那さんは無理してフルタイムにしなくても大丈夫といってくれているのですが、毎日家で家事をこなすのが私の性に合わないので、働きに出させてもらっています。

結婚前、私は歯科受付をしていたのですが、転勤先でも病院の受付の仕事を探す事が多いです。仕事に就くにあたり資格の必要性は特に感じないのですが、医療事務の資格があれば知識があるということなので、仕事をスムーズに進めることができるのではないかと思います。私も病院受付を始めるようになってから勉強し、資格を取得しました。

病院によっては夜も営業しているところがありますが、事前に相談すれば比較的自分にあった時間で仕事をさせていただけるかと思いますので、転勤族の女性でも働きやすい職場ではないでしょうか。

微笑んでいる2人の看護師と病院の受付の女性

自分の仕事について

まりな(26歳 理学療法士)


私の旦那は、生命保険会社で働いています。転勤は2、3年間に一度まわってくるような形です。私の仕事に関しては、元々地元にいたときは正社員として働いていましたが現在は子供もいるのでパートで働いています。

私は元々理学療法士の試験を合格して資格を持っていたので、病院や老人ホームなどの求人はたくさんあり仕事には困りませんでした。

病院で働くとなると残業が多くなり、家事と育児と仕事の両立が難しくなってきます。そのため、訪問リハビリで時間単位で働く方法か、老人ホームで定時のみという条件で働く方法がおすすめです。転勤する時の引き継ぎ業務も病院に比べるとはるかに少ないのでその点は楽だと思います。資格は必ず必要となります。

30代転妻の方

過払い金請求の仕事をしています

とみこ(33歳)


保険業につく主人は、2年に一度程度のペースで転勤があります。私は現在、司法書士事務所にてパートをしています。主人の転勤の度に新しい職を探すのに苦労しましたが、一度、過払い金請求を専門としている司法書士事務所にパートにいった後は、どの地域に行っても似たような職場があり、すんなりと仕事が決まりました。

全国何処にいっても、どんな事務所でも大体、同じ様な仕事の進め方ですので、新しい環境に早く馴染むことができます。今は、何の資格もありませんが、スキルアップ、お給料アップの為、まずは難易度の低い行政書士の資格の勉強を始めました。一つの職場に長く勤める事が出来ない代わりに、自分のスキルを磨くことで今後も仕事を続けて行きたいと考えています。

ガッツポーズをとる弁護士の女性

管理栄養士の資格を活かして働いています

ゆう(30歳 管理栄養士)


主人は分析機器の営業の仕事をしていて、転勤は5年に一度あります。全国に支店があるのでどこに転勤になるかわかりません。

現在は病院で管理栄養士のパートとして働いています。主に給食管理を担当していて献立作成、食材発注や管理、書類作成をしています。独身のときに病院で正社員の管理栄養士として働いていて実務経験があったので、パートで採用してもらうことができました。国家資格を持っていて実務経験があると転勤族でも採用してもらえることが多いです。

これまでに保育所や事業所でも働いたことがありますが、やはり実務経験があるということが採用されるときに有利な点になっています。管理栄養士の働く場所はたくさんあるので転勤族でも仕事を続けることは可能です。資格はあったほうが働きやすいと思います。

40代転妻の方

在宅勤務制度のある会社を探す

あんちゃん(40歳 事務職)


我が家の夫は転勤族。営業職で3~4年に一度転勤があります。最初の転勤の時には夫だけ単身赴任でしたが、現在は私も転勤先についてきています。

私の仕事は事務職で、転勤前と同じ会社での仕事です。本当は転勤についていくことを決めた際に会社に退職したい旨を伝えました。しかし、慢性的な人不足、採用費用も高いという事で引き留めにあい、在宅で今までと同じ仕事をしています。同じ仕事ですので今まで通りのフルタイム、お給料も変わっていません。

夫の転勤について行こうと決めたとき、資格を取ることや自分で起業することも考えました。しかし、全く知らない土地で生活基盤を整える事に正直精いっぱいで、もしも今までと違う仕事をしていたのであれば、仕事探しはもっと後になっていた気がします。なので、できれば転勤前の仕事を転勤後も続けられることが一番良いのではないかと思います。

現在、働き方改革が行われている中で、在宅で仕事をしている人も増えてきています。遠方でも仕事ができる仕組みを取り入れつつある会社も増えていますので、そういった会社に応募していくと長く仕事を続けられるのではないでしょうか。

女性が転勤後も続けられる仕事について

sato_mama(40歳 事務職)


私の主人の職業は電機製造メーカーの営業職です。転勤は3~4年に一回の頻度です。現在、フルタイムで仕事をしています。私は、結婚するまでは正社員として主人と同じ会社の営業事務として勤務していました。結婚を機に退職した後、法務局のパートの仕事に出ました。

その後、転勤の話があり転居したのですが、転居先では市の非常勤職員として勤務することになりました。この先も定期的な転勤が予想されていたので、行った先々でも確実に求人が出ているであろう、市などの公的機関で働けたらとの思いがあったからです。

そのためにマイクロソフトの認定資格(マイクロソフト・オフィス・スペシャリリスト)を取得しました。今は、社会保険労務士の資格を取得しようと勉強しています。

履歴書の職歴が増えていくことになりますが、一貫性があれば問題ないかなと割り切っています。パソコンの基礎的スキルがあれば資格は特に問われませんが、客観的に判断できるスキル(資格)を身につけておいて損はありません。

資格試験の勉強をしている女性

家事代行は続けやすいです

もも(40歳)


転勤族の主人と結婚して、早く7年になりました。主人は製造機械の営業マンをしていて、日本国内と一部のアジアの営業をしています。私は結婚してから、家庭に入りパート勤務で家事代行サービススタッフの仕事をはじめました。この仕事なら一度の出勤の時間が短く、家庭を犠牲にせず続けられると思ったのがきっかけです。

しかし、残念なことに結婚から2年目に主人の転勤が決定し、東京から大阪へ転勤になりました。私はたまたま全国でフランチャイズ経営している会社で働いていたため、東京の会社で大阪の引っ越し先近くの代理店を紹介していただき、職探しをすることなく同じ職種の家事代行サービススタッフを続けることができました。

改めて新しいことを始めることもなく、継続することで色々とスキルアップできるのはありがたいです。パートかフルタイムかに関わらず、全国に支店がある企業ですと、転妻の方には非常に働きやすいのではないかと思います。

50代転妻の方

何回転勤しても続けてこられました

とらごろう(51歳 事務職)


主人が銀行員の為、最初の遠方への転勤の辞令が出た時、長年勤めていた旅行会社を辞めました。しかし、どんな形でも何か仕事を続けたいと思っていました。

子どもが2人とも小さかったため、最初はパート高校生の世界史の指導・添削の仕事を始めました。その後3回の転勤がありましたが、今までどうにか続けられました。

また、子どもがある程度大きくなると外に出て仕事中がしたくなり、資格不問の病院で医療事務と受付の仕事フルタイムで始めました。旅行会社での事務と接客の経験がそのまま活かされました。資格は持っていませんでしたが、今はパソコンでの作業が多いので、知識がそれほどなくてもどうにか仕事になります。

医療事務の仕事を始めたあとにも1回転勤がありましたが、求人が常時ある仕事なので比較的すぐに次の職場が見つかりました。診療科が違い、病院のシステムも違いましたが、流れは同じなのでそれほど戸惑うことなく仕事に慣れました。現在もその職場でパートとして仕事を続けています。

転妻の仕事探しには資格が大きな味方に

夫の転勤先についていくとなると、なかなか仕事を選り好みするわけにもいかなくなります。そんな転妻が長く続けられる仕事を見つけるには、やはり過去の仕事の経験や自分が積み重ねてきたスキル、資格が大きな強みとなります。
特に、公的に認められている資格であれば企業側に即戦力となることを証明できますので、何かひとつでも武器となる資格を取得しておきたいものです。気になっている求人で【要資格】と記載があるものがあれば、まずはその資格の取得から目指してみるというのも選択肢のひとつでしょう。

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