仕事から逃げたいと思う理由と追い詰められたときの対処法

仕事から逃げたいと感じるのは社会人ならよくあることです。では、このどうしようもない感情を世の社会人はどう乗り切っているのでしょうか。仕事のストレスや上司からのプレッシャーに押しつぶされそうになっている方は、転職を考える前にぜひ参考にしてください。

仕事から逃げたいと思う理由と追い詰められたときの対処法

「仕事から逃げたい…」そんなときはどう対処するのが正解?

「もう仕事から逃げたい…」社会人の方なら、一度はこんな風に思ったことはあるのではないでしょうか。あるいは、常にストレスにさらされており、いつも仕事から逃げ出したいという気持ちを持って働き続けているという方もきっと少なくないでしょう。

とはいえ、いくら「仕事から逃げたい」と思っていても、いざ逃げられるかといえば現実的には難しいものです。
今回は社会人が「仕事から逃げたい」と感じる瞬間と、そんな時にどう対処すべきかについてまとめました。

社会人が「仕事から逃げたい…」と感じるとき

ブランコに乗り手帳をつける女性

多くの社会人が「仕事から逃げたい」と感じるシチュエーションとして、主に以下のようなことが挙げられます。

  • 仕事でミスをしてしまい周囲に迷惑をかけたとき
  • 仕事でトラブルが発生したとき
  • 多すぎる仕事量を抱えているとき
  • 納期までに仕事が終わらないとき
  • ノルマが達成できないとき
  • 上司から怒られたとき
  • 上司からのプレッシャーが強すぎるとき
  • 責任重大な仕事を任されたとき
  • 仕事が複雑で覚えられないとき
  • 休みがないとき
  • 残業が多すぎるとき

基本的にはこれらの要素がいくつか重なり、精神的に追い詰められることで仕事から逃げ出したくなるというケースが多い傾向にあります。特に新卒や中途の新入社員の場合、そもそも仕事に慣れていないことから、仕事をさばききれずに逃げ出したくなる瞬間というのはそう少なくはありません。

仕事から逃げたくなったときの対処法

仕事から逃げ出したくなったときの対処法としては、どういったことが効果的なのでしょうか。

1 仕事から逃げ出したい根本的な原因を見つめ直す

壁にもたれかかり逃げたい理由を考える男性

「仕事から逃げたい」と感じる理由というのは人それぞれ異なりますが、まずはその原因を追究し、改善することが大切です。

例えば「仕事量が多いから逃げたい」のであれば、応援を頼めないかの確認や、自分の仕事のやり方をいま一度考えてみたり、「失敗が多いから逃げたい」のであれば失敗の原因や反省点を見つけてみたり…原因と向き合い、本当に改善の余地がないのかを徹底的に考えてみましょう。

2 「今仕事を辞めたら今後どうなるのか」を想像してみる

「もしこのまま仕事から逃げ出したら家族はどうなるのだろう」「周囲の人にどれだけの迷惑がかかるのだろう」など、自分が仕事を辞めた後のことをイメージしてみましょう。

このとき、多くの方が真っ先に浮かべるのは金銭的な問題でしょう。仕事を辞めた場合、当然収入はなくなり生活が立ち行かなくなります。うつになるほど自分を精神的に追い詰めすぎるのは問題ですが、元々負けん気の強いパワフルな方であれば、仕事と向き合う気持ちが生まれることでしょう。

3 嫌な仕事のあとの楽しみを作る

頑張った後のプチ贅沢は今後の仕事のやる気につながります。例えば、「月末月初に苦手な仕事をしなければならず逃げたくなる…」という方は、美味しいケーキを食べる、マッサージに行くなど、その仕事を終えた後のご褒美ルールを作りましょう。

4 休みをとる

サイクリングを楽しみ、野原の上で休む男

仕事から逃げたい原因がどうしても解消されないこともあるでしょう。働き詰めの毎日を送っている方は、定期的に休みをとってストレスを発散することも必要です。

同僚と飲みに行ったり一人でカラオケに行ったりと、自分の辛い気持ちを軽くすることであれば息抜きの内容は何でも構いません。思い切って数日間の休みをとり旅行に出かけるというのも良い気分転換となるでしょう。

5 退職・転職を視野に入れる

心身に支障をきたすレベルで仕事から逃げ出したいのであれば、いっそ退職や転職を検討するのもひとつの方法です。
もちろん、安易に辞めてしまい後悔しては本末転倒です。誰か周りの人間に相談したり、休職してみたりとあらゆる方法を試してみてから考えることをおすすめします。

働く社会人15名に調査!「仕事から逃げたい」と感じる瞬間

今回は15名の方から「仕事から逃げたい…」と感じる瞬間、そしてそんな時の対処法についてリサーチしました。

20代の方

逃げるのは簡単なこと

蕾(27歳 事務)


仕事で逃げたいと思うことは過去に多々ありました。実際、現在も逃げたいと思っています。

まだ新しい仕事に就いたばかりで、仕事内容がまだまだ把握していません。そのため、教えてもらいながら仕事をやっているのですが、覚えることが多すぎてついていけていません。仕事を全部把握していないため、失敗ばかりで怒られます。怒られたり仕事が出来ない自分に、もう逃げたいと思ってしまいます。

こんな状況でどのように乗り切っているかというと、後先のことを考えます。「今仕事やめてこれから生活ができるのか」と考えて乗り切るのです。逃げたい時に逃げるのは簡単なことなので、未来のことを考えて行動した方がいいと思います。

もう逃げたい…そう思ったときの対処法

Y-OR(25歳 営業職)


私は総合商社で法人営業をしており、今まさに仕事から逃げたいと思っています。その理由としては、自分のデスクの横に売上の進捗状況を貼り出されていて、いつどんな時でもこの進捗状況が目に入り、上司からのプレッシャーが重くのしかかっているからです。

そんな時の対処法としては「いつでも逃げてやるぞ」「転職ぐらいすぐにでもしてやるぞ」と思えば、もう少し頑張れます。実際、今の日本の社会ではやる気さえあればどこかしらで働くこともできるものです。

今、私と同じ状況に陥っている方は、「会社を辞めることなんて怖くない」と、肩の力を抜いてほどほどに頑張れば何とかなると思います。

上司が仕事を丸投げして先に帰ってしまった

ぽんた(24歳 金融機関勤務)


上司から仕事を丸投げされたときに「もう逃げたい…」と思いました。

指示内容が曖昧なばかりか、上司本人もよく分かっていない状態で投げてきているようで、聞いても詳細を教えてくれず、「他部署に確認して」の一点張りです。しかも全て押し付けて上司は先に帰ってしまったため途方に暮れてしまいました。

このような時はいつも、Excelでその時の出来事を日時つきでまとめるようにしています。文字として記録しておくことで何かあったときに自分を守れるのと、いつか転職活動をする際にちょっとしたエピソードの引き出しとして使えるかなと思ってストックしています。

「むしろこの状況を自分のために利用してやる」というくらいの気持ちで臨むと、意外とモチベーションが上がります。

同じような状況の方、今は「もう辞めたい、逃げたい」とお感じになるかもしれませんが、まずは冷静になり記録を残すといいと思います。また、無理はせず定期的に同僚と飲みに行き、たまには愚痴ることでストレスを発散するのも良いかもしれません。

飲み会を楽しむ会社員達のイラスト

失敗したときは仕事から逃げたくなります

トラオ(20歳 事務職)


もう逃げたいと思う理由はいたって簡単で、仕事を失敗したときや何もしていないのに上司に怒られてしまうとき、あとは仕事の内容が複雑になったときなどです。

こういったときに乗り切るのは簡単ではありませんが、私は「もしも」のことを想像してみます。今逃げたら上司に怒られる、会社に迷惑がかかるなど、そういったことを想像してみると、「やるしかない!」とやる気が出てきます。

もちろん、この方法もあまりにやり過ぎると自分を追い詰めてしまうので、どうしようもなくなった場合は会社を休むなど、いったん仕事から離れてみることをおすすめします。

自分自身に言い聞かせる

がすりん(28歳 社内SE)


仕事の関係上、システムトラブルが発生した時に対処しなければならない役割を担っています。普段は滅多に発生しないのですが、発生した時いつも逃げたくなります。

原因が分かれば対処方法もわかるので、あとは何とか目処が立つのですが、原因がなかなかわからない時は営業部門等にいちいち説明しなければならず、「やだな~」と心の中で思いながら対応しています。

時間が長引くとイライラして怒鳴られたり、嫌味を言われることが多いのですが、その都度「なるようにしかならない」と自分の心に言い聞かせて、冷静を常に維持するようにしています。気づいたらトラブルも何とかなっていますし、自分に言い聞かせた後に逃げたい感情はいつもなくなっています。

先輩が鬱で仕事を教えてもらえませんでした

シャドウボーイ(28歳 事務)


私は中途入社で、自動車部品メーカーで生産管理をしています。

入社して仕事を教えてくれるはずの先輩社員が鬱状態で、まともに仕事を教えてもらえる状況ではありませんでした。

それでも業務はしなければいけないのですが、ほとんど知識がない状態で打ち合わせや会議等にも出席しなければならず、常に納期に追われて逃げ出したくなりました。

逃げ出したいと思った時の対処法は、何も考えずに目の前の事を終わらせることに集中することだと思います。もちろん、病気になってしまっては元も子もありませんので、耐えきれないと感じたら、理由は風邪や過労など適当にでっち上げて休みを取るというのもひとつの手です。

きっと誰かが見てくれている

まる(28歳 事務職)


私が仕事で「もう逃げたい…」と感じる瞬間は、毎週月曜の午前中に開かれる会議のために資料を準備するときです。

この会議で結論が出たことはこれまで一度もなく、会議の出席者には、結論を出そうという気持ちがあるように思えません。無駄な会議のために、無駄な資料を作成することに嫌気がさしています。

仕事で逃げたいと感じたときには、私が作成した資料について2人だけ「良かったね」とか「ここはこうした方が良いよ」と感想を伝えてくれる先輩がいるので、そういった自分を支えてくれている人たちのことを思い浮かべて乗り切っています。

「逃げたい…」という仕事のことを考えると、ストレスでいっぱいになると思いますが、誰かが見ていてくれるかもしれないと思って、何とか乗り切ってください。

30代の方

ミスをしてしまったとき

めー(34歳 事務職)


ズバリ、重大なミスをしてしまいそのミスに自分自身で気がついたときです。以前、忙しくて慌てて作業をしていると、間違えて書類を送るべき場所と違うところに送付してしまったことに気がついたときには本当に仕事から逃げたくなりました。

両方の取引先と上司に怒られることは目に見えています。謝って済む問題でないことも自覚していて、目に見えて最悪な事態が想定できるので、このまま出勤せず逃げ出したいと思いました。

しかし、現実的には逃げ出すことなんてできません。どんなに悩んでも落ち込んでも結果は同じです。必死で反省の言葉と今後の対応を考えます。どうしてそのようなことが起きたか、今後そのようなことが起きないように具体的にどう取り組むのかを、取引先と上司に納得してもらえるような内容を考えるのです。その後は現実逃避で飲みに行ったり遊んだり、趣味に没頭したりします。

逃げたいと思っても、落ち込んでも、悩んでも結果は変わりません。それだったら考えているだけ無駄です。反省の言葉だけしっかりと考えて、現実逃避して楽しいことをすることに限ります。

旅行に行く男達のイラスト

様々な案件が同時に責めてくる

ハムの夫(30歳 事務職)


私が仕事から逃げたいと思うのは、複数抱えている案件の締め切りが重なっていて、作業が間に合いそうにない時です。

普段からスピーディーな処理を心がけてはいますが、繁忙期はかなり残業しても処理しきれないことがあります。

そんな時は、まず、タスクを書き出すことで心を落ち着けるようにしています。タスクを書き出すことで、頭の整理ができますし、漠然とヤバイと思っていることでも、以外とまだ余裕があったり、作業手順か明確になったりと処理スピードが上がります。

もし今仕事に押し潰されそうになっている方も、まずは問題点や処理手順などを洗い出すことから始めてみると良いと思います。

起こりうる最悪の事態をイメージする

しゃもじ(35歳 経理事務)


経理職は確定された納期までに膨大な量の案件を処理しねばならず、月末・月初が迫るたびに目の前にある業務を放り出して逃げ出したくなります。

10円でもズレが生じたらやり直して再チェックをします。気の遠くなる作業と迫る納期に押しつぶされそうになる毎日です。

そのような時、私は「業務を放棄した後起こりうる最悪のシナリオ」を思い浮かべるように心がけています。

今、目の前の業務から逃げ出すことにより、それ以上の困難が自分の身に降ってかかる様を明瞭に想像するのです。その後に今度は仮に業務を放棄せずに完遂した場合に得られる「最大限の報奨」を思い浮かべる事でモチベーションコントロールしてきました。

もし逃げ出したくなった時は、もっとつらい状況の自分を想定してみましょう。幾分現状を楽観視することができるはずです。

失敗した時は逃げ出したくなる

りんご(36歳 営業事務)


私は仕事で失敗した時は必ず逃げ出したくなります。特に、記者に別注と呼ばれる商品が間違っていたりすると頭が真っ白になってしまいます。

その時にいつも思うのは「病気になりたい」「事件が起きないかな」などと、何から何まで良からぬ方向へ考えてしまいます。もちろん、そんな都合のいいことが起こるはずもなく、どうにもならないのでひたすら耐えるしかありません。家に帰ってもあたまから離れないことのほうが多いです。

しかし、とある人から「仕事でミスしても命までは取られないし、それくらいのミスは会社の利益の負担にもならないから心配するな」と言われ、気持ちの切り替えができるようになりました。それ以来、仕事で逃げ出したいときはこの言葉を思い出しています。

40代の方

仕事から逃げたいと思う瞬間

sazlatte(43歳 テレオペ)


毎日毎日同じことの繰り返しだと、後何年こんな生活が続くんだろうと嫌気がさしてきます。

コールセンターのオペレーターという仕事柄、同じ質問を聞き、同じ説明をし、1件終わればまたほとんど同じ内容の繰り返しとなるので、余計に飽きがきます。

でも、考えると余計つらくなるので、なるべく深く考えずに機械的に淡々とこなしていき、1日の仕事が終われば全て忘れるよう心掛けています。そして、次の日も何も考えずとにかく家を出ます。

それでもどうしても逃げたくなった時は思い切ってズル休みしてみます。仕事をしなくていいという開放感と、ズル休みしてしまった罪悪感の中で自分の心に問い掛けます。「まだ続けられそうか?」と。

明日出勤することを考えただけで嫌な気持ちになるなら、いっそのこと辞めてしまいます。次の職探しの苦労がありますが、仕事ごときで自分がダメになってしまうよりはマシです。

部下と飲みに行きます

ドカベン(48歳 会社員営業)


毎年、年度末が近づく頃、営業戦略会議で問題になるのが今年度の実績が前年度比どれ位になるかということです。

部署ごとに結果を発表し、前年比100%に満たない部署は会議の間ずっとイヤミな上司から文句を言われ続け、さらに100%以上にするための対策と対応スケジュールを提示しなければなりません。

当然、事前に自分の部署が100%を切る事は分かっているわけで、その対策案を考えている間に「毎年、前年度比を上回る実績を上げられるわけないだろ!」 「もう辞めて楽になろう」と思っていました。

ただいつもそんな時は、同期である部下と飲みに行き、「あいつはもうすぐ定年だからもうチョットの辛抱だ」といつも元気づけてもらっています。他力本願ですが、そう言う方法で心にゆとりを持たせるのも良いと思います。

居酒屋の席で励ます男

仕事から逃げたいと感じる時の対処法

りぐみ(40歳)


私が仕事で「もう逃げたい…」と感じる瞬間は、仕事がたまって全く捗らなくなる時です。仕事の量が増えると同時に、体力や気力も限界に達してしまい、つい逃げ出したくなってしまいます。

私が正に仕事で逃げたいと感じたときは、自分自身が背負っている住宅ローンや、子どもたちの学費、教育費がどれくらいかかるか思い浮かべます。そうすると仕事を逃げ出してしまうと家族が路頭に迷うしかないので、嫌でも前向きに働く気になれます。

今まさに仕事で「逃げたい…」と感じている方は、何か自分自身に金銭的なプレッシャーを与えてみてください。私のように家や車のローンなど、なんでも構いません。背負うものがあると人間は逃げずに頑張れる生き物だと思います。

逃げるわけにはいきません

ハマゾウ(46歳 管理職)


正直、毎日仕事から逃げたいと思っています。役所相手の仕事で期限にうるさく、非常に細かい要求事項を求められます。

書類作成などすごく細かいチェックが顧客から入り、時には嫌味を言われます。管理職になってからは自分の仕事とともに部下の仕事も確認しなければなりません。ミスったらどんな状況であろうが自分の責任になるので強いプレッシャーを感じます。

ただ、「ここで逃げたらこの部下の人はどうなる?」「家族にちゃんとした生活をしてもらえるのか?」と思うとやはり頑張るしかないと思います。独り者で部下もいなかったらこんな気持ちにはなっていないかもしれません。自分だけでなく、周りへの責任を考えると何とかなります。

仕事で自分を追い込みすぎない

社会人として働いている以上、仕事から逃げたいと思うことは少なからずあるもの。簡単に仕事を辞めてしまうと後の転職活動で苦労したり、生活が立ち行かなくなる恐れがありますが、どうしても耐えられないという場合は決して我慢をしないことが大事です。一時的に仕事から離れてみたり、あるいは退職や転職を考えてみるのもひとつの方法でしょう。

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仕事に疲れたときのストレス解消法7つ
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