自己紹介のプレゼン術・相手からの印象を良くする

自己紹介プレゼン術を勉強することで、面接官や初めて会う上司に対して良い第一印象を持ってもらえます。ビジネスにおいて印象というのは重要で、「この人は信用に値するかどうか」を測る物差しになります。今回は、自己紹介での注意点や意識しておきたいポイントをまとめました。

自己紹介のプレゼン術・相手からの印象を良くする

自己紹介でのプレゼン術

就活生や新入社員の方にとって重要な儀式として自己紹介があります。相手はあなたのことを何も知りませんので、最初の印象を「こいつは使えるな」「面白い奴だ」「そばに置いておきたいな」と思ってもらえるようにアピールしなければなりません。

最初の自己紹介も、使い古されたテンプレートを使いまわすのではなく、他の方との差別化を図った自己紹介をしましょう。ただし、奇をてらったような発言ではなく算段のあるものでなければ有効に自己紹介を活用できません。

自己紹介発表の手順

自己紹介の流れ

  1. お辞儀
  2. 名前を名乗る
  3. 自分をアピールするコメント、差別化ポイント
  4. お辞儀

人の印象は大体7秒ほどで決まるといわれていますので、会話は出来ないでしょう。ということは、初対面の印象を決めるのはその表情やお辞儀になります。美しい姿勢は他人からの印象のみならず、自分からの印象も良いものへと変わります。

面接官の目を見て話す女性

挨拶では簡単に名前と学歴、専攻内容について話し、そこから自然に自分のアピールポイントに繋げるとよいでしょう。そして最後にお辞儀をして終わります。

あるある失敗例

例えば集団面接での自己紹介・自己プレゼンタイムで、他人のを聞いていて「正直これは無いわ…」と思ったことはありませんか?しかし自分を完全に客観視出来る人はいませんので、あなたも気付いていないだけで同じ失敗をしている可能性は捨てきれません。

自分のプレゼンも過ぎれば自慢話にしか聞こえませんし、自己紹介を練っていないために「…で、何が言いたいの?」という内容になってしまっては最悪です。まずは人の振り見て我が振り直せということわざにならって、自己紹介の失敗例から活かせることを学び取りましょう。

自慢話

自慢話が尽きない女学生

「私は〇〇ができます」「〇〇ということに成功しました」などを自己紹介に盛り込んでいる方はかなり多いです。自分はこんなに使えるということを売り込みに行くわけですから当然です。1つ2つほどの成功エピソードを語る分には、その人がどのような経歴を持っているのか、どういう強みがあるのかを推し量れるので、まったく問題ありません。

しかし話しすぎは良くありません。最初はと感心しながら聞いていても、いつまでも続く「こんなことが出来る!」自慢を聞かされては「本当のことなのか?」「話を盛っているのでは?」と話半分に聞かれてしまいます。「〇〇という失敗を活かすことで~できました」「周囲の協力を得て初めてなしえたことだと思っております」など、結果だけでなく過程や問題と解決策の部分もキチンと話すことで好感度も信用度も増します。

アピールが多すぎる

色々な資格の話をする学生

長所が多くあるというのは自信に繋がることですので大いに結構ですが、アレもコレもと一度に話すのはやめましょう。例えば「私は料理が得意なので現在は野菜ソムリエの資格を取ろうと勉強しており、栄養士の資格も取得しております」という発言ならば、食に関することという繋がりがあるためまだ良いのですが、もしも「私は料理が得意で、現在はカラーコーディネーターの資格を取ろうと勉強しており…」といった、関連性のないプレゼンはやめましょう。

まとまりがないために「何が言いたいのか」「その人の特徴は何なのか」という疑問が聞き手に残ってしまうためです。思いついた順に書きとった箇条書きのように話すのではなく、流れを作ることを意識してプレゼンしましょう。

例えば「私は情報を集めて整理することが得意です。その力を高めるために情報処理技能検定の勉強に打ち込んでおります」というプレゼンをすれば、この人はパソコンのソフトを使って情報をまとめたり処理したりする力があり、そこに検定を受けるというモチベーションを自ら課していることが分かります。このように、繋がりのある流れを作りましょう。

求められていない話

例えば「私は料理が得意なので現在は野菜ソムリエの資格を取ろうと勉強しており、栄養士の資格も取得しております」という自己プレゼンを、金融業を志望する就活生や新入社員が行っても、なんのアピールにもなりません。企業や業界の傾向と分析、特徴などを把握している、または情報を得るために勉強をしているというアピールをしなくてはいけません。

にもかかわらず、自己紹介文の定型文に縛られてしまってはいけません。そこは臨機応変に、自分は貴社にこのような面で貢献できます、これからは仕事に役立つ資格を取る予定です、というような自己プレゼンを行いましょう。

自己紹介での注意点

自己紹介をするにあたって、いくつか意識してほしいポイントがあります。自己紹介文を練る際や本番前に行う練習の際にでも、次に紹介する注意点が出来ているかどうかを確認しましょう。

300文字以内の自己紹介を心がける

原稿用紙に300文字以内の自己紹介を書く

2分以内に自己紹介をするよう求められることが多いですが、多くは1分以内に済ませるように言われる面接が多いです。言いたいことを詰め込んでしまうと1分間に収まらりませんが、何文字くらいが適切なのかが分かると話す内容を絞りやすくなるでしょう。

聞き取りやすさを考えると250文字から300文字が1分間で話せる限度です。一度、自己紹介文を書きだし、250文字から300文字に収まっているかどうかを確認してみましょう。また、話すスピードは基本的にゆっくりを心掛け、文面によって抑揚をつけて話しましょう。その点を踏まえて1分以内に自己紹介が出来るかを、しっかりと確認しておきましょう。

後ろ手を組まない

後ろ手を組むとは自分の背中側で腕を組むことを指し、ビジネスではマナー違反の行為です。昔、ヨーロッパの召使いが手に武器を持っていないことを示すために、領主の前では両手を差し出す姿勢を取っていたことが元だという説があります。また後ろ手を組み、胸を張る姿勢は、相手に威圧感を与える可能性があります。

以上のことから、面接官や取引相手の前で行わないようにしましょう。特に新入社員の方は、注意されたり怒られたりすることがあるので気を付けましょう。

相手の顔をみて堂々と話す

相手の顔をみて堂々と話す女性

自信を持っていれば堂々と話ができる、という言葉をよく耳にします。確かに正論ではありますが、観る人によって「堂々」の定義が異なります。本人は堂々としているつもりでも相手に伝わっていない残念なケースが多いのです。そんな悲しいことにならないためにも、聴衆の顔を見る練習が大事です。どうしても目を合わせると緊張してしまうという方は、相手の鼻か額を見るようにしましょう。

必要以上に卑屈にならない

日本において謙遜は美徳ですが、行き過ぎれば卑屈と捉えられかねません。自己紹介では不安な気持ちから「皆様のお役に立てるかどうかは分かりませんが…」「ご迷惑をおかけするかもしれませんが…」という言葉を使いがちですが、そもそも「雇ってほしい」「活躍したい」という気持ちで自己紹介をしているのですから、ネガティブな言葉は不必要です。また、謙遜のつもりでもネガティブさや卑屈さが強調されてしまうこともあるので、使わないようにしましょう。

使い慣れない言葉は避ける

面接官や上司の前で自己紹介をするときは、同年代にするような砕けた言い方ではなく、丁寧な言葉遣いをするでしょう。しかし、その時に使い慣れない言葉を無理に使おうとするのはやめましょう。「博聞強識(はくぶんきょうしき)を目指し…」「点滴穿石(てんてきせんせき)を念頭に置いて…」といった言葉を使おうと思っても、本番で詰まってしまいかねませんし聞き手にとっても分かりにくいですので、使い慣れた言葉を選びましょう。

大きな声を心がける

腕組みして「声が小さいと」文句を言う面接官

人は緊張すると小声になってしまいますので、意識して大きな声を出しましょう。いくら良い内容を話していても、相手に聴こえていなければ全て徒労に終わってしまいます。大きな声で相手にしっかり伝えるという意識を忘れないようにしましょう。

自己紹介はコミュニケーションの入り口

自己紹介は人生の中で何度もしなければならないことです。さまざまな人と面識を広げ、持続的にコミュニケーションを取らなければなりません。そのためには入り口を設定しておかねばならず、その入り口が広いほど多くの人と関わることができます。

コミュニケーションはいつでもできるものではありません。限られた時間の中で相手と関わる大事なことですので引き続きコミュニケーションに意識してみてください。

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