話が長い人の9つの特徴と話上手に近づくための改善策

話が長い人は第一印象としても実際にコミュニケーションをとるにしても損をする場面が増えてしまいます。話が長くなるのは上手下手という技術の問題だけではありません。話が長くなる人の特徴や改善方法を紹介していますので、ビジネスシーンやプライベートで上手く話すための参考にしてください。

話が長い人の9つの特徴と話上手に近づくための改善策

話が長い人は嫌われる!改善するにはどうすればいい?

学生時代に朝礼などで校長先生のお話が長いと感じたことがある人は多いですが、いざ社会人となり、自分が何かを人前で話さなければならなくなると、短く話すというのは難しいものだと気づきます。子供から大人まで、人は話が長い人が嫌いなものです。

話が長い人は与えられた所要時間以上に話してしまって、周囲の人の時間を奪い、ストレスを与え、スケジュールを壊してしまうなど、嫌われても仕方がない部分もあります。

話が長い人には共通点があり、そして効果的な改善策があります。話が長いと言われてしまうタイプの人や、話した後に「結論は?」「それで?」などと言われることが多い人は、自己チェックをしてみましょう。

話が長い人にありがちな特徴

話が長い人というのは、多くの場合、技術的に心理的に何かの原因が隠れているものです。その中でありがちなものを紹介します。もし当てはまっているものがあれば早めに改善するようにしましょう。

1 人の反応が気になる

女性社員との会話中に茫然とした表情をしているサラリーマン

人の反応が気になるのは話す際に相手を過剰に意識している人ということ。相手の反応が悪いと本来考えていた話から違う話を始めたり、また焦って話の流れを間違えたり繰り返しが増えてしまって話が長くなります。特に話しにくい話題の場合はさらに回りくどく、話も長くなりがちです。

2 話をまとめきれない

話をまとめきれないというのは技術面の問題となりますが、せっかく用意してきた話がまとまっておらず、その場で繕ったりするために話がどんどん広がってしまったり、繰り返してしまったり、表現をし直しているうちに長くなっていきます。

3 無意味な言葉が多い

頭の整理ができていない準備不足の人に多いのが、「え~」「その」「あの」などの言葉が多いというケースです。若い人だと何かと「一応」とつける人も多いのですが、何が一応なのかわかりません。話し方のクセのようなものなので、無意識のうちにつけてしまう方は意外と多いので気を付けましょう。

4 一文が長い

話をする際に「。」が少ない人は話が長い傾向にあります。とにかく「、」でつないで話を続けるため、聞いている側としては話している時間以上に長く感じます。これは情報の処理をする時間を与えてくれず、理解できている本人にはいいのですが、その情報を整理して消化する人に負担となります。

5 話している自分に酔っている

眼鏡をかけ直し得意げな表情のビジネスマン

「自分の話を誰も邪魔せずに聞いてくれる」と感じ、その時間をめいっぱい楽しんでしまっている人です。こういう人は、最初は話も面白く良いのですが、時間の経過と共に聴衆と温度差ができてしまいがちです。話し慣れている人に多い傾向にあります。

6 自信がない

人前で話すことに対して自信がない、苦手意識のある人は話が長くなりがちです。どうしてかと言うと、上手に話せないことに関する言い訳が多くなる傾向があるからです。また、聴衆が理解できているか不安になると補足を入れようとして、どんどん話が迷子になってしまいます。

7 とにかく全部話そうとする

話をする際に、自分の知っていることや用意してきたことを全部話そうとする人も話が当然長くなります。

例えば話が長い人の場合、「今日のランチは何にしようか?」と聞かれた際に「A食堂でトンカツでも食べましょう」と答えれば良いところを、「今日はB食堂は定休日になっていますし、Cラーメンは先週私も部長と行ってきましたので、手近なところでA食堂がメニューも多くていいのではないかと思います。前回行ったときにトンカツが美味しかったので、私はトンカツにしようと思います」と答えてしまいます。知識量・情報量の多い人ほど注意が必要です。

8 オチがない

男性社員の話に対して厳しい表情をしているOL

ここで言う「オチ」というのは「面白いこと」ということではなく、結論のような意味です。たくさん話をしたとしても、伝えたい内容がはっきりわからないと意味がありません。話をした結果の着地点、結論こそがオチですので、面白いことが言えればなおよいですが、まずは話の結論がちゃんと伝わるようにしましょう。

9 時間に対する意識がズレている

話が長くなる人の特徴のひとつは、自分が話をしている時間は自分に周囲が合わせる時間だと思っていることです。周囲が話の腰を折らないように配慮しているのですが、自分が周囲の時間を奪っているという意識がありません。

話が長い人の改善方法は?

話が長い人はどのような点に気を付けると話が短くまとまるのでしょうか。押さえておくべきポイントをいくつか紹介します。

1 話の目的や与えられている時間を確認する

正面を見つめ考えているビジネスマン

話には必ず目的があります。多くの場合、話すための時間も決まっています。
目的から脱線しないように、また与えられた時間枠で話がおさまるように内容を考えましょう。即興で話さなければならない場合は、結論と中心となる根拠だけは伝え忘れないように先に伝え、時間が余れば補足するスタイルで話すと良いでしょう。当然、話している最中も時間の経過は意識してください。

2 人の話を聞く

話が長い人は、必要以上に話してしまいがちです。必要な話をするには、他の人の話をよく聞きましょう。「この案件の担当は誰がいいと思う?」と聞かれたら「Aさんがいいと思います」だけで十分なのです。相手が求めているものがわからないと気の向くまま長々話してしまいます。あれこれと付加情報は必要ありませんし、必要なら「どうしてそう思う?」など追加で質問があるものです。

3 口癖を直す

真剣な顔で女性社員に話をしているサラリーマン

口ぐせのように「え~」「あの~」「その~」が出てしまう人はできるだけ使わないよう意識しましょう。これらを使ってもいいのは、時間を稼いで頭を整理したい時だけです。できるだけ「さて」「それで」「つまり」など、話にリズムや勢いをつける言葉を使ったり、余計な言葉を入れないようにしましょう。

4 文章を短めに区切る

話が長く複雑に聞こえる人は、文章の区切りがハッキリしない人です。音読でも「、」は約1秒、「。」は2秒ほど間を取ると言いますが、文の終わりを増やすと、間が増えてその間に聞き手も話し手も頭を整理しやすくなります。

話が長い人はあらゆる場面で不利になる

話が長い人は就活や転職、営業などで面接の機会があったときも不利です。話が長いことによって印象が悪くなるのはもちろんですが、多くの場合は話が長くなった結果、伝えたい内容が伝わらず、要点がつかめないためです。「一緒に仕事をしたくない」「何をどうしていいかわからない」という状態を相手に与えてしまい、面接の時間が無駄になってしまいます。

ビジネスシーンでは、相手の時間やスケジュールに配慮するのがマナーであり、誰もが同じ時間で最大のリターンを得られるように考えながら行動をしています。自分のスキル不足や準備不足、またワガマママなどによって、相手の時間を奪うことがないように注意しましょう。話が長いという自覚がある人は、様々な面接のシーンには十分に準備して臨むようにしてください。

話し方は訓練次第で変わる

話が長いと言われてもどうしようもないと考えてしまう人もいるのですが、話が長い人の多くは訓練によって改善することができます。

同じ内容について「1分」「3分」「5分」など制限時間をいくつか決め、その中で話をしてみるのが良いでしょう。即興で話をするのではなく、しっかり原稿も作ってください。

このトレーニングのポイントは、「結論から話す」「内容を要約する」「時間の感覚を身に着ける」「肉付けの仕方を考える」ところにあります。話をする際にはストーリーがありますが、「序論→本論→結論」ではなく、結論から先に話を始めるようにします。テーマと結論がわかれば最低限の主張はできるので、あとは全て補足になります。その補足をどのように短くまとめるか、また何から肉付けをすると話に厚みを持たせることができるかよく考えて原稿を作ってください。

ニュースのアナウンサーは生放送で時間をしっかり守るため、原稿を安定した速度かつ聞きやすい速度で読めるように訓練しています。スピードには個人差もありますが、自分の話すペースや所要時間を文字数から考えられるようになると良いでしょう。

話が長くなる癖を直せばコミュニケーション力が上がる

話が長くなる人は、どんな場面でどんな話をしても話が長くなる傾向があります。それは話す内容の問題ではなく、話すことへの意識や技術の問題であるということを意味しています。これはコミュニケーションを難しくし、印象を悪くしてしまうので損でしかありません。

しかし、幸いにも意識は変えられますし、技術は伸ばすことができます。努力次第で話が長くなる癖は解消することも可能です。話し方が変われば話し相手とのコミュニケーションもスムーズになり、周囲との連携においても良い効果が出てくるでしょう。話が長い人は、ぜひ自分の問題を探して直すように努力してみてください。

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