CAの仕事は激務!身も心も鍛えることが第一

CAという仕事は、憧れる方が多い職業です。実際、キャビンアテンダントの求人1つに多くの人が応募するという、大変倍率の高い職種です。華々しいイメージのある客室乗務員ですが、実際の業務や待遇はどのようなものなのでしょうか。今回は仕事内容や給与、なり方をまとめました。

CAの仕事は激務!身も心も鍛えることが第一

女性が憧れるCAの仕事とは?

就活の際に、やりがいよりも地位の高さや高い給料により重きを置いて就職先を探す方がおり、その中でも女性に人気の職種がキャビンアテンダント(CA)です。しかし、客室乗務員と聞いてイメージする華やかな仕事と現実は違い、憧れや熱意だけで出来るほど甘い仕事ではありません。

キャビンアテンダントの仕事内容や実際の待遇・処遇、魅力と大変さをまとめました。客室乗務員の仕事に興味のある方はぜひご覧ください。

CAの仕事内容とは?

航空会社は「運行部門」「サービス部門」「整備部門」「営業部門」という4つの部門があり、キャビンアテンダントは「サービス部門」の中でも「客室本部」に属しているスタッフのことを指します。客室本部の業務は主に2つあり、機内サービスと保安管理です。

バッグを引いて歩くCA

機内サービスでは、乗客の要望に出来るだけ迅速に応えることが求められます。サービスと一口に言っても多くあり、飲食物の提供を提供したり一人で飛行機に乗っている子どもの世話を引き受けたりと、幅広くカバーしなくてはいけません。また、ハイジャック時や機体の不備による非常事態における乗客の安全を確保のために動くのもキャビンアテンダントの仕事です。

不測の事態に備える業務

キャビンアテンダントは機内サービスと保安管理以外にも「スタンバイ」という重要な業務があります。スタンバイとは、乗客同様にCAが健康上の理由から搭乗できなくなったときに、代わりに行く準備をしておくということです。

キャビンアテンダントは搭乗12時間以内の飲酒や規定以上の熱がある場合は搭乗ができません。そのため必ず誰かが代役として家で待機しなくてはならないうえ、呼び出しから1時間以内に迎えの車が来るのですぐにでも出られるようにあらかじめ準備をしておかなければなりません。

国内線のシフト

客室乗務員が国内線で仕事をする際のシフト例をご紹介します。あくまでも航空会社や当日の天候、離発着時間によって違いがありますので、必ずしもこの限りではありません。

朝、出勤するCA

07:15 羽田空港へ出社
出発の1~2時間前には制服をきて搭乗できるように準備しておきます。

08:00 ブリーフィング
フライト前に行われる搭乗職員同士のミーティングです。操縦士や他のCAとの顔合わせとなり、今回のフライトがどのようなものになるのかを確認して不備が無ければ、お客様を機内へ案内します。

09:30 出発(往路)

10:40 地方空港着

11:30 出発(復路)

12:35 羽田空港着
このときに次のフライトに向けて昼食やフライト内容の確認を予習しておきます。

13:30 再度出発(往路)

15:00 地方空港着
このとき地方ステイが決まっている場合はその場所のホテルに滞在します。また、その日の担当フライトがすべて終了した時点でデブリーフィングを行い最終確認をします。

22:00 就寝
翌日も同様のスケジュールをしなければなりませんので、健康管理を怠らないよう注意します。

国際線のシフト

国際線のシフトでは国内線のように何度も往復するようなスケジュールを組むことはできず、時差の関係からフライト内容もバラバラになります。中国や韓国などの比較的近距離にある国へのフライトであれば日帰りで行けますが、基本的には現地国のホテルに滞在することになります。

給与や待遇

空港の通路を歩くCA

残念ながらキャビンアテンダントの給与は下落しており、かつては年収1000万円以上の方がざらにいた業界ですが、今では年収400万円に満たない客室乗務員が多くいます。日本航空や全日空でさえ今は平均年収が400万円台ということからもその深刻さが分かるでしょう。

各種社会保険、有給休暇、懐妊・育児休職制度、各種休職・休暇制度と言った福利厚生や通勤手当、深夜勤務手当、精勤手当(ボーナス)などの手当ても完備されています。また現地滞在の場合は数千円の手当てが別途支給される仕組みがあります。客室乗務員の多くは契約社員ですが、正社員同様に手当てが支給されています。また、客室乗務員を契約社員ではなく全員正社員として登用している会社も出てきており、CA確保に励む企業は少なくありません。

CAになるためには?

英語の授業で使われた黒板

キャビンアテンダントになるために必要な資格はありませんが、国内大手であるJALとANAの2社はエアラインスクールという専門学校を卒業した以上の学歴を有することを条件にしています。中にはパソコンのスキルや水泳のスキルを見る場合もあり、何を重視しているかは求人広告に書いてある優遇条件から伺えるでしょう。また、航空会社によっては優遇条件に関する試験を実施することがあります。

また、CAは超人気職のため何度も応募することや、外資系の航空会社に応募するのも普通のことです。外資系の航空会社ならば英語はもちろん現地国の言語ができることが優遇されますが、日本語のネイティブスピーカーを採用した場合は企業が本社を置いている国と日本を往復する業務が多いでしょう。例えばドイツのルフトハンザ航空に勤めた場合、ドイツと日本を往復する便を中心に働くことが基本です。

新卒と既卒とで別の試験を実施する航空会社がありますが、それは契約社員が一般的なキャビンアテンダントという職業では経験者を優遇する傾向があるからです。経験者であることが多い既卒の契約社員は就職後における教育が短期間で済み、以前の経験から不測の事態への態勢の整え方に関しても備わっていると判断できるため、採用の際に優遇します。

CAになる魅力とは何か

CAの自負とは?

キャビンアテンダントになるということは常に冷静さと気配り、そして語学力と体力が必要です。全てが揃った人材というのは稀であるため、キャビンアテンダントになることで厳しい競争に勝ち抜いてきたという自負が生まれます。

キャビンアテンダントの重要な業務であるスタンバイは、組織を成り立たせるための業務に過ぎません。空の上での快適な旅を提供するためにいるキャビンアテンダントという方たちは常に新しいことに直面しています。そうしたことを熟知したうえでお客様への思いやりと保安管理をしなければなりませんので常にその場での改善が要求され、自分のステップアップを常に行える職種です。

また、キャビンアテンダントは様々な方と出会う職場で働いており、仕事で出会った方たちから自分の見識や見聞を広げたりできるのも、CAという仕事の魅力の1つです。

世間の目とは違うCAの仕事

キャビンアテンダントと聞くと華々しいものを想像する方が多いでしょう。しかし、実際には心身共に鍛えないといけない職種です。なぜなら、キャビンアテンダントはいついかなる場所でもお客様を迎えられるようにしておかなければならず、特に国際線勤務の場合ではその不規則なスケジュールから疲労が絶えません。

また、キャビンアテンダントになる方の多くは厳しい競争を勝ち抜いてきたという実績から自尊心の高い人や合理的な思考のために他のこと捨ててしまう方が多いです。そのためフライト中でギスギスした環境や組織全体への改善がうまくいかず悶々とすることもあります。

知られていない魅力が盛りだくさんなCAの仕事

近年の不況のあおりを食らって、削減された経費のしわ寄せとしてキャビンアテンダントの仕事内容の幅広さに繋がってしまうことがあったり、業務のキツさから離職者も多かったりします。しかし、社会的地位は高いですし、経験があれば同業他社へ転職する際にも有利に働く職業です。また、特に女性のキャビンアテンダントは合コンや婚活といった場では人気です。

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