上司の昇進祝いプレゼントの選び方・渡すタイミングは?

上司の昇進があれば昇進祝いを行うことになりますが、仕事のひとつとしてしっかりビジネスマナーをもって進めたいもの。上司の昇進祝いのプレゼント選びや贈り方のマナー、社会人らしいお祝いをするノウハウをまとめています。日頃お世話になっているお礼の気持ちも込めて丁寧にお祝いしましょう。

上司の昇進祝いプレゼントの選び方・渡すタイミングは?

上司への昇進祝い…何を贈る?

上司や先輩社員が昇進するようなことになれば、本人でなくともうれしい気持ちが湧いてきたり、「次は自分も!」とモチベーションが上がるものです。嬉しいお知らせがあれば、それを共に祝うのが仲間というもの。普段からお世話になっているお礼もかねて昇進祝いをしましょう。

しかし、上司の昇進祝いと言っても何をどうしていいかわからないという人もまだまだ少なくありません。社会人としての昇進祝いは完全プライベートではありませんから、ちょっとしたマナーや約束事を守って進めていくことが大切です。

上司への昇進祝いの基本的マナー

上司への昇進祝いは完全なプライベートで行われることもありますが、基本的には社内や部署内の関係者で行われるものです。当然、そこにはビジネスマナーが必要となってきます。基本的なマナーを確認しましょう。

1 お祝いは正式に辞令が出てから

拍手する同僚の男女社員

上司の昇進祝いでまず気を付けたいのは、昇進祝いを贈ったりお祝いを設けるのはしっかりと辞令が出てからにするということです。組織内の様々な調整が必要となるため、関係者には内示として通達されることもありますが、正式な事例が出るまでは変更の可能性もあります。正式な発表があってからお祝い事は動くようにしましょう。

2 周囲への配慮を忘れずに

お世話になっている上司の昇進はうれしいことですが、組織が拡大している状況でなければ、管理職の数は一定となります。つまり、昇進する人の裏では身近な誰かが降格していたり、または昇進できなかった人がいる場合もあるということです。そのため、周囲に配慮して状況をわきまえてお祝いするようにしてください。

3 会社の慣例から外れない

ハイタッチする上司と部下

上司の昇進祝いは身近なメンバーでつい行いたくなりますが、それが勝手に行われるとまずい場合もあります。会社や部署によっては関係者全員で派手にお祝いする場合もありますし、また派手なお祝いを嫌う人もいます。勝手にお祝いをすることで、他に準備していた人や上司などの面目を潰してしまう可能性もありますので、慣例はよく確認してから動きましょう。

4 抜け駆けはしない

お祝いの場を作るのであれば、プレゼントやお祝いの機会を作ることに抜け駆けをしないように注意しましょう。お世話になった人に個人的にお祝いをしたいというのであれば、日を改めるなど他の人の目につかないように個人的に行うようにします。

5 取引先の方のお祝いはよく考えて

取引先の方が昇進した場合も嬉しくなりますが、お祝いの品物などを送ることがかえって相手に対して失礼に思われたり、負担を感じさせてしまう場合もあります。お祝いの気持ちがあれば、お祝いの場を作って差し上げるのが良いでしょう。

上司の昇進祝いのプレゼントの種類は?

上司の昇進祝いではお祝いの席を設ける時もあれば、プレゼントを贈るだけの場合もあります。お祝いの席であっても、プレゼントは必須となります。どちらの場合にもプレゼントのマナーが存在します。

1 現金や商品券は避ける

現金をもらってうれしくない人はいませんが、金額によっては複雑な気分にさせてしまうこともありますし、上司や目上の人に対して現金を贈るというのは失礼とされています。商品券は現金よりはマイルドではありますが、これも金額が明確で、人によっては嫌がられるので避けた方が良いでしょう。

2 「花」と「プレゼント」の組み合わせが定番

花とプレゼントの箱

絶対にそうという決まりがあるわけではありませんが、花は縁起物としての定番アイテムであり、昇進祝いにおいても花束やブリザーブドフラワーにプレゼントというのが主流となっています。
花選びの際には持ち帰りの際に邪魔にならない程度のもの、また昇進の程度にふさわしいものを贈るようにしましょう。判断が難しい場合は、予算を決めてフラワーショップのスタッフと相談するのが確実です。

3 プレゼントは実用的なものが良い

ネクタイのプレゼント

昇進祝いのプレゼントはお菓子やお酒などの「消え物」でも良いのですが、お祝いの気持ちが形として残るもの、また仕事に精が出るような実用品がおすすめです。普段使いの仕事アイテムよりも、少し上質でシンプルなものを選ぶと喜ばれます。

手帳や財布、筆記用具、筆箱、名刺入れなどは幅広く使われますし、男性ならネクタイも定番です。女性の場合はスカーフも良いでしょう。折りたたみの傘なども実用的で喜ばれます。

4 金額の目安は関係をよく考えて

プレゼントの金額の目安は昇進した内容や相手との関係によっても違ってきますし、合同でお祝いをする場合にはその人数によっても違いがあります。臨機応変に決めて問題はありませんが、基本的には1万円から3万円程度となります。

仮に社長や役員になった場合などは、相応に良いものを選び祝ってあげるべきですので、周りとよく相談して決めるのがベターです。

上司への昇進祝いのプレゼントで注意したいものは?

ハンカチと鞄と靴

お祝いのスピーチにはいわゆる「忌み言葉」と言われる使うべきでない言葉がありますが、同様にプレゼントにも不吉さを感じさせるものが存在します。気にする人としない人がいますのであまりこだわる必要はありませんが、できるだけ注意はしておくべきです。

注意するべきプレゼントの例

  • 靴・靴下など:「相手を踏みつける」の意
  • 万年筆・ボールペン:「もっと精進してください」の意
  • ベルト類:「気を引き締めてください」の意
  • ハンカチ:「手巾」と書くことから「てぎれ(手切れ)」と読めるため不吉
  • カバン:「もっと頑張ってください」の意

上司への昇進祝いを渡すタイミング・渡し方マナー

プレゼンントの箱から中身を出そうとする手

上司へ昇進祝いを渡すタイミングは、接待のお土産などと同様で、できるだけ会の最後や別れ際に渡すようにします。中途半端なタイミングで渡すと、荷物の管理に気が行ってしまい、会が楽しめなくなります。

また、昇進祝いを渡す際にはできるだけ紙袋から出して渡すようにしましょう。持ち帰るための袋も後で必ず渡してください。重たいものはその場では渡さずに、目録だけにして後日送付するかカタログギフトなどにするのがよいでしょう。

上司への昇進祝いで注意したい性別・役職の違い

上司への昇進祝いでは、プレゼント選びは性別や役職の違いも考慮しましょう。性別が違うと、同じプレゼントでも選ぶメーカー(ブランド)が違ってきますし、色や予算も大きく違ってきます。女性の場合には美容系のプレゼントも喜ばれます。

また、役職に見合ったお祝いをしないと、外部の人が出席している場合には恥ずかしい思いをさせてしまうことになりますので、しっかりと役職まで考えてお祝いをする必要があります。
企業の規模などにもよりますが、金額目安は社長就任なら5万円前後、役員なら3~5万円程度、一般的な昇進なら1~3万円くらいが妥当です。取引先の場合にはプレゼントはもう少し上乗せする方が良いでしょう。

社長や役員の就任については、胡蝶蘭がお祝いのお花としては定番になっています。これは鉢植えになりますので、デスク近くに飾ってもらえることが多いです。この場合、持ち運びなどは必ず贈る側が最後まで担当してください。持ち帰る方もいますので、その場合はタクシー代を皆で負担するなど、相手の負担とならないように注意しましょう。

上司の昇進祝いは浮かれすぎないよう注意

出世や昇進といったお祝い事はめでたいものですが、羽目を外し過ぎるのはNGです。仕事は日々続いているものですから、浮かれ気分が続くようではいけません。しっかりとマナーに沿って節度をもって祝うのが大人の祝い方です。

嬉しい昇進祝いを次につなげてさらなる飛躍の糧とするためには、お祝いをする側の気持ちが伝わり、昇進をされた方が「もっと頑張ろう」と決心できる場にすることが大切であると心得ましょう。

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上司から食事に誘われたときの基本的なマナー
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