パティシエになるには?夢を叶える方法を詳しく解説!

パティシエになるには何をすればいいのでしょうか?子供の頃からパティシエになることを夢見てきた方も多いでしょう。最近ではテレビや雑誌などで、世界で活躍する日本人パティシエを目にすることも多くなりました。今回はパティシエになるにはどうすべきか、資格が必要か、仕事内容などを解説します。

パティシエになるには?夢を叶える方法を詳しく解説!

パティシエになるにはどうすればいいのか

幼児や小学生に将来の夢を聞いた際、よく出てくる職業として「パティシエ」があります。パティシエは簡単に言うと「お菓子職人」ということになります。最近では世界を股にかけて活躍する日本人パティシエも多く存在します。

しかしパティシエに憧れ、将来の夢として描いていたとしても、どうすればパティシエになれるかといった情報を持っている人は多くありません。今回はパティシエになる方法・必要な資格・どんな人が向いているかなどの情報について詳しく解説していきます。

パティシエになる方法は?

パティシエになる方法は大きく2つに分かれています。1つは洋菓子店などに就職してパティシエとしての修行を行う方法、もう1つは専門学校などで学んだ後にパティシエとして就職する方法です。それぞれの特徴について解説していきます。

方法1 高校卒業後パティスリーで修行する

パティシエからレシピを見せてもらっている見習いの女の子

高校卒業後、進学することなくそのままパティスリーに雇ってもらい、そこでパティシエとしての修行をするのがこの方法です。もちろん中学卒業後でも可能ではありますが、中卒で雇ってもらう店を探すのは大変難しいでしょう。特に将来自分で店舗経営等をしたい場合は、ある程度の基礎的学力も必要となるため、高校まで進学しておくことが望ましいといえます。

直ぐに仕事としての修行が始まるわけですから、最短の方法であることは間違いありません。その分技術等の習得も若いうちにできるので、他の方法に比べれば習熟度や経験という点では有利といえます。

反面、最初から正式な雇用にはならない場合が多く、給料が低いことも予想されます。また、所属する店舗のパティシエが持つ以外のものを望めないため、広く技術や知識を習得したいと場合は不利となります。

方法2 大学等に進学した後店舗に就職する

大学や短大、専門学校に進んでお菓子作り以外の勉強をしたのちに、パティスリー等に就職し、修行を始めるという方法もあります。この場合、活躍するのは方法1に比べると遅くなるでしょうが、パティシエに必要な技術以外の知識やセンスを磨ける場合もあります。また、万が一パティシエとして上手くいかなくなり、他の道に進もうとする場合でも有利です。

将来的に独立して店舗を経営したい場合や、自分の親類が経営する店舗などを引き継ぐ場合には、基礎的であったとしても経営に関する勉強をし、経営・経済についての知識を身に着けておくことは重要な意味を持ちます。

方法3 調理師系学校に進学した後就職する

調理師系学校でケーキを作っている学生達

パティシエを育成するための専門コースを用意した調理師専門学校や、製菓専門学校があります。専門学校に通うことは、パティシエに必要な技術を学べるだけでなく、歴史やポイントなど幅広い知識も学べるのです。最新技術だけでなく、伝統技術を学び実践できるようなカリキュラムもあります。

専門学校の中には就職に対するサポートが充実している学校もあるため、卒業後のパティシエとして就職するにあたって、有利な条件で就職できるでしょう。また、留学を含む海外研修を実施している学校もあり、本場の空気に直接触れられるカリキュラムもあります。いずれにせよ、自分の希望に合った学校をしっかり選ぶことが非常に重要です。

パティシエに必要な資格の有無

パティシエとして就職し働いていくのに必要な資格はありません。しかし、持っておいた方が有利に働く資格があります。それが「製菓衛生師資格」「菓子製造技能検定資格」です。

資格1 製菓衛生師資格

製菓衛生師資格は多くのパティシエが持ち、飲食店を開業する際に必要な「食品衛生責任者資格」と同等と見られるため、独立や店長クラスを目指している方は取っておきたい資格です。菓子製造の基礎知識や公衆衛生学・食品並びに食品添加物の安全性に関する専門知識を習得している証明になる資格です。

製菓衛生師資格試験は誰でも受験できるわけでなく、義務教育を終えた者で厚生労働大臣指定の養成施設で1年以上の知識・技術の習得を終えた者あるいは、義務教育終了後2年以上菓子製造業に従事した者という受験資格があります。試験は各都道府県で実施されており、合格率は60~80%なのでしっかり勉強すれば合格も難しくありません。

資格2 菓子製造技能士検定

菓子製造技能士検定は国が認定する技能検定制度の中の1つで、一定レベル以上の菓子作りに対する知識と技術有することを証明する検定です。菓子製造技能士の資格を持つことで、他の資格の受験に対して有利な面があります。例えば「職業訓練指導員(パン・菓子科)」の免許取得試験時に実技や、製菓衛生師の一部受験科目が免除されます。

技能検定には1級と2級に分かれており、2級を受験するためには「2年以上の実務経験」あるいは「大学、短大、専門学校、高専、高校専攻科卒業」「厚生労働大臣指定の専修学校、各種学校卒業者で800時間以上の修了者」といった受験資格が必要となります。

1級の受験資格ではさらに実務経験7年以上、職業訓練終了者の場合でも2年以上の実務経験が必要となります。実際の合格率は40%~50%と高いとはいえませんが、それだけ持っていることによる差別化に繋がる資格ともいえます。

パティシエの仕事とは?

ケーキに飾りつけをしているパティシエ

日本では男性も女性もおなじくパティシエと称されますが、フランスでは女性のお菓子職人は「パティシエール」と呼ばれます。パティシエもパティシエールもフランス語で「お菓子製造職人」を示す言葉で、その名の通りお菓子を作るための準備から調理、片付けが基本的な仕事内容になります。

最近は食べるためというよりも、独創的な芸術作品のようなお菓子がメディアで取り上げられる人も多く、世界を股にかけて活躍している人も多くなってきました。行列のできる店舗を経営するパティシエもおり、一見すると華やかな仕事に見えますが、実際には地味で単純な作業が多いことも事実です。基本的には同じ商品を多数作成しなくてはならないですし、賞味期限の問題もあるため作り置きができません。

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パティシエの仕事内容は華やかなだけじゃない体験談8

パティシエに向いている人の特徴は?

パティシエは好きなお菓子作りを職業とし、購入いただいたお客様に喜んでいただけるといった良い面がある反面、労働条件としては過酷な職業であるともいえます。パティシエに向いている人にはある程度共通した特徴が見られます。

特徴1 忍耐力がある

腕組をしているパティシエ

パティシエの中で、お菓子1つ1つを作品としてお客様に提供できる人はほんの一握りです。基本的には同じ商品を個々の差が出ないように、繰り返しだからといって手を抜かずに作り上げていかなくてはなりません。そのため、毎日の単純作業にも飽きずに繰り返せるだけの忍耐力が必要です。

特徴2 体力がある

仕事自体はお店の開店から閉店までの時間に限られたものではありません。実際には、早朝から開店のための商品の準備をしなくてはなりませんし、開店してからも不足の分の追加制作などに追われることになります。もちろん閉店後も、後片付けや次の日分の仕込み等が待ち構えています。

働き始めのころであれば道具や機械の手入れ、お菓子作りの修行などその仕事は多岐にわたり、労働時間も長時間になります。当然、就業時間の間はほとんどが立ち仕事ということになります。また、作る商品にもよりますが材料の運搬や調理など、意外と力仕事が多く、基本的な体力を備えていることもパティシエには必要な特徴となります。

特徴3 手先が器用である

作る商品にもよりますが、商品としてのスイーツはある程度大きさが限られています。一口大から1ホール程度のものまで、決して大きいとは言えないスイーツにも見栄えが求められるわけですから、基本的に手先が器用というのも特徴の一つと言えます。

特にレストランやホテルでパティシエとして働く場合、商品の見栄えはさらに重要な要素となるだけでなく、限られた時間の中で作り上げる必要があり、手先が器用であるという特徴は重要です。

特徴4 美的センスや独創性をもっている

バナナとチョコアイスのスイーツ

世界を股にかけて活躍しているパティシエのほとんどは、他人には真似できないオリジナリティーあふれる作品を世に送り出しています。同じ商品を繰り返し作るという安定した技術も大切ですが、自分でお店を持とうと思ったり、名前を世間に広めたいと考えたりする場合、美的センスは大変重要になってきます。

味や材料選び等で一般の商品とは一線を画し、華やかで見た目の美しい商品とはまた違った自分の世界を持った商品を世に出すことで、認められる人もいます。その場合に共通する特徴は、独創的な発想を持っていることや、豊かな心を持っていることといえます。

パティシエになるには苦労が絶えない

幼少のころ、パティシエになることを夢見てきた人も多いと聞きます。最近ではパティシエがメディアなどで取り上げられ、その活躍を目にすることも多くあるため、よりパティシエになりたいと考える人もいるでしょう。パティシエという職業は、どこかにゴールがある訳ではありません。パティシエに限らず総じて芸術家は常に努力し、学び、邁進してより良い作品を作ります。

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