退職時のトラブルに巻き込まれた15人の事例エピソード

退職する時にトラブルや問題に巻き込まれたという15名の体験談をもとに、どんな事例があるのかや円満退職のためにできることをまとめました。有給休暇の未消化や上司からの引き止め、給料の未払い、退職日をズルズル延長させられるなど、労働者が悩まされる退職トラブルは色々です。

退職時のトラブルに巻き込まれた15人の事例エピソード

退職トラブルに巻き込まれないようご用心!

もし勤めている会社を辞めるのであれば円満退職が望ましいですが、実際にはそう上手くいかないことも多いもの。思ってもみなかった退職トラブルに巻き込まれ、予定していた退職日にスムーズに会社を辞められない…なんてことも珍しい話ではありません。

退職時にトラブルが発生したという15名のエピソードを参考に、どうすれば問題を避けることができるのか考えてみましょう。

退職トラブルあるある

今回寄せられた退職時のトラブルの一例がこちらです。

  • 退職して初めて雇用保険に加入していなかったことを知った
  • 退職願を提出しても辞めさせてもらえなかった
  • 一方的に解雇を告げられた
  • 制服代を給与から天引きされた
  • 1ヶ月間タダ働きさせられていた
  • 人手不足により退職日を9ヶ月ずらされた
  • 給料が支払われなかった
  • 有給を消化させてもらえなかった
  • 寿退社について散々嫌味を言われた

最も多かったのが、人手不足などの理由により退職日をずらされてしまったというケース、次いで退職するまでに有給休暇を消化させてもらえなかったというケースです。一人分の労働力を失うことを考えるとよくあるトラブルですが、余裕をもって退職の意思を伝えているにもかかわらず、ズルズルと引き留めをしてくる会社もやはり少なくありません。

また、残っている有給休暇を消化させてもらえないトラブルも多い傾向にあります。

退職時のトラブルを防ぐには?

六法全書と会社員

法律上は、契約期間が定まっていない場合、2週間前までに退職の申し出を行えば労働者はその会社を辞めることができます。有期契約労働者の場合においても、求人情報と実際の労働条件が異なるなど、やむを得ない事情であれば即時に契約解除できるということも覚えておきましょう(注1)。

ただし、退職までの日にちがあまりに短いと、引き継ぎ業務が滞ったり、会社側が人員確保の時間を取れなくなります。もし円満退職を望むのであれば、就業規則等で「退職の際には3ヶ月前に伝えること」などと定められている場合、そのルールに従うのが最も望ましいでしょう。万が一、そうしたルールに従っているにもかかわらず会社側が要求に応じない場合は、労働基準監督署など専門機関への相談を検討するのがベストです(注2)。

もちろん、ズルズルと引き止めに合わないためにはしっかりと退職日を明示し、退職前に有給を消化するのであればそれまでに後任者への引き継ぎ業務を済ませておくことも忘れてはなりません。立つ鳥跡を濁さずをモットーに、デスクの整理整頓や制服などの返却など、退職の手続きは抜かりなく行いましょう。

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15人に聞いた!退職時に起こったトラブル

退職時のトラブルに見舞われた15人の社会人に当時のエピソードを聞いてみました。トラブル別に紹介していきます。

どんどん退職日が引き伸ばしに…

退職日をずらすことに

さとこ(38歳 福祉系)


退職願い

残業が多く、勉強のためだからと研修なども自腹で休日に行く職場だったので、仕事以外にも自分の時間も欲しいと思い、退職願いを出しました。忙しい職場だったので、次の人が決まったら、引き継ぎをして辞める予定で上司に話して退職願いも記入済みでしたが、いつまで待っても次の人が決まらず、3ヶ月程経過してしまいました。

「困ります」とお話し、2ヶ月先に明確な日付も入れて退職願を提出し直しましたが、私よりも先に急に出勤してこなくなって1人退職してしまい、もう辞められる気がしないと落ち込みました。結局辞めるまでに9ヶ月かかりました。

引き留めてもらえるのはありがたいことですが、ずるずる残るのは良くないと今は思います。こちらがズルズル残ると残れるものだと思われてあてにされてしまいます。辞めるなら辞めるで、しっかり日にちを定めて強く意思を伝えることが大切だと学びました。

給料が良くてもプライベート時間がない

くるりん(42歳)


給料にひかれて入社したものの、長く働いていく中でどんどん仕事の時間が増えていき、休みですら呼び出されたりしてプライベートな時間もほとんどなくなり、疲労ばかりが溜まるようになったのが辞めようと思ったきっかけです。

ところが、いざ退職を願い出ると引き継ぎや人員不足でなかなか辞めさせてもらえず、月日が経つばかりで辞めさせてくれる雰囲気すら消されていきました。このままでは身体ももたないと思い、強引に1ヶ月後に辞める旨と保険等の手続きなどを取ってもらうよう直接社長に申し出をし、辞めさせてもらえました。

このトラブルを通して学んだのは、給料が良くてもやはり身体は資本であり、プライベートな時間は必要だということです。引き継ぎももちろん退職者の当然の配慮ではありますが、人員不足による引き延ばしは理由とはならず、辞める期日もはっきり明確にし、退職というものも計画的にしなければいけないと痛感しました。

退職願を受け取ってもらえませんでした

のんのん(39歳 パート)


かつて勤務していた福祉法人はサービス残業が多かったり休憩を15分程度しか取らせてもらえないなど職員に対して過酷な勤務を強要していたことから体調を悪くしてしまい、退職しようと思いました。

しかし、退職願を提出しても、人手不足だからということと体調不良には見えないという理由で1か月受け取ってもらえませんでした。当時過酷な勤務により体調が悪くなったのは本当であり、通院もしていたことから、かかりつけ医の診断書を提出してようやく退職願を受理してもらい、やっと退職できました。

体調不良で退職を希望する場合は、本当かどうか疑われやすいので、最初から診断書を提出して同時に退職願を出した方がいいです。

有給が消化できない

有給は最後に使えない

梅あめ(27歳 主婦)


腕組みする女性社員

私は結婚と引越しが重なるため、当時退職する1年前から上司に伝えていました。

私がしていた仕事はその現場で1人しか担当していなかったので、引き継ぎの事もあり早めに対応して欲しいと伝えていました。しかし人手不足が続き、いつまで経っても引き継ぎの準備が整いませんでした。やっと人が入ってきたと思ったら新卒の子で、上司が「その子には任せられない」と言い、ずっと1人で作業していました。

急遽私の結婚と引越しの日程が早まり、退職が決まったのですが最後にまとめて有休が取れないと言われました。原因は引継ぎが全く進んでいなかったからです。引越しの作業もあるのに、所々に休みをいれ忙しい日々が続きました。

前もって言っていたのに会社側の対応が納得いかなかったです。退職を確実にするのであれば、ハッキリ日程と引き継ぎ業務などを伝え、気持ちよく退職出来るようにこちらから動くべきです。

話と少し違いませんか?

シンシン(33歳 販売職)


不景気で会社が大手のドラッグストアに吸収されてしまい、勤務形態や給与が大幅に変わってしまったので退職を決意しました。また、私の在籍していた店舗が閉鎖することになったのも辞めようと思ったキッカケのひとつです。

退職しようと思い会社に足を運んだのですが、退職は三ヶ月前には言ってくれないと困ると言われました。

私は合併される前の就業規則しか知らなかったため、仕方ないと思い、確認しなかった自分が悪いのですぐに納得しました。ただ、最後の1ヶ月は有給を消化したいと申し出て、それを了承してもらいました。

しかし、2ヶ月経っていざ有給に入ろうとすると、今は会社の中がバタバタしているので使わないでくれと言われました。上司と一時間ほど話し合いましたが、有給は消化できず。正直、もっと強く言いたかったのですが、辞める際にトラブルになるのは嫌でそのまま勤めました。今はあんな会社辞めて正解だと思っています。

寿退社する旨を伝えたら…

ひきとめにひきとめられ…

みょん(29歳)


結婚式の新郎新婦

私は以前、アクセサリーの企画デザインの会社に勤務していました。その会社がアクセサリー業界の中では、なかなか古くからある会社で、新人は朝早く出勤し、掃除をさせられるような、なかなか古い社風の会社です。入社当初から、何年かしたら転職しようと心に決める程、社員さんやパートさんの性格も合いませんでした。

何年かし、自身に結婚の話が出たので、「これで辞められる!」と、飛び上がる程嬉しく思い、数日後に退職の旨を告げました。

ところが、次の新人が入ってある程度成長しないと辞めさせてはもらえず、ひきとめにひきとめられ、しまいには上司に「結婚の話なくなればいいのに」とまで言われる始末。冗談でも、最低な会社と最低な人間だと思いました。もう二度と戻りたいとは思いません。

当初辞める予定だった12月をとうにすぎ、今年の3月、ようやく退職できそうです。

寿退社は円満退職が難しいです

保育はつらいよ(24歳 主婦)


とにかく給料が安くて有名な保育士。「人の命を預かる仕事で手取りがこんだけ!?」と私のみならず全国の保育士が叫んでいることでしょう。

私は結婚というきっかけがあったので、まだスムーズに退職できた方ではあると思いますが、それでも園長、人事部長とはやり合いました。

園長面談では「今時寿退職なんて珍しいよ?働いてる方が先生も家での嫌なこと発散できるんじゃない?」と専業主婦全否定。園長には「旦那の仕事が落ち着くまではしっかりと家庭を支えていきたい」と言うとそこからは何も言ってこなくなりました。

人事部長は「あなたが辞めたら来年の人事どうしようかなー誰か代わりを見つけてから辞めればいいのに」と私がいないところで愚痴を言っている様子です。「人が足りないのは給料が少ないからであってわたしのせいではない!」と割り切っていたので、この人事部長の愚痴は聞かなかったことにしました。

退職を職場に発表すると、抜け駆けしたみたいな空気が半年立ち込めていて、「あ、もうここ残るメリットないな」とさらに見切りをつけることができました。とにかく正社員で保育士をやるのは割に合わないので、今後保育士求人はパートから探そうと思います。

雇用保険に未加入だった

雇用保険が支払われていなかった

米子(50歳 ライター)


職安に通う女性

私がやっていた仕事が終了することになり、他の職種に異動になるのを断ったために、会社を辞めるように言われました。退職まで1ヶ月もなかった中で、転職活動を始めました。

時期がちょうど年末年始にかかっていたこともあり、就職活動はかなり困難でした。それでもいくつかの企業の求人募集に応募しました。しかし、退職日が近くなっても、次の仕事が決まりませんでした。

ハローワークで仕事の相談をしていたところ、失業給付の話がありました。年のため確認してもらったら、雇用保険が掛けられていないことを知りました。会社に確認してもらい、何とか退職日に離職票を出してもらうことができました。

結局、退職後すぐに短期の仕事が決まったので、失業給付はすぐには使いませんでしたが、雇用保険はきちんと払っておいてほしかったです。 

契約書の記載がないのに…

退職時に制服代を給与から引かれた

北見(37歳 イベント関連)


当時、私は都内の病院で看護助手として勤務していました。退職した理由は入社当時から病院の方針に違和感があったことに加え、職場の人間関係が非常に悪く常に落ち着かない思いで働くことに嫌気がさしたからです。

会社に退職を伝えたまでは良かったのですが、それから1ヶ月間はあからさまに上司の対応が変化し、あげくの果てには制服代金を給与から天引きすると言われてしまいました。

通常、業務で必要な備品類は無料で支給するものです。上司に理由を問いただすと、制服はネーム入りで他の人は使用できないことと、勤務期間が短く自己都合で退職することが理由だとの説明を受けました。もちろん、入社時の契約書にそのような記載はありません。

本心では納得がいかない気持ちでしたが、もう関わりたくないと考え上司の要求に従いました。その会社の評判を知る機会があった際には、入社前のリサーチは大切なんだなと感じました。

退職日を過ぎてもタダ働き

退職日を過ぎても働かされていました

まつもと(28歳 事務職)


貯金通帳を確認する人

勤めていた会社は零細企業で、なかなか業績が厳しいものがあり、私だけが経理をしつつ営業も兼ねていました。もう1人の男性社員が事務職以外はやりたくないとゴネ続け、結局事務すらやらずにTwitterやネットショッピングをしていただけであることを知り、この会社はダメだと思い退職を決意しました。

当然、唯一の営業(金稼ぎ)が消えたため、社長や男性社員が引き留めに合いましたが、断り次の仕事へ移る準備をしていました。

しかし、なかなか退職日の辞令がもらえず、取り急ぎ残った仕事や顧客への営業活動は続けていましたが、翌月の給与が振り込まれておらず、給与担当だった男性社員に問いただすと、「え?あなた先月が退職日ですよ?」とのこと。つま、り私は既に退職していたにもかかわらずタダ働きをさせられていて、こちらから確認するまで会社もその旨を伝えないという悪行に遭ったのです。

結局、翌日から出社拒否し、電話も拒否しました。これらの経験から、退職日は必ず確認するまで交渉は続けた方がよいと学びました。

その他退職時に起こったトラブル

ハローワークの求人なら安心だと思ったら

まるみ(36歳 製造業)


会社を辞めたきっかけは給料支払いの遅延が続いたことです。きちんと払われたのは最初の3ヶ月だけで、社長は「来週に必ず払う」「取引先のせいで損害が出た」「娘が連帯保証人になり、俺が借金の肩代わりをする」などいろんな怪しい言い訳ばかりをしてきます。

同僚にもう辞めたいと愚痴をこぼしたら、社長本人に伝わり社長は大激怒。トラブルになってしまいました。「クビにする!」と脅しをかけてきたり。そうかと思えば「ある発明品で特許を出願しているから、もうすぐ大金が入る。辞めるな!」と言い出す始末です。

話し合いはムリだなと思い、すぐに退職届を提出しました。退職後、まずは普通郵便で給与を支払いを促す書面を送りました。文面は「今月末までに給与の支払いが無い場合労働基準監督署に届け出るつもりでいます」という内容です。労働基準監督署という文字が効いたのか、すぐに支払われました。

そもそもその会社がハローワークに出していた求人票の内容も大嘘ばかりだったようです。ハロワの窓口に教えたら、「求人表は会社側が届け出た内容で掲載する」のだそうです。ハロワの求人も全部信用できるわけではないんだと学びましたが、もう嘘の求人はこりごりです。

メールを見たら自分の悪口が…

あんころ餅(40歳 サービス業)


スマホでメールを見て驚く女性

退職を決めたきっかけは、本来している仕事とは全く関係のない事を従業員に押し付けて、あわよくば従業員からお金を頂こうとしている姿勢が垣間見えたためです。具体的に言うと、ある物を人に勧めて売りつけるような、昔でいうマルチの様なモノに社長がハマってしまったのです。その挙句、従業員もそのビジネスを行なっている自己啓発に参加することを勧めてくるようになったので、辞める旨を話しました。

その夜、社長の奥さんが本来社長に送るメールを間違えて自分の下に送ってきました。中身を確認したら自分のことをひどく貶す内容でした。

次の日に社長とこれからのこの会社について話したら、あまりに聞く耳を持たないので昨夜のメールの件を告げたところ、とりあえず有給を1ヶ月貰いそのまま辞めることができました。

その後、他の従業員も続々と辞めてしまったとのことです。家族経営しているところは、注意しないと大変なことに巻き込まれる可能性があるので気をつけた方が良いと思います。

身の危険を感じたらすぐ辞めましょう

のたのた(26歳 エステ業務)


退職を決めようと思ったきっかけは、エステ業界には良くある話らしいですが待遇の悪さと安全に働けないと判断したからです。マネージャーがむちゃくちゃにお客様の予約を入れたり、入ってまだ1ヶ月も経っていないのにお店の全ての工程を1人だけで管理されました。「今後働き続けたら何かもっと大きなトラブルに巻き込まれる」と、身の危険を感じ辞めようと思いました。

他のスタッフの話を聞いた所、正規の辞め方は難しいと聞いたので、嘘をつき「実家の親が病気で、帰らなくてはいけない」という話をしました。理解してもらえると思いましたが、無理やり引き止められ色々罵声を浴びせられました。

勤務状況が限界に達したので、無断退職したところ、お給料が振り込まれずません。労基に行き相談して給料振込の催促の文章を送付しましたが、逆に勝手に辞めた賠償を弁護士をつけて戦うとの文章がきました。怖くなり、お給料は泣き寝入りしました。

どうしてもやむを得ず退職する時はお給料が入った次の日に辞める事をオススメします。

パワハラ上司に悩まされました

凛(36歳)


腕組みする上司

以前、不動産会社の保証会社に勤めておりました。退職したいと思ったきっかけは、上司のパワハラです。私個人にパワハラがあったわけではなかったのですが、ある特定の人に対して暴言を吐いたり、物を投げたりと身に危険を感じたからです。

とても小さい会社だった為、パワハラの窓口等もなく相談場所がありませんでした。そのため、退職希望者が多く私が退職を申し出た時、すでに先輩方が退職願いを提出済みで、引き継ぎもうまくできず、現場がとても混乱しました。

中には勝手に辞める方もいて、私もそのまま辞めたくて仕方なかったのですが、次々とやめていく担当の話を聞き、取引先の不動産会社、物件のオーナー様方が心配してくださりました。

そこで、上司と親しい仲であったオーナー様へ連絡していただき、話し合いの場を設けてもらうことができました。そのまま話し合いを行いましたが、上司の態度が改善されることもなかったため、順番通り退職できる日を待ちました。

転職する場合は、なるべくパワハラの相談窓口があるところを、もしくは外部に相談するということも忘れずに仕事をしようと勉強させてもらいました。

同性の先輩社員のストーカー

たかおみきこ(32歳)


私の半年前に入社した女性社員がいました。彼女は自分の彼氏の話や好きな芸能人の話を嬉しそうに良く話す女性でしたが、私の夫の話など他人の話になると一変して不機嫌そうになり、しまいには「何でそんな人と結婚したの?」などと失礼なことを言う女性でした。

その先輩が彼氏と別れ同棲を解消した際に、なぜか私の近所に引っ越しをしてきて、「毎日一緒に帰ろう」と言って、私が急いで帰りたいときにも彼女を待ってから帰らされるようになりました。

業務もお昼休憩も帰り道でもまとわりついてくるようになり、彼女が嫌になったので上司に相談したところ、「お前が悪いに違いない」と一方的に叱られて、挙げ句解雇すると言われてしまいました。

彼女は私が上司に相談するよりも前に、上司に私にいじめられていると嘘をついて対策をとっていたようです。こんな卑怯な先輩社員とそんな嘘を見破れない上司に嫌気がさして、解雇すると言われたこともあり潔く退職を決意しました。

万が一の退職トラブルに備えて心の準備をしておこう

どんなに備えていても退職時のトラブルは、起きる時は起きてしまうものです。できるだけ傷口を小さくするためにも退職時に起こり得るトラブルと取るべき策を心得ておきましょう。