就活うつとは?なってしまった時の対処法とならないための予防策

就活うつが増えています。就活うつになりやすい人やそうした傾向の人は就活うつにならないための対策を講じる必要があります。就活うつは甘えなのか、自分の精神状態をチェックして就活うつにならないための対策、なってしまった時の対処法を紹介。就活うつを乗り越えて就職活動を成功させましょう!

就活うつとは?なってしまった時の対処法とならないための予防策

就活うつは就活中の人なら誰にでも起こり得るもの

うつになる原因には、様々なものがあります。世界保健機構(WHO)の推計によると、日本における「軽度うつ」または「うつ病」の患者数は全人口の2~3%を占めていると言われています。また日本人は5人に1人が生涯で一度は抑うつ状態の期間を経験するという推計もあります。

国民病とも言われている「うつ病」ですが、「就活うつ」なるものに悩まされている人が増えています。ここでは、就活をしている人なら、誰にでも起こる可能性がある就活うつについて紹介します。

就活うつとは?

就活うつを引き起こす要因

就活うつとは、就職活動中の人が採用試験や面接になかなか受からず、内定をもらえないことなどが原因になって精神的な不調をきたし、抑うつ状態になったり、うつ病を発症してしまったりすることを言います。

「就職」「転職」「栄転」「昇進・昇格」など大きく自分を取り巻く環境が変わってしまうこと、たとえそれが傍から見たらおめでたいような出来事であっても、抑うつ状態やうつ病を引き起こす要因になることがよくあります。「リストラ」「降格」「退職」などはうつ病の原因になり得ることとして知られていますが、近年では就職活動が原因で抑うつ状態に陥ったり、うつ病になってしまったりする人も増えています。

就活うつってどんな症状が出るの?

ここで、抑うつ状態やうつ病になると、どんな症状が出るのかを見てみましょう。抑うつ状態は「憂鬱」「気分が落ち込んでいる」などがかなり強い状態です。その抑うつ状態がさらに進行すると、うつ病になります。うつ病の場合、気分の落ち込みが長期間続きます。また、その症状もかなり強いもので、時には「もう生きていたくない」と思うくらいになってしまいます。集中力もなくなり、ちょっとした決断もできなくなってしまいます。さらに何に対してもやる気が出ず、何をしても楽しくなくなってしまいます。これらが精神的な症状として表れます。

うつ病の症状は精神的なものだけではありません。体にも症状が出ます。例えば、眠れない、食欲が無くなる、疲れがとれないというのが代表的な症状です。もちろん人によって程度は異なりますが、就活うつの場合もこのような症状が見られます。

就活うつの大きな原因は就活疲れ

一般的に抑うつ状態やうつ病を引き起こす原因としてよく言われることは「大きな悲しみ」を伴う出来事があります。親や兄弟など身内の死、友人や親しい人の死、ペットの死などの喪失体験がそれにあたります。

就活うつの大きな原因として考えられることは、就活疲れです。自分なりに就職活動を頑張っているけれど、なかなか内定をもらえない、面接官から意地悪な質問などをされる圧迫面接で強いストレスを感じている、「まだ受からないの?」という親からの小言など、色んなことが就職疲れを招きます。特に学生の方は、就職活動で人生がほとんど決まると思いがちです。これが焦りや不安をもたらします。就活生が落ち込もむポイントは

  • ものすごい数のエントリーシートを書く為の「自己分析」
  • 全部に行かなくてはならないのかと思わされる「説明会」
  • 最終面接って何回目なの?と思わされるほどの「面接」
  • もうどこにも受からないのではないかという不安の嵐「内定前」

主にこの4つに絞られます。

「自己分析」で落ち込む人は、就活スタートによるプレッシャーそして自分を見つめ直したことで嫌なところばかりに目がいくことでやる気が欠如。この2つによるところが大きいです。「説明会」で落ち込みやすいのは他の就活生がすごく見えること。
服装も板につき、どこそこの説明会にはもう行ったか、エントリーシートはどれくらい出したなど自分はどんどん就活の波に乗り遅れてしまっているかのように思えて来るのです。自分はここまで活動的に出来ていない、こんな人たちと勝負しても勝てないのではないだろうかと不安になるものです。

就活うつにやりやすい人の特徴とうつの前兆

人事の話を真面目にメモする就活生

世の中には、就職活動している人が大勢いますが、皆が皆就職うつになるわけではありません、就職うつに苦しんでいる人もいれば、就職うつにはならずに過ごしている人もいます。

就活うつになりやすい人には、どんな特徴があるのでしょうか。真面目で責任感が強く、成績優秀だけれどコミュニケーションが苦手な人が特に就活うつになりやすいと言われています。

そういう人は就職活動を真面目にやればやるほど、失敗した時に追い詰められてしまいます。どんどん自信をなくしてしまい、その結果うつの症状が出てくるのです。

うつ症状の前兆としては、以下のようなものがあります。このような前兆が現れてもただの疲れだと思い込んで、就活うつの発見が遅れることが少なくありません。

  1. 特別なことをしたわけでもないのに疲れている
  2. 朝、布団から出ることが苦痛で体を起こすのがキツイと感じる
  3. 頭がぼーっとしていて霧がかかったような感じで物事を考えることが出来ない
  4. 自分から何かをしようと思わなくなった

就活うつになってしまった時の対処法

就活うつのカウンセリングを受ける就活生

就活うつにならないようにしていたとしても、就活うつになってしまうことはあります。ここでは、就活うつになった時にどう対処すれば良いのかを紹介します。

専門医の診察を受ける

就活うつになってしまったら、専門医を訪ねましょう。気分が落ち込み、体調も悪い日が続くようでしたら、一度精神科や心療内科を受診してくだし。そこで診察や検査を受けて、しっかりと対処すれば、症状を長引かせずに済みます。病院に行くのは気が引ける人もいるかもしれませんが、症状が悪化する前に専門医に診てもらうことが大切です。

就職エージェントに相談してみる

就職活動は、長く辛い孤独な闘いです。しかし自分ひとりで戦うのは辛く、就活うつになる可能性は十分あります。そんな時は、就職エージェントに相談してみましょう。学校の場合であれば、キャリアセンターや就職支援センターがあるはずです。また、外部の就職エージェントは、利用料は高いかもしれませんが、内定獲得までサポートしてくれるところもあります。そうしたエージェントをうまく利用して、就活うつから脱しましょう

就職活動を一時的にやめる

就活うつの自覚症状があるのに就活を継続していると、症状は一向に治らないかもしれません。そんな時は思い切って、一定期間就活を辞めてみるのも良いでしょう。まずは自分の体をしっかり治し、その上でまた就活を再開しましょう。大学を卒業したらすぐに就職しなければならないわけではないと考えれば、少しは気持ちが楽になるかもしれません。

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就活うつの予防対策

ストレス発散のためにジョギングをする就活生

就活うつになってしまったら、その症状を改善するための対処法を実践しなければなりませんが、そもそもうつにならないようにすることができれば、これほど良いことはありません。たとえ、就活うつになりやすい人でもしっかりと対策を講じていけば、就活うつになるのを防ぐこともできるでしょう。

十分な睡眠と適度な運動を心がけよう

就活をして失敗が続くと、心と体が疲れてきます。そうした疲れを溜め込まないことが大事です。そのためには十分な睡眠は欠かせません。早く就職しようと思うと、夜も寝ずに就職について考えたり、エントリーシートを書いたりしていると、それが精神的な余裕を奪い、体を疲れさせる原因となり、結果として就活がうまくいかなくなります。こうした悪循環が、就活うつに結びつくのです。

また、適度な運動は必要です。運動をすることで脳も活性化し、ストレスも発散できます。落ち込んだ気持ちもリフレッシュできます。

忙しい時ほど食事に気をつけよう

就職活動で追いつめられると、食事がおろそかになることが多くなります。時には何も食事をとらずに、エントリーシートを書いたり、調べものをしたりすることもあるでしょう。就職活動が忙しい時期こそ、栄養をしっかりとれるように食事に気をつけましょう。しっかりと栄養を取ることで、脳も活性化し、就活うつも防ぐことができます

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就活うつは甘えからくるものではない

面接する企業をタブレットで調べる就活生

就活うつについて話をしていると、必ず出てくるのが「それって甘えでしょ」という言葉です。ですが、それは本当なのでしょうか。

そもそも「甘え」というのは何かというと、「諦め」に近いものです。自分に甘えているとよく言いますが、これ以上やっても自分はできるようにならないと諦めているのです。前述したように、就活うつになるのは、真面目で責任感が強い人に多い傾向があります。自分に甘えることができないから、うつになってしまうわけですよね。つまり、就活うつは甘えというのは大きな間違いだと言えるでしょう

就活うつ予防には規則正しい生活を心がけることが大切

就職活動をしていると周りには内定が出ているのに、自分はまだ内定をもらえていない・・・こうした焦りが就活うつの引き金になることもあります。就職うつにならないようにするには、「周りは周り、自分は自分」と思うようにすることが大切です。

また、今回就活うつの予防対策として紹介したように、睡眠時間を十分にとる、適度な運動をする、栄養バランスのいい食事を取るなど規則正しい生活を心がけることも忘れてはいけません。心身の健康を保ちながら就職活動に取り組みましょう。そうすれば、就活うつを防ぐことができます。

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