就職に強い女性におすすめの資格7つ

転職や就職を検討している30代の女性や、育児や家事で忙しい主婦の方におすすめできる簡単で稼げる人気の資格をご紹介します。独立できる資格もあるので将来を見据えて資格取得の準備を進めるのも良いでしょう。

就職に強い女性におすすめの資格7つ

女性は就職したい業界の資格を優先して取得しよう

資格は自分の価値を高める証明書のようなものです。特に専門性の強い分野では資格の有無は採用の合否に大きな影響を与える事でしょう。中には資格必須の求人もあるので自分の生活にあった資格を取得する事が良いでしょう。それでは今、女性に最も人気のある資格をご紹介しましょう。

履歴書の免許や資格の正しい書き方とアピールのコツ

益々ニーズが高まっているのは女性に人気の調剤事務管理士の資格

調剤薬局は全国にあり地方にお住まいの女性にも人気で、勤務時間に融通が利くケースが多い為、主婦の方や家事や育児で忙しい方にも人気の資格となっています。

微笑む看護師の女性

専門的な知識が必要なわりには比較的、取得難易度が低めな事も人気に拍車をかけていると言えます。 今後もニーズが増える事が予想されるので出産後などでも働きたい女性は取得しておきたい資格と言えそうです。

全国の求人が対象になる女性に人気の資格は医療事務

医療機関は全国にある為求人数が多く就職や転職に強い資格となっています。医療関係という安定した職場であることから特に女性に人気がある資格です。

事務仕事に使うパソコン

調剤事務と似ていますが、調剤事務は薬局で、医療事務は病院で勤務する事になります。 病院によっては勤務体系を選ぶ事ができるので家庭と仕事の両立を目指す女性には選択肢を広げられる資格となるでしょう。

再就職に強く、30代の女性が多く受験しているのが特徴で、試験範囲も限定的で合格率が高く難易度も易しい資格となっています。

女性だって将来の独立も可能なインテリアコーディネーターの資格

インテリアコーディネーターは家庭や企業のインテリアをプロデュースする資格で、内装の照明機材やカーペット、家具などの選定やリフォームなどを手がける事ができます。 建築や建物の基礎的な知識はもちろん、レイアウトなどセンスが必要な資格でもあります。

インテリアのある家

取得者は若い女性や主婦の方が多いのが特徴です。 取得難易度として、合格率は20%程度あり決して簡単な試験ではありませんが手が届かないというほどでもありません。

家具家電業界の企業からの評価が高い資格で、就職を目指している場合はとても有利な資格と言えるでしょう。

また独立も目指せる資格なので将来カフェなど雰囲気のあるお店作りをしたい方にもとても需要のある資格と言えそうです。

売り手市場のサービス介助士準2級の資格は女性も就職に有利

介護業界の就職を検討している方には必須と言える資格です。 登竜門的な資格で、合格率は90%以上あり取得難易度が低いのも人気の理由です。 選りすぐり出来るほどの求人数が全国的にあるので就職や転職には全く困らない資格と言えそうです。

介護師が患者と移動

介護の形態も様々なので介護施設やデイサービス、訪問介護など希望する介護施設に就職する事が可能です。男女問わず人気の資格で受験者は急激に増加しています。 多くの関連資格があるのでスキルアップしたい方や向上心の高い方にもおすすめの資格と言えるでしょう。

将来的に高齢化社会が予想されているので今後益々需要が高まっていく分野で、介護師不足が続いている今は完全な売り手市場となっています。就職に苦労されている方や転職を希望されている女性にも人気の資格となっています。

安定した職場で働ける管理栄養士

管理栄養士は栄養士の上位資格で、傷病者の食事の指導を行う専門的知識を持った栄養管理のスペシャリストです。

規則正しい食事

受験者は女性が多く、学校や企業の給食施設や病院、介護施設など様々な場面で活躍できる資格の為求める企業が多く就職に強い資格として認知されています。 また家庭などでも役立つ知識が多いので日々の生活に役立つ非常に有用な資格でもあります。

国家資格ですが近年の合格率は40%を超えるなど取得難易度が低下してきているのも人気の秘密です。

働きながら資格取得が可能な歯科助手

歯科助手は歯科医院の受付や、歯科医師の準備を手伝うアシスタントの仕事をします。

歯科医院の器具

歯科医院は立地が良い場所にあるケースが多く、全国にある為就職には困りません。 夜勤の勤務が無く時間的融通の利く職場の為に主婦や女性の方に人気の資格となっています。 誰でも受験可能で合格率も60%前後となっているので非常に取得し易い資格です。試験も年間6回行われるので転職を考えている方も挑戦してみるのはいかがでしょうか。

需要の増加が予想される介護事務

介護施設での事務作業やケアマネージャーのサポートなどが主な仕事の内容です。 力仕事が無く、デスクワーク中心で体力的にも負担が少ない為、長く安定して働ける事が女性に人気の資格の理由となっています。

パソコンに入力中の人

医療事務と同程度の取得難易度なので働きながら取得する事も可能です。 また介護系の資格は数多くあるので介護事務をきっかけにして介護系の資格を取得する事によりスペシャリストを目指す事も可能です。

必ず需要があるので就職に有利な資格として年々取得者が増加しています。 介護業界の求人は増加傾向で、限定した働き方もある為、育児中の女性にもおすすめの資格となっています。

女性の就職が有利になる資格は?10名に聞いてみた!

働く女性が「持っていてよかった!」と思う資格について調査しました。資格に興味がある、資格を取って仕事に活かしたいと思っている女性は、ぜひ参考にしてください。

女性の就職におすすめの民間資格

接客に役立ったサービス接遇検定試験

はる(25歳 会社員)


私が就職に役立ったと思うのはサービス接遇検定です。民間資格ですが、当時学生だった私が知らなかった接客に関する基礎知識を身に付けることができました。

勉強期間は暇な時に少しずつ行っていたので2ヶ月程でしたが、集中して勉強すれば1ヶ月くらいで取得できるため、難易度もそこまで高いという訳ではありません。

受験費用は級によって異なりますが、3級から1級まであって2400円から5600円の範囲でした。社会人としての一般常識やマナーなど、あまり学校では教えてくれないけど必要不可欠な内容を知ることができ、問題も実践的なものとなっています。何かしらの人と関わる仕事につく人は取得しておいて損はない資格だと思います。

年齢に関係なくIT化が進んでも役立つ資格です

まな(30歳 事務職)


私は、20代の頃に日商簿記の一級を取得しました。就職に有利だと思ったからです。日商簿記の資格は公的資格で、民間資格と国家資格の中間にあたり、文部科学省や経済産業省、自治体などが認定する資格です。日商簿記3級から始める方が多いですが、就職に役立てるには2級以上を取得する事が望ましいです。

私は転職を二度経験しましたが、どちらも日商簿記2級以上の資格保持が条件でした。経理もシステム化されてはいますが、処理をするのに、仕訳をはじめとした簿記の知識は必須です。

また、必ず経理処理は会社にとって必要な業務なので、正社員でもパートでもニーズは多いです。独学でも十分に学べますし、テキスト代と検定費用の5,000円~7,000円を出せば合格を目指せます。

就職で役立つ資格

みずようかん(30歳 事務職)


私が就職時に持っていて良かったと感じた資格は、日商簿記検定です。

日商簿記検定とは、国家資格と民間資格の間と言われている公的資格の一つです。商工会議所が実施している検定試験で難易度によって1級から3級、初級と分かれています。一般企業の事務職であれば2級の知識があれば足りるということを耳にしたので、私は2級を取得しました。

2級の受験料は5千円弱で、私は参考書を購入して独学で勉強しました。勉強期間は半年ほどで合格することができました。基礎を覚えて問題を何回も繰り返し解けば合格可能な難易度だと思います。日商簿記検定を持っていれば簿記の知識があるということをアピールすることができます。事務職を志す人なら非常にアピールできるオススメな資格です。

資格の勉強をしてる女性

憧れの貿易事務に転職!

Lami(26歳 事務職)


就職に役に立った資格はTOEICです。国家資格ではありませんし、合格・不合格もありませんが、点数(スコア)によって英語のレベルを判断します。私は当初400~500点程度(高校英語レベル)でしたが、1年間独学で勉強し、860点を取得することができました。

都心部であればTOEICの受講は2ヶ月に1回できますので、参考書を買って勉強しながら4ヶ月に1回程度試験を受けていました。会社にもよりますが、企業が求めるレベルが650点くらいと言われておりますので、外資系や貿易系で働きたい方にはTOEIC800点以上を目指していただきたいです。

私もこの資格を活かして今では貿易に関する事務をしています。ネイティブのように英語がペラペラ話せるというわけではありませんが、英文メールは基本的に対応できますし、海外拠点とのウェブミーティング(英語)に参加しています。英語の資格はたくさんありますが、日本の企業はTOEICを特に重視しているように思います。グローバルな仕事をしたい方はもちろん、海外旅行が好きな方も持っていて損はない資格です。

資格取得で仕事の幅が広がる

りっか(27歳 販売職)


就職に役立つ資格はMOSのワードです。民間資格なので短期間で取得できます。人によっても異なりますが、半年程度で取得出来ました。難易度も低く、取得費用は教材費と試験料のみなので気軽に挑戦できます。

また、試験会場も全国的に多いこともおすすめな理由のひとつです。就職活動中の方で0履歴書の資格欄が空白の方には短期間で取得可能なのでぜひ挑戦していただきたいです。

ワードは事務関係の職種だけではなく様々な分野で使用できます。販売職では、お客様にお渡しする広告や店内のポスターなどの制作物や事務処理などでも使用しますし、最近では個人情報などの管理などほとんどをパソコンでおこなう企業が増加しています。パソコンが利用できて当たり前の世界だからこそワードを一番におすすめしたいです。

女性の就職におすすめの国家資格

建築業界なら持っていて損はない

1098(31歳 事務職)


二級建築士を持っています。国家資格ですが、一級建築士より難易度は低いため、取得しやすい資格です。勉強期間は約2年ほどでした。資格の学校にも通わなかったため、参考書を見ながら独学で勉強しました。

学科に合格して製図が不合格でも、翌年は学科の試験が免除され製図から受験できるので、心に多少の余裕を持つことができます。取得にかかった費用は、受験料と参考書代で数万程度です。

この資格がおすすめの理由は、建築業界なら持っていて損はない資格だからです。一級建築士までいかないまでも、ある程度の知識は習得できますし、資格があるからできる業務もたくさんあります。級問わず建築士というだけで、採用してくれる企業も多いです。

営業職を目指そう!

きゃん(23歳 営業職)


就職活動中に役立った資格は自動車運転免許です。運転免許を取るために1年ほど自動車教習所へ通いました。費用は一般的に20万から30万ほどかかります。18歳から資格を取れます。教習所へ真面目に通っていれば資格を取得できますので、それほど難易度は高くありません。

この資格がオススメな理由は、営業職として外へ出る仕事に就けるからです。多くの会社では営業職は運転免許が必須条件だと思います。私は元々営業職を目指していた訳ではありませんが、「やはり総合職として活躍したい!」と考えた時に圧倒的に営業職の募集が多くありました。その時に運転免許を持っていたことで、営業職として採用いただけました。総合職、営業職を目指す方には必須の資格だと言えます。

車の運転免許証

医療分野や介護分野で役立つ資格

nijimama(34歳 主婦)


私の持っている資格は理学療法士という国家資格です。この資格は病院やデイサービスなどで行うリハビリ業務です。

この資格を取得するには、大学や専門学校を3年から4年専門分野を勉強して取ることが可能です。私は専門学校4年通い取得しましたが、10年ほど前はとても人気があり、学校へ入学するのが難しい状態でした。学費も高く、学校によって大きく違いはありますが、私の通った学校は4年で500万程かかりました。また、学校の4年間はとても大変な日々で実習などもありました。

しかし結婚し主婦となった今、国家資格の為、時給も高く自分のライフスタイルに合った働き方で働くことが可能であり、充実した日々を過ごすことができるのも、苦労して取得したこの資格のおかげだと思っています。何よりも、人との関わりの大切な仕事に面白さや楽しさ、大変な仕事ですが、とてもやりがいのある仕事だと思います。

私が取得した資格

なつ(24歳 医療職)


私がオススメする資格は作業療法の資格です。これは国家資格になります。

資格取得の為に専門学校に3年かかり学費は400万程でした。実習もありますので、その400万の中に実習費や制服代も含まれています。作業療法資格をオススメする理由はまず国家資格であること。これは就職時に大変有利になってきます。専門職ですので職場でも立場が獲得されており優遇されやすい職種です。

患者さんから「先生」と呼ばれ頼りにされる大変やりがいのある仕事です。自分が担当させて頂いた患者さんが元気になって退院される姿を見るとなんとも言えない嬉しい気持ちと達成感を感じることができます。

看護師の魅力

かや(27歳 看護師)


私は、国家資格である正看護師の資格を持っています。3年間、国立の専門学校に行きました。国立だったので、年間の授業料は40万円、3年間で入学金・実習費を含めて大体160万円ほどでした。

1・2年生の頃は座学がメインでしたが、3年生はほとんど実習のため、実習準備とレポート作成、国家試験対策と非常に忙しく過ごしました。国家試験は合格率が他の資格に比べ高いのですが、病院実習に耐えられず、退学する同級生も数人いました。看護師は就職先が数多くあり、病院・クリニック・企業・保育園などのように異なった環境でも働くことができます。

また、一度退職しても、資格がある分再就職しやすいです。夜勤がある職場も多いですが、夜勤のない職場を選ぶことができます。そして、やはり資格がある分、お給料が安定しています。夜勤があるからこそ、高給取りのようなイメージがありますが、夜勤が楽という方も中にはいるので、向き不向きはありますがこの資格はおすすめです。