人間不信に陥る7つの原因と克服する方法

人間不信とはどのような意味があるのでしょうか。原因や特徴を見るとどのようなものなのかが理解できます。人間不信は生活にデメリットしか残しません。早めの克服が今後の生活を豊かにしてくれるでしょう。仕事やプライベートで起こるトラウマを解決して人間不信を克服する方法を紹介します。

人間不信に陥る7つの原因と克服する方法

人間不信を克服するには原因や特徴を知ることから始めよう

人間不信とは、人間を信じられない状態のことを言います。この人間不信は人それぞれ内容が違い、友人なら信じられる、恋人なら信じられる、家族なら信じられる、など段階を踏んで重い状態となります。酷いものでは人ならば絶対に信じないと決めて、自分に関わる一切の人をシャットダウンしてしまうこともあります。ではなぜ人間不信になるのでしょうか。原因と特徴を紹介します。

人間不信の原因・特徴1.過去のトラウマを引きずっている

人間不信の人は、生まれてからずっと人間不信であった訳ではありません。多くの場合は、過去に裏切りにあったことがトラウマとなり、人を信じられなくなっています。異性間では恋愛で裏切られて男性不信、女性不信になることもありますが、仕事上でも裏切りは起きます。

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信じていた取引先に商材を奪われた、信じていた会社の上司が実は自分の陰口を言っていたなど些細なことから大きなことまで、その裏切りの度合いが人間不信の重症度に直結しています。過去のトラウマは決して忘れることなく、心に残り続けます。これが人間不信の原因となります。

人間不信の原因・特徴2.自分しか信じない

人間不信になった方は、人を信じることができません。その為、自分以外の人がどうなっても良いと考えています。裏切られることがないように自分が納得するまで人を試そうとするので、相手からすると「この人は人間不信なのだな」と分かってしまいます。また、何をするにも自分の目で確認しなければ気が済みません。

人間不信の原因・特徴3.人が話した言葉に疑いを持つ

話をしても、全ての言葉に疑いを持ちます。会話をするのが面倒とさえ感じることもあるでしょう。また必要最低限しか話をしない、言葉にトゲがある、上から目線で鼻につく話し方をする、これらも人間不信に見られることです。これは過去に裏切られたことがトラウマになり、また誰かに裏切られるのではないかと懐疑的な態度になると、このような特徴が出てきます。

人間不信の原因・特徴4.褒められているのに裏を読んで悪い解釈をしてしまう

自分に対する批評はそのまま受け、褒め言葉は裏を読んでしまいます。その結果、全て悪い評価と解釈して自己嫌悪に陥ります。これが続くと人に興味がなくなっていきます。興味がなくなることで人を信じるメリットが無いと思い、更なる壁を作ってしまいます。

人間不信の原因・特徴5.友人が少なく1人行動が目立つ

友人が少ない、もしくはいないのでストレスの発散が苦手なのも特徴です。友人がいないと言うのはストレスを発散させるグチを話せる相手がいない、と言うことになります。1人で行動することが殆どで、この状態のままではストレスが溜まり続け、精神的に参ってしまう可能性があります。

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人間不信の原因・特徴6.いつもオドオドしている

人間不信の方は、いつもどこかオドオドしています。相手の目を見て話せないなど、コミュニケーション力に欠如が見られます。これは人から裏切られることが無いように、最低限の接点しか持たないようにする自己防衛の方法と言えます。

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人間不信の原因・特徴7.自分で確認しなければ気がすまない

基本的に人間を信じていないので、人に何かを任せることがありません。そのため、全て自分で確認しなければ気がすまないのが人間不信の方の特徴です。人を信用するくらいなら、自分の負担が増えても問題ないと考えています。

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人間不信を克服する方法

人間不信を克服する方法は簡単ですが、過去のトラウマを全てを忘れるのは難しいでしょう。一度人間不信が改善されてもふとした瞬間にトラウマが蘇り、また人間不信の状態に戻ることもあります。完全に克服するのは、繰り返しトラウマを振り払うしかありません。

環境を変え新たにスタートを切る

過去の裏切りによるトラウマは、簡単には解決できません。それでも人間不信を克服したい方は、環境を変えて見ましょう。転職をすること、引越しをすること、通勤路を変えることでも環境を変えることができます。

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環境を変えると、新しい出会いが待っています。これは自分の人生をリセットして1からスタートさせるチャンスと言えます。このように環境を変えることは、自分自身の性格を変えるきっかけにもなるでしょう。

人を信じる努力をする

人を信じる事は素晴らしいことですが、一度裏切りにあった場合は人を信じることができなくなります。これが人間不信と呼ばれるものです。人間不信に陥った方は、再び人間を信じるのが怖くなります。それは、また同じように裏切られる可能性があるからです。

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過度な信用はしなくても良いですが、適度な信用は必要と言えます。なぜなら、信用しない人は誰からも信用されないからです。双方が信用できない状態では、仕事も上手くいくはずはありません。

それなら、少しだけ人を信用してみても良いのではないでしょうか。期待などはしなくても良いです。周囲の人に何かを少し任せることから始めるだけでも、人間不信を克服する手がかりとなります。

人間不信を克服するには強い気持ちが必要

人間不信になった場合は、早めの対処が必要です。時間が経てば経つほど、根は深くなり拭い切れないトラウマとなります。人の裏切りは大きな出来事ですが、人間不信になることのほうが大きなデメリットと言えます。

それならば人間不信を早めに克服したほうが、自分にとっても周囲にとってもメリットが大きいでしょう。人間不信を克服するには、今回紹介した方法以外にもとても効果的な方法があります。それは「人間不信を克服したい!」という強い気持ちです。気持ちがなければ、当然克服などできないでしょう。人間不信を克服したいという強い願いが、自分自身を立ち直らせるのです。