医療事務の仕事内容はレセプト業務だけじゃない体験談15

医療事務の仕事内容をご紹介します。医療事務の仕事内容は、月に一度のレセプト請求業務だけではありません。先輩たちが本音で仕事内容を語ってくれました。医療事務の仕事に就きたい人は、この体験談を参考に仕事の魅力を探ってください。

医療事務の仕事内容はレセプト業務だけじゃない体験談15

経験者が語る女性に人気の医療事務の仕事内容

医療事務は、専門知識が必要な仕事です。統一された制度に基づいた仕事なので、一度辞めても日本中どこでも復職が容易なことから、人気の職業としていつも上位にランキングされています。

特に女性に高い人気を誇る医療事務の仕事内容とは、どのようなものなのでしょうか。今回は、医療事務の仕事で活躍している方に教えていただいた医療事務の仕事内容をご紹介します。

仕事で大変なこと、良かったと思えることも語ってもらいました。医療事務の仕事に興味がある人はチェックしてみて下さい。

医療事務の仕事内容

病院の受付で患者の受付をする事務員

ここでは、コツコツと細かい作業を繰り返し行うイメージがある医療事務の仕事内容を見ていきます。医療事務の仕事は、注射は○○点など行った診療を点数に代えて計算し審査をする機関に提出する、レセプトと呼ばれる業務が中心です。しかし、他にもしっかりとした対応が必要になる業務をこなしています。ただのデスクワークでない事が分かります。

  • 受付
  • 会計
  • 患者へ出す薬の説明
  • 次回予約の取得
  • カルテを出す・整理
  • 会計ソフトへ診療内容を入力する
  • 新患のデータ入力
  • レセプト作業
  • 備品の発注
  • 駐車場や待合室の掃除
  • 待ち時間が長くてイライラしている患者様の対応
  • 患者様のクレーム対応
  • 電話対応
  • 診療の簡単なサポート(器具の洗浄、視力検査など)
  • 医師の指示による書類作成

医療事務で大変なこと

仕事の中心となっているレセプト請求業務が月末締めであることから、月末に仕事が集中し、残業しなければならないほど業務があふれる現実が見えました。間違えてはいけないと神経を研ぎ澄ませて作業にあたる必要があり、とても疲れることでしょう。

また、多くの人が、患者対応の難しさを経験談で語っています。体調がすぐれないから来院しているのですから、早く楽になりたいのに診療または薬をもらうまでの待ち時間が長いとイライラがつのり、目の前にいる医療事務担当者につい強い口調で当たってしまうのも仕方のない事なのかも知れません。

特に、花粉症や風邪が流行って病院が込み合う時期は待ち時間が増えます。できるだけ早く診療を受け、早く薬を受け取って帰れるように、待ち時間を短くする努力をしているのは尊敬に値することでしょう。

医療事務の仕事をしていて良かったこと

請求書をチェックする女性

医療事務の仕事を覚えると、私生活でプラスになることが分かりました。診療に詳しくなるので、自分が病院にかかって会計の時に受け取った明細の意味が分かるというのです。万が一不正な請求があってもそれを見抜く力が備わります。

もちろん、体調がすぐれない時にはどんな薬を飲んだらいいのか、どんな病気なのかが分かるのも、日常生活において大きな役得ポイントといえるでしょう。

医療事務の仕事は、月末や病気が流行る時期は忙しくて残業が増えますが、それ以外は比較的定時で帰ることができ、細かいことが得意な人、忍耐強い人、プライベートを楽しみたい人に向いている職業と言えます。

医療事務の仕事に就きたい人は、この体験談を参考に、医療事務の仕事の魅力を探ってみてください。

医療事務の仕事内容体験談

20代の医療事務体験談

ファイリングケースを机の上に置く事務員の女性

今まで知らなかった保険制度を知ることができた

あお(25歳)


勤務時間は9:00~21:00までで休憩は1時間です。所定は18:00ですが、病院が閉まるのが大体20:00頃になるので、片づけや後処理を含めると毎日3時間の残業があります。

休日は、完全週休2日制でプラス祝日も休みです。年間にすると130日程休日があるのでしっかり休めます。

仕事内容は患者さん受付、先生のサポート(器具洗浄やパソコンで処方箋入力)、レセプト管理などです。全員がすべての仕事を出来るように担当制ではありません。

耳鼻咽喉科なので、夏前に学校で行う耳鼻科検診で引っかかってしまった子どもたちの再検査や、花粉症の季節、インフルエンザの季節はとても忙しく、帰宅時間が遅くなってしまったり自分も罹患してしまう事もあります。

入りたての頃は、慣れない医療用語や保険制度に関して覚える事が山ほどありとても大変でした。ですが医療事務として働く事で、今まで知らなかった保険制度について知れたり、薬の知識も増えたので、自分が体調不良になった時はどんな薬を飲めばいいのかなど分かるようになりました。

間違いがあってはいけない仕事

あやー(28歳)


眼科で働いていました。月火水金は8時半~5時半、8時半~6時、9時半~7時半、木は手術日で8時半~12時半、9時~6時半、土は8時半~12時半、9時~1時でした。休日は月6日休みになるように木、土のシフトが調整されます。

医療事務の仕事は、患者様の検査や処方する薬の点数をカルテに記入、パソコンに入力して会計をする受付業務、保険関係の書類の手続き、月一回のレセプトなどです。

私は眼科だったので、視力検査などもしていました。病院の業務は患者様の大事な身体のことなので、薬の処方や検査結果など決して間違いがあってはいけません。

常に細かい箇所までチェックし、1日に何人も患者様が来られるので、1つ1つ手際よく、慎重にしなければならないのが一番大変でした。

人によっては、何回検査しても中々はっきり結果が出ないこともあります。そのときに患者様にきちんと説明するだけの勉強もしておかなければなりません。

医療事務の仕事をしていてよかったのは、作業ミスをなくすための細かいチェックの大切さを学んだことです。どの仕事をしていても言えることですが、特に身体のことなので、薬の併用、患者様の持病など気をつける点が多いです。

自分が不正請求されたらすぐ分かる

ぺち(29歳)


勤務時間は8時半〜18時、一応4週8休ですが、当番医などがあると休日返上で最高13連勤したことあります。

主な仕事は、受付、会計、レセプト、各請求書作成です。定時で上がれないのが辛いです。夏場は上がれることもありますが、冬場はまず無理です。土曜日も診察が混むので定時で上がれません。

自分が流行疾患にうつることがあります。とくにインフルエンザです。マスクをしていてもうつるもんはうつります。

患者さんに文句を言われることもあります。なぜか診療や処置に対する苦情も事務に言われるんですよね。良い意味で考えると、話しやすいと思われてるのかもしれません。

医療事務で良かったことは、事務的な話からすると、自分が他院を受診したときに、不正な請求をされていないか一目でわかります。おかしいと思ったら事務に言います。

小児科で働いてるのですが、かわいいこども達に会えるのが嬉しいです。仕事で嫌なことがあってもこども達の笑顔をみると元気になれます。

いつも泣きながら診察をしている子が帰り際に「今日は泣かないでもしもしできたよ!」ととびきりの笑顔で話してくれたときは、本当にこの仕事をやっていて良かったと思いました。あと、出産育児で現場を離れたとしても、復帰がしやすいかもしれません。

パソコン操作する女性

患者様とのコミュニケーションが大切

スマイリー(20代後半)


勤務時間は平日8:00〜17:00で土曜は8:00〜13:00、日によっては残業あり、日祝は休みです。

仕事は、受付をして患者様が診療終わり次第、計算しお会計をします。月始めには保険請求をしたり、カルテ整理等、一ヶ月はあっという間にすぎます。

一番大変なのは、月始めの、保険請求事務です。保険証番号違ったり、カルテの入力ミスがあると返戻がきます。そのような事が無いように数字の違いに、気をつけています。

この仕事は、患者様とのコミュニケーションも大切です。定期に受診されてくる方とは、楽しく世間話をしたりする中で、教えていただく事もあり、勉強になります。

いたわる気持ちをたえず持ち、痛みがわかるようになったことは人生の財産です。

気が強い女性が多い仕事

もも(28歳)


勤務時間は8:30~17:30です。派遣社員として勤務し、土日がお休みでした。仕事内容は、病院での受付業務です。

仕事をしていて大変だなと思うところは、女性スタッフ同士の人間関係が悪いところです。看護士の間で派閥があり、患者さんの対応をお願いするときもきちんと考えて振り分けないと怒られます。とにかく気が強い女性が多いと思います。

そして、医療事務の仕事をしていて良かったと思うことは、多少人間関係が悪い職場でも耐えられるような抗体が身に付いたところです。常に誰かと誰かがいがみ合っているような現場なので、気にしないのが一番だなと気付きました。

なので、次の職場で嫌なことがあったとしても気にしすぎないように出来ると思います。

時間内に間に合うように必死

すも(27歳)


昨年まで社員で働いていたクリニックでは、勤務時間は平日9:00〜19:00で土曜は9:00〜13:00です。

休日は日曜と平日のどこか1日。シフト制なので、他のパートさんによって決めていました。土曜が13時までなので、半日休みもあるので週2.5休でした。

仕事内容は受付、会計、カルテ整理、医事会計ソフトへの診療内容の入力です。受付には主に2人いて、その作業を2人で行っていました。細かい作業で言うと、備品の発注や清掃なども行っていました。

一番大変だったことは、月末〜月初にかけて行なうレセプト作業です。請求作業なので間違えてはいけないことですし、普段の作業にプラスして仕事していたので院内が混み合っていると中々作業が進まず、時間内に間に合うように必死でした。

医療事務をして良かったなと思えることは、自分が診療報酬に詳しくなることです。他の病院にかかって明細書を見た時に、自分で確認することができました。

他には、患者さんとお話できたのも楽しみの一つでした。年上の方が多かったのでいろんな経験談を聞くことができました。人と人との触れ合いの場なので、色んな方にお会いできるのはすごく勉強にもなりました。

30代の医療事務体験談

医療事務をする女性事務員

アフターファイブが充実

さゆさん(30代前半)


以前大学病院の医療事務をしていました。朝8時〜17時まで勤務で、週休2日なので、月8日休みがありました。

医療事務の仕事は朝は患者様の受付、カルテ出し、午後からは会計の計算など、大学病院だったので分業していました。また、月末が近づくと、レセプトの準備がありました。当時は紙レセプトだったのでかなりの量をさばいていました。

仕事で大変だったのは、患者様からの待ち時間や会計の金額のクレーム処理が大変でした。あまり正論を言ってしまうと更に激昂してしまいやすいので、ずっと謝り続けたりしていたので、ストレスは溜まりやすかったです。

医療事務をして良かったと思うことは、月末以外はあまり残業も無く定時に帰宅出来たので、アフターファイブが充実していました。

患者さんの話を聞く

まるこ(30代前半)


勤務時間は、月・火・木・金・土曜日は8:30~18:30、水曜日は8:30~13:00です。休日は、月に8日あります。

医療事務の仕事内容は、主に患者さんの接遇と医師や看護師にカルテを回すことです。その他、医師から出された指示の通りに処方箋を入力し、患者さんに渡して、院外薬局で薬を処方してもらうように伝えると同時に治療代金をいただきます。

朝は診療前に駐車場や待合室の掃除をして、昼休みには交代で電話当番を行ない、診療後は待合室の簡単に片づけを行ないます。

仕事で大変だと感じることは、待ち時間が長くなってくるとイライラされる患者さんの話を聞いたり、診察が終わってすぐに治療代金を支払って帰ろうとなさる患者さんにお待ちいただいたりすることです。

医療事務をして良かったと思うのは、受付で「だいぶ良くなってきたよ」と笑顔で声をかけていただくときです。

カルテを探すのが大変

はに(30歳)


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勤務時間は、8:30〜17:00、お休みは月に8日あります。私の仕事は、受付、レセプト、カルテ整理です。

古い病院ですので、電子カルテになったタイミングが遅く、予約の方のカルテの準備や入院の方用にカルテの準備をしなくてはなりません。昔来た方などのカルテを一人一人探すのがとても大変でした。

見つかるまで探さなくてはならないので、夜22時頃まで院内や倉庫をひたすら探す日が何日も続くこともあります。たまに先生の机に山積みの中から見つかったりもあるので、管理がきちんとしていたらなと毎回思います。

日常から勉強になり、私生活に少しは生かすことが出来ています。薬の事や、体調がすぐれない時も、医療現場にいるから自分で対応できることが増えました。

薬や病名を覚えることが大変

ハナ(35歳)


勤務時間は8:30から19:00まで、休みは月に8回です。仕事内容はパソコン入力、会計業務、薬の説明(院内い処方のため)、薬出し、レセプト、雑務(カルテ出し、コピー、洗濯など)などです。

大変だったことは、薬や病名を覚えることと、病名に対して薬や処置が合っているかをチェックすることです。

インフルエンザが流行っている時期など待ち時間が長くなると、患者さんが怒ってくることもあるので、お待たせしないように、間違えないように素早く業務をこなすように心がけています。

医療事務をして良かったことは、患者様に感謝の言葉をいただけたことです。お礼を言われたくて仕事をしているわけではありませんが、患者様が喜んでくださると、私自身も仕事を頑張ろうという気持ちになります。

患者様を待たせないように心がけている

ヒト(30代後半)


勤務時間は午前9時から午後1時30分までの4時間です。短時間のパートとして勤務しています。休日は月に8、9日程度です。

調剤薬局で患者さんが持ってくる処方箋の受付をして、処方内容をパソコンに入力をし、明細書などを発行して薬剤師の先生が薬を出す準備をします。また、受付の時に患者さんの保険証の確認もします。

時期によっては来局される患者さんの人数が多くて、なるべく待たせないように対応するのが大変です。日によっては一人で全ての業務をしなければならず、大変なこともあります。

もともと医療業界の仕事をしたかったので、数年前に医療事務の勉強をして資格を取得しました。その後すぐには仕事できませんでしたが、やりたかった医療事務の仕事に就くことができて良かったです。

人間関係のやり過ごし方も学べる

サクラサク(30代後半)


以前クリニックで医療事務をしていました。クリニックなので水曜日と土曜日は午前中のみで8時半から13時まで、月曜、火曜、木曜、金曜はシフト制で8時半から17時までのA勤と、8時半から12時半までと16時から19時半までのB勤と、11時から19時半までのC勤のローテーションで、残業や早朝勤務が月に10時間から20時間程でした。

休日は日曜祝日なので月に5〜8日で、残業でつぶれることもありましたが、水曜日と土曜日は半休でした。

仕事内容は受付、レセコン入力、レセプト処理、その他書類処理です。医療事務の資格取得の時に学んだ事以外にも、会社の健康診断や国保の特定健診、介護保険の書類やら色々学ぶ事は沢山ありました。

医療事務の資格で学んだことも2年に一度の改定で結構変わりますし、勉強はし続けなければならないです。

私の場合は、分からなかったことが分かるようになる事に喜びを感じるタイプで、調べるのが好きだったのでやりがいも充実もありました。

医療事務をしていて一番困ったのは、ナースさんとドクターの意見の相違に巻き込まれる事です。人間関係のやり過ごし方も学べますよ。

ペンを顎先に当てながら悩む女性事務員

冷静に正確に仕事をこなす事が最大の仕事

いちご(30代前半)


わたしが働いている病院での勤務時間は、8:30〜18:00です。残業は滅多にありません。休日は、カレンダー通りで、土日祝日が休みです。

仕事内容としては、受付業務、保険証確認、次回予約の取得、医師から依頼を受ける事務的な書類作成、他医療機関や行政とのやりとりなどです。

この仕事で大変なことは、患者様は何らかの病気を治したくていらっしゃっているので、安易な会話はできないということです。

他愛もない会話でも、その患者様にとってはショックとなる言葉も含まれているかもしれません。頑張ってください、の一言でも、応援に聞こえる方もいれば余計なお節介と感じる方もいるからです。

冷静に正確に仕事をこなす事が、医療事務の最大の仕事です。しかし、そんな中でも病気だった患者様が元気になられて笑顔で帰っていく姿を見ると、この仕事をやっていて良かったと実感します。

縁の下の力持ちかもしれませんが、患者様の笑顔のために日々誠心誠意、仕事をしています。

待ち時間が長くなるとクレームを受ける

ペンギン(32歳)


勤務時間は、週3回8:30〜19:30で8時間勤務を超えていますが、残りの曜日で遅く出勤したり早く帰宅できたりしています。休日は月に8〜10日休みになります。

仕事内容は、診察室から送られてくる診療内容のデータを元に領収書と診療明細書を作成し、お会計業務後に次回の予約を取ります。

新患者のデータ入力や、診察室で医師の横に座りクラーク業務をします。月に一回、月末にレセプションの業務があります。

大変な事は、とても混む病院なので、クラークやデータ入力以外は1日中バタバタと動き回っている状態でした。また、混み合うので患者様の待ち時間が長くなってしまい、クレームを受ける事が辛く大変でした。

良かった事は、一度働くと医療事務のスキルが身につくので、育児などで退職した場合でも、直ぐに年齢関係無く復帰できる所です。

40代の医療事務体験談

最後の患者さんが帰るまで残らないとならない

しょうこ(40代前半)


病院の空の待合室

勤務時間は、8:30〜17:00、9:00〜18:00の2種類のシフト制です。休みは毎週土曜午後と日曜祝日なので、完全な休日となると月4〜5日です。

私がやっている仕事は、受付、会計、レセプト請求、検査予約、診察予約、カルテ入力、電話応対などです。

レセプト請求時期は、通常業務と併せてレセプト請求も行うので、本当に忙しいです。返戻にならないよう、気を付けなければなりません。また、間違いがあると、患者さんにも迷惑がかかるので神経を使います。

もちろん現金の取り扱いも神経を使う仕事です。最後の患者さんがお帰りになるまで、残らないといけないこともちょっと大変です。

大変は大変ですが、その分やりがいがあるし、メリハリがあります。不特定多数の人と関わるので、時に大変だが、たくさんの出会いもあります。

医療行為にかかわらないけれど、医療や病気に対して、学べることも数多くあります。また、人に対して、気遣いが出来るようになりました。

医療事務は仕事に就いても勉強を続ける必要がある

医療そのものが絶えず進歩していくように、医療事務の現場も進化を続けています。今、自分が手にしている技術も、やがて時代の流れと共に風化していくことを心に留めておきましょう。

新しい医療事務の仕組みや考え方についていくためには、常に勉強を続けることが大切です。医療事務の仕事を希望している人は、学び続ける姿勢を忘れないようにしてください。

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