ネイリストになるには?プロになる方法やネイルの専門資格

プロのネイリストになるには、技術や知識をしっかり勉強することが必要です。ネイルスクールとも呼ばれる専門学校や通信教育など、自分のライフスタイルに合った学び方を選びましょう。ネイルサロンに勤めるとき、有利に働くネイルの資格もあります。今回はネイリストになる方法を紹介します。

ネイリストになるには?プロになる方法やネイルの専門資格

ネイリストになるにはどうしたらいいの?

街いる綺麗に着飾った女性たちは、ファッションに合わせて素敵なネイルを施していることが少なくありません。テレビに出てくる女性タレントに至ってはネイルをしていない人はほとんどおらず、その影響からか「ネイリスト」になりたいという方は毎年のように増えています。

今回はそんな人気の職業であるネイリストになる方法やその資格など、今すぐ役に立つ情報をご紹介します。

そもそもネイリストってどんな職業?

「ネイリスト」という職業自体は以前からあり、本場アメリカでは19世紀後半には既に存在していました。日本で最初のネイルサロンが誕生したのは1980年代なので、まだ40年弱しか歴史がありません。そしてこれほど注目されるようになったのは最近のことなので、実際にネイリストがどんな仕事をしているのかを知らないという方も多いのです。

ネイリストというとつけ爪やネイルアートを施すイメージがありますが、正確な意味は「爪にかかわる美容と手入れ、装飾を施す人」です。つまり、お客様の爪を健康で美しく綺麗にし、その状態を保つお手伝いする仕事に就いている人といえます。

ネイルアートを施すネイリスト

科学技術の進歩に伴ってネイルの技術は日々進歩しており、現在ネイルサロンで主流となっているジェルネイルはその代表的な例です。そんな状況の中ネイリストも、新しい技術や知識を日々勉強することが求められています。

ネイリストになる方法

ネイリストの知識と技術を学ぶにあたって大きく2つの手段があり、1つはネイルスクール等、専門学校へ通う方法、もう1つは通信教育等を活用する方法です。専門学校も通信教育も、どちらにもメリットとデメリットがあるのでそれぞれ紹介していきます。

ネイルスクールの長所と短所

何か資格や技術を身につけたい場合に一番に思いつくのが、学校に通うという方法です。ネイリストになるためのネイリストスクールという呼ばれる専門学校が存在しており、そこで技術と知識を学び資格取得を目指します。ネイルスクールに通うにあたってのメリットとデメリットを紹介します。

メリット1 検定試験合格率が高い

ネイルスクールで授業を受ける女性達

実は、ネイリストには名乗るための資格というものはありません。しかし、お客様の立場から考えると、自分の体の一部を任せる以上きちんと学び、その証としての資格を持っているに越したことはありません。また、将来ネイルサロンに就職したり、独立開業を目指したいと考えたりしているのであれば、さらに重要な意味を持ってきます。

その点、ネイルスクールであれば検定試験用のカリキュラム模擬試験などが準備されているケースが多く、合格率も高くなっています。

メリット2 直接プロから技術を学べる

独学している人とは違い、講師としてプロのネイリストが直接その技術を教えてくれるため技術習得がしやすく、間違った場合もその場で訂正してもらえるなど、指導面が充実しています。また、自費ですべての教材をそろえることは費用面で難しいですが、ネイルスクールは学校側が用意をしてくれます。

メリット3 同じ目標を持った仲間が出来る

独学や通信教育で知識や技術を勉強する場合、モチベーションが大きな問題となってきます。一人で張り合いもなく、悩みを相談する相手もいない…諦めてしまいがちになります。

その点、ネイルスクールの場合は少人数であったとしても、同じ目標を持つ励ましあえる仲間が出来ます。

デメリット1 時間がかかる

ネイルスクールに通うにあたって、デメリットとなるのはまず時間です。一番下の資格を取得するまででも約3か月、一番上の資格に至っては早くても1年はかかるといわれています。

主婦や仕事をしている方は、空いた時間に受講すると考えれば、さらに時間がかかることも考えておかなくてはなりません。

デメリット2 費用がかかる

貯金通帳と万札

費用もデメリットです。受講費用は30~40万円から始まり、プロネイリストとしてさらに技術を学ぶようなコースでは100万円を超える場合もあります。すべて込みの値段を提示している学校もあれば、別途教材費用がかかる値段しか提示していないネイルスクールもあるので、入学を決める前には必ず資料請求をしてください。

デメリット3 ネイルスクールのない場所もある

都市部には大小さまざまなネイリスト育成のための専門学校が、人口が比較的多い地方都市にも小規模ながらネイルスクールがあります。しかし地方によってはネイルスクールがない地域もあり、ネイリストの技術を勉強したい人はわざわざ近くの都市へ出向かなくてはいけません

通信教育の長所と短所

最近はかなり幅広い分野を学べるようになってきた通信教育ですが、ネイルも例外ではありません。ネイルスクールに通うための時間が自由になりにくい主婦や働きながらネイリストを目指す場合、通信教育等を活用して技術を勉強していく方法もあります。

通信教育で学んでいくにあたってもメリットとデメリットがありますので、それぞれ紹介していきます。

メリット1 時間が自由になる

コーヒーを飲みながら一休みする女性

通信教育で知識を得るうえで、最もメリットと考えられるのが時間です。主婦であれば家事や子育てのスキマ時間を上手に利用出来ますし、勤めている場合も休みの日に一気に勉強をすることも可能です。

また、ネイルスクールへの通学や学校での授業・実習以外の拘束時間がないことがメリットとなります。

メリット2 費用が割安である

通信教育を利用する場合の費用は、スクールに通う場合に比べて5分の1程度ですむケースもあります。これは、人件費・設備費などがかかっていないからです。調査した中で一番高額だったネイリストコースは、ネイル検定・ジェルネイル検定対策が出来るものでしたが、それでも40万円を切るぐらいの受講料でした。

教材としてどこまでのものが入っているかは、通信教育の会社ごとに違ってきますので、よく確認しておくことが重要です。

デメリット1 技術習得が難しい

通信教育では、授業をDVDや画像通信をつかって行うケースも増えてきています。とはいえ、直接細かいところまで見られませんし、気になったところを先生に質問!という訳にもいきません。

また、自分の技術を講師に見てもらえないため、自分がきちんとした技術を習得できているかどうか不安が残る場合もあります。

デメリット2 モチベーションの維持が難しい

通信教育の場合、モチベーションの維持・向上が難しいです。専門学校であれば切磋琢磨できる仲間や友人たちがいますが、通信教育では己との闘いになるので、張り合いを感じられない人もいるでしょう。

またネイルスクールとは違い、通信教育では進捗具合を自分で決めて、自分の意志で決定していかなくてはいけません。計画を上手く立てられない人や計画通り進められない人は大変でしょう。

ネイリストの専門資格

ネイリストの専門資格

ネイリストを職業とするのに資格は必ずしも必要ではありません。しかし、ネイルサロンに就職したい場合やネイリストとして独立開業を考えている場合は、箔が付くため資格を持っていた方が有利に働きます。

また、資格試験を受け合格するということは自分の現在のレベルを確認することに繋がりますし、資格という分かりやすい目標があると技術向上のモチベーションにもなります。ひいてはお客様のためになり、収入アップに繋がることもあります。

資格1 JNECネイリスト技能検定

ネイリスト資格として最も代表的なものは、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)主催の「JNECネイリスト技能検定」という資格試験です。毎年4回行われており、全国12会場(3級試験会場のみ「3級登録試験会場」という制度がある)で受験できます。

1級から3級までの資格に分かれており、3級はネイリストとしての基本をマスター出来ているかの知識と技術、2級はサロンでネイリストとして働くレベルの技術や知識、1級はトップレベルのネイリストとして必要とされる技術や知識を習得できているかを表す資格となります。3級の合格率は80%を超えていますが、2級1級になると40%以下です。

受験を考えている方は「ネイリスト技能検定試験 公式問題集」が4000円(税別)で販売されていますので、購入してみてはいかがでしょうか。

資格2 INAネイルスペシャリスト技能検定

NPO法人 インターナショナル ネイル アソシエーション(I-NAIL-A)主催の「INAネイルスペシャリスト技能検定」があります。ネイルの仕上がりはもちろん、器具や材料の扱い方、衛生や人体に関する知識、技術のプロセスなどが検定の対象となります。

A級、SA級、PA級、AA級、AAA級に分かれており、A級・SA級はネイリストを志す学生や初心者が、PA級・AA級・AAA級はプロのネイリストが対象となっています。毎年3回行われており、会場数が一番多い9月(2017年現在)は6ヵ所で受験できます。

A級の合格率は80%を超えますが、プロ対象のPA・AA・AAA級については10%台となっています。

資格3 JNAジェルネイル技能検定試験

人気のジェルネイルもJNA主催で「JNAジェルネイル技能検定試験」という資格試験が行われています。サロンで提供されるネイルメニューの60%以上がジェルネイルなので、ネイリストを目指すのであればとっておきたい資格です。

初級・中級・上級の3段階に分かれており、初級はジェルの基本的な扱い方、中級はサロンでネイリストとして働くレベル、上級はトップレベルのネイリストとして認められます。合格率は初級70%前後、中級60%前後、上級40%前後です。

受験を考えている人は、まずは初級から受験しましょう。「JNAジェルネイル技能検定試験」では、初級を合格しないと中級の受験資格が、中級を合格しないと上級の受験資格が得られませんので、お気を付けください。

しっかり学んでトップネイリストを目指そう!

ネイリストの世界は一見華やかで、就職希望者が増えているのも現実です。実際ネイリストになるには国家資格などは必要なく、技術があれば誰でもネイリストになれます。

しかし現実としてネイルサロンに就職したり独立開業を考えたりするならば、技術や知識の確かさや経験を示す客観的な証明があるにこしたことはありません。ネイリストとしてスタートするためにその必要な知識や技術を勉強して、トップネイリストを目指しましょう。

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