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エクセルの絶対参照と相対参照の使い方

エクセルにはオートフィルで一括コピーする際にセルをどのように参照するか指定することができます。これが絶対参照と相対参照です。この参照方法以外にもう一つ複合参照というものがあります。便利な絶対参照のショートカットキーも紹介。それぞれの参照方法について画像を使って解説します。

エクセルの絶対参照と相対参照の使い方

エクセル上級者になるためにセルの参照方法を理解する

エクセルには絶対参照と相対参照があります。これらはオートフィルなど自動的にセルに数式をコピーする際に使用します。絶対参照と相対参照の考え方を理解すると量の多いデータを扱うときに大活躍します。

エクセルを使いこなすには関数の使用は必要不可欠です。関数もこの絶対参照と相対参照の考え方が必須なので、エクセル上級者と呼ばれるためにはこの参照の考え方を理解しなければなりません。

頭で考えるより実践すると考え方も使い方も理解し易いです。参照方法について解説します。

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エクセルの割り算を使いこなす方法5つ

参照方法は絶対参照、相対参照、複合参照がある

タイトルの通りセルの参照方法には絶対参照と相対参照があります。しかしそのほかに複合参照と呼ばれる参照方法もあります。まずはそれぞれの参照方法を理解しましょう。基本的な参照方法は

  • 絶対参照
  • 相対参照

この2つがセルの参照方法の基本になります。詳しく説明すると

絶対参照とは

絶対参照とはセルの行と列を両方固定する参照方法。

相対参照とは

相対参照とはコピーするセルに合わせてセルの行と列の両方を変化させる参照方法。

では複合参照とはどのような参照方法なのでしょうか。名前の通り、絶対参照と相対参照を複合させた参照方法になります。

複合参照とは

複合参照とは行か列の片方を固定、もう片方を変化させる参照方法。

このように複合参照は「絶対参照と相対参照の間をとった参照方法」です。複合参照には行か列、固定する箇所により2つの呼び名があります。

行を固定する場合は

  • 絶対行参照

列を固定する場合は

  • 絶対列参照

となります。絶対参照と相対参照、複合参照についても覚えておきましょう。

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エクセルの掛け算を使用した管理表の作成例

絶対参照のショートカットキーは「F4」

エクセルでコピーするときは相対参照になっています。これを絶対参照にする場合は「$」の記号を数式で指定する行と列の前に付けます。手動で作業しても良いのですがショートカットキーも用意されています。「F4」キーを押すと行と列の前に「$」の記号が付きました。これで絶対参照になりセルが固定されました。

エクセルの絶対参照を解説

画像の例では消費税の数字が入ったE2のセルを絶対参照で固定しました。オートフィルを使い一括でセルの数式をコピーしてもE2のセルは固定されます。

ショートカットキーについて、Windows版には「F4」キーがありますが、Mac版には「F4」キーはありません。Mac版での絶対参照のショートカットキーは「Command+T」キーを入力すると絶対参照となります。

Windows版、Mac版とも連続してショートカットキーを押す事で絶対参照、複合参照、相対参照と切り替わります。

  • 絶対参照【$A$1】>絶対行参照【A$1】>絶対列参照【$A1】>相対参照【A1】

このように切り替えることができます。

相対参照はコピーするセルの行と列に応じて参照元を変更

相対対象はエクセルを使っている方なら、初心者から上級者まで使用した経験があるでしょう。これは参照するセルに合わせて数式を自動的に変更してくれる便利な機能で、表計算やデータ管理で一番使用される参照方法です。

相対参照のほうが基本的な参照方法なのに、絶対参照を先に紹介したのには訳があります。それは相対参照を使いこなすには絶対参照を使いこなす必要があるからです。これはデータ量が膨大になるほど効果が分かります。

例えば絶対参照で消費税の計算をするとします。その場合は先に消費税を求めることになり、その後に合計金額を求めるため相対参照を使用して一括で自動入力します。

エクセルの相対参照を解説

絶対参照を理解してこそ相対参照が活きてきます。この2つの参照方法を組み合わせることで簡単な計算式から複雑なデータ管理まですることができます。

絶対行参照と絶対列参照

絶対行参照と絶対列参照は複合参照と言われる参照方法です。

絶対行参照

絶対行参照はエクセルの行を固定して列は相対参照。

絶対列参照

絶対列参照はエクセルの列を固定して行は相対参照。

これはエクセルのデータが縦のデータか横のデータかで使い道が変わります。

絶対行参照と絶対列参照の解説

画像のように横に組んだ表であれば絶対列参照で列を固定し行を相対参照にできます。縦に組んだ表であれば絶対行参照で行を固定して列を相対参照にできます。この複合参照は使う機会が限られているので、相対参照、絶対参照のように使用頻度は少ないでしょう。

しかし使い方によっては複雑な処理もできるので工夫してみて下さい。

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エクセルで行や列を固定表示する方法

エクセルを使いこなすには絶対参照と相対参照の理解が必要

エクセルはセルを使用して複雑な計算も可能にした多機能なソフトです。このエクセルを使いこなすには絶対参照と相対参照を覚えることが大切です。2つの参照方法を組み合わせることで様々計算式を作る事ができ応用の幅が広がります。

参照方法を理解できるとエクセル初心者は卒業です。「エクセルを使えます!」と胸を張りましょう。

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