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働いたら負けと思うニートの思考と脱出法

ニートの一つの考え方として働いたら負け、というものがあります。これはニートを表す最も的確な表現と言えるでしょう。しかしこれはニートの真意なのでしょうか。社会人とは違うニートの真意を理解して脱出方法を紹介します。

働いたら負けと思うニートの思考と脱出法

ニートになった若者の真実とは

働いたら負けという言葉がインターネット上を賑わせたことがあります。発端となったのは某テレビ番組のニート特集で、ある男性が「働いたら負けだと思ってる」と発言したことがきっかけです。働いたら負け、という言葉はニートの若者にとって非常にインパクトの強い言葉であった事は間違いありません。しかしこの言葉はニートを正当化する理由にも繋がり、ニートの長期化を促した側面も持ち合わせています。何故働いたら負けなのか、この言葉の真実を確認してみましょう。

最低賃金の低さを言い訳にしている

ニートが働いたら負けと思う最大の理由は最低賃金の低さです。平成26年度の1時間あたりの最低賃金の平均額は780円です。もちろん地域により最低賃金は前後するのですが、ニートはこの金額に不満をもっています。自分の価値は780円なのか、自分はもっと価値のある人間なんだと考えています。

散らばる外国の通貨

その為働くことに価値を見出せずに惰性でニート生活を送っているのです。最低賃金が低いのは国のせいだ、その賃金で働くのはばかばかしいと国に責任転嫁しています。

責任を負うのを嫌がり、人のせいにするのはニートの特徴と言えるでしょう。人のせいにする前に自ら働くこと選択するのも良いのではないでしょうか。

ブラック企業で就職するのを恐れている

働くことに希望を見出せない理由として、ブラック企業の増加があげられます。ブラック企業とは社員に精神的、肉体的ストレスを与えるパワーハラスメントが常態化している企業のことや、過酷な労働を強いる企業のことを指します。このような企業は社員を使い潰すのを前提として人材を確保しています。

ブラックな環境で働く男性

ニートはインターネットなどを利用してこのようなブラック企業の情報を集めています。ブラック企業に就職して体を壊しストレスを受け鬱になるくらいならニートのままが良いと思い、働いたら負けという考えに至るのです。

ブラック企業は確かに存在します。しかしインターネットの噂は全て正しいのでしょうか。どの情報が嘘でどの情報が正しいのか、ニートの方は情報をしっかり見極める力が必要だと言えます。

家事手伝いを仕事だと勘違いしている

女性ニートは、ニートという言葉を使わずに家事手伝いを自称するケースがあります。これは、自分がニートだと認めたくないというのが理由となります。しかしそれだけではありません。自分はニートではなく家事手伝いの「仕事」をしていると考えています。

家事手伝いを仕事と考えるのは良い事です。実際にハウスキーパーや家政婦などは一つの職種として確立されています。しかしニートの方は賃金が発生するほどの自信をもった家事手伝いをしているのでしょうか。

家事手伝いという言葉をニートの言い訳として使っている方が多いのが現状ではないでしょうか。今一度自分に問いかけてみましょう。自分の「仕事」に価値が無いのであれば、価値がある「仕事」をするのもニートを脱出する糸口となるかもしれません。

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働いたら負けという言葉に甘えてニート生活を楽しんでいる

働いたら負けと思っている方の殆どはニート生活を楽しんでいます。そしてこの生活をずっと続けたいと思っています。何故働いたら負け、と思っているのでしょうか。このような方は実はなにも考えていません。働いたら負け、という言葉はニート生活を続ける為には都合の良い言葉なので、その言葉を利用しているに過ぎません。

職場ではしゃぐ男性

ニートはプライドが高く頑固な側面をもっています。事実を湾曲させて自分の都合の良いように物事を解釈します。自分の意見が絶対正しい、と周りの意見を聞きません。

このような考え方を持っている限りはニートを脱出する事はできません。今のニート生活は誰のおかげで成り立っているのでしょうか。自分の周りにも気を配り感謝の気持ちを素直に告げる事で心も豊かになるでしょう。

生活保護があるから働くのは負けだと思っている

安い給料で過酷な労働をするくらいならば働かないほうが良い、という考えがニートの根底にあります。しかし働かない限りは収入がないので、生活が成り立たないのも事実です。ニートは自分の将来をしっかりと考えています。

飲み物や食べ物が豊富にある環境

では自分の将来はどのように考えているのでしょうか。それは国に頼る事です。インターネットやテレビ、雑誌でもたびたび取り上げられる生活保護を将来の収入の充てとして考えています。

生活保護とは国民の最低限の生活を保障する為に支給される公的扶助制度です。しかし生活保護は本当に生活に困った人が最後に申請する事ができるライフラインです。その為簡単に受給する事はできません。

また、生活保護の財源は国民の税金から捻出されています。将来の日本は少子高齢化が予想されているので、生活保護を受けるための条件も厳しくなります。

ニートに必要なのは自立です。今のうちに自分で生活する力を蓄える事が将来の自分の生活を豊かにする道に繋がるでしょう。

1日中会社に縛られたくない

ニートは自由を好みます。就職すると1日の多くの時間を会社の中で過ごす事になるでしょう。そのような縛られた環境が嫌だとニートは考えます。情報収集も得意なのでブラック企業や過酷な労働環境のない仕事を探そうとしますが、条件にある企業はそう簡単に見つかるものではありません。

仕事が見つからないと就職もできないのでニート生活が長くなるのです。しかし社会人としてお金を稼ぐというのはそういう事なのです。学生との違いを理解する事がニートを脱出する道と言えます。

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社会人を見下しているがニートの真意は違う

ニートが働いたら負けという言葉を使う最大の理由は社会人を見下しているからです。毎日真面目に働く社会人を社畜と呼ぶ事などもその考えがあるからと言えます。しかしニートの方は本当に社会人を見下しているのでしょうか。

職場で爆笑する男性

インターネットの掲示板やウェブサイトで使われている社会人を見下すような言葉はニートの本心とは言えません。これは周りの意見に流されている、自分のストレスを発散させる為に発言している事、それが真実と言えます。

ニートは普段肩身の狭い思いをしています。家族からも友人からも見放された方もいるでしょう。ストレスも一般の社会人と比較しても、そう変わりはありません。そのような方のはけ口として、インターネット上では強気で発言するのを許しても良いのではないでしょうか。

社会人を見下すニートの真実は、自分のストレスの裏返しと言えます。ニートの方も就職できないストレスで悩んでいることでしょう。大きな気持ちを持って応援することで、ニートの方も再就職を目指す事ができるでしょう。

ニートと社会人が分かり合えばニート問題も解決される

働いたら負けという言葉は、自分が社会人になれなかったから、社会人として頑張っている方への皮肉と言えます。ニートが本心で言っている言葉ではないという事を理解しましょう。

ニートは社会人に憧れをもっています。しかしブラック企業に就職して自分の身を壊すのが嫌なのです。このような葛藤があり、就職にも消極的になってしまうのです。

社会人の方はニートに働く楽しさや希望を伝える事でニートを脱出させることができます。ニートの方は社会人の言葉を素直に聞く姿勢を持つ事で社会人を応援する事ができます。

双方の考えの妥協点を探す事で、働いたら負けと思っているニートの本当の考えや理由、そして脱出方法が見えてくるでしょう。

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