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孔子の名言集まとめ~仕事と人生に役立つ論語の教え~

孔子の名言はなぜ今も多くの人々の心に響くのでしょうか?論語を初めとする中国古典は、会社経営の在り方や人としてどうあるべきかといった規範を示すものとして、ビジネスパーソンの教養の一つと言えます。孔子の名言を学ぶことで、論語の世界の奥深さをきっと感じられるでしょう。

孔子の名言集まとめ~仕事と人生に役立つ論語の教え~

いつになっても色あせない魅力的な偉人

孔子の名言は、なぜ今も多くの人々の心に響くのでしょうか?一つには、大人から子供まで分かりやすい内容にあると言えます。
論語を愛読書や、会社経営の在り方を決める指南書にしている経営者は枚挙にいとまがありませんし、最近においてはその論語ブームは子供にまで及んでいます。論語は人としての正しい生き方を説いた、時代を超えて読み継がれてきた中国古典と言えるのです。

孔子とは紀元前551年頃の思想家

孔子について解説する子牛

孔子は紀元前551年頃に中国の魯に生誕した思想家です。
魯に仕えていましたが政争に敗れたため、弟子を従え十数年諸国を遊説し各地の諸侯に徳を説いて回ります。孔子の死後にその言行をまとめたのが論語になります。

仕事や人生で疲れた時に活力がみなぎる孔子の名言集

子曰く「吾 十有五にして学に志し 三十にして立ち 四十にして惑わず 五十にして天命を知る 六十にして耳順い 七十にして 心の欲する所に従いて矩 のり を踰えず」

孔子

意味

孔子は言う「私は 15歳で学問に志した。 30歳で 自信がつき 自立できるようになった。40歳で 心に惑いがなくなった。 50歳で 天の使命を知った。 60歳では 耳にどんな話が聞こえても動揺したり 腹が立つことは なくなった。70歳になると 自分のすべての行動は 道徳の規範 きはん から 外れることはなくなった」

孔子の中で、最も有名な名言ではないでしょうか。教科書で学んだことがあるという人も多い と思います。様々なところで引用されることも多いこの名言、実際に実践できるかというと、なかなか難しいものですね。

巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮(すく)なし仁(じん)

孔子

意味

心にもないお世辞を言い、自分を取り繕うものに誠実な人間はいない。

立場のある人と、そうではない人を前にした時の発言や振る舞いが違う人は往々にしているものです。ですが孔子は、弟子をたくさん抱えた立場にもかかわらず、そうした取り繕う人間を見抜いていたのですね。

義を見て為さざるは、勇なきなり

孔子

意味

正しいと知りながら行動しないのは、勇気がないのだ

正しいことだと知ってはいても、実際に行動できないのはよくあることですね。多くの人は、自分に都合の良い言い訳をして、行動できないことを正当化しがちです。しかし孔子は、そういう人は勇気がないのだ、と言い切ります。厳しいですが、その通りですね。

過ちを改めざる、これを過ちという

孔子

意味

過ちをおかしてしまうことよりも、過ちを改めようとしないことこそ過ちなのだ

こちらも心に刺さる名言です。過ちは誰にでもあるもの。大切なのは起こしてしまった過ちは素直に認めることですね。過ちを認めないどころか、開き直るのは論外です。

孔子の名言について調べる高校生

学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし

孔子

意味

学んでも自分の頭で考えなければ、(物事は)はっきりしない。自分で考えても人から学ぼうとしなければ(独断に陥って)大変危険である。

まさに学びの本質を表した言葉ではないでしょうか。自分の頭で考え、また人から学ぼうとすることで初めてそれは学びとなる、ということですね。

君子は人の美をなして、人の悪をなさず

孔子

意味

君子とは、人の成功を喜び、人の失敗や悪評を擁護するものだ

一見、当たり前のようにも思えますが、人は、他人が失敗するのを心のどこかで期待してしまったり、うまくいっている人を見ると羨ましくなってしまうものです。君子はそうした人間の弱さにも打ち克つことができるのですね。

徳は弧ならず必ず隣あり

孔子

意味

徳のある人間は孤立せず、必ず協力者が現れる。

良い行いをすることは孤独なことでしょうか?あるいは、孤立をしてしまうのでしょうか?いいえ、そうではありません。必ずや協力者や、賛同する仲間が現れるものなのです。

孔子の名言に勇気をもらうOL

朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり

孔子

意味

朝、人としての大切な道を知ることができるなら、夕方死んでも悔いはない

人としての道とは何でしょう。人としての行いや生きる意味を知っている人がどれほどいるのでしょう。それは孔子でさえも、答えをすぐに出すことは難しいことであったのでしょう。人生とは、人の道を知るための旅路なのかもしれませんね。

過ぎたるはなお及ばざるがごとし

孔子

意味

度が過ぎることも、または不足することも共によろしくないことだ。

生活の中で使うことも多いこの名言。薬も過ぎれば毒になる、礼も過ぎれば無礼になる、など言い換えられる言葉も多いですね。

悪に報いるは正義をもってし、善に報いるは善をもってせよ

孔子

意味

悪事には悪事で対するのではなく、正義をもって処しなさい。善行に対しては善行で応えなさい

目には目を歯には歯をという言葉がありますが、されたことに対して報復したいと思うのは人間の本能かもしれません。しかし今から2500年以上も前に、孔子はこのような境地に至っていたのですね。

その人を知らざれば、友を見よ

孔子

意味

その人がどのような人間か知りたければ、その人の友人を見ればわかる

類は友を呼ぶと言いますね。同じような人は寄せ集まるものです。それと同じように、友人を見れば、その人がどんな人か分かってしまうということですね。

元気になる幸せな子供の笑顔

知るを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知なり

孔子

意味

知っていることを知っていると言い、知らないことを知らないと言う、これが分別のある人だ

知らないと人に言うことは勇気がいることですね。知らなくても知っているふりをしてしまったことは、誰にでもあるのではないでしょうか。知らないことは自分の無知を知らしめることであり、恥ずかしく思うのかもしれません。しかし本当に賢い人は知らないことは正直にそう言える人なのですね。

忠耳は耳に逆らえども行いに利あり

孔子

意味

心からの忠告は耳に痛いが、自分の行いを正すためには役立つのだ

本当のことを言われることは誰でも辛いことです。しかし自分のためを思った心からの忠告こそ、自分の行いを正し、変わるための力になること。成長したいと思うなら、自分にとって厳しいことを言ってくれる相手の言葉を聞くようにしたいものですね。

人の本性はみなほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである

孔子

意味

人はみんなそれほど変わらない。違ってしまうのは、習慣によるものである

人間的によくできた人と、そうでない人は何が違うのでしょうか。自分より何歩も先をいく人を見た時に「元の出来が違うから」「どうせ自分はだめだから」などと言い訳をしていないでしょうか。孔子は「違うのは習慣」であると言い切っていますね。今も昔も、人は同じように考え、禅問答のような問いを繰り返してきたのですね。

お気に入りの孔子の名言を読む会社員

高貴な人間は自分自身に、平俗な人間は他人に要求を課する

孔子

意味

気品のある人は自分自身に、ありふれている人は他人に要求するものだ

まさにいい得て妙、といったところでしょうか。人間ができている人は、自分に厳しいもの。そうでなければ普通は何かが起きた時、あるいは何か問題に突き当たったとき、それを人や自分以外のもののせいにしてしまいますね。つまり自分を律せずにありのままでいれば、人は自分に甘く他人に厳しくなってしまうものなのです。高貴な人間になれるように努力をしましょう。

徳ある人を見たら、その人に並ぶことを目指せ。徳なき人を見たら、わが身を振り返り自省せよ

孔子

意味

人として立派な人を見たら、その人と同じになれるように努力しなさい。人として情けない人を見たら、自分の行動を振り返り反省なさい

一見当たり前なことを言っているようにも思えるこの名言ですが、孔子はおそらく人間の本能からすれば、徳ある人を見たらその人の足を引っ張ろうとし、徳なき人を見れば自分を差し置いてその人を批判する。それが人間というものの性であることを見抜いていたのかもしれません。当たり前のことを当たり前のようにするのは難しいことだと感じられる名言ですね。

孔子の名言は現在においても全く色あせない魅力がある

論語の中にある孔子の名言をお伝えしてきましたが、お気に入りの名言は見つかったでしょうか?
2500年以上も前の孔子の言葉が、今現代においても全く色あせていないことに驚いてしまいますね。
仕事に疲れた時、生きることに意味を失った時、人に裏切られた時、悲しみから立ち上がれない時、そんな人生において立ち止まってしまった時に孔子の名言は必ずあなたに力を与えてくれるでしょう。

論語はストーリーではないため区切って読むことができるので、中国古典の中では抜群に読みやすい本と言えます。ぜひ時間がある時に読まれてみてはいかがでしょうか?

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