小銭貯金の方法と貯まった小銭をATMや窓口で入金する方法

小銭貯金の具体的な方法とATMや銀行や郵便局で換金する方法を解説します。小銭貯金を長続きさせるコツは目的や使い道を考えることです。目的や使い道をイメージできたら小銭貯金をする楽しみも増えるでしょう。小額の貯金だといっても塵も積もれば山となります。旅行できるくらいの貯金額を貯められるのも小銭貯金の醍醐味です。

小銭貯金の方法と貯まった小銭をATMや窓口で入金する方法

小銭貯金は硬貨をコツコツ貯める貯金方法

「今年こそは貯金する!」と意気込んでいるそこのあなた!貯金の方法は考えたことはありますか?もしかしたら貯金が成功しないのは、貯金方法があなたに合っていないのかもしれません。

貯金がなかなかできない人向けの貯金方法の1つに「小銭貯金」というものがあります。この小銭貯金は、初めて貯金にトライする人にもおすすめします。小銭貯金は、名前の通り小銭を使って地道にコツコツ貯めていく貯金方法で、有名なのは500円玉貯金などです。

小銭貯金は目的を持って貯めると続きやすい

小銭貯金の具体的なやり方を紹介する前に、貯金をする際の目的やお金の使い道について少し触れておきましょう。みなさんは貯金をするうえでその使い道や目的についてしっかりと考えていますか?

小銭貯金で貯めたお金で旅行を楽しむ夫婦

おそらく多くの人が、「海外旅行に行くためです」とか、「結婚資金を貯めるためです」とか、何かしらの目的がしっかりしていると思います。しかし、中には目的を持っていない、または「なんとなく将来使うかなぁと」というように目的があいまいな人もいるかと思います。

そんな目的がない(あいまいな)ことが、1番貯金が続かない原因の1つです。目的を持つことで、貯金のモチベーションとなり、続けやすくなります。逆に、目的がなければ、どんなに初心者向きの小銭貯金だとしても、途中で使ってしまい、結果、貯金に失敗してしまいます。まずは目的を立てることが重要なのです。

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小銭貯金といってもやり方は様々

では、小銭貯金に入りますが、小銭貯金と一丸に言っても方法は実に様々あります。無理なく続けられるかどうかは、自分に合った方法を見つけることです。では、小銭貯金のやり方を詳しく見ていきましょう。

どうすれば良いのかやり方を考えている男性

小銭貯金ではお金を入れる容器も重要

お金を入れる容器によって、大きく分けて2つに分けられます。それは、いつでも開閉できるか、そうでないかです。これは、以外にも重要なことです。

いつでも開閉できることは、一見貯金にとってデメリットになるように見えます。しかし中には、入れたら貯まるまで開けられないことが、お金が無くなると感じられ逆に続かなくなるケースもあるということです。いつでも開閉できることが安心感につながり、かえって続けやすくなるのです。もし開閉できるような容器にしても不安な人のためのコツは、容器を透明にして中が見えるようにすることです。

もちろん欲求に負けやすい人にとってはデメリットになります。よって、自分はどちらのタイプがいいのか、自分を見つめて考えることが重要です。

小銭貯金は高価な硬貨だけ貯金する?全て対象にする?

貯金箱に入れるお金の種類も、2つに分けることができます。それは、500円玉や100円玉のように高価な硬貨だけを使うタイプと、小銭全てが対象のタイプの2種類です。

高価な硬貨だけを使うタイプは、よく耳にする「500円玉貯金」や「100円玉貯金」のことです。これは、1回あたりの貯金額が大きく、例えば500円玉貯金ならば100円玉以下の小銭は残るという安心感にもつながるので続けやすいのが特徴です。また、開けて精算するときに、かなり数えやすいというメリットもあります。デメリットとしては、500円玉や100円玉に巡り合わないと、いつまでたっても貯まらないということです。

逆に、小銭全てが対象のタイプは、読んで字の如くすべてを貯金する方法です。上記のタイプとは違い、お金を貯金する頻度は増えることと、容器が満杯になるスピードが速いので、達成感からモチベーションに繋がりやすいというメリットがあります。

しかし、精算が非常に大変なのと、財布の小銭入れが空になるので不安感に襲われやすいというデメリットもあります。もし、小銭入れが空になることに不安を感じるなら、飲み物が1本購入することができるぐらいの小銭を、少しだけ残しておくことで安心感に包まれやすくなり、続けやすくなります

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小銭貯金で貯めた小銭はATMか窓口で入金しよう

小銭貯金はある程度貯まってきたら、重くて扱いが大変になってきます。そうなってくると、やらなければならないのは、銀行などの口座に入金する作業です。一度口座に入れてしまえば、札に換金することができるので、扱いが楽になります。主な入金方法は、ATMと窓口です。

カメラ目線でポージングする男性

小銭貯金をATMで入金する場合は枚数に注意

ATMでの入金の場合は、硬貨は100枚までとなっているケースが多く、硬貨の枚数が少なくてもある程度高額な貯金となる高価な硬貨だけを使うタイプには向いていますが、小銭全てが対象のタイプは向いていません。貯めた枚数が100枚以下なのであれば、精算から記帳まで一括でスムーズにできます。しかし、ATMの中には、硬貨を1枚ずつ入れるタイプや、そもそも硬貨入れがないものもあるため、これらのATMタイプは、小銭貯金の入金には不向きです。

小銭貯金を窓口で入金する場合はゆうちょ銀行がおすすめ

一方、口座入金の場合銀行の窓口で大量の小銭の精算はしてくれません。もちろん、一部の銀行ではサービスの一環として行っているケースもありますが、あまり期待しない方がいいでしょう。つまり、前述の通り小銭全てが対象のタイプは、精算が非常に大変です。このフレーズを読んだとき、「銀行がしてくれるから関係ないな」と思った方、現実はそんなに甘くありません。

つまり、自分で精算しないといけないのです。しかも、正確に。「そんな面倒なことできるかぁ~!!」と思った方は、唯一入金目的なのであればデフォルトで精算してくれる銀行に行きましょう。それが、郵便局のゆうちょ銀行です。入金目的に限ったことではありますが、量によりますが数分で全て精算して、そのまま自分の口座に入金してくれるので、非常に便利です。

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小銭貯金でお金を貯めるコツは自分に合った貯金プランを立てること

さて、ここまで、小銭貯金のことを見てきましたが、小銭貯金をするうえでの重要ポイントをまとめると…

  • 貯金を始める前に目的をしっかり持つこと
  • 容器や貯金対象から自分に合ったプランを立てること
  • ある程度貯まったらゆうちょ銀行で精算&入金

の、3つとなります。

小銭貯金と一言で言っても意外と奥が深く、先々のプランをしっかり立てないと、初心者も始めやすい貯金方法でも断念してしまいます。これは、どの貯金方法にも言えることですが、しっかりと終わりまでを見通して貯金することが重要です。

さて、みなさんは、どのような方法で貯金していますか?また、その方法で貯金は成功していますか?学生時代、勉強方法には向き不向きがあるように、貯金の方法もまた万人に共通する最適なプランはなかなかありません。自分に合った貯金プランを立てることが重要です。