サラリーマンの小遣い平均相場は?上手く節約するコツ

サラリーマンの小遣いの平均相場は年々減少傾向にあり、いまやバブル経済期のおよそ半分の額となっています。自分のおこづかいは平均と比べて多いのか少ないのかをチェックしながら、少ないお小遣いでも上手にやりくりするテクニックでこの不景気を上手く乗り切りましょう!

サラリーマンの小遣い平均相場は?上手く節約するコツ

サラリーマンが小遣いの金額に悩まずに済むには?

サラリーマンの小遣いは年々減少しているというのが今の世の中の現状です。「お小遣いは収入の1割」というのが相場ですが、世のサラリーマンの小遣いの平均相場はどれくらいなのでしょうか。また、趣味や仕事での付き合いなども度外視できない中、不景気に困窮しているサラリーマンが小遣いを上手にやりくりしていく秘訣とは?

今回はサラリーマンのお小遣いの平均相場や使い道に関するデータを参考に、見直すべき節約ポイントについて詳しく解説していきます。

サラリーマンの小遣いの平均や相場について

かつてのバブル景気の最盛期には、サラリーマン男性の1カ月のお小遣いは平均77,725円と非常に高いものでした。しかし、過去20年以上もの間は減少傾向にあり、2016年時点の小遣い平均は37,873円と、バブル期と比較するとその値はおよそ半分となっています(注1)。

子供ありの世帯や子供なしの専業主婦世帯のサラリーマンの小遣い平均は3万円前半、未婚の男性会社員や既婚者・子供なし・共働きのDINKS世帯の一ヶ月の小遣い額に注目してみると、こちらの平均は4万円以上という結果です。このことからも教育費や子育て費用が家計を圧迫していることがうかがえます。

家計の重圧を支える人

全体的なサラリーマンの小遣いの減少が続く中で、2014年4月1日からの消費税率の引き上げが適用されている現在。2019年10月に予定されている消費税率の引き上げによって、サラリーマンの負担感もさらに大きくなっていくことでしょう(注2)。

サラリーマンの小遣いの使い道は昼食代が約5割を占めている

毎月少ない小遣いの中でも、男性が最もお金をかけているのが昼食代です。新生銀行の調査結果によるとその割合は50.5%と半分を占めており、その次に趣味の費用(29.2%)、嗜好品代(29.1%)、飲み代(28.3%)、携帯電話代(27.4%)と続きます。
女性の場合は身だしなみのための費用(48.2%)、昼食代(44.9%)、ファッション費用(38.3%)、携帯電話代(35.6%)、趣味の費用(24.9%)という結果となりました。男性も女性も昼食代が大きな割合を占めており、男性については飲み代も馬鹿にならないことがわかります。

サラリーマンの小遣いの使い道ランキング

 1位2位3位4位5位
男性昼食代
(50.5%)
趣味の費用
(29.2%)
嗜好品代
(29.1%)
飲み代
(28.3%)
携帯電話代
(27.4%)
女性身だしなみのための費用
(48.2%)
昼食代
(44.9%)
ファッション費用
(38.3%)
携帯電話代
(35.6%)
趣味の費用
(24.9%)

男性会社員の一日の昼食代の平均は2016年時点で600円前後、女性会社員の場合は700円前後と、女性の方が上回った結果となっています。また、昼食代においては共働きで子供のいないDINKS世帯が647円と最も高い水準です。

昼食の選択に迷うサラリーマン

男性の飲み代は外飲みの場合が5,102円、宅飲みの場合が2,734円、女性の飲み代は外飲みで3,915円、宅飲みで2,450円です。一ヶ月の飲み代を算出すると男性は11,765円、女性は8,022円と男性の方が上回っていますが、男女ともに年代が若くなるほど外飲みが増え、歳を重ねていくと宅飲みが増えるのはどちらも同じでした。
なお、一ヶ月の外飲みの回数を見てみると女性会社員の場合は年代での差はそこまで大きくありませんが、20代の男性会社員が2.6回と最も多い傾向にあります。

中には“小遣いがない”サラリーマンも

各世帯のライフスタイルによってサラリーマンの小遣いも大きく異なってきますが、意外に少なくないのが小遣いなしというパターンです。
ここで言う「小遣いがないサラリーマン」というのは、夫から妻に「これがほしいから○○円必要なんだけど…」と都度申告しており、お金をもらう金額が決まっていない場合、あるいは共働きなどの理由でそもそもおこづかいという制度がない場合の2つのケースが挙げられます。

都度夫から妻へ必要な金額を申告するケースでは、

  • 小遣いという制約の中でストレスを溜めてしまうと却って大きな浪費につながる
  • お金の使い道を自由に任せた方が旦那も“お金を使いたい”という気持ちが薄まる

と、あえて夫の小遣いなしという形をとっている家庭も少なくありません。

サラリーマンが小遣いを上手に節約するには

小遣い制のサラリーマンが少ないお小遣いを上手にやりくりするためには、どの項目が支出の割合を大きく占めているのかという点に着目することが大切です。上記のデータからもわかるように、まずは食費から削れる部分を見つけていくことをおすすめします。

1 手作りのお弁当を持参する

持参したサンドイッチと水筒を机に置くサラリーマン

節約したいサラリーマンがまず見直すべきなのは、昼食における外食やお弁当の購入頻度です。2015年時点で厚生労働省が行った調査によると、週一回以上外食をしている人の割合は男性が40.6%、女性が25.1%という結果が出ています。外食やお弁当の購入頻度が多い人は外食をしない人と比べて主食・主菜・副菜が組み合わさった食事をとる頻度が低く、栄養バランスもくずれてしまいがちです(注3)。若年層は外食で済ませる傾向が特に高く、これは決して低い割合とは言えません。
いつも外食ばかり、コンビニ弁当ばかり買って済ませてしまうという方は、毎日ではなくとも、せめて週に数回でも手作りのお弁当にチャレンジしてみてください。

2 飲み物は買わずに水筒で持参する

100円程度の出費なんてたいしたことはないと思ってしまいがちですが、塵も積もれば山となります。スーパーで安売りしているペットボトルでも、1本88円で出勤日20日とする場合、月に1760円はかかります。50袋入りで400円のティーバッグでお茶を作る場合、1リットルで8円です。ちょっといい水筒を買ったとしてもかなりの節約になります。コーヒーやお茶をつい自販機やコンビニで買ってしまうという方は、飲み物は水筒に入れて持っていきましょう。

3 禁煙する

タバコの束を引きちぎる男性

たばこ税の引き上げとともに、非喫煙者の受動喫煙防止対策のために様々な施設での規制の方針が強まっています(注4)。特に一日に数箱のタバコを吸うヘビースモーカーの方にとっては生きづらい世の中となりました。これを機に、健康のため、お小遣い節約のため禁煙に励んでみてはいかがでしょうか。

4 飲み会の参加を控える

職場の人の愚痴を聞いて終わる飲み会は時間もお金も無駄にしてしまいます。もちろん、職場での付き合いもあんまり悪いと問題ですし、仕事の接待としてどうしても行かなければならず出費がかさむこともあるでしょうが、仕事に支障がない程度に行きたくない飲み会はうまく断ることも大切です。

5 コンビニは利用しない

その手軽さからつい利用してしまう人も多いのがコンビニです。コンビニでは食品や飲料を始め、大抵のものが定価で販売されていますので、スーパーで購入するよりはどうしても割高となってしまいます。最近ではスーパーだけではなく、ドラッグストアでも商品を豊富に扱う店舗が増えています。コンビニへ足を運ぶ前に、近くにスーパーやドラッグストアはないか調べて少しでも物を安く購入できるよう心がけましょう。

6 自転車通勤または徒歩通勤に変える

自転車通勤するサラリーマン

サラリーマンとして働いている以上、通勤費も固定費としてばかにならない金額です。もし職場が自転車で行ける・歩ける範囲内にあるのであれば、電車やバス、車をやめて徒歩や自転車での通勤に変えてみましょう。いい運動になりますし、交通状況によって遅刻することもなくなり、何より通勤費がかからないので節約につながります。

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自転車通勤のいいところ体験談15

7 電子マネーを利用する

電子マネーでポイントを貯めるのも節約方法のひとつです。利用できる店舗はその電子マネーの種類により異なりますが、溜まったポイントはそのまま買い物に使うことができます。中には不定期に「〇〇円以上のチャージでポイントプレゼント」といったキャンペーンを行っている電子マネーもあります。よく行くお店で対応している電子マネーがあるのなら、現金支払いから切り替えてみてはいかがでしょうか。

副業で小遣いを稼ぐサラリーマンも増えています

現在は国全体でも自由な働き方を推進する「働き方改革」が行われ、副業や兼業をしているサラリーマンが増えています(注5)。

サラリーマンが副収入を得る収入源は、男女ともにスキマ時間に行えるアンケート・ポイントサイトが大きな割合を占めており、次いで副業・アルバイトが続いています。その他の収入源としては、男性は株式投資や不動産投資、女性の場合はネットオークションや株式投資が多い傾向にあります。
また、最近ではネットオークションのほか、ファッション小物や雑貨などいらなくなったものを手軽に売買できるフリマアプリが広く普及しており、スマホ片手にこういったサービスを上手く利用してお小遣いを稼いでいる会社員も少なくありません。

小遣いを溜めるには節約どころを押さえることが大切

新生銀行の調査によると、「これからのお小遣いアップは期待できるか?」という質問で「上がる」または「上がる予定」と答えたのはかなりの少数派。性別・年代を問わず「変わらない」と答えている人が大半でした。
副収入でまかなうことももちろんアリですが、中には会社で副業が禁止されているサラリーマンも多いものです。今後のお小遣いアップが期待できない中でサラリーマンが上手くやりくりするには、やはり自分で「どこで節約できるか」をキッチリ見極めることが最も重要となるでしょう。

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