エントリーシートの自己PRの効果的な書き方

エントリーシートは就活においてあなたを知ってもらうための自己紹介用紙のようなものです。中でも自己PRはあなたの人柄や個性をアピールするためにとても重要な役割を担っています。説得力のある自己PR文の書き方をイチから学んでライバル達に差をつけましょう。

エントリーシートの自己PRの効果的な書き方

ポイントは強みのアピール!エントリーシートの自己PRの書き方

就活が始まると、あちらこちらで「ESが大変!」「ESが書けない!」という言葉を耳にするようになります。ES(エントリーシート)とは、企業側が学生に提出を求める選考に必要な書類、応募用紙のこと。いわばあなたにとっては名刺代わりとなる、自分を知ってもらうための自己紹介用紙のようなものです。

そんなエントリーシートの中で、ここでは最も重要視される自己PRの書き方について説明します。ありきたりな内容でなく、あなた自身の個性と人柄が表れるような自己PRを書いて、ライバル達より一歩も二歩も先へ進みましょう。

自己PRには何を書けばいいのか?

エントリーシートの中の自己PRに求められるのは、企業が知りたがっている応募者のスキルや長所、つまり「強み」が書かれているということです。人は誰でも長所や短所を持っています。その個性を「強み」としてアピールすることが、自己PRの目的なのです。

何もわからない海外の女性

自己PRで強みを語る上で重要なのは、「企業で活躍するために必要な強みを持っている」ということ。そのため、くれぐれも的外れな自己陶酔型の自己PRにならないよう注意しましょう。人並はずれた強みがなくても、書き方を工夫すれば企業担当者の興味を引くことはできるのです。

読み手に伝わる自己PRとそうでない自己PRの違いとは?

「学生時代にこんなボランティアをしました」「海外留学の経験があります」のようなエピソードに感想を並べ記すだけでは、とても自己PRとはいえません。エピソードはアピールしたい「強み」を分かりやすくするための説明文のようなものだと考えましょう。そのため、自慢できるカッコいいエピソードではなく、自分自身が学んだことが大きいと感じるエピソードを選ぶのがポイントです。

さらに「塾講師のアルバイトで生徒の成績が上がった」「海外留学で現地の人との交流を深めた」のような、「やって当然のこと」を書いても、担当者はそれほど珍しい体験とは受け取りません。結果を出すためにどのような工夫をしたのかを紹介することで、自己PRにあなたのオリジナリティを反映させましょう。

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面接の自己PRでライバルと差をつける6つの方法

自分の強み・売りとなる文句を考える

自己PRでは、自分の強みをアピールすることが重要ですが、たとえ100mを11秒台で走れたとしても、それが企業で活かせなければ強みとはいえません。また、「忍耐力がある」「強調性がある」など、自己PRでありがちなワードを使う場合は、よほど印象に残るようなエピソードや成果が必要になるので注意が必要です。

力こぶを見せ付ける自信ありげな男性

自己PRのアピールポイントにおいて、「強調性がある」「積極的」などのワードは、抽象的すぎて具体的に強みが伝わりにくいことからNGとされています。自己PRでの強みは、他の人との違いが企業担当者に伝わるものでなければなりません。もし、あなたの強みが強調性ならば、どんな強調性なのかを具体的に深く掘り下げて考えてみる必要があります。

自己PRの書き出しは結論から

相手に伝わる文章を作るためには、説得力が求められます。特に、自己PRでは結論を先に述べることを求められることから、「PREP法」の文章構成がおすすめです。PREP法とは、「Point」「Reason」「Example」「Point」の4つの単語の頭文字を取ったもので、以下のような構成にすることで説得力のある文章になるといわれています。

大事な事を書き出す海外の女性

PREP法の文章構成

Point…ポイントもしくは結論
Reason…理由
Example…具体例
Point…再び結論

これらのPREP法の構成をエントリーシートの自己PRにあてはめると、以下のような内容になります。

1.Point …自分の強みの紹介
2.Reason …その理由(強みが形成されたきっかけ)の紹介
3.Example …理由に具体性を持たせるためのエピソード紹介
4.Point …その強みを生かしてどのように生かしていきたいか

このような構成で書かれている文章は、一貫性があり説得力もぐんと増すので、企業に好印象を与えること間違いありません。

文字数の目安は300字

自己PRの文字数の目安は、おおよそ200~300字で書かせる企業が多いようです。もし字数制限がなければ、400字くらいを目安にしても問題ありません。いくら伝えたいことがありすぎてたくさん書きたいとしても、だらだらと長い文章は読み手にポイントが伝わりにくいことから、長くても原稿用紙1枚に収まるくらいの長さがベストです。

自己PRでは、いかに読み手を飽きさせず、且つ惹きつける文章にまとめることが重要です。余計な表現はできるだけ避け、企業に伝えたいことを端的に述べましょう。「見やすさ」と「分かりやすさ」の両方を満足していることが、理想的な自己PRだといえます。

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企業が求める人物像を意識したエントリーシートの書き方

自己PRは自分の言葉で書くこと

今やエントリーシートの書き方は、ネット上のさまざまなサイトで紹介されています。でも、1つだけはっきりと言えることは、一見きれいなPR文が出来上がっても、サイトからのコピーは企業の担当者にはバレバレだということです。

他人の言葉を聞き流す男性

自己PRは、企業にあなたの人柄や個性を見てもらえる最大のアピールチャンスです。そのため、「企業に自分を知ってもらいたい!」という熱い気持ちを持って、なるべく自分の言葉で書く必要があるのです。どんなにつたなくても、伝えたいことがはっきりしてさえいれば、熱意はきっと伝わるはず。基本をしっかり押さえて、あなたらしい自己PR文でライバル達に差をつけましょう!

エントリーシートの自己PRの書き方を例文で確認しよう!

それではESの自己PRに必要なポイントが分かったところで、ここからは例文で確認してみましょう。1つめの例文は、「強調性」を強みとしたPR文です。

例文1

1.私の長所は、異なる個性を一つにまとめる力です。

2.小学校の頃は父の仕事の都合で転校することが多かったので誰とでもすぐに打ち解ける能力が身につきました。

3.また大学時代、学園祭でダンスサークルの仲間とタップダンスを踊ることになったのですが、なかなか呼吸が揃わず失敗ばかりしていました。そこで私はサークルの仲間一人一人と話し合う場を設け、個々の目標や課題などを聞き出しました。苦手なメンバーとも腹を割って話をしたことで取り組むべき課題が見え、タップダンスは大成功しました。この経験から、チームが一丸となるには、相互の理解が重要であることを認識しました。

4.この経験を生かして、御社の商品開発業務の場面でもチームの潤滑油となって、皆が力を合わせられるような環境づくりに取り組んでいきたいです。

ここで紹介した例文が、

  1. P:強み
  2. R:その理由
  3. E:具体例(理由を掘り下げるエピソード)
  4. P:その強みを生かしてどうなりたいかの結び

の順番に文章が書かれていることがお分かりいただけたでしょうか?

さらに、例文をもう1つ紹介します。次の例文は「向上心」と強みとしています。以下の例文もPREP法にそって書かれていることが分かるはずです。

例文2

1.私の長所は、高い目標を持って努力に励む点です。

2.幼い頃から気が強く、できないことには努力を惜しまずとことん向き合ってまいりました。

3.私は大学3年の時にサービス業を学びたいと思い、約3週間に渡って家電量販店のインターンシップに参加し、接客のノウハウを学ばせていただきました。途中、思うように売り上げが伸びず悩んでいたところ、先輩に販売と接客のアドバイスをいただきました。それを実際の現場で試すと、徐々に売り上げの数字は上がり、3週間のうちに1か月分のノルマを達成することができたのです。この経験から私は常に向上心を高く持ち続け、目標に向かって努力することの重要性を学びました。

4.この経験を生かし、御社でもセールス事業の領域で必ず結果を出せるよう努力していきたいです。

このように基本構成さえしっかり理解していれば、分かりやすい説得力のある自己PR文を書くことができます。

自己PRはライバルに差をつけるオリジナリティが命!

自分のアピールポイントを、たった200~300文字に印象的にまとめるということは大変難しいことです。でも、ESの自己PRで将来が決まるかもしれないと思うと、そうも言っていられません。どうすれば、あなたの強みが企業側に伝わるのか、じっくり考えてまとめましょう。

自己PRは、あなたがどんなスキルを持っているのか存在感を示す絶好のチャンス。この機会を逃さないよう、印象的なPR文を作ってあなたの魅力を最大限にアピールしましょう。

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