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グループワークのコツを押さえる!GW面接での企業の評価

就職面接にグループワークを取り入れる企業が増えていますが「グループワーク」で採用側がしりたいこととは何でしょう?グループワークって何なのか、グループワークの流れと役割や企業の面接官は就活生のどこを見ているか?と言ったポイントからどんな対策を取ればよいのかを考えていきましょう!

グループワークのコツを押さえる!GW面接での企業の評価

就職活動で抑えておくべきグループワークの基本を知ろう!

就活生のみなさん。最近、就職面接でグループワークを取り入れている企業が増えていることをご存知ですか?もう既に面接を受ける会社から「グループワークをやります」と案内があった方もいらっしゃるかも知れませんね。そういった方は、就職面接の内容としてはまだあまりメジャーではない「グループワーク」というフレーズに思わず戸惑ってしまったことでしょう。

就職面接での「グループワーク」とは一体どのようなものなのでしょう?ここでは、就職面接でのグループワークを受ける前に知っておいたい基本を分かりやすく解説しています。

グループワークって何?

グループワーク中の就活生

そもそもグループワークということばは、ソーシャルワーク(Social work)という社会学の専門技法から来ているもの。ひとつの小さなグループ(小さな集団)を作り、それに参加する人にそれぞれ役割が与えられ、与えられた役割を果たすことにより、お互いを援助し合いながら目的を達成する訓練をする―――というのが、本来の意味ですが、グループワークに取り組む過程で、さまざまな問題を周りと協力して解決して行く力を磨きながら自身も成長していく・・・などといった機会にもなります。

では、そのグループワークを企業が就職面接に取り入れるということは、いったいどのようなことなのでしょうか?また、就職面接でのグループワークで与えられる役割には、どんなものがあるのでしょうか?次に詳しく解説します。

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グループディスカッションを突破する3つのコツ

企業が就職面接でグループワークをやる目的

グループワークの結果を書き込む人事

企業が就職面接でグループワークを取り入れ始めたのには、次のような背景があります。

採用側も面接の場だけで就活生の能力を判断するのは難しい!

例えば、こういった経験はないでしょうか?
面接を受けるときには、一般的に履歴書を用意しますが、それには自分が不利になるようなことは書きたくないのが普通でしょう。また、面接を受けるときにも同じでなるべく面接官の気に入りそうな「答え」を、前もって用意しているものですよね?
面接の本番、面接官の質問に対し就活生が用意していた「答え」でパーフェクトに答えたとしても、これでは、まるで筆記試験と同じ。

時代の流れとともに企業が求めるのは「100点の回答」をお利口に答える従順さよりも考え対応する力となってきているのですが、就職面接に来た人たちが実際に一対一ではなく、社会や小さなグループ(集団)に入ったときに、どんな力が発揮できるか?といった面接官が一番知りたい情報を、現状の面接の場だけで判断するのは面接官にとっても難しいことなのです。

会社の中でその人がどんな活躍を期待できそうか?と言った大切な情報を未知数のままで採用を判断するのは会社にとってもある意味リスクですので、面接の場で本当に求める人材を探す目的を達成する意味から、グループワークと取り入れる企業が増えているのです。

グループワーク面接!どんな対策を取るべき?

なぜ就職面接でグループワークを取り入れる企業が多くなったかを説明してきましたが、これに対して就活生はどのような対策を取ればよいのでしょうか?

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グループ面接でよく聞かれる質問と対策

就職面接でのグループワークの流れと役割を知ろう

大学でグループワークの勉強をする就活生

まずはじめに、グループワークの役割、流れを把握する必要があります。
実際に、就職面接のグループワークはどのように進行し、みなさんに与えられる役割にはどんなものがあるのかを解説して行きます。

通常は5人から6人でグループを組みます。採用側が議題を提示し、みなさんにディスカッションしてもらう形式や、テーマを提示され、そのテーマにそった議論をし、成果を作り出すプレゼン型などもあります。また、いくつかのグループに分けて、グループごとに発表の場が設けられる場合などもあります。

役割に関しては、グループワークを始める前に、企業側が決めている場合もありますし、役割分担をみなさんに話し合って決めてもらう場合もあります(この場合は、ここからすでにグループワークが始まっていることを忘れないでください)。

役割は大きく分けて以下のようになります。

GWでの役割

・リーダー(ファシリテーター)
・サブリーダー
・タイムキーパー
・書記
・通常にグループワークに参加

各役割について、簡単に解説します。

リーダーORファシリテーター

リーダー(ファシリテーター)は、全体の進行をバランス取りまとめるのが主な役割です。リーダーといっても、自分を主張するのではなくむしろ、参加者のすみずみまで目を配り、発言の少ない参加者には発言のチャンスをふったり、逆に発言をしすぎる参加者には自己主張を抑えてもらうなどの調整をしながら時間内にグループワークを終わらせる能力が求められます。

一番の花形的な役割には見えますが、全体を考えることが仕事となり、最終的なとりまとめを行うので難しい役割と言えます。発言力に自信がある方は、通常に参加する方が力を発揮できるかも知れません。

サブリーダー

サブリーダーは、グループの人数が多い場合の、ファシリテーター・リーダーの補佐としての役割を持ちます。就職面接ではほとんどが初めての顔を合わせとなることの多い中、議論を取りまとめるリーダーの役割は、ときに重荷になってしまう場合もあります。

その中で、タイムキーパーがきちんと時間を計れているかどうか、制限時間の声掛けのサポートや、書記は問題なく進められているかの確認などやることはたくさんありますが、サブリーダーも通常参加者としての役割を兼任することもあるので、マルチな能力を発揮できる方には、適任かも知れません。

タイムキーパー

タイムキーパーは、その名の通り、グループワークの進行時間を計り、定期的に経過時刻の声かけをする役割を持ちます。時間を計るだけとはいっても、実はこれにもとても大切な役割があります。
基本的にタイムキーパーの声掛けで、グループワークの進行をして行くのはリーダーの役割ですが、議論の状態によってはそれが難しくなる場合もあります。あまりにも白熱している場合や、逆に盛り上がりに欠ける場合、タイムキーパーが「経過時間」の声掛けのタイミングを工夫することにより、進行の流れを変えることもできるからです。

例えば、もう制限時間が迫っているのに、議論にまとまりがなくなってしまっている場合など、大き目の声で時間の声かけをしたり、声掛けのタイミングを多くしたりしてみるなら、参加者は、時間を意識し今一度協力体制を整え議論をまとめる必要があることに気づくかも知れません。

書記

書記は、グループワークの記録をします。
紙に筆記で記録する場合もありますが、現在では、パソコンを使用してタイピングでの記録をする場合も少なくありません。いずれにしても、集中力と傾聴力が大切になってきます。

ひたすら参加者の発言を記録するのが主ですが、取った記録が議論のまとめに有効に使用できるかどうか、後々の資料作りに使えるクオリティであることが求められます。

記録をしながら発言者の特徴も観察しますので、聞き落されがちな重要な情報を拾い上げる機会もあるでしょう。自分から話すより人の話を聴く力に自信がある方はチャレンジしてみるのもよいかも知れません。

通常の参加者

上記の役割を持たずに、グループワークへ参加するのが通常の参加者です。
もし、グループワークの役割を参加者全員で決めるとなった場合、自分から立候補される方も多いでしょう。特にリーダーの役割は、採用で高評価につながり易いという印象を持たれがちなので、希望する方も多いようですが、実はその判断は正しくはありません。

発言力やアイデア出しを積極的に行えるなら、通常の参加者として十分にその能力を発揮された方がよいと思います。決まった役割が与えられていない分、グループワーク中は自由に発言し、他の参加者と十分に意見交換する時間が与えられます。

企業は就職面接のグループワークで何を見ているのか?を知ろう

グループワークで気に入った学生を見つけた人事

実際、みなさんがグループワークに参加されているとき、採用者は一体みなさんのどのようなところを見ているのでしょうか?それは主に、以下の点があげられます。

GWでの採用者のチェックポイント

・協調性があるかどうか?
・与えられた役割をきちんと果たしているか?
・自分が責任の持てる発言をしているか?
・自分とは対立する意見への対応はどうか?
・役割の中で積極的に自分をアピール出来ているか?

協調性があるか?

グループワークの議論中に、本題の主旨から逸れて、相手を言い負かすような態度を取ってしまう方がいます。アピールの場だと意識しすぎることで、積極的に自分の意見を主張するのに夢中になりすぎると、しばしばこのようなことが起こります。
このようなことが起こると、時間にロスが生じたり、他の参加者の発言の機会を失わせてしまったりと、良いことはありません。

グループワークで大切なのは、グループワークの主旨から離れないように意識することです。
確かに自分の意見を主張することも大切ですが、グループワーク自体が失敗に終わってしまったら、せっかくの機会が台無しになります。参加者全員との協調性を保ちグループワークを成功させましょう。

与えられた役割を果たせるか?

次に、与えられた役割をきちんと果たしているかどうかですが、せっかく役割に立候補したのに、まったくその役割を果たせていなかったとしたら、採用側も評価のしようがありません。

例えば、リーダーに立候補をしたのはいいものの、実際にグループワークが始まると、つい発言者の方へ回っていたり、書記に立候補したけれど記録が全く追いつかないなど、自分で立候補した役割と、自分の適性のミスマッチでこのようなことが起こります。

事前に、自分にはどんな適性があるかを知っておくのが大切です。自分に合った役割で十分に力を発揮しましょう。

発言に責任を伴っているか?

自分が責任を持てる発言をしているかどうかですが、自分から何か意見やアイデアを言うにも、他の人の意見に対し発言するにしても、とりあえずの発言や感情的で難癖のような発言だけなく、きちんと考え発言することが求められます。

感情的な発言や思い付きでの発言が多いなら、グループワークの進行を妨げてしまう場合があります。他の参加者から質問を受けた場合に、返答に詰まってしまうことがないように、自分の意見には、きちんとした筋道を立ててから発言をするようにしましょう。そうすれば、論理的な思考力があることが評価されます

対立意見(問題発生)への姿勢

自分とは対立する意見への対応ですが、これは上記の論理的な思考力にも通じます。きちんと相手の意見を聞き、理解を示し、それに対しどのような対応が出来るかといった、問題が生じたときの取り組みも評価の内に入ります

自分の意見を押し通すのも大切ではありますが、対立意見を無碍にシャットアウトするのではなく、まずは冷静に相手の意見に耳を傾けるようにしましょう。
グループワークの着地点は全員で協力し生産性を向上すること。安直に「ライバルだから」と対立し自分の意見を押し通すのではなく、生産性のためであるなら対立意見を受け入れる柔軟性も必要です。

役割の中でのアピール力

役割の中で積極的に自分をアピール出来ているかですが、これは与えられた役割で、グループワークへ貢献できているかどうかの評価へつながります。
上記すべてのまとめになりますが、グループワークの最終目的は、自分の能力だけをアピールし、他の参加者を振るい落とすのではなく、ワークを参加者全員で協力し成功に終わらせることです。

立候補した役割と自分の適性がマッチしていれば、十分に力を発揮して(アピールして)グループに貢献しましょう。

自分に出来る役割と出来ない役割を見極めよう

グループワークの役割を決める就活生

もうすでにご存知の通り、人には適性というものがあります。
残念ながら、自分の適性に向いていない役割に無理に挑戦しようとしても、すぐに身に着けられるものではありません。苦手を克服する姿勢も大切ですが、自分の適性を伸ばし自分の適性分野で力を発揮することもそれ以上に大切。

まずは自分の出来る役割を考えてみましょう。自分のできる役割出来ない役割を認識し、強みを伸ばして行けばよいのです。その能力を、就職面接でのグループワークで発揮しましょう。

従来の面接では、とにかく積極的に、明るく、はきはきと、長所、短所をきちんと言えることが大切、などと言われて来ました。ですが、誰しもがこのような型にはめたような性格とは限りませんし、面接で演じてみせたところでそれは茶番でしかありません。「実際に採用してみたらまったく内面が違っていた・・・」ということなんて採用側にとってはザラなのですが、人となりを見たい企業にとっては少々困った事態ですよね。

冒頭にも書きましたが、従来の面接の場では判断し難い採用側が「本当に見たい部分」が、就活生それぞれの適正だったりポテンシャルにあたるのです。

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集団面接の自己アピールで好印象を与えるコツ4つ

チーム(企業)全体の成功を考えられる人材が求められている

最近では、企業側も多様性を持ってさまざまな人材を採用するべきと考えるようになっているようです。グループワークでファシリテーター・リーダーを務められるような人材は、会社をまとめて行くのに重要ですし、積極性的な発言やアイデア出しが出来る人材も、会社の発展に大きく貢献できることでしょう。ですが、ファシリテーター気質の人ばかりを雇用するのが企業にとって有利な採用となるでしょうか?

つまり、今までは就職活動で不利と言われて来た「内気な性格な方」でも、例えば、グループワークでのタイムキーパーや書記などの役割でより良い目的達成に貢献できれば、企業には必要な人材となります。

GWを行う企業の目的

企業は、同じ強みを持った人材だけを採用したいのではなく、チーム(企業)全体を考えてバランスの取れた採用をするためにグループワークを行う。

どんな性格のみなさんにも、必ずチャンスはあって、必ず活躍する場があります!
自分の持ち味を発揮し面接官に見せる場、それがグループワークと言えるでしょう。

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