面接の入室と退室のマナーと流れ

就職試験では、面接は自己アピールする大切な機会。緊張のあまりに面接で失敗してしまうと、取り返しのつかないことに・・・。特に、入室や退室は流れを押さえておけば、簡単にクリアできるので、しっかりマナーを覚えておきましょう。どんな面接官にも柔軟に対応できる臨機応変な対応が求められます。

面接の入室と退室のマナーと流れ

面接で知っておくべき入室・退室の流れ

就職試験の中で最も緊張するが「面接」だという人は多いはず。面接は、企業の担当者に自分を印象づける唯一の機会なので、少しでもいいところを見せたいと感じることから、緊張するのは当然のことです。新卒・転職に関わらず、面接では入室と退室の流れをしっかり掴んでおく重要があります。

スタート部分でつまずいてしまうと、緊張のあまりに頭の中が真っ白になってしまうことで、面接全体に影響を与えかねません。また、質疑応答まではうまくいったのに、退室で悪い印象を残してしまうと、せっかくの面接が台無しになってしまいます。

ここで紹介する入室と退室の流れをしっかり押さえて、しなくてもいいうっかりミスを回避しましょう。何事も初めと終わりが肝心です。面接でベストを尽くしたと感じられるよう、しっかりとポイントを抑えて、面接を成功させてください

面接の前に注意すべきこと

面接で面接官に好印象を与えるためには、身だしなみが重要な要素となります。そのため、面接当日は、余裕を持って会場に到着して受付を済ませた後、トイレで以下の点をチェックしておくことがのぞましいです。

面接前にチェックする男性

  • 寝ぐせや髪の乱れがないか
  • 目ヤニがついていたり、歯に食べた物がはさまっていないか
  • ヒゲの剃り残しはないか(男性)
  • 化粧は濃すぎないか、崩れていないか(女性)
  • スーツが汚れていたり、シワが寄っていたりしていないか
  • ストッキングは伝線していないか(女性)
  • 靴がドロやホコリで汚れていないか

企業によっては、トイレで一般の社員と鉢合わせすることはよくあること。そんな時は、慌てずに軽く会釈をしておくとよいでしょう。

入室の流れとマナー

名前を呼ばれて部屋に入ってから、イスに座るまでの流れを紹介します。コートを着ている場合は脱いで片手に掛けた状態で、指定された場所で名前を呼ばれるまで待ちましょう。

面接試験で忘れ物をした女性

1.ドアをノックする

担当者に名前を呼ばれたら、相手に聞こえるように「はい」と返事をしましょう。面接室のドアの前に立ち、ドアをゆっくりと3回ノックします。ドアが開いている場合も同様です。この時、ノックしやすくするためにカバンとコートを同じ手に掛け、片手を空けておくとよいでしょう。

2.ドアを開けて部屋の中に入る

「どうぞ」と声がしたらドアを開け、「失礼します」と言って入室します。応答がない場合、再度ノックを3回して返事がなければ、一呼吸おいてからドアを開けましょう。その際、面接官と視線が合った場合は、軽く微笑んで視線を返します。

3.ドアを閉める

部屋の中に入ったら、面接官に完全に背中を向けないような体勢で静かにドアを閉めます。後ろ手でドアを閉めたり、「バタン」と大きな音を立てたりしないよう注意しましょう。ドアを閉めたら正面を向き、面接官に向かって「よろしくお願い致します」と、あいさつをしながらお辞儀をします。

4.イスの横に立つ

入口から面接官の前に置かれたイスまで移動して、イスの横に立ちます。面接官から「大学名と名前をお願いします」と言われたら、大学名・学部名・名前の順に「○○大学○○学部の○○と申します。本日は宜しくお願い致します」と、ゆっくりと落ち着いてあいさつしましょう。

5.イスに座って荷物を床に置く

「どうぞお掛けください」と言われたら、「失礼します」と一礼してからイスに座ります。イスの背もたれに寄りかからずに、女性は脚を閉じた状態で、男性は軽く脚を開いた状態で膝の上に手を置きます。その際、カバンはイスの横に置き、コートはその上に畳んで乗せておくとよいでしょう。

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退室の流れとマナー

面接が終わってから部屋を出てドアを閉めるまでの流れを紹介します。面接が終わったからといって気を抜かず、面接が完全に終わるまでしっかりと対応することを心がけましょう。

ビクビクしながら退室する女性

1.面接のお礼を述べる

面接官から「これで面接は終わりです」と告げられたら、座ったままで「本日はお忙しい中ありがとうございました」とお礼を述べて一礼します。

2.立ち上がってお辞儀をする

立ちあがってイスの横に立ち、「それでは宜しくお願い致します」と言ってお辞儀をします。その際は、面接官とアイコンタクトを取るとよいでしょう。その後、床に置いた荷物を手にとります。

3.荷物を持ってドアの前まで歩く

入室の際と同じように片手に鞄とコートを持ち、ドアまで歩きます。面接官の方に向き直って、姿勢を正しましょう。これが最後のアピールとなるので、落ち着いて面接官の顔に視線を送ります。

4.ドアの前で再び一礼する

一呼吸おいてから、「失礼いたします」と言ってお辞儀をします。それから、入室時と同様に、面接官に完全に背中を向けないような体勢で静かにドアを開けましょう。

5.ドアを静かに閉める

片手でドアを開け部屋から外に出たら、ドアの方に向き直って、会釈をしながらドアを静かに閉めます。面接室の前に関係者がいる場合は、軽くお辞儀をしましょう。面接後に待機するよう連絡を受けていなければ、速やかにその場を離れます。

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面接は最後まで気を抜いてはいけない

面接の流れの中で大切なのは、ダラダラせずにメリハリをつけて行動することです。多少、順番を間違えても構わないので、胸を張って堂々とした態度で臨みましょう。

また、面接が終わって退室した瞬間、ほっとするあまりに気が緩んでしまわないよう注意が必要です。どこで誰に見られているか分かりません。会場を出て建物を離れるまでは、スマホをいじったり、タバコを吸うなどの行動は慎みましょう。

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