就職試験でSPI対策するなら5つのことを知っておこう

多くの企業に採用されているSPI適性検査。就職試験の一つで性格診断や能力診断などを多岐に渡り診断してくれるペーパーテストです。SPIを乗り切る為にはしっかりとした対策が必要なので過去問や例題をこなして本番に備えましょう。

就職試験でSPI対策するなら5つのことを知っておこう

就職試験で有利になりたいならSPIの内容を知る事が採用への近道!

履歴書を持つ男性とライバル女性

就職試験で行われるSPI適正検査はいくつかの分野に分かれています。 対策が有効な分野と、あまり効果が無い分野もあるので検査内容をしっかり頭に入れて対策に臨む事で本番に結果を残す事ができるでしょう。

1.就職試験で行われるSPIとは?

就職や転職の際に耳に入る事が多くなるSPIとはいったいどのような適正検査なのでしょうか。名前は知っていても中身は知らない人も多いはずです。

SPIとはSynthetic Personality Inventoryの頭文字を取った略語で日本語にすると総合的な個性や性格を評価する為のテストの事を言います。 企業に応募する際は一次試験でSPIを受けるケースが多いです。 このSPI適正検査で、ある程度の応募者を振るいにかける為、就職試験において非常に大切な試験だという事がわかります。

具体的な適正検査に項目は

  • 性格適正検査
  • 言語能力
  • 非言語能力

の3つの分野に分かれていて、それぞれ別の能力が試される事になります。

性格適正検査では自分の性格・行動・意欲・情緒の4つの項目から測定され、採用する企業にとって有益な人材かどうかが判断されます。 言語能力の試験では語句の読みや長文解読などの国語の問題が出題され基本的な読解力などが評価されます。 非言語能力の試験では損益算や仕事算などの数学の問題が出題され回転や応用力などが評価されます。

実はSPI適性検査にはSPI1~SPI3までの種類があり、その種類によって試験内容も変わってきます。自分が受験するSPI適性検査を確認し正しい知識をもって対策をする事が重要になります。

2.SPI試験対策はインターネットを活用すべし!

適正検査の重要性を紹介する女性

SPI適正検査は企業に広く活用されている信頼性の高い適性検査方法です。 企業の就職試験での採用率が高いので、SPIを受けた方の感想や対策など有益な情報がインターネット上には多く存在します。対策方法にもバリエーションがあるので自分にあった活用方法が見つけられる事でしょう。

インターネットを活用した対策をオススメする理由は、数ある情報の中でも特に効果が高いものとしてオンラインで過去問や例題、模擬試験が無料でできるサイトがいくつもあるという事です。問題の種類も豊富にあり回答もすばやく表示される為参考書より効率よく対策する事が出来ます。就職試験で不安がある時や最終仕上げで様々なパターンを頭に入れたい時にも大活躍する事間違いなしです。

SPIの対策はもちろん早いほど良いのですが企業により種類が違う為対策が間に合わない事が多々あります。 時間の制限がある中で対策するにはインターネットを活用するのもとても有効な手段になります。

就職試験の一般常識テストは4つの対策でクリアしよう!

3.就職試験で行われるSPIの性格適正検査は正直に答えるのが一番!

正直な回答を勧める男性

就職試験で行われる性格適正検査は、その企業が必要な人材かどうかを判断する重要な要素の一つです。 これはテストというより応募者の性格や適正などを図る目的で行われており、ある意味能力診断テストよりも重視する企業が多い検査項目になります。

このSPIの性格適正検査は多くの企業が採用している通り、非常に信頼性の高い正確な診断が可能となっていて、ウソなどはすぐに見破ってしまいます。

また自分を良く見せたいが為に自分の思いとは別の回答をしてしまうと、採用された際にも様々な面で苦労する事になるかもしれません。性格適正検査では自分を飾ることなく正直に回答する事が非常に重要な要素です。

4.SPIの言語能力試験を攻略するには毎日の習慣を見直すことから始める

SPIの言語能力試験では応募者の読解力などをテストするのですが、この分野では試験対策をする必要は無いと考えて良いです。

SPIの種類により違いますが語句の読み書きや文章整序、長文読解などが必ず入る分野になります。これらの対策といっても急に出来るものではないので時間が無い中でムリに対策する必要が無いということです。

また毎日、新聞やニュースを見る方や小説や雑誌など日常的に本を読む方にとってはさほど難しい問題は無いので心配する事はないと言えます。 出題される問題のレベルも中学高卒業程度なので冷静に対応すれば回答する事ができます。 ただし時間制限があるという事を頭に入れて、あまり考えこまずに回答できれば問題なく対応できるでしょう。

就職で適性検査を受ける意味・種類・内容

5.SPIの非言語能力試験は時間との勝負!

時間を気にする女性

SPI適正検査で一番やっかいなのが非言語能力試験で、出題範囲が広い為苦労する方が非常に多い分野です。 出題される問題のレベルは難しいものではないのですが、出題量に対する制限時間が短いので迅速で正確な回答が求められます。

非言語能力試験ではいかに過去問や例題をこなすかによって結果はガラっと変わってきます。 徹底的に対策をするのはこの分野で対策をすればするだけ成果がでてきます。 いくつもの就職試験を控えているのであれば、インターネットの情報や参考書で予め対策をしておくのも効果的です。

逆に考えるとこの分野でしっかりと対策をして試験を高得点で突破できればライバルより採用される確立がグッと上がると言う事になります。

就職試験突破はSPI対策で攻略することがカギとなる

就職試験を突破するには、SPIをどう乗り越えるかがカギとなります。就職試験で採用を勝ち取るには、まずはSPI試験に役に立つ知識を覚えてからSPI試験に臨み、対策したことをそこで発揮してください。